最近のカードローンは、契約時にカードが発行されない「カードレス契約」が主流となっています。
キャッシング用のカードを持っていると、家族に秘密でキャッシングをしている人は家族にバレる可能性がありますし、ATMでキャッシングするよりもカードを使わずに振込キャッシングなどを利用した方がスピーディーに借り入れできる場合もあるからです。
ただ、カードレス契約でカードローンの契約をするためにはいくつかの注意点があります。
また、カードレス契約で即日融資を希望する場合は、申し込み時間や方法などいくつかのポイントを押さえておく必要もあります。
そこで、今回はプロミスやSMBCモビットなどいくつかのカードローンを例に挙げて、カードレス契約で即日融資を受けるための方法について詳しく解説します。

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カードレス契約のメリットデメリット
まず、カードレス契約で即日融資が利用できるカードローンをご紹介する前に、カードレス契約をする場合のメリットとデメリットについて詳しくお伝えしていきたいと思います。
メリット「カードローンの利用がバレにくい」
カードレス契約のメリットは、なんといっても「カードローンの契約がバレにくい」という点です。
お金がなくてカードローンを利用している人のほとんどは、配偶者や子供にカードローンの利用を秘密にしている方がほとんどです。
カードレス契約以外の方法でカードローンを契約すると、自宅にローンカードが郵送されてきますのでその時点で家族にバレる可能性があります。
また、普段財布の中にローンカードを入れていると、そのカードが見つかり家族にバレる可能性もあります。
また、ATMでキャッシングする際に消費者金融などのカードを差し込んでいるところを誰かに見られたら、それだけでカードローンの利用がバレてしまいます。
デメリット「ATMでキャッシングできないケースがある」
一方、カードレス契約のデメリットは、カードがないため「ATMでのキャッシングができない」という点です。
ローンカードがあれば、コンビニや提携銀行のATMでキャッシングすることができますので、仕事の途中やレジャーの途中でも、お金がなくなればすぐにキャッシングすることができます。
この後ご紹介するアプリローンがあればコンビニでもキャッシングができるのですが、一般的なカードレス契約の場合は、振込でお金を借りるしか方法はありません。
振込キャッシングは、スマホやパソコンから依頼するか電話で依頼することになります。
そのため「スマホを忘れた」「電源が切れている」、さらには「電波が届かない所にいる」というようなケースでは振込みキャッシングが利用できません。
SMBCモビット
では、ここからはいくつかの具体的なカードローンもご紹介し、それらのカードローンでカードレス契約を行う方法、そしてカードレス契約で即日融資を受けるためのコツについて、詳しくご紹介していきたいと思います。
カードレス契約で即日融資を受けるには?
カードレス契約が利用できるカードローンとして最も有名なのは「SMBCモビット」です。
SMBCモビットには「Web完結」という申し込み方法がありますが、この方法を使ってカードローンを申し込めば、基本的に本人や職場に連絡は来ませんしカードレスで契約ができます。
ただ、SMBCモビットのWEB完結でカードレス契約を行うためには、以下の条件を満たしておく必要があります。
- 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかに口座があり、その口座をSMBCモビットの返済用口座として利用すること。
- 本人確認書類として、運転免許証かパスポートのいずれかの写しを提出できること。
- 収入証明書類として、源泉徴収票や確定申告の写し、又は直近2ヶ月の給与明細書が提出できること。
- 勤務先を証明できる書類として、全国健康保険協会発行の保険証(社会保険証)、または組合保険証が提出できること。
- 本人氏名や勤務先の会社名がきちんと明記された「直近1ヶ月分の給与明細」が提出できること
また、SMBCモビットのカードレス契約で即日融資を受けるためには、以下の点に注意する必要があります。
- 必要書類を不備なく用意しておくこと。
(特に本人確認書類記載の住所が、今住んでいる住所と相違していないかよく注意すること) - 平日午前中の出来れば早い時間にWEBから申込むこと。
(審査時間と平日の14時半までの振り込み締め切り時間を考慮する必要があるため)
特に上記2の「申し込み時間」についてですが、通常SMBCモビットの審査には1時間~1時間半程度の時間が必要です。
また審査の前には、当然申し込み情報を入力する時間が必要になってきますので、申し込みから契約までは2時間程度見ておいた方が無難です。
一方で、銀行の振込み手続きは基本的に平日の15時までに行わないと翌日入金となってしまいます。
したがって、そこから逆算すると平日の10時から11時ぐらいまでの間には、申し込みをスタートさせることをお勧めします。
キャッシングと返済の方法
つぎに、SMBCモビットのWEB完結で契約した場合の「借り入れと返済の方法」についても詳しく伝えします。
SMBCモビットでキャッシングをする場合「振込キャッシング」か「提携ATMからの借入れ」の二つの方法しかありません。
カードレス契約で契約した場合はカードそのものが存在しませんので、振込みキャッシングを利用することになりますが、振込キャッシングはSMBCモビットの会員専用サービス「Myモビ」から手続きを行います。
ただし、SMBCモビットの場合は指定口座への振り込みが前提となりますので、事前に振り込んで欲しい銀行口座をSMBCモビットに登録しておく必要があります。
一方、返済については以下の三つの方法を利用することになります。
- 提携ATMでカードを使って返済する。
- 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座から自動引き落としで返済する。
- SMBCモビットの専用口座に振り込んで返済する。
SMBCモビットをカードレス契約で契約した場合、カードはありませんので、上記の返済方法の中で利用できるのは「自動引き落とし」か「振込返済」のみとなります。
プロミス
つぎに、プロミスでカードレス契約をする方法と即日融資を受けるための注意点についてもお伝えしていきます。
プロミスで即日融資を受けるには?
プロミスの場合は、この後ご紹介するアプリローンという方法で申し込めば、カードレスで契約することができます。
ただ、先ほどのSMBCモビットとは異なり、プロミスのアプリローンを利用すればカードがなくても専用アプリを使ってセブン銀行のATMでキャッシングができます。
したがって、平日土日を問わず日中にカードローンの契約を済ませておけば、コンビニで即日キャッシングが可能です。
アプリローンならカードレスでもキャッシング可能
プロミスのアプリローンで、申し込みからキャッシングをするまでの手続きの流れは以下の通りです。
- プロミスのアプリをダウンロードし、スマホの公式サイトから申し込む。
- 必要書類はスマホカメラで撮影し、アプリ上でアップロードする。
- 最短1時間で審査と契約が完了する。
- 契約後は専用アプリをダウンロードしたスマホをセブンイレブンに持ち込み、ATMでQRコードを読み込ませてキャッシングする。
また、プロミスの場合は三井住友VISAプリペイドカードへチャージをする形でキャッシングをすることもできます。
なお、プロミスのアプリローンで即日融資を受けるためには審査通過までの時間を考慮し、出来れば午前中か昼過ぎくらいまでには申し込みをスタートするようにして下さい。
本人の信用情報の状況次第では審査が長引き、最悪翌日以降の審査回答になるケースもゼロではないからです。

レイクALSA
レイクALSAも専用公式アプリ「e-アルサ」でカードレス契約ができます。
そして、契約後はプロミスと同様セブンイレブンのATMでカードなしでキャッシングが可能です。
カードレス契約で即日融資を受けるコツ
レイクALSAのカードレス契約で即日融資を受けるコツは、先ほどのプロミスのケースと同じです。
専用アプリを使ってセブン銀行のATMで24時間キャッシングができますので、日中の出来れば早い時間に申し込みをスタートさせることをおすすめします。
ただ、プロミスもレイクALSAでも同じことが言えるのですが、カードローン契約時には職場への在籍確認が必ず行われます。
この在籍確認がスムーズに完了しないと、場合によっては審査が完了しないケースがあります。
そのため、どうしても即日融資を受けたいなら、勤務先が営業している日のできるだけ早い時間に申し込むようにしてください。
プロミスもレイクALSAも、勤務先が休日の土日などに申し込むと、審査回答が翌日になったり限度額が一時的に減額されるケースがあります。
また、夜間に申し込んだ場合も翌朝以降の審査手続きになるケースがありますので、その点だけは注意しておきましょう。
キャッシングと返済の方法
レイクALSAのカードレス契約でキャッシングと返済を行う場合も、セブンイレブンのATMで全ての手続きが行えます。
また、プロミスと同じく振込キャッシングやインターネット返済も利用できますので、専用の口座を登録しておけばスマホひとつでカードがなくても口座に振り込んでもらうことができますし、インターネット返済では手数料無料で返済が可能です。
なお、ここまでご紹介したプロミスやSMBCモビットに加え、アコムやアイフルなどの大手消費者金融のほとんどは「振込キャッシング」や「インターネット返済」が利用可能です。
そのため、カードローン契約時にカードを発行してもらったとしても、日ごろはカードを使わずにカードローンを利用することもできます。
どうしてもカードを持ちたくない人の中には、最初に発行されたカードは破棄し、「実質カードレス」でカードローンを使っている人も多いようです。
なお、カードレス契約で契約したり利用途中にカードを破棄した場合でも、後日カードの再発行は可能です。
この点については、この後詳しくお伝えします。

銀行カードローンはカードレスでも契約できる?
ここまで消費者金融のカードローンについてご紹介しましたが、ここからは銀行カードローンでもカードレス契約ができるのか、いくつかの銀行カードローンを例に挙げて解説していきたいと思います。
三井住友銀行のカードローン
一つ目は、三井住友銀行のカードローンです。
三井住友銀行のカードローンは、三井住友銀行のキャッシュカードがあれば、そのカードにローン機能を持たせることができます。
したがって、特に本人が希望しない限り、新たなローン専用カードが発行されることはありません。
ただし、三井住友銀行のカードローンを契約した場合は必ず自宅に書類が郵送されてきますので、家族に内緒でカードローンを契約している方は特に注意が必要です。
なお、ローン専用カードを希望する場合は、契約時に郵送で届けてもらうかローン契約機で受け取る必要があります。

楽天銀行カードローン
楽天銀行カードローンも、ローン契約時には必ず自宅にローン専用カードが発行されてきます。
ただ、このカードローンも先ほどのカードローンと同じく、インターネットでの振込キャッシングやインターネット返済が利用できますので、特にカードがなくても不便さは感じないでしょう。

イオン銀行カードローン
最後に、イオン銀行カードローンについてもご紹介します。
イオン銀行カードローンもその他の銀行カードローンと同じく、必ずローン専用カードが発送されてきますのでカードレス契約をすることはできません。
イオン銀行カードローンの場合、審査完了後最短5日程度で佐川急便の「受取人確認サポート」という方法で自宅にローンカードが届けられる仕組みになっています。
ただ、振込キャッシングや振込返済は他行と同じく利用できますので、実質カードを持たなくてもキャッシングの利用は可能です。
なお、銀行カードローンの場合は特に法規制が厳しく、銀行取引にまつわる犯罪を防止するために厳格に本人確認が行われます。
これは銀行での不正取引によって、銀行資金がテロ行為や振り込め詐欺に利用されることを防止するためですが、必ず自宅に郵送物が届けられることによって本人の所在をきちんと確認する流れになっています。
そのため、銀行カードローンの場合は契約書やカードが自宅に郵送され、本人所在を確認してから本契約が完了する仕組みになっていますので、カードレス契約ができない銀行が多いのです。
なお、以上でご紹介した銀行カードローン以外では「住信SBIネット銀行MR.カードローン」や「ジャパンネット銀行のネットキャッシング」はカードレスでカードローンの契約ができます。
しかし、これらの銀行カードローンも即日融資は出来ませんし、何らかの書類は届きます。
そのため、急ぎの資金が必要な場合は消費者金融を利用することをおすすめします。

あとでカードが必要になった場合の手続き方法
この点は先ほども簡単に触れましたが、カードレスでローンを契約した場合でも、後でカードを発行してもらうことは可能です。
カード発行の依頼は、各ローン会社のコールセンターに直接電話をして「カードを発行してほしい」と伝えるだけです。
その後は、オペレーターの指示に従い自宅にカードを郵送してもらうか、消費者金融の場合は無人契約機でカードを受け取る流れになります。
特にカード発行に際し手数料などもかかりませんので、カードレスでの利用が不便な場合は、後日カードを発行した方が便利かもしれません。
カードレスで即日融資を受ける方法まとめ
最近のカードローンは、カードを発行せずにアプリ一つで取引ができる契約方法がメインとなっています。
たしかにローン専用カードがあれば、近くのコンビニで手軽にキャッシングができますので非常に便利です。
しかし、レイクALSA以外の消費者金融の場合、コンビニATMなどの提携ATMでは借入と返済で手数料がかかります。
その点カードレスで振り込みキャッシングやインターネット返済を利用すれば、手数料無料で借入れと返済ができます。
ただ、振込返済をする場合は銀行所定の振込手数料が必要になってきます。
そのため、できればネット銀行などで利用ステージに応じて付与される「振込手数料無料の特典」を最大限活用して返済されることをおすすめします。
今回の記事でもご紹介した通り、カードレス契約はとても便利な方法ですが、即日融資を受けるためには申し込み時間に注意する必要があります。
どうしてもカード発行なしで即日融資を受けたいなら、事前にローン会社に連絡を入れて申し込みから振込までのスケジュールを確認してから申し込むのがポイントとなりそうですね。
