母子家庭となってしまい、何かと家計が厳しい時もありますよね。
どうしてもお金がない、そのようなときは、母子家庭向けの公的な支援の利用を検討することも大切です。
今回は、母子家庭がお金がないときに頼れる制度は?や、急を要する時のお金の工面の仕方を紹介していきます。

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- 最短即日
母子家庭の割合はどのくらい
まず、母子家庭の割合はどのくらい存在するのでしょうか?
厚生労働省の調査によると、母子家庭の数は123.2万世帯と言われています。
日本の世帯数の5699万と比べるとすくないように感じますが、母子家庭の世帯は年々増加している傾向にあります。
母子家庭となる理由は?
母子家庭といっても、そのようになってしまう経緯にはいくつかありますよね。
母子家庭世帯がひとり親世帯となってしまうのには、どのような要因があるのでしょうか?
厚生労働省の調査によると、ひとり親世帯になった原因において、離婚が79.5%、死別が8.0%となっております。
そのため、何らかの不一致により離婚となってしまった結果、母子家庭世帯になってしまったと言えます。
引用:厚生労働省『平成 28 年度 全国ひとり親世帯等調査結果の概要』
母子家庭の収入はどのくらい?
母子家庭ではお金が無い状況に陥りやすい傾向にあります。
子供が一人いたとして共働きであった場合、二人の収入で家族3人分の生活を賄っていたのにも関わらず、離婚により一人の収入で二人分の生活を賄わなくいてはいけなくなります。
単純に考えても、必要支出に見合った収入が確保できなくなってしまっているためと言えるでしょう。
母子家庭の割合やその理由が分かったところで、母子家庭の年収を見ていきましょう。
【平成28年度の調査結果】
母子家庭 | 父子家庭 | |
---|---|---|
平均年収 | 243万円 (223万円) | 420万円 (380万円) |
※()内は前回の24年度の調査結果
上記の表の通り、母子家庭と父子家庭では1.5倍近くの年収の差があります。
家庭の収入のバランスが男性の方が多く占めていたケースも多く、離婚した上で
母子家庭の収入が少ない原因
母子家庭の収入が少ない原因の一つに、下記のような要因が考えられるでしょう。
- そもそも男性と女性の年収に格差がある
- 離婚をきっかけに働きに出るケースも多い
- 相手が養育費を放棄するケースもある
そもそも男性と女性の年収に格差がある
前述の母子家庭と父子家庭での収入でもわかる通り、そもそも男性と女性の年収格差が大きいと言えるでしょう。
夫婦間での収入も男性の比率が多かったことから、母親に一気にそのしわ寄せがくる形になってしまいます。
結果、母子家庭の方が収入が少なくなっていると言えます。
離婚をきっかけに働きに出るケースも多い
もともと専業主婦であったが、離婚をきっかけに働きに出るケースも多いでしょう。
また資格などを持っていない場合、ある程度の年齢を重ねていた状態で1から仕事を覚えるのは難しい傾向にあります。
そうなると人手が足りない業界での仕事となってしまいます。
そのような業界の場合、収入が低いことから人手が足りないケースも多く、結果フルで働いても収入が少ないままであるというケースも少なくないと言えます。
相手が養育費を放棄するケースもある
働きながら離婚相手から養育費を受け取る予定であっても、相手が養育費を放棄してしまい、収入が途絶えてしまうこともあります。
お金が無い母子家庭が利用できる公的制度とは?
収入が少なくお金がない母子家庭の場合、母子家庭向けの公的支援を利用も良いでしょう。
ここでは、母子家庭向けの公的な支援制度について解説していきます。
- 児童育成手当
- ひとり親家庭自立支援給付金事業
- 母子および父子福祉資金貸付・福祉応急小口資金
児童育成手当
児童育成手当とは、離婚や志望などにより母子・父子家庭となってしまった世帯が支給対象の手当です。
一人当たり13000円の支給が行われます。
申し込みはお住いの市区町村の役所の担当窓口に申し込みます。
ひとり親家庭自立支援給付金事業
ひとり親家庭自立支援給付金事業とは、ひとり親が就職に有利な資格の修得のための支援給付金です。
「教育訓練給付金事業」では、指定の訓練講座を受け、その口座の受講料の80%を支給される制度です。
訓練講座には対象の口座があるため、注意が必要です。
今後、母子家庭として主たる収入を確保するためにもきちんと訓練を受けたり、資格を修得して、就職先を確保するための支援と言えるでしょう。
母子および父子福祉資金貸付・福祉応急小口資金
手当や給付金の他にも、母子及び父子福祉応急小口資金もあります。
母子・父子家庭のひとり親世が、災害や病気、結婚などにより緊急にお金が必要となった場合、無利子で最大10万円程度借りることができます。
あくまで貸し付けのため、返済の義務が発生します。
しかし公的な貸付制度の上、無利子での利用が可能です。
申し込みはお問い合わせは、お住まいの地域の子ども家庭支援課に問い合わせましょう。
急を要する時は母子家庭でも利用できるカードローンも一つの手
急な出費でどうしてもまとまったお金が必要な場合、母子家庭でも利用できるカードローンを利用することも一つの方法と言えるでしょう。
カードローンの場合、即日融資に対応しているものもあるため、急な出費にも対応できます。

それでも借金でしょ?高い金利とかかかると思うと、カードローンはちょっと不安…
カードローンも、サービスや制度をよく理解して居ればお得に利用できるものもあります。
カードローンの利用は不安…という方のために、基本的なカードローンの流れや選び方を解説していきます。
カードローンの利用の流れは
カードローンの基本的な利用の流れは、下記の通りです。
- WEBやお電話から申し込み
- 仮審査
- 必要書類の提出
- 本審査
- 審査結果通知
- 契約手続き
- 融資
申し込みから融資までの基本的な流れは、上記の通りです。
電話や郵送の他にも、最近はWEBからの申し込み方法などがあります。
最近はWEB完結申し込みも可能なカードローンも増えてきており、郵送物ナシや来店不要での申し込みが出来るカードローンも多いです。

カードローンの選び方
ここからは、お得に利用するためにカードローンの選び方を紹介していきます。
カードローンには消費者金融系のカードローンと銀行系のカードローンがあります。
それぞれのカードローンには特徴が異なり、利用時に自分が優先したい項目にあったカードローンを利用することが大切です。
ここでは、銀行系と消費者金融系のそれぞれの特徴と、選ぶ時に気を付けたいポイントを解説していきます。
銀行カードローン | 消費者金融 | |
---|---|---|
審査 | 厳しめ | 甘め |
融資までのスピード | 早くても2~3営業日 | 最短即日 |
金利 | 低金利 | 金利が高め |
- 急いでいる時は消費者金融を選ぶ
- 2・3日待ってでも低金利で利用したいときは銀行系カードローン
- 無利息サービスでお得に活用する
- 審査に通過できるか不安なら中小消費者金融
各ポイントについてもう少し詳しく解説していきます。
急いでいる時は消費者金融を選ぶ
融資まで急いでいる時は、消費者金融系のカードローンの利用がおススメです。
消費者金融系の場合、最短で即日融資の利用が出来ます。
審査も上手くいけば、申し込みから1時間後にはお金を借りられることも。
一方で銀行カードローンの場合、即日融資を行っていません。
申し込みを行っても2~3営業日、申し込みが混みあっていると1週間程度かかるところも。
そのため、少しでも早くに借り入れを利用したい場合は大手消費者金融の利用を行いましょう。
2・3日待ってでも低金利で利用したいときは銀行系カードローン
2・3日くらいなら待てるから、少しでも返済時の負担を減らしたい。
その場合は、銀行系カードローンの利用がよいでしょう。
プロミス | 4.5%~17.8% |
---|---|
レイクALSA | 4.5%~18.0% |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 1.8%~14.6% |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% |
一般的に、利用時は上限での金利が適用されることがほとんどです。
そのため金利を抑えて利用をしたいのであれば、最初から金利が低い銀行カードローンの利用が良いのです。
上記の消費者金融系と銀行系の金利を見比べても、消費者金融は18%程度であるケースが多いのに対し、銀行系は14.5%で利用が出来ます。
僅かな差にも感じますが、カードローンでは日ごとに利息が発生するため、少しでもお得に利用できるカードローンを活用していくことが大切です。
無利息サービスでお得に活用する
消費者金融系のカードローンには、無利息サービスがついていることが多いです。
大手消費者金融ではだいたい、初回利用時に限り30日間の無利息サービスが付いているケースが多いです。
そのため、この期間は利息が発生しません。
仮に来月の給料日には全額返せると言った場合は銀行カードローンの利用よりは、消費者金融系のカードローンを活用して、利息を抑えて利用するのも一つの手です。
中には180日間の無利息サービスがある消費者金融もあるため、良く見極めてお得に利用できるカードローンを活用していきましょう。
審査に通過できるか不安なら中小消費者金融
スペックが心配で、銀行カードローンどころか大手の消費者金融でも難しそう…それでもどうにかお金を借りたい…。
そういった場合は、中小消費者金融のカードローンがおススメです。
中小消費者金融は大手に比べて審査が甘い傾向にあります。
中小の場合、大手と同じような審査を行っても、顧客を確保が難しいです。
そこであえて審査のハードルをさげることで、顧客を確保している背景があります。
そのため大手の審査では難しくても、中小消費者金融であれば利用できる可能性が高いのです。
審査が不安な場合は、中小消費者金融を利用していきましょう。

母子家庭でもおすすめのカードローンとは
ここからは上記の条件を抑えつつ、母子家庭でも利用がしやすいカードローンをご紹介していきます。
- プロミス
- レイクALSA
- 三菱UFJ銀行カードローン『バンクイック』
- 楽天銀行スーパーローン
各カードローンのおススメポイントを詳しく解説していきます。
プロミス
プロミス概要 | |
---|---|
商品名 | プロミス |
利用限度額 | 500万円まで |
金利 | 4.5%~17.8% |
担保・保証人 | 不要 |
遅延損害金 | 20.0% |
- WEB完結申し込みでスマホで一つで借りられる
- 最短即日融資も可能
- 初回利用時は30日間の無利息サービスも利用できる
大手消費者金融のプロミスは、大手の中でも特に利用しやすい消費者金融と言えます。
中でもWEB完結申し込みは、スマホから申込も可能。
店舗に来店の必要もなく、郵送物も送られてきません。
そのため、周りにバレる心配もありません。
また仕事で忙しい人でも、空き時間にスマホで手続きが可能なので、急いでいる時でもすぐに借りることができます。
また初回利用時は30日間の無利息サービスも利用可能です。

レイクALSA
レイクALSA概要 | |
---|---|
商品名 | レイクALSA |
利用限度額 | 1万円以上~500万円以内 |
金利 | 4.5%~18.0% |
担保・保証人 | 不要 |
- 選べる3つの無利息サービスでお得に借入できる
- 最短60分融資も可能
- WEB完結申し込みで手続きもラクラク
レイクALSAの最大のポイントは、選べる3つの無利息サービスです。
通常大手では30日間の無利息サービスがついているケースが多いですが、レイクALSAの場合、30日間・60日間・180日間の3種類のサービスから選ぶことができます。
利用条件や細かいポイントがありますが、180日間の無利息サービスを利用できるのはレイクALSAだけです。
ちょっと借りたいけど、返済は少しずつになりそう…という方は、レイクALSAで借りるのが良いでしょう。

三菱UFJ銀行カードローン『バンクイック』
バンクイック概要 | |
---|---|
商品名 | 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 |
利用限度額 | 10万円以上~500万円以内(10万単位) |
金利 | 1.8%~14.6% |
担保・保証人 | 不要 |
遅延損害金 | 20.0% |
必要書類 | 運転免許証or顔写真付き身分証明書or保険証+住民票 |
- 銀行カードローンでありながら融資のスピードが速い
- 安心のメガバンクのカードローン
- 返済リマインドメール機能で、返済忘れも防げる
三菱UFJ銀行カードローンのバンクイックは、銀行カードローンでありながら融資のスピードが速いことが特徴です。
口コミによると、翌営業日には審査が通っている方も多いです。
そのためできるだけ早く借りたいけど、低金利での利用も諦められない…という方はバンクイックの利用が良いでしょう。
また安心のメガバンク、三菱UFJ銀行が提供しているカードローンなので、「消費者金融の利用はちょっと心配…」という方には、バンクイックの利用がおススメです。

楽天銀行スーパーローン
楽天銀行スーパーローン概要 | |
---|---|
商品名 | 楽天銀行スーパーローン |
利用限度額 | ~800万円 |
金利 | 1.9%~14.5% |
担保・保証人 | 不要 |
遅延損害金 | 20.0% |
必要書類 | 運転免許証or顔写真付き身分証明書or保険証+住民票 |
- 楽天ポイントがついてきたりと楽天ユーザーならではのサービスも
- 時期によっては金利サービスなども充実
楽天銀行が提供するカードローン『スーパーローン』もおススメです。
普段、楽天銀行口座を活用しているのであればそのまま利用ができるので、簡単に申し込みが可能です。
また利用残高により楽天ポイントの付与率が変化したり、期間限定で利息が半分に下がっていたりと、他の銀行カードローンに比べてお得に利用できるサービスが豊富にあります。
カードローンを利用しながら、ポイントも貯められるので、カードローンの利用後もポイントが活用できたりできる点では、おススメのカードローンと言えるでしょう。

お金が無い母子家庭は公的制度やカードローンを駆使しよう
今回は母子家庭の支援制度や、母子家庭でも利用できるカードローンについてご紹介してまいりました。
母子家庭は、単にひとり親になったからお金がにのではなく、男性の方が賃金が高い傾向にあるため、必然的にお金が無い状況に陥りやすい傾向にあります。
他にも、パートナーから受け取るはずの養育費を放棄されてしまい、子供を育てるための十分な養育費を確保できていないという背景もあるのです。
お金が無い母子家庭の場合、児童育成手当と言った給付金制度や、その親の就業を支援する自立給付金制度など、公的な制度もいくつかあります。
そのような制度を活用していきながら、お金が無い状況を改善していきましょう。
またどうしても急を要する場合は、民間のカードローンなどを利用することも一つの対策です。
カードローンには種類によって特徴が異なるため、条件などを考慮して利用するカードローンを検討していきましょう。
あなたのお役に立てていることを願います。


