スルガ銀行の子会社が提供する「ダイレクトワン」は中小消費者金融のひとつで、申し込み時には審査が行われます。
真っ当な貸金業者なら必ず審査が行われ、審査を避けることはできません。
そして消費者金融やカードローンの審査に含まれるのが「在籍確認」です。
これは職場に電話をして、申込者の在籍を確認するというもの。
しかし、「職場に電話がかかると、ダイレクトワンに申し込んだことがバレるんじゃないかな…」と不安に思う人もいるでしょう。
この記事では在籍確認を行う理由や、在籍確認によって申し込みが会社の人にバレないか、ダイレクトワンからの在籍確認を避ける方法などについて解説していきます。


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在籍確認をする理由は?会社の人にバレないようにできる?
まず、なぜ在籍確認をするのか、その理由について解説していきます。
消費者金融やカードローンの審査では、主に次のような要素を調べられています。
- 取引実績
- 信用情報
- 返済能力
取引実績とは、これまでの借り入れをした経歴のことです。
また他社からの借り入れ状態も確認されます。
信用情報とは、長期延滞や債務整理などの返済トラブルを起こしていないかの情報のことです。
少し返済が遅れただけでは記録されませんが、返済トラブルの情報は最低5年間記録されます。
そして、この3つの要素の中で最も重要なのが返済能力です。
貸金業者は貸したお金を返してもらわないと事業が成り立たないので、貸したお金を返せる能力があるかを調べなければなりません。
返済能力を調べるために、申込者は収入状況や勤務先の情報などを記入します。
このとき、その勤務先情報が正しいものなのかを確認するために在籍確認を行っているのです。
在籍確認で会社の人にバレる可能性は低い
しかし在籍確認で職場へ電話が入ると、同僚や上司にダイレクトワンの申し込みをしたのがバレるのではないかと心配になりますよね。
ご安心ください。
在籍確認で申し込みがバレる可能性は低いと言えます。
在籍確認では、「ダイレクトワン」「消費者金融」など具体的な会社名は担当者が話すことはありません。
個人名で会社に電話するため、会社の人にはバレにくいと言えます。
また、在籍確認は本人が在籍していることを確認するのが目的です。
そのため余計な話はせず、2〜3分もあれば確認は終わります。
具体的には次のような内容で在籍確認の電話はかかってきます。

担当者「山田太郎さん(申込者の仮名)はいらっしゃいますか?」

会社の人「いえ、席を外しております。」

担当者「分かりました、またお電話改めます。」
このような内容なら、会社の人は何の電話なのか分からないでしょう。
そのため、会社の人にはバレにくいと言えるのです。
ダイレクトワンの在籍確認を避ける方法はない!
在籍確認によってダイレクトワンの申し込みが会社にバレにくいということが分かっても、なるべくなら避けたいと思う人もいるでしょう。
しかし、ダイレクトワンからの在籍確認を避ける方法はありません。
全員必ずかかってくるという訳ではありませんが、自分の手で在籍確認を回避することはできないのです。
在籍確認の電話は、上で解説したように申込者がいるかどうかを訪ねられます。
この電話には、自分で対応しても問題はないのです。
その場合の通話例は次の通り。

担当者「山田太郎さん(申込者の仮名)はいらっしゃいますか?」

申込者「はい、私です。」

担当者「ダイレクトワンの在籍確認でお電話しました。確認が取れたので、失礼いたします。」
このように、自分で対応した場合でも周りに怪しまれるような内容ではかかってきません。
どうしても他の人に応答されるのが嫌だという人は、なるべく自分で対応するようにしましょう。
ダイレクトワンでは本審査時に在籍確認が行われる
ダイレクトワンでは、次のような流れで審査が行われます。
- 申し込み
- 仮審査
- 必要書類提出
- 本審査
- 契約
仮審査は申し込み者の情報を点数付けして、合格点に達していれば次に進むことができるという機械的な審査です。
そして、必要書類を提出したあとの本審査で在籍確認が行われます。
在籍確認は仮審査時に希望の時間を聞いてもらうことができ、突然かかってくるものではありません。
派遣社員・アルバイト・パート、個人事業主でも在籍確認の電話はかかってくる?
前の章では、在籍確認の内容や、在籍確認によって申し込みが会社の人にバレないのかを解説しました。
ところで、正社員以外の人でも、在籍確認の電話はかかってくるのでしょうか。
結論から言うと、個人事業主以外は基本的に在籍確認が行われます。
雇用形態が正社員でなかろうと、返済能力を確認するために勤務先への電話は入るのです。
このとき、派遣社員として働いている人は派遣先の電話番号を記入するようにしましょう。
大手の派遣会社だと、自社社員の名前を覚えておらず在籍を確認できない場合があります。
またアルバイト・パートだと、勤務先へ自分宛に電話がかかってくることはあまりないでしょう。
そのため在籍確認が入ると怪しまれる可能性がありますが、すぐに終わるのでごまかすしかありません。
個人事業主の場合は固定電話を持っていないという人も多く、在籍確認をするのが難しいです。
そのため他の書類を提出するよう求められることがあります。
ダイレクトワンの在籍確認で審査落ちになるパターン
前の章では、派遣社員やアルバイト・パート、個人事業主でも在籍確認はされるのかについて解説しました。
ダイレクトワンの仮審査を通過することができても、在籍確認で審査落ちになってしまうパターンがあります。
それは次の2通りです。
- 実際に勤務していない
- 勤務先の電話に誰も出ない
ひとつずつ見ていきましょう。
実際に勤務していない
まず、実際に記入した勤務先に在籍していない場合です。
嘘の情報を書いた場合は、ほとんどの確率で審査落ちの対象になります。
また過去に働いていた勤務先や、休職中の電話番号を記入した場合でも在籍していることにはなりません。
申し込み時には必ず勤務している職場の電話番号を記入する必要があります。
注意したいのが、支店や営業所が多いような職場に勤めている場合です。
このとき実際に勤務している職場の電話番号ではなく、本社の電話番号を記入してしまう人もいます。
しかしその場合も、在籍していると判断されない場合があります。
記入するのは自分に繋がりやすい電話番号にしましょう。
勤務先の電話に誰も出ない
また、中には営業マンばかりの職場だったり事務員がいなくて留守にしていることが多いような職場もあるでしょう。
すると在籍確認の電話に誰も応答せず、確認が取れなくて審査落ちになってしまう可能性があります。
しかし、上でも解説したように在籍確認の電話は自分で応答しても問題ありません。
そのような職場の場合は、なるべく在籍確認のタイミングに合わせて職場にいるようにしましょう。
ダイレクトワンからの在籍確認は必ず入るわけではないが、あるものだと思っておきましょう
この記事では、ダイレクトワンの在籍確認について、電話を回避する方法があるのか、また在籍確認の注意したいポイントについて解説しました。
ダイレクトワンのコラムによると、実際に在籍確認の電話がかかってきたという人はキャッシング利用者の約半数だそうです。
しかし基本的には、在籍確認はされるものだと思っておきましょう。
また、嘘の勤務先情報を記入してしまうと今後その会社で審査に通らなくなってしまうこともあります。
絶対にやめましょう。

