支店がある県だけでなく、全国の人が利用することができる消費者金融の「ダイレクトワン」。
審査結果によっては最大300万円まで借り入れできます。
消費者金融やカードローンで提供する商品のうち、他社から借り入れ額をまとめることができるのが「おまとめローン」です。
債務を一本化することで様々なメリットがあります。
この記事では、ダイレクトワンはおまとめローンとして利用できるのか、また他社のおまとめローンと比較した内容を紹介していきます。


- 最短即日融資も可能!※
- 審査に通りやすい!
- 借入が可能かスグ分かる「3秒診断」機能あり
- 実質年率
- 4.9%~18.0%
- 限度額
- 1~300万円
- 審査時間
- 最短30分
- 融資時間
- 最短即日
おまとめローンとは?利用するメリット
まず、おまとめローンとはどのようなものなのかを解説していきます。
おまとめローンとは冒頭でも解説したように、複数社からの借り入れ金を一社にまとめるというもの。
これによるメリットは次の2つです。
- 金利を低くできる
- 返済日をまとめられる
1つ目のメリットは金利を抑えられるということ。
複数社からの借り入れが一本化することで、おまとめローンを提供する会社からの借り入れ金額が増えます。
金利は借り入れ金額が増えると下がるようになっているので、利息を軽減することができるのです。
2つ目のメリットは、返済日をまとめられるということ。
会社によって返済日は異なっており、返済日がバラバラだと返済計画を立てるのが大変になってしまいます。
そこでおまとめローンを使って、借り入れが一本化すると返済日も1つにまとめることが可能です。
管理がしやすくなり、返済が楽になります。
おまとめローンなら総量規制以上の借り入れが可能
貸金業者が守るべき法律として、「貸金業法」というものがあります。
これは金利の制限や貸しすぎを規制するために作られた法律です。
そして、その中に消費者金融が守るべき「総量規制」という規制があります。
これによって、利用者に年収の1/3以上の金額を貸し付けしてはいけないことになっているのです。
銀行カードローンの場合は、銀行が貸金業社ではないので総量規制を守る必要性はありません。
しかし企業の方針によって自粛しているところもあります。
そのような場合は年収1/3以上は借りることができません。
しかし、総量規制にも特例があります。
それはおまとめローンなど、利用者が一方的に有利になる場合です。
おまとめローンを利用すると、金利が低くなるため利用者にとっては大きなメリットに。
そのため年収の1/3以上でも借り入れができます。
おまとめローンの注意点
しかし、おまとめローンには注意点もあります。
それは次の2点です。
- 金利が低くなっても結果的に利息が増える可能性がある
- 審査が厳しい
おまとめローンによって金利が低くなると、毎月の負担を減らすことができます。
しかし、返済は長引くほど多く利息がかかってくるので、早く完済してしまったほうがお得なのです。
人間というものはどうしても楽なほうを選んでしまいがち。
月々の返済額が少なくて済むと、元金が減るスピードも遅くなります。
結果的に完済までの時間が長くなって、利息を多く払っていたという可能性があるのです。
また、新規契約時よりもおまとめローンの審査は厳しいと言えます。
おまとめローンの契約時には既に借り入れがある状態なので、貸し倒れを防ぐために審査も慎重に行われるのです。
また、おまとめローンは様々な会社で商品を出していますが、クレジットカードや銀行カードローンをおまとめすることができないものもあります。
ダイレクトワンはおまとめ専用のローンがある
前の章では、おまとめローンのメリットや注意点について解説しました。
静岡県に本社を構える消費者金融のダイレクトワンでも、「お借り換えローン」という名前でおまとめローンを提供しています。
金利は上限年率20%と、他社カードローンに比べると少し高めです。
しかし借り入れをまとめることで、金利を抑えることができます。
例えば、年率18%のA社とB社から50万円ずつ、合計100万円を借り入れしたとしましょう。
そこでダイレクトワンのお借り換えローンを利用すると、100万円の借り入れを年率15%にすることができるのです。
また、このお借り換えローンでは年収の1/3以上、上で解説した総量規制以上の金額をまとめることができます。
規制を超えた貸し付けをしている会社は多くはないので、債務をまとめるのに向いているのです。
ダイレクトワンのおまとめローン商品概要
この章では、ダイレクトワンのおまとめローン「お借り換えローン」について概要を紹介します。
利用限度額 | 1万円〜300万円 |
---|---|
利息 | 実質年率4.9%〜20.0% |
遅延損害金 | 実質年率20.0% |
返済回数 | 1回〜120回 |
貸し付け対象者 | 25歳以上の安定した収入がある人 |
保証人・担保 | 不要 |
利息は最大年率20%ですが、最大になるときは借り入れが10万円未満の場合です。
10万円〜100万円未満は18%に、100万円以上なら15%になります。
貸し付け対象者の「安定した収入がある人」とは、正社員はもちろん契約社員や派遣社員、アルバイト・パートも含まれます。
消費者金融によっては専業主婦も利用できるものもありますが、ダイレクトワンでは利用できません。
ダイレクトワンの場合は、銀行カードローンやクレジットカードのショッピング枠も対象となります。
ダイレクトワンのおまとめローンを他社商品と比較!
前の章では、ダイレクトワンのおまとめローンについて解説しました。
おまとめローンを展開している会社は他にも多数あり、会社によって特色も違います。
そこでこの章では、ダイレクトワンのおまとめローンと他社商品を比較してみました。
ここでおすすめするのは次の3つです。
- 東京スター銀行 おまとめローン(スターワン乗り換えローン)
- 楽天銀行スーパーローン
- 中央リテール
順番に見ていきましょう。
東京スター銀行 おまとめローン(スターワン乗り換えローン)とダイレクトワンを比較
地方銀行である東京スター銀行が提供するおまとめローンが「スターワン乗り換えローン」です。
銀行系カードローンなので、消費者金融よりは審査が厳しめではあります。
しかし利用限度額が最大1,000万円と多いです。
また利息が実質12.5%と、ダイレクトワンの最大年率20%と比べると圧倒的に低いのが特徴です。
審査スピードの面では、最短3日で審査が完了します。
一方ダイレクトワンは最短即日なので、早さを求めるならダイレクトワンのが優れていますね。
アルバイト・パートは利用できませんが、20歳から借りることができます。
ダイレクトワンは25歳からなので、このローンのほうが若い人でも利用可能です。
利用限度額 | 30万円〜1000万円 |
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利息 | 実質年率12.5% |
遅延損害金 | 実質年率14.6% |
返済回数 | 1回〜120回 |
貸し付け対象 | 20歳〜65歳以上の給与所得者 |
保証人・担保 | 不要 |
口座開設 | 不要 |
楽天銀行スーパーローンとダイレクトワンを比較
楽天銀行は、ネットショッピングで有名な楽天グループのネット銀行。
そこが展開するカードローンが「楽天銀行スーパーローン」です。
おまとめローンという名目では謳っていませんが、借り換え目的での借り入れができるので、債務をまとめることもできます。
利用限度額は、東京スター銀行と比べると少し少なめの最大800万円。
しかしダイレクトワンの300万円と比べると、2倍以上はありますね。
また何と言っても利息が低いです。
最低実質年率が1.9%と、数多くあるカードローンの中でもトップクラスの低金利を誇っています。
ダイレクトワンでは専業主婦の利用を不可としていますが、この商品では可能です。
また審査は最短翌日で、ダイレクトワンのほうが早いです。
利用限度額 | 最大800万円 |
---|---|
利息 | 実質年率1.9%~14.5% |
遅延損害金 | 実質年率19.9% |
貸し付け対象 | 20歳〜62歳 (パート・アルバイト・主婦は20歳〜60歳) |
保証人・担保 | 不要 |
口座開設 | 不要 |
中央リテールとダイレクトワンを比較
中央リテールは、東京都渋谷区に本社を構える中小消費者金融です。
この会社はおまとめローンを専門として貸金業を営んでいます。
ダイレクトワンと同じく、貸金業協会への登録をしているため闇金ではありません。
上で解説したような銀行系カードローンに比べると、審査は少し甘めでしょう。
しかし信用情報に記録されていると、審査には確実に落ちます。
他のサイトでは「中央リテールは最後の砦」と呼ばれるくらい、柔軟な審査が評判です。
利用限度額は、上の二社と比べると少し少なめの500万円。
ダイレクトワンよりは少し多めです。
実質年率も、銀行系カードローンと比べると高め。
しかしダイレクトワンよりは低く設定されています。
また利用には東京の本社へ行く必要があるというハードルもあります。
利用限度額 | 500万円 |
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利息 | 実質年率10.95〜13.0% |
遅延損害金 | 実質年率20% |
貸し付け対象 | 不明 |
返済回数 | 1回〜120回 |
保証人・担保 | 不要 |
おまとめローンを選ぶときのポイント
ここまで他社のおまとめローンを紹介してきましたが、おまとめローンを選ぶときにはまず金利を重視して選びましょう。
そもそも、おまとめローンの目的は債務を一本化して金利を下げることにあります。
そのときに金利が高い商品を選択してしまうと、まとめた意味がなくなってしまうのです。
また、現在の借り入れ金額が利用したいカードローンの限度額に収まっているかもポイントのひとつ。
オーバーしてしまった分をそのまま残しておくのは、おまとめローンのメリットを無駄にしていると言えます。

おまとめローンを騙った詐欺に注意!
この記事では、おまとめローンのメリットやデメリット、ダイレクトワンのおまとめローンや他社商品との比較について解説しました。
おまとめローンは借金を返済するときに利用したいものですが、中にはそれを狙った詐欺も存在しています。
よくある手口が、債務をまとめるから保証料を先に払わせておいて、おまとめローンとしての借り入れをさせずに音信普通になってしまう方法です。
このようなことを避けるためにも、必ず金融庁登録のある貸金業者を利用しましょう。
