大分県の地方銀行である豊和銀行には「ほうわSmartカードローン」というカードローンがあります。
大分県にお住まいの方で、「ほうわSmartカードローン」を申し込もうと考えている方は多いででしょう。
しかし、豊和銀行のほうわSmartカードローンの審査が通るかどうか不安な方もたくさんいます。
カードローンは審査に落ちたら、次の申し込みまでに半年空けないと審査に通過できないことがあります。
やはり、なるべく最初で審査に通りたいと思いますよね。
実は、審査に通る為に、いくつか押さえるべきポイントがあるということをご存知でしょうか？
今回は、審査が通るか不安な方やほうわSmartカードローンのことを詳しく知りたい方向けに、ほうわSmartカードローンの審査に通るコツや申し込み方法、即日融資は可能かどうかを解説していきます。
ほうわSmartカードローンの基本情報
豊和銀行のほうわSmartカードローンの基本情報は以下の通りです。
| 限度額 | 10万円以上500万円以内(10万円単位) |
|---|---|
| 金利 | 4.5%～14.0%（固定金利） |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 保証会社 | 九州総合信用株式会社) |
| 即日融資 | 不可 |
| 口座開設 | 必要 |
限度額はカードローンとしては低いですが、金利が低めに設定されているのが特徴です。
ほうわSmartカードローンの金利は利用限度額に応じて変化する
ほうわSmartカードローンの金利は、審査担当者から設定される利用限度額に応じて変化します。
利用限度額とは、ほうわSmartカードローンから借りられるお金の上限を指します。
利用限度額ごとのほうわSmartカードローンの金利は以下の通りです。
| 利用限度額 | 年金利 |
|---|---|
| 10万円以上100万円以下 | 14.0％ |
| 110万円以上200万円以下 | 11.5％ |
| 210万円以上300万円以下 | 9.5％ |
| 310万円以上400万円以下 | 6.5％ |
| 410万円以上500万円以下 | 4.5％ |
審査により、利用限度額が高く設定されるほど、金利が低くなります。
ほうわSmartカードローンを利用できる条件
豊和銀行のほうわSmartカードローンを利用できる条件は以下の通りです。
- 申込時の年齢が満20歳以上、満70歳以下の方
- 豊和銀行の営業区域に勤務先か住まいがある方
- 住んでいる家屋に電話がある、もしくは携帯電話を持っている方
- 安定した収入がある方
- 保証会社の保証が得られる方
ここからは、それぞれ具体的に解説していきます。
申込時の年齢が満20歳以上、満70歳以下の方
年齢が20歳以上、満70歳以下の人のみ、ほうわSmartカードローンを利用できます。
ほうわSmartカードローンは「満70歳以下」ということで、他のカードローンよりも比較的年齢制限の上限が高めに設定されています。
利用できない年齢の場合、審査に落とされます。
特に高齢の方は、年齢制限に注意しましょう。
豊和銀行の営業区域に勤務先か住まいがある方
ほうわSmartカードローンは豊和銀行の営業区域に住んでいるか勤めている人しか利用できません。
豊和銀行の営業区域は他の地方銀行に比べるとかなり限定されています。
ほうわSmartカードローンを利用できる地域は以下の通りです。
- 福岡県
- 大分県
- 熊本県
以上の地域以外は、利用ができないため注意しておきましょう。
住んでいる家屋に電話がある、もしくは携帯電話を持っている方
ほうわSmartカードローンは電話が繋がる方でないと利用することができません。
住んでいる家に固定電話がある方、もしくは携帯電話を持っている方が利用することができます。
いざという時にちゃんと連絡が取れないと信頼を得られるはずがありませんよね。
固定電話も携帯電話もない方は、ほうわSmartカードローンに限らず、どこの金融機関に行っても受け付けてもらえません。
安定した収入がある方
安定した収入がないと豊和銀行のほうわSmartカードローンの利用ができません。
働いていて給与収入のある人がほうわSmartカードローンの融資対象者になれます。
正社員や公務員といった正規雇用者は、安定した収入があるからカードローンに申し込みが可能です。
契約社員や派遣社員、アルバイト、パートなどの非正規雇用者でも、毎月継続して得られる収入がある人なら申し込みができます。
また、年金受給者や専業主婦の方も利用できるという特徴があります。
専業主婦は、配偶者が給与所得者の場合に限り利用することが可能です。
保証会社の保証が得られる方
ほうわSmartカードローンの保証会社が審査で保証できると判断しない限り、審査に落とされてしまいます。
保証会社は九州総合信用株式会社です。
保証会社の役割は、銀行カードローンやフリーローンの審査と債権保全です。
仮に返済を長期滞納してしまった場合は、九州総合信用株式会社が延滞金を含めた借金全額を立替払いします。
そのような状況にならないためにも保証会社はしっかり審査してくるので、確実に通過できるようにしておきましょう。
ほうわSmartカードローンの審査を通りやすくするコツ
銀行カードローンの審査は、銀行業界全体的に厳しさを増す傾向にあります。
そのため、審査を通過するために必要な部分を整理して準備してから審査に臨むことが大切となります。
豊和銀行のほうわSmartカードローンの審査を通過するには、以下の部分を押さえておく必要があります。
- 信用情報を改善させよう
- 他社の残債をできる限り返済しておこう
- 他社借入を作らないようにしよう
- 収入を安定させよう
- 希望限度額を下げよう
以上の内容を意識して、安心して審査を通過できる状態にしましょう。
ここからは、それぞれ具体的に解説していきます。
信用情報を改善させよう
返済の長期延滞など、信用情報に問題がある場合は、信用情報の改善を図りましょう。
返済の長期延滞やトラブルで信用情報に問題があると、審査の通過が難しくなります。
特に、九州総合信用株式会社が審査を担当している他社のカードローンやクレジットカードでトラブルがあった場合は、審査の通過が難しくなってしまうので、気を付けてください。
一定の時間が経過すれば、悪い情報はすべて削除されます。
遅延や延滞がある場合は、こうした情報が消えるまで審査を受けないように気を付けましょう。
不安な人は信用情報機関の情報照会で確認しよう
信用情報に不安がある方は、個人信用情報機関の情報照会で確認しておくと良いでしょう。
個人信用情報機関は国内に以下の3つの機関が存在しています。
- CIC（指定信用情報機関）
- JICC（日本信用情報機構）
- JBA（全国銀行個人信用情報センター）
どこの銀行でも、それぞれ少なくとも1カ所には加盟していて、個人の信用情報をいつでも見ることが可能です。
個人信用情報機関に信用情報の開示申請をすると、自分の信用取引の記録を見ることができます。
開示の費用は1000円かかりますが、自分の信用情報が日時や金額で具体的に把握できるのでオススメです。
他社の残債をできる限り返済しておこう
他社の借入がある人は残債をできる限り返済しておきましょう。
ほうわSmartカードローンでは、審査で申込者の他社借入状況もしっかり確認します。
あまりに残債が多いと限度額が少なくなってしまうことや、審査に落ちることもあります。
日頃からの継続的な返済が大切ですね。
他社借入を作らないようにしよう
なるべく他社借入を作らないようにしましょう。
借入件数が多いと審査に想像以上に低評価をつけられやすいです。
他社の借入件数がすでに3～4件程度ある方は審査に落ちる可能性が高いといえるでしょう。
1件で200万円の借入と、3件で200万円の借入では、3件で200万円の借入の方が評価は低いです。
また、申し込み時に、複数社の申し込みもしないように気を付けましょう。
収入を安定させよう
安定収入は、返済能力を見る上での必須要素となります。
具体的には以下のような要素が見られます。
- 年収の金額
- 勤続期間
- 雇用形態
- 業種/職種
- 会社の規模
申し込み金額が少額の場合、勤続年数が１年以上であれば、年収額、勤務先の規模、雇用形態等に関わらず、安定収入があると判断されるケースが多いです。
逆に、申し込み金額が一定額を超えると、勤務先の規模や雇用形態という要素が強く影響するようになります。
一般的に、上場企業など大企業の社員や、中央官庁や公務員は安定収入有りと見られる傾向が強いです。
希望限度額を下げよう
なるべく希望限度額を下げるようにしましょう。
収入に対して借入額が大きくなりすぎてしまうと審査に落ちやすくなってしまいます。
現在、一部の銀行で「貸し過ぎ」が問題となり、銀行業界全体的にカードローンの自主規制が広がっています。
特に、「年収と返済のバランス」が重要視されているので、借入額が大きいと審査に落ちやすいです。
希望限度額は自分の収入に見合った金額にしておきましょう。
ほうわSmartカードローンは即日融資ができるのか？
豊和銀行のほうわSmartカードローンは即日融資ができるのでしょうか？
結論からいうと、残念ながらほうわSmartカードローンは即日融資ができません。
どんなに早い時間帯に申し込んだ場合でも、審査結果の連絡が最短でも翌営業日になるからです。
即日の融資を希望する人は他のカードローンや消費者金融で融資を受けましょう。
銀行系カードローンは即日融資ができない
現在、ほうわSmartカードローンに限らず、どの銀行系のカードローンでも申し込んだその日のうちに融資してもらうことができなくなっています。
なぜなら、2018年の1月から銀行系カードローンの審査では警察庁の反社データベースに照会をかけるという決まりができたからです。
申込者が反社会的勢力ではないか、もしくは反社会的勢力と関わりがないかを確かめ、そのような勢力にお金が流れないようにするためです。
警察庁からの返事を受け取るには、最短でも翌営業日になります。
つまり、どんなに融資までのスピードに重点を置いたカードローンでも、最短で翌営業日になってしまうということです。
ほうわSmartカードローンは融資までに最短1週間かかる
ほうわSmartカードローンは申し込みから融資まで、最短でも1週間必要です。
最短1週間というのは、他の銀行系カードローンと比べてもかなり時間のかかる方です。
時間のかかる理由としては、申し込み時の仮審査や正式な審査の結果連絡までに2、3日かかるからです。
さらに、手続き完了までに店舗への来店が2度必要なので、時間がかかるのは必然です。
最短で1週間なので、審査や来店の都合によっては10営業日以上かかることもあります。
「融資が必要な日時までに間に合わない」ということがないよう、時間的な余裕を持って、早めに申し込みをしましょう。
ほうわSmartカードローンの申し込みから借入れまでの流れ
豊和銀行のほうわSmartカードローンを実際に申し込む際はスムーズに手続きを終わらせたいですよね。
スムーズに手続きを終わらせるために、事前に申し込みから借入れまでの全体の流れを把握しておくことが大切です。
ほうわSmartカードローンの申し込みから借入れまでの大まかな流れは以下の通りです。
- 仮審査申し込みをする
- 必要書類を提出する
- 正式な申し込みをする
- 在籍確認が行われる
- 契約手続きをする
- ATMで借入れる
まず、ほうわSmartカードローンは最初に仮審査があり、その後に必要書類の提出をして正式に申し込みを行います。
申し込み後は正式な審査となり、在籍確認が行われ、数日後に審査結果の連絡が来ます。
そして、審査に通過すれば、契約を済ませて手続き完了です。
ここからは、それぞれ具体的に解説していきます。
仮審査申し込みをする
ほうわSmartカードローンは最初に仮審査があり、仮審査の申し込みはインターネットで行います。
インターネットでの申し込みなので、24時間いつでも申込みが可能です。
まずは、豊和銀行のホームページにアクセスし仮審査の申し込みをしましょう。
仮審査申し込みの段階で本人確認書類の画像をアップロードをするので、あらかじめ携帯電話やカメラで撮影して保存しておくとスムーズに行えます。
必要書類を提出する
仮審査の申し込みで必要事項の記入を終えたら必要書類を提出します。
この時、申し込みフォームに記載した現住所と一致しているものでないと受け付けてもらえないので注意してください。
一致していない場合は別の書類を用意しないといけません。
必要なものは本人確認書類と、利用限度額が50万円を超える場合は収入証明書類も必要です。
申し込みに必要な本人確認書類
申し込みに必要な本人確認書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード(写真つき)
- 健康保険証
以上の書類の中のいずれか1つが必要となります。
健康保険証の場合は、住民票の写しや現住所の記載がある公共料金の領収書等が追加で必要になります。
申し込みに必要な収入証明書類
利用限度額が50万円を超える場合は収入証明書類も必要です。
申し込みに必要な収入証明書類は以下の通りです。
- 源泉徴収票
- 公的所得証明書
- 確定申告書
以上の書類の中のいずれか1つが必要となります。
確定申告書の税務署受付印がない場合は、納税証明書(その2)を添付する必要があります。
正式な申し込みをする
本人確認書類を提出して仮審査申し込みの手続きが終わったら、窓口で正式な申し込み手続きを行います。
仮審査申し込みから2、3日で仮審査の結果連絡が電話で来るので、仮審査に通過していたら豊和銀行の窓口に行きます。
窓口での正式な申し込み手続きの際にも本人確認書類と普通預金口座のお届け印が必要なので、忘れずに持っていきましょう。
正式な手続きはWEBや電話では受け付けてないので気を付ける必要があります。
在籍確認が行われる
ほうわSmartカードローンでは、窓口での正式な申し込み手続きの後に在籍確認が行われます。
在籍確認とは、申し込み者が記入した勤務先に虚偽がないかどうかを、審査担当者が電話で確認することです。
在籍確認によって、豊和銀行のほうわSmartカードローンに申し込んでいることが勤務先に知られることはありません。
虚偽の勤務先を記入することをしなければ、スムーズに確認が終わるので安心して手続きを進めていきましょう。
契約手続きをする
在籍確認が完了すると審査が行われ、審査に通過すると窓口での契約手続きをします。
ほうわSmartカードローンは審査結果の連絡は電話で行われるので、いつでも電話に出られる状態にしておきましょう。
審査に通過していたら、豊和銀行の窓口に行きます。
窓口で契約手続きを済ませれば、ほうわSmartカードローンの契約は完了です。
契約手続きの際も、念のため本人確認書類や収入証明書は持っていきましょう。
ATMで借入れる
契約手続きが終われば、ほうわSmartカードローンの契約が完了し豊和銀行のキャッシュカードにカードローン機能が付与されます。
契約完了からカードローン機能の付与まで少し時間がかかります。
カードローン機能の付与が終われば連絡をしてもらいたいという希望をあらかじめ窓口に伝えておきましょう。
キャッシュカードにカードローン機能が付与されたら、豊和銀行のATMから借入れができるようになります。
また、契約が完了した時点で、その場で初回融資を受けることができるという点も覚えておくと便利です。
提携銀行のATMも利用可能
ほうわSmartカードローンは、豊和銀行のATMの他に提携銀行のATMからでも借り入れることが可能です。
ほうわSmartカードローンの借入れができる提携銀行は以下の通りです。
- 西日本シティ銀行
- 福岡中央銀行
- 佐賀共栄銀行
- 長崎銀行
- 熊本銀行
- 宮崎太陽銀行
- 南日本銀行
- 沖縄海邦銀行
豊和銀行のATMと提携銀行のATMは、平日の8:45～18:00の間であれば手数料無料で借入れできます。
それ以外の曜日や時間帯だと手数料が110円かかるという点に注意しましょう。
ほうわSmartカードローンの審査申し込み方法は？即日融資は可能？まとめ
ということで、豊和銀行のほうわSmartカードローンの審査に通るコツや申し込み方法、即日融資は可能かどうかを解説していきました。
審査に通りやすくするためには、安定収入や日頃からの信用情報の改善が大切だということが分かりました。
しっかりポイントを押さえて、準備してから、ほうわSmartカードローンの申し込みをしましょう。
豊和銀行のほうわSmartカードローンは、比較的審査に通りやすく金利も低いのでおすすめのカードローンです。
これから豊和銀行のほうわSmartカードローンでの融資を考えている方は、返済のことを考えて計画的に利用していきましょう。
