学生ローンを利用したいと考えたとき、やはり気になるのは金利だと思います。
学生ローンの中で金利が安い金融機関はどこなのか、そもそも学生ローンの金利は安いのか分からない人もいるでしょう。
今回の記事では、主要な学生ローンの金利と限度額を徹底比較しました!
また、金利を下げるコツについても解説していくので、学生ローンを実際に利用する前に学生ローンの金利について知識を深めていきましょう。
目次

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- 限度額
- 800万円
- 審査時間
- 最短30分
- 融資時間
- 即日
学生ローンの金利について
学生ローンはアルバイトなどの安定した収入を持つ学生が組めるローンのことです。
基本的に収入を持っていることが前提で、アルバイトをしていない学生や収入のない学生はお金を借りることができません。
学生ローンの金利は消費者金融から借りるよりも安い場合もありますが、大きな差があるというわけではありません。
学生のためのローンと考えると勘違いされるかもしれませんが、学生ローンの金利は他と比べて優遇されているわけではなく、場合によっては別の場所からお金を借りたほうが金利は安く済む可能性もあります。
学生ローンはあくまで学生でも審査に通りやすくお金が借りやすいのがメリットであるといえます。
学生でも借りやすい理由は、限度額が消費者金融よりも低いからです。
限度額が低いので借りられるお金は少なくなりますが、お金を貸す側としても審査を甘くすることができるので、アルバイトでも安定した収入のある学生であればお金を借りることができます。
学生ローンはあくまで学生でも借りやすいローンであり、金利は他の消費者金融と変わらないので、借金であることを自覚したうえで利用するようにしましょう。
しかし、用途が学費ではなく、旅行や付き合いのためのお金を借りたい場合に、よほどまとまった収入がない限り学生ローン以外でお金を借りることは難しいです。
学生ローンで借りるしかないのであれば、金利は他の消費者金融と大差がないことはわかっていても、少しでも安い金利でお金を借りたいと思うのではないでしょうか?
次の項目では主要な学生ローンの金利を徹底比較していきます。
学生ローンの金利を徹底比較!
それでは、実際に主要な学生ローンの金利と限度額を比較していきましょう。
学生ローン | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
ニチデン | 9.125% | 30万円 |
マルイ | 12.0~17% | 50万円 |
アミーゴ | 14.4~16.8% | 50万円 |
キャンパス | 14.4~16.8% | 50万円 |
イーキャンパス | 14.5~16.5% | 50万円 |
カレッヂ | 15~17% | 50万円 |
フレンド田 | 15~17% | 50万円 |
友林堂 | 12~16.8% | 30万円 |
トーエイ | 18% | 50万円 |
結論としては、最も学生ローンの中で金利が低いのはニチデンになります。
ただし、友林堂も同様に限度額が30万円となっているので、30万円以上お金を借りたい場合は別の学生ローンで借りる必要があります。
基本的に学生ローンの金利の限度額は50万円で、金利の変動もありますが基本的に初めてお金を借りる場合は最高金利で貸し出されることが多いです。
しかし、キャンパスであれば女子学生のみ金利が優遇され、アミーゴでは就職内定者が金利の優遇を受けることができるなど、学生ローンによっては金利の優遇制度がある場合もあるので、あてはまる場合はチェックしておきましょう。
学生ローンの返済の苦労を少しでも減らしたいのであれば、いくら借りるのか決めて、その額を貸してくれる学生ローンの中で一番金利が安いものを選ぶとよいです。
学生ローンの金利は安いのか
最初に説明ましたが、カードローンや消費者金融と比較してほとんど変わりません、
カードローンや消費者金融によっても金利は異なるので、カードローンより金利が安い学生ローンもあれば、消費者金融より金利が高い学生ローンもあります。
また、後ほど詳しく説明しますが、消費者金融の場合初めてお金を借りるときに金利が無料になる場合があります。
貸してもらいたい額が10万円であれば学生でも消費者金融でお金を借りられる場合も多いので、金利を重視するなら学生ローンは正しい選択ではない可能性もあります。
しかし、貸してもらいたいと考えている額が30万円~50万円で、消費者金融に相手をしてもらえない場合は、学生が学費以外の用途でお金を借りられるのは学生ローンだけということになります。
そのため、学生が30万円以上のお金を借りたいと考えたときに利用できる場所が学生ローンしかない以上、学生ローンの中で低金利を求める必要があるということです。
そもそも低金利を勧める理由とは?
そもそも低金利を勧める理由とは何でしょうか?
先ほど金利に関する比較表を載せましたが、0.1%くらい大した差ではないと考えた人も多いかと思います。
金利は0.1%でも安ければ安いほど良いです。たった0.1%の差であっても借り入れの額が大きくなれば大きくなるほど、返済期間が長引けば長引くほど、利息の差額は大きくなります。
例えば、50万円を借りて15.0%の金利と15.1%の金利でお金を借りたときの利息は75,000円と75,500円になります。
たった500円と思うかもしれませんが、将来他の金融機関で500万円や5000万円を借りることになれば、たった0.1%でも5千円や5万円の差が生まれ、長期間借りることになれば、利息が発生するたびに500円の差が生じることになります。
金利において0.1%の差は無視できないほど大きなものです。
そのため学生ローンで同じ借入金額という条件で比較すれば、1%以上差がつくことは珍しく2%の差がつくことはまずありません。
金利は0.1%でも安い学生ローンを選択するようにしましょう。
学生ローンの金利を下げる3つのコツは?
学生ローンの金利を下げるコツは3つあります。
できる限り金利の安い学生ローンを選ぶ
消費者金融や銀行のカードローンでは信用性が高いと判断された場合は、3%程度の金利でお金を貸してもらえる場合があります。
もちろん学生はローンに対する信用性が低いので、低い金利で貸してもらうことが難しいです。
そのため、基本的には3%~5%の金利でお金を貸してもらうことは厳しいと考えたほうがよいでしょう。
先ほども0.1%でもできる限り金利の安い学生ローンを選んだほうが良いといいましたが、できる限り金利の安い学生ローンを選ぶことが金利を下げる一番の方法であるといえます。
しかし、金利を下げることはお金を借りる前だけではなく、お金を借りてから下げることもできます。
残りの2つのコツは実際にお金を借りてからできる限り利息を安く済ませる方法について解説していきます。
1回あたりの返済額を増やす
学生が金利を下げる方法としては、利息をできる限り少なくして実質負担する金利を少なくする方法もあります。
1回あたりの返済額を増やすことで利息は減り、完済までの期間も短縮されるので、結果的に金利の負担が軽くなります。
アルバイトで安定した収入があるという人はできる限り毎月の返済額を多くして、支払う利息を少なくするようにしましょう。
余裕があるときは繰り上げ返済をする
お金に余裕があるときは毎月の返済額とは別に繰り上げ返済をすることでさらに利息とローン残高を減らすことができます。
学生ローンの残高をすべて用意することができれば一括で返済が可能ですが、一部でもまとまったお金が用意して学生ローンの返済に充てることを繰り上げ返済といいます。
毎月の支払いだけではなく繰り上げ返済をすれば、学生ローンの残高をさらに減らすことができるので、負担する利息も軽くなり完済も早まります。
このように学生ローンの金利は借りる前に金利の低い学生ローンを選ぶことはもちろん、借りた後にも返済の方法次第で負担する利息を減らして実質的に金利を減らすことができます。
学生ローン以外でお金を借りた方が良い場合
学生がお金を借りたいと考えたときに借りられる場所は、学生ローンだけではありません。
もちろん、お金の使用用途や、借りるお金の額によっては学生ローンに頼るしかない場合もあります。
しかし、学生ローン以外の方法が利用できる場合はそちらを検討するべきです。
最後に、学生ローン以外でお金を借りたほうが良い3つの場合についてまとめました。
奨学金が利用できる場合
お金を借りる目的が学費であるのなら学生ローンよりも金利の低い奨学金を利用できます。
奨学金は学生ローンと同様に借金なので返済の義務がありますが、金利は学生ローンと比較して非常に安いのが特徴です。
ただし、奨学金は学費以外の用途に利用できないので、それ以外の用途でお金を借りたい場合は利用できません。
用途は限定されますが、学生が低い金利でお金を借りなくてはならない場合はまず奨学金に頼るのが一番です。

教育ローンが組める場合
こちらも学費や留学費用など学校に関する費用に限定されますが、低金利でローンを組むことができます。
しかし、審査が厳しく、基本的には親が子供のために組むローンとされています。
また、学費が必要な場合は奨学金を借りればよいので用途は非常に限定されます。
学校に関する費用でどうしてもローンを組みたい場合に、両親に相談して組むという方法が取れるのであれば、教育ローンを利用することも一つの手段といえるでしょう。

消費者金融の金利無料期間が利用できる場合
最後に、目的が学費や学校に関するものでない場合もすぐに返済するあてがあるのであれば消費者金融の金利無料期間を利用する方法もあります。
消費者金融には初めての利用で決められた期間、金利無料で利用することができるキャンペーンを開催している場合があります。
期間内に返済することができるのであれば、金利無料期間を利用してお金を借りれば利息なしで利用することができます。
ただし期間が終了すると通常の金利がとられてしまうので注意が必要です。
学生は消費者金融でお金を借りる場合、10万円以上借りるのが難しいので、金利無料期間を利用してお金を借りて期間内で全額返すことができるのであれば、消費者金融に頼るのもよいでしょう。
このように用途が限定される場合もありますが、学生がお金を借りられる場所は学生ローンだけではありません。
学生ローン以外にもお金を借りられる場所はあるので自分の目的に合わせて学生ローンを利用するのか、それ以外を利用するのかを決めましょう。
学生ローンの金利まとめ
学生ローンの金利について理解していただけたでしょうか?
学生ローンの金利は特別に安いものではなく、学生割引のように学生だから優遇してお金を貸してくれるというわけではありません。
もちろん、学生でもお金が借りやすいというのは事実ですが、消費者金融の借金と変わらない金利を請求されるのです。
限度額が少ないので学生ローンによって借金が泥沼化し返済不可能になるケースは少ないですが、返済を怠ると気づけば利息が膨れ上がってしまうことも。
学生ローンはあくまで借金であることを自覚した上で、繰り上げ返済なども駆使して計画的に返済するようにしましょう。
