信用情報がブラックになっている場合、やはり新たな借り入れは無理なのでしょうか?
今回は、そんな「信用情報がブラック」という人が即日融資を受ける為の方法や注意点を、詳しく解説していきます。
- カードローン審査に落ちてしまい、途方に暮れている人
- 自分はブラックだと思い、新規融資は無理だろうとあきらめている人
- ブラックの場合、どこが貸してくれるのか?具体的に知りたい人

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ブラックでも即日融資が受けられるケースとは?
ブラックでも融資が受けられる業者をご紹介する前に、そもそもブラックとはどういう状態のことを指すのか?
またブラックでも即日融資が受けられるとすれば、どのようなケースがあるのか詳しく解説していきたいと思います。
そもそもブラックとはどんな状態?
まず、そもそもブラックとはどういう状態のことを指すのでしょうか?
ブラックリストという言葉をよく聞きますが、お金に困っている人や返済が滞っている人のリストがあるのでは…?と思っている人がいます。
しかし、実際に金融業界にはそのようなリストは存在しません。
「ブラックな人」というのは、今からご紹介するような「返済不能に陥った人」や、「過去に債務整理を行った人」のことを指します。
このような人は返済能力に問題があると判断され、新たな借り入れが出来ないように個人信用情報機関に金融事故など情報がすべて残るようになっています。
つまり、個人信用情報機関に過去の債務整理や延滞などの金融事故の履歴が残っている人のことを「ブラックな人」というのです。
「ブラックな人」はローンに申し込んでも、審査途中で行われる信用情報機関の照会で過去の履歴がすべてわかってしまうため、基本的に審査に通ることはできません。
自己破産
では、ここからはどんな人の事をブラックというのか、具体的に見ていきます。
金融ブラックの中で最も代表的なのが「自己破産をした人」です。
「自己破産」とは、借金をして返済不能に陥った場合に、財産がないことを条件に借金が整理できる仕組みのことを指します。
また、裁判で認められれば「免責」といって、借金の返済も免れることができます。
つまり、自己破産をするということは返済能力が全くないということを指しますので、そのような人に新たな融資は行われません。
任意整理
つぎに、任意整理を行った人もブラックとして扱われます。
任意整理というのは、銀行や消費者金融などに借金をした人が支払不能に陥った場合に用いる借金整理方法です。
任意整理は、さきほどの自己破産とは異なり、借金が全て棒引きになるということはありません。
しかし、将来発生する利息について債権者と交渉し利息のカットが認められれば、借金の総支払額を減額してもらうことが可能です。
また、通常は3年~5年で残った借金を支払うことになりますので、毎月無理のない範囲で返済することができます。
任意整理をした場合もその履歴は信用情報機関に残りますので、通常のローン審査に通る事はできません。
個人再生
個人再生を行なった人も、基本的に新たな融資を受けるのは難しいでしょう。
個人再生とは、先ほどの任意整理とは異なり裁判所を通じて法的手段により借金を整理していく方法です。
将来発生する利息がカットされるのはもちろんですが、今抱えている債務を定率で減額してもらえます。
個人再生の場合も、ローンの延滞がはじまった時点から信用情報機関に情報が残り、最終的に個人再生で借金の整理をした場合は、その事実が信用情報機関に登録され官報にも情報は残ります。
したがって、個人再生をした場合は新たなローン審査には通りません。
滞納
滞納といっても様々なケースがありますが、数日程度一回や二回延滞したぐらいではブラックとはなりません。
ここで言う延滞とは、3ヶ月以上返済を滞らせているケースを表します。
3か月以上返済を滞らせていると、金融機関はローン契約者を強制解約の対象とし、信用情報機関に「延滞者」としての情報を掲載することになります。
※ローンが強制解約になっても、返済義務は残ります。
申込ブラック
最後に、「申し込みブラック」という状態もいわゆる一般的なブラックとして扱われます。
「申し込みブラック」とは一度に何社ものローン申し込みを行い、ことごとく審査に落ちてしまう人のことを表します。
カードローンやクレジットカードを申し込んだ際は、金融機関は信用情報機関に照会をかけます。
そして、その照会履歴は他の業者も見れるようになっています。
したがって一度に何社ものローンに申し込んだ場合は、最後の方に照会をかけた業者はそれまでに行われた金融機関からの照会履歴を全て見ることになります。
こうなると、各金融機関は「この人は相当お金に困っているんだな」という判断をしてしまいますので、審査通過は難しくなります。
ブラックだから融資をしてはいけないという法律はない
では、以上のようなブラックな人の場合、どこの業者に申し込んでも審査に落ちてしまうのでしょうか?
答えとしては「ほぼすべての業者で審査に落ちてしまう」ということになります。
しかし「ほぼ」と申し上げたのは、中には利用者本人の返済能力に問題がなければ融資をしてくれるケースもあるからです。
消費者金融を取り締まる貸金業法には「信用情報がブラックの人には融資してはいけない」という法律はなく「返済能力を確認した上で融資を行うこと」という取り決めがあるだけです。
したがって、信用情報機関の情報がブラックだったとしても、金融機関が返済能力に問題なしと認めた場合は融資が行われるケースがあります。
即日融資が受けられる人
そのため、ブラックであったとしても以下のケースに当てはまる人は、即日融資が受けられる可能性があります。
- 自分はブラックだと思っていても、信用情報機関からネガティブな情報が消えている人
- 信用情報機関に債務整理などの情報が残っていても、今の返済能力には何ら問題がない人。
- 新たに申し込むローンが非常に少額で、返済に問題ないことが確認できた場合。
なお、信用情報機関のネガティブな情報は、申込履歴だけであれば6ヶ月、その他の債務整理や自己破産などの情報については5年から10年の間で情報は消えることになっています。
そのため、自分はブラックだと思い込んでいても、実は信用情報機関の情報は消えてしまっているケースもありますので、不安な方はご自身で信用情報機関の本人情報開示を求められることをお勧めします。
ブラックでもキャッシングしたいなら業者選びが大切
では、ここからはブラックでも融資をしてもらえるとすればどのような業者に申し込めばいいのか?
具体にお伝えしていきたいと思います。
大手消費者金融は融資不可
カードローンといえばプロミスやアコム、そしてレイクALSAやアイフルなどの「大手消費者金融」を思い浮かべる方がほとんどだと思います。
しかし、結論から申し上げると以上のような大手消費者金融は、金融ブラックの人にはまず融資を行いません。
大手消費者金融の中には上場している企業も多く、そのような返済能力にリスクがある人には一切融資をしないというルールになっています。
そのため、信用情報機関からブラックな情報が消えている人を除き、債務整理の情報や延滞の情報が残っている人が新たに申し込んだとしても融資審査に通ることはありません。
それを証拠に、プロミスやアコムの新規融資率は43%から45%にとどまっています。
つまり100人申し込んでも約6割の人はこのような事情で審査に落ちてしまっている、ということになります。
選ぶなら中小の消費者金融
したがって、ブラックの可能性が高い人が新規融資を申し込むなら、中小の消費者金融に申し込むことをオススメします。
しかし、中小の消費者金融でもどこの業者でも貸してくれるということではありませんので、いくつかポイントを絞って業者選びをすることが大切です。
人柄を重視してくれる業者
中小の消費者金融には、その消費者金融ならではの様々な特性があります。
ブラックな人が新たなローンに申込む場合、できれば信用情報機関の情報だけではなく申込者の人柄や性格などをきちんと判断した上で、融資審査を行っている業者に申し込まれることをおすすめします。
具体的な業者名は後ほどご紹介しますが、中にはきちんと対面審査を行いその人に問題がない場合には、人柄重視で融資してもらえる可能性もあります。
少額を融資してもらうのがポイント
では、ここからはそんな中小消費者金融で即日融資を受けるためのポイントをお伝えします。
まず「少額融資での申し込み」です。
この点は、どのカードローンに申し込む場合でも言えるのですが、申し込み時にはあまり高額な限度額を希望せずに5万円から10万円程度の少額融資を申し込むことがポイントになってきます。
「どうせ審査に落ちるぐらいなら100万円の限度額を希望してみよう」と思って、やみくもに希望限度額を提示するのは、逆に申込者の信用を失う結果になってしまいます。
あなたが金融業者なら同じ気持ちになると思いますが、年収が100万円程度の人が100万円の融資を申し込んできたとすると「この人の金銭感覚は大丈夫だろうか?」と思うのは当たり前の話です。
したがって、融資を申し込む際は自分が返済できる返済能力をきちんと見極めた上で、必要最小限度の申し込みをするようにしてください。
専業主婦なら配偶者貸付を利用
本人がブラックな状態であっても、配偶者の返済能力に問題がなければ融資が行われるケースもあります。
たとえば、無収入の専業主婦の場合でも配偶者貸付制度を利用することができれば、本人に返済能力がなくても審査に通ることがあります。
ただ、配偶者貸付制度は配偶者の同意書が必要だったり、場合によっては配偶者の収入証明書の提出が求められるケースもありますので、審査通過までにとても手間がかかります。
銀行カードローンに申し込んでも無駄
また「銀行カードローンに申し込む」という選択肢もありますが、本人の信用情報がブラックな場合は審査通過は100%無理と思った方がいいでしょう。
先ほどご紹介した大手消費者金融でもブラックには融資を行わないのですから、一般的に消費者金融よりも審査が厳しいと言われている銀行の場合、まず審査に通ることはあり得ません。
キャッシングのエイワは人柄重視
では、ここからはブラックな人でもお金が借りれる可能性の高い、いくつかの業者をご紹介していきたいと思います。
一つ目の業者は、人柄重視で融資をしてくれるという噂の「キャッシングのエイワ」です。
大手消費者金融や中小消費者金融のほとんどはインターネットで手続きが行われますが、キャッシングのエイワはどのような申し込みを方法を選択したとしても、最後には来店して対面審査を受ける必要があります。
そのため、中には信用情報がブラックな人でも、きちんとした人柄であれば審査に通過できたというケースもあるようです。
ただし、今からご紹介する金融業者はあくまでブラックでも借りれる「可能性がある」ということをお伝えしているだけです。
金融ブラックの人は、普通の人よりもローン審査に落ちる可能性が高い…ということは忘れてはいけません。
エイワの金利と限度額
「キャッシングのエイワ」の金利や限度額など、基本的なスペックは以下の通りです。
10万円以上であれば大手消費者金融との上限金利と同じですので、中小の消費者金融だからといって特別金利が高いということはありません。
また、エイワでキャッシングができれば返済専用のローンとして最長3年の間で分割して支払っていくことになりますので、一般的なカードローンのようにキャッシング契約をしてから、再び借り入れが増える…ということもありません。
【エイワの貸付条件】
限度額 | 10万円~50万円 |
---|---|
金利 | 貸付金額10万円未満19.9436%・10万円以上17.9507% |
返済期間 | 最長36回 |
利用できる人の条件 | 20歳以上で返済能力があること |
エイワの申し込みから借り入れまでの流れ
エイワは、先ほどお伝えした通りインターネットを使って申込はできますが、基本的な審査が通過した後は一度来店を求められることになります。
来店審査では現在勤めている勤務先の状況や給料の支払い状況、さらには扶養の状況や家賃支払いなどの「生活費の負担状況」に至るまで細かくヒアリングが行われます。
その上で本人の返済能力に問題がないと判断された場合には、融資が行われることになります。
エイワの審査には説教が伴うという口コミがたくさんありますが、このような対面審査を経て融資が行われるため、そのような情報が流れているのでしょう。
ちなみにキャッシングのエイワは、基本的に対面審査が必要となるため、以下の都道府県に住んでいる方は申し込みをすることができません。
申込み受付未対応エリア:福井県、島根県、鳥取県、高知県、沖縄県
また、対面審査が必要になるということは、早い時間に申し込まないと即日融資は受けられないことになりますので、エイワで即日融資を受けたい場合は申し込み時間に注意して店頭に行くようにしましょう。

フタバはブラックでも借りれる?
つぎは、東京都千代田区にある「フタバ」という中小の消費者金融です。
「フタバ」は創業昭和38年ですので、老舗の消費者金融と言えます。
ただ、土日祝日は休みとなっているため、振込キャッシングが利用できるのは平日のみ…という点がデメリットです。
フタバの金利と限度額
以下がフタバでキャッシングする場合の、基本的なスペックです。
【フタバの貸付条件】
限度額 | 10万円~50万円 |
---|---|
金利 | 実質年率14.959%~17.950% |
返済期間 | 最長72回 |
利用できる人の条件 | 20歳以上で返済能力があること |
フタバの申し込みから借り入れまでの流れ
つぎに、フタバの手続きの流れです。
先ほどもお伝えしたとおり、フタバは振込キャッシングにて融資されますので、平日であれば14:30くらいまでに手続きが完了しないと即日融資は受けられません。
また、土日祝日は金融機関の振込ができませんし、店舗自体が営業していませんので土日祝の即日融資は不可となります。
【フタバの手続きの流れ】
- 公式WEBから申し込む
- 本人連絡(申し込み意志や内容の確認)
- 審査(在籍確認)
- 審査通過の場合は融資金額が振り込まれる。
フタバで即日融資を受けるコツ
フタバのキャッシングの流れは以上の通りですので、即日融資を受ける為には以下の点に注意しながら手続きを進めるようにしてください。
- 事前にフタバに電話しておき、即日融資を受けたいのでどのような手続きをすればいいか確認する。
- そのうえで、本人確認書類をきちんと用意しておいて、融資を受けたい日の前日までに公式WEBから申し込みを済ませておく。
- 申込の翌日にフタバと連絡を取り合い、審査をしてもらい通過後振込を受ける。
上記の流れの通り、フタバで出来るだけ早く融資を受けるためには、早く資金が必要であるということを事前にフタバへ相談しておくことがポイントになります。
なお、審査の結果次第では必要書類として給与明細や源泉徴収票などの提出が求められることがあります。
そのような時のために、事前に収入証明書を用意しておくことをおすすめします。
フタバのメリットデメリット
上記の内容をふまえ、フタバのメリットとデメリットを整理しておきましょう。
【メリット】
- 中小消費者金融なので、大手消費者金融と比較して審査が緩いケースがある。
- 公式WEBから申し込み、振込で融資してくれるため、店舗に行く必要がない。
【デメリット】
- 限度額が最高50万円と低い。
- 平日の15時以降と土日祝日は振り込んでもらえない。

フクホーは女性にオススメ
つぎは、大阪市浪速区に店舗がある「フクホー」という中小消費者金融です。
以下にフクホーの貸付条件の表を載せていますが、フクホーは正規の貸金業者ですので限度額や金利も一般的です。
ただ、フクホーは「女性への融資」という意味で言えば、他社よりも特徴があります。
【フクホーの貸付条件】
限度額 | 5万円~200万円 |
---|---|
金利 | 実質年率7.30%~20.0%(20%が適用されるのは10万円の融資) |
返済期間 | 最長60回 |
利用できる人の条件 | 20歳以上で返済能力があること |
収入のない専業主婦でも融資可能?
フクホーの公式HPを見てもこの点は書かれていないのですが、口コミなどを見ると「フクホーは専業主婦でも借りれた」という情報があります。
専業主婦は世帯収入があっても本人に収入がありませんので、通常なら審査に通る事はありません。(アコムやプロミスなどの大手消費者金融は、専業主婦には融資を行っていません)
しかし、フクホーで配偶者貸付制度を利用すれば融資してもらえる可能性があります。
配偶者貸付制度とは、専業主婦本人に収入がなくても、配偶者に収入があれば融資をしてくれる制度です。
ただし、以下の条件をクリアしておく必要があります。
- 配偶者の同意を得ること(同意書が必要)
- 配偶者の収入証明書提出を求められるケースがあること
配偶者貸付制度は、お金を借りる本人の信用情報よりも配偶者の信用情報を重視しますので、専業主婦がブラックな場合でも融資を受けられる確率は高くなります。
フクホーの申し込みから借り入れまでの流れ
以下がフクホーの申し込みの流れです。
申し込みはWEBで行えますし、その後の書類のやり取りは「郵送」→「コンビニで受け取り」という流れになりますので、お店に行かなくても契約が可能です。
【申し込みの流れ】
- WEBで申し込む
- 申し込み内容の確認(本人連絡)と、審査
- 申込書の郵送と在籍確認
- 申込書返送と最終審査
- 予約番号を持ってコンビニに行き、契約書をダウンロードして完了
ただ、以上のとおりフクホーの申し込み手続きには、必ず「郵送手続き」が伴います。
したがって、フクホーで即日融資を受けるのは難しいでしょう。
どうしても急ぐ場合は、事前にフクホーに連絡して相談しておくことをおすすめします。

ブラックでもライフティなら借りれたという口コミも
ライフティは。東京都中央区に本社を置く消費者金融です。
個人融資をはじめ、中小企業向けの融資も行っていますので安心できる業者と言えます。
この業者の口コミを見ていると「他社延滞の履歴があるのに借りれた」というものや、「数年前に債務整理をしたけど5万円なら融資してもらえた」という口コミもあります。
では、実際のところはどうなのか、ライフティの貸付条件などを詳しくチェックしていきましょう。
ライフティの金利と限度額
以下の通り、ライフティの金利は貸金業法に沿ったものですので、上限金利も大手消費者金融とほぼ変わりません。
【ライフティの貸付条件】
限度額 | 1千円~500万円 |
---|---|
金利 | 実質年率8.0%~20.0%(20%が適用されるのは10万円の融資) |
返済期間 | 最長10年 |
利用できる人の条件 | 20歳~69歳で収入がある事 |
ライフティの申し込みから借り入れまでの流れ
ライフティの場合、以下の通りWEBからの申し込みのみで後は郵送でやり取りできる為、わざわざお店に行く必要がありません。
【申し込みの流れ】
- WEBで申し込む
- 申し込み内容の確認(本人連絡)と、審査
- 申込書の郵送と在籍確認
- 申込書返送と最終審査→契約
ちなみに「来店する必要がない」ということは、「人柄を見て判断してもらえない」という可能性もあります。
たしかに「ライフティならブラックでも借りれた!」という口コミはあるのは確かです。
しかし、実際にどのレベルのブラックの人が融資を受けられるのかは、申し込んでみないとわからない…というのが正直なところです。
また、ライフティも申込書類の郵送手続きが必要ですので、即日融資は出来ません。
中小の消費者金融でも審査落ちするケース
ここまでご紹介した中小の消費者金融の場合でも当然審査に落ちるケースもあります。
では、どんな人が審査に落ちてしまうのか?代表的な例をいくつかご紹介します。
書類不備
ローン審査に落ちてしまう人のケースで最も多いのは、必要書類がきちんと用意されていないというケースです。
例えば以下のパターンが想定されます。
- 運転免許証や保険証がない。また健康保険に加入していない。
- 提出した書類が古い。
- 書類に記載されている住所と実際の住所が異なる。
- 収入証明書源泉徴収票や確定申告の写しが提出できない。
特にインターネットからの申し込みの場合は、本人の返済能力は書類で判断するしかありませんので、特に書類不備に注意する必要があります。
無収入や他社借り入れが多いなど返済能力に問題がある
先程も申し上げた通りブラックでも融資してもらえるのは「本人の返済能力に問題がない」と判断された場合に限ります。
したがって、申し込み者本人が無職だったり、他社借り入れの返済が滞っている場合は、返済能力に難ありと判断され審査には落ちてしまいます。
虚偽の申し込み
本人情報を偽って申し込んだ場合も当然審査に落ちてしまいます。
ただ、故意ではなく単なるミスで誤った情報で申し込んだ場合は、この限りではありません。
考えられるケースとしては以下のパターンが考えられます。
- 明らかに他人を装って申し込んだケース
- 運転免許証や保険証を偽造した場合
- 知人やアリバイ工作会社に依頼して、虚偽の勤務先情報で申し込んだケース
なお、書類偽造した場合は、最悪のケースとして犯罪に問われることもありますので、やめたほうが無難です。
連絡がつかない
ローン審査には必ず本人連絡が伴います。
連絡の意図としては、本人確認のためや申し込み内容の確認をするためです。
電話は本人が申告した携帯電話や自宅に入りますが、なんらかの事情で連絡がつかない状態が続くと、ほかの情報に問題がなくても審査が中断されることがあります。
在籍確認がとれない
審査終盤では勤務先に在籍確認の連絡が入ります。
ローン会社としては本人の返済能力を確認するために在籍確認をする訳ですが、職場の人が在籍確認に協力してくれなかったり、何らかの事情で在籍確認が取れない場合は審査に落ちてしまいます。
ブラックでもアコムの審査に通るケース
さきほど「ブラックの場合は大手消費者金融の審査には通らない」とお伝えしましたが、大手消費者金融でも審査通過できるケースはあります。
実はブラックではないケース
その代表的な例は「本人はブラックだと思っていても実はブラックではなかった…」というケースです。
例えば以下のような状況が該当します。
- 債務整理の情報が信用情報機関から消えている。
- 滞納していても数日の延滞だったため、信用情報機関には登録されていない。
個人信用情報の本人開示をしてもらおう
以上のとおり、ブラック情報として登録されているかは調べないとわからないため、ビクビクしながらローンに申し込むくらいなら、事前に信用情報機関で本人開示をしてから申し込むほうが無難です。
本人開示の方法は以下のURLからご確認いただければと思いますが、手数料を支払えば簡単に開示してもらえます。
- CIC本人情報開示https://www.cic.co.jp/mydata/index.html
- JICC本人情報開示https://www.jicc.co.jp/kaiji/
- 全銀情本人情報開示https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/open/
ブラックでも融資OKの広告に注意
ここまでの情報に加え、ブラックの人が陥りがちな危険な罠についてもお伝えしておきたいと思います。
それは「金融ブラックな人を相手にした闇金の罠」です。
個人間融資は利用してはいけない
まず、金融ブラックの人がつい利用しがちなのが「個人間融資」です。
個人間融資とは、貸金業者ではなく個人が個人相手に「お金を貸しますよ」という情報をSNS上に載せ、それを見た利用者が個人的に融資を申し込むという流れになっています。
一見何ら問題がないような個人間融資ですが、実はそのほとんどは「闇金」や「ソフト闇金」です。
彼らはこのような場所を使ってお金に困っている人を探し、高利息を貪ったり犯罪に巻き込むことで暴利を得ています。
ソフト闇金の恐ろしさ
では、具体的にどのような危険が潜んでいるのか、簡単にご紹介します。
闇金やソフト闇金には、以下のリスクがあります。
- 10日で1割~2割の利息を請求される。
- 利息とは別に「手数料」という名目でお金を払う必要がある。
- 返済しようとしても拒まれ、その間にどんどん利息が膨れ上がる。
- 延滞すると勤務先や実家まで追い込みをかけられる。
特に、返済しようとしても拒まれて利息を膨らませるやり方は、彼らの常套手段です。
お金に困っている人にとっては、特別な審査をせずに3万円~10万円程度のお金が借りれるとなると、とても親切な業者に見えます。
さらに、苦しい時に返済も待ってくれる…ということになると、もう神様のような存在に見えてくると思います。
しかし、親切な印象とは裏腹に実際にはそうやって利用者を追い込んでいくのです。
「最初借りたのは10万円だったのに、気が付けば借金が300万円になっていた…」というのはよくある話です。
くれぐれも個人間融資に潜む闇金は利用しないようにしましょう。

知らない間に犯罪に加担しているケースも
また、個人間融資の中には融資の話を持ち掛けておいて、実は別の目的をもって金融ブラックの人に近づくことがあります。
たとえば、以下のようなパターンです。
- お金は貸せないが口座を買いますよ…と、口座売買の話を持ち掛ける。
- 携帯電話の名義貸しなど、振り込め詐欺に使う携帯電話の調達に加担させる。
- お金以外の目的「わいせつ目的」「アダルト動画の勧誘」などを行う。
特に口座売買については口座を売る行為も法律で禁止されていますし、万一自分が売った口座が犯罪に使用された場合は口座は凍結され、それ以降はどこの銀行に行っても新たな口座は作れなくなります。
こうなると転職をした場合で新たな給与振込口座を作るように言われても対応する事ができませんし、その他普段の生活に支障が出ることは必至です。
口座売買で数万円の利益を得たとしても、その後の人生を棒に振る事になりますので、くれぐれもこのような甘い誘いには乗らないほうが賢明です。

ブラックでも即日融資を受ける方法、まとめ
「金融ブラック」と一言でいっても、本人に返済能力がないブラックな人と、昔は返済不能に陥っていたけど今は全く問題ない…という人など、様々なパターンがあります。
一方で、ブラックな人を「信用情報のみ」で判断する金融業者と、「今の返済能力はどうなのか?」という視点で融資可否を判断する業者がいます。
「ブラックでも確実に融資は受けられるのか?」という質問に対しては「NO」と言わざると得ませんが、今回の記事でもご紹介した通り、なかには人柄を重視して融資してくれるところもありますので、下調べや申し込み準備をきちんとしたうえで一度チャレンジしてみるのもありかもしれませんね。


