2017年9月みずほ銀行とソフトバンクが共同出資して、J.Scoreという消費者金融が誕生しました。
みずほ銀行の銀行としてのノウハウと、ソフトバンクのIT技術が融合して誕生したJ.Scoreは、新たな審査システムを導入していることが話題に。
J.ScoreではAIスコア診断という仕組みを導入しており、利用者の返済能力を点数化。
AIスコア診断で高い点数をとることが、J.Scoreの審査に合格するための近道です。
こちらの記事では、J.Scoreの点数をアップさせるための方法について徹底解説!
J.Scoreの審査に合格したいという人は、この記事を参考にして点数をアップしましょう。

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J.Score の審査はどのようにおこなわれる?
まずはJ.Scoreの審査はどのようにおこなわれるのかを解説していきます。
審査に合格するためには、審査に仕組みをすることが大切。
まずは仕組みをしっかり把握しておきましょう。
AIスコアが600点以上であることが条件
J.Scoreのアプリをダウンロードしてログインすると、突然18個の質問をされます。
この質問は利用者の返済能力を診断するためのもの。
質問に回答するとAIスコアという点数が表示されます。
ここで表示された点数が600点以上であることが、J.Scoreの審査に合格するための条件です。
J.ScoreはAIスコア診断を受けなくても審査に申し込みはできますが、スコア診断を受けたほうが審査に合格する可能性は高くなりますよ。
信用情報とあわせて本審査がおこなわれる
それではJ.Scoreの点数が600点以上であれば、かならず審査に合格するのでしょうか。
この答えはノーです。
J.ScoreではAIスコア診断によって仮審査をおこない、その後本審査がおこなわれます。
本審査ではAIスコア診断の点数と、信用情報の確認が主な審査内容です。
信用情報とは、クレジットやローン等の申し込みや契約に関する情報を指します。本人を識別するための情報のほか、クレジットの申込内容や契約内容、支払状況、残高などで構成されており、主にCICに加盟するクレジット会社等から登録された情報になります。
出典:CIC(https://www.cic.co.jp/confidence/intro/basic.html)
信用情報にはクレジットカードやカードローンの契約情報や支払い情報が記載されているので、他社の契約状況もすぐにわかります。
そのため下記のようなことが記録されていると、審査に落ちる可能性が高いです。
- カードローンやクレジットカードの支払いができていない
- 支払い遅延記録が目立つ
- 債務整理や自己破産をした履歴がある
スコア診断と信用情報の情報をもとに審査がおこなわれるので、スコア診断だけが重要なわけではありませんよ。
在籍確認はおこなわれる
ちなみに他のカードローン審査でもおこなわれる在籍確認は、J.Scoreの審査でもおこなわれます。
在籍確認とは利用者が入力した企業で、その人が本当に働いているかどうか確認するためのもの。
勤務している会社に電話をして
「私石田と申しますが、〇〇さんはいらっしゃいますか?」
という電話がかかってきて
「〇〇ですね。代わりますので少々お待ちください。」
「〇〇はただいま外出しております。」
といった対応をされると、在籍確認がとれたということになります。
ちなみに在籍確認は、本審査の最後におこなわれます。
そのためAIスコア診断や信用情報で審査落ちした場合は、在籍確認はまずおこなわれません。
また在籍確認がとれないと、審査落ちする可能性は高いです。
勤務先の会社は返済能力に大きく直結するので、わざわざ電話をして対応しています。
在籍確認はとても重要な要素なので、しっかり対応しましょう。
AIスコア診断の仕組みを解説
それではAIスコア診断では、どのような仕組みで点数が決まるのでしょうか。
ここからはAIスコア診断の仕組みを解説していきます。
1,000点満点で利用者の返済能力を診断する
AIスコア診断では、1,000点満点で利用者の返済能力を診断します。
その中で600点以上をクリアすることが、審査に合格するための基準の一つですね。
他のカードローン会社でも返済能力を確認しますが、収入や支出のみを確認することが多いです。
一方J.Scoreの場合、収入や支出の確認はもちろん生活習慣やお金に対する意識なども調査します。
たとえば下記のようなことが考えられます。
- タバコを吸っている人は、健康を害する可能性があるので評価が下がる
- 趣味がギャンブルの人は、ギャンブルに失敗すると返済できなくなる可能性が高い
従来のカードローンではここまで突っ込んだ質問はされませんでしたが、J.Scoreではより正確に審査をするため、さまざまな質問項目を設けています。
逆に言えば収入面で少し不安があっても、他の面で巻き返せる可能性があるということ。
J.Scoreの審査ハードルは高めなのですが、あきらめることはありませんよ。
最初に質問される基本18項目
そんなJ.Scoreですが、アプリにログインすると18項目の質問がされます。
はじめに質問される18項目は
- ニックネーム
- 生年月日
- 性別
- 最終学歴
- 勤務形態(正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト・自営業など)
- 業種
- 職種
- 企業規模
- 入社時期
- 前年度の年収
- 婚姻の有無
- 子供の数
- 同居家族の有無
- 同居家族人数
- 郵便番号
- 住宅タイプ(持ち家or賃貸)
- 居住年数
- 借り入れ状況(住宅ローン・教育ローン・自動車ローン以外)
はじめにこの18項目に対して、回答します。
具体的な勤務先は聞かれないのですが、年収や企業規模は質問されるので答える必要があります。
この18項目に回答すると、暫定の点数がでるため、AIスコア診断のベースとなる質問のようです。
ちなみに筆者もAIスコア診断をおこなったところ、最初のスコアは441でした。
筆者の主な回答としては下記のような回答です。
- 年収400万円
- 31歳
- 自営業
- 未婚
- 子供なし
年収400万円は現代では平均的といったところだと思いますが、自営業である点が大きく点数を下げていると予想されます。
自営業はサラリーマンに比べて給料の安定性がないため、カードローンの審査では不利になりがち。
これが大企業に勤めている人や公務員の人であれば、より点数がよくなったと予想されます。
質問回答後も点数アップの手段が残されている
またJ.Scoreでは、基本18項目への質問に回答した後でも点数アップの手段が残されています。
点数をアップするための主な手段は下記の三つ。
- J.Scoreが用意した質問に回答する
- 情報連携をおこなう
- ハビットチェンジをおこなう
ものによっては数分で終わるものもあれば、継続的に対応しなければならないものもあります。
しかしどれも対応することは難しくありません。
筆者の場合基本18項目への回答後1時間以内に、点数が40以上アップしました。
そしてその後も継続していけば、さらに点数は伸びていくでしょう。
筆者の場合スコアを伸ばしても600点には届きませんでしたが、あと少しで600点に届くという人であれば、点数をアップすれば審査に合格する可能性が高くなります。
J.Scoreには点数をアップする方法がたくさんあるので、ぜひ実践してみましょう。
AIスコア診断の点数をアップするための方法を解説
それではAIスコア診断の点数をアップするためには、具体的にどのようなことをしていけばいいのでしょうか。
AIスコア診断の点数を上げたい人は、しっかり確認しておきましょう。
J.Score が用意した質問に回答する
AIスコア診断の点数を上げるための方法1つ目は、J.Scoreが用意した質問に回答することです。
J.Scoreにログイン後スコアアップという項目をタップすると下記の5項目の質問が用意されています。
- 生活
- 性格
- ウォレット
- ファイナンス
- プロフィール
それぞれの項目に質問が用意されているのですが、最大で150問ほどの質問が用意されています。
具体的な質問内容としては、さまざまな質問が並んでいます。
- 日用品を買うときに何を重視しますか(デザイン・ブランド・価格など)
- ATMから月に何回くらいお金を引き出しますか
- お金を借りることについてどう思いますか
- 趣味は何ですか
これらに回答すると点数がアップします。
ちなみに筆者の場合すべての質問に回答し、点数が40ほどアップしました。
150問ほどの質問と聞くと大変に思うかもしれませんが、選択肢の中から選ぶだけなので、早ければ30分ほどで終了しますよ。
情報連携をおこなう
AIスコア診断の点数を上げるための方法2つ目は、情報連携をおこなうことです。
J.Scoreのスコアアップという項目には、情報連携という項目もあります。
J.Scoreと連携できるのは下記の4つの情報。
- みずほ銀行の口座情報
- Yahoo!Japanのアカウント
- ソフトバンクの携帯電話利用情報
- ワイモバイルの携帯電話利用情報
これらの情報を連携すると、点数がアップします。
ちなみにこれらの情報を連携すると、1項目(携帯電話情報はソフトバンクもしくはワイモバイルのどちらかのみ)につき0.1%金利が下がります。
つまりすべて情報連携ができれば、最大で0.3%金利を下げることが可能。
点数を上げるメリットもありますが、それ以上に金利が下がることは魅力ですね。
ハビットチェンジをおこなう
AIスコア診断の点数を上げるための方法3つ目は、ハビットチェンジをおこなうことです。
ハビットとは英語で習慣という意味。
- J.Scoreのハビットチェンジでは
- 1日8,000歩以上歩く運動習慣
- 指定の本を読む学習習慣
- 規則正しい睡眠時間を確認する睡眠習慣
- 毎日の支出と自己投資に充てるお金を計算するお金の習慣
上記の4つの習慣が項目化されています。
たとえば指定の本を読む学習習慣では、指定の本の要約文(1冊4,000文字ほどにまとめられています)を3冊読んだところ、点数が5アップしました。
他にも毎日の睡眠時間を規則正しいものにするなど、毎日の生活にプラスアルファすることで、実践できるものばかり。
ハビットチェンジをおこなうと点数がよくなることはもちろん、生活習慣が整うというメリットもあります。
点数を上げたいという人は、これを機に生活習慣の改善にチャレンジしませんか?
J.Score の質問に回答するときの注意点
ここまでJ.Scoreの点数を上げるための方法を解説してきました。
手軽にできる点数アップ方法として、質問に回答するという方法があります。
しかしただ機械的に質問に回答していては、実は効率的に点数は上げられません。
ここからはJ.Scoreの質問に回答するときの注意点を解説していきます。
嘘の回答をすると審査落ちする可能性が高い
J.Score の質問に回答するときの注意点1つ目は、嘘の回答をしないことです。
これはJ.Scoreに限らず、他のカードローンの審査でも同様ですね。
なぜならカードローン会社は審査のプロであり、嘘の回答はばれる可能性がかなり高いです。
たとえば勤務先の会社は在籍確認がありますし、年収は源泉徴収票を見れば一発で嘘がわかります。
そして申し込み時に嘘をつかれていたことがわかると、その時点でほぼ間違いなく審査落ちします。
みなさんもお金を貸す立場になればわかりますが、勤務先や年収で嘘をついてお金を借りようとしている人に、大切なお金を貸せますか?
これにはほとんどの人が、ノーと答えるでしょう。
カードローン会社も同様に嘘が発覚した時点で審査落ち対応をするので、嘘の回答はしないようにしましょう。
性格の質問には注意を払う
J.Score の質問に回答するときの注意点2つ目は、性格の質問への回答は注意を払うことです。
J.Scoreの質問の中には、その人のお金に対する意識をダイレクトに調査するものがあります。
たとえば「お金を借りることについてどう思いますか?」という質問に対して、用意されている回答は
- 借り入れをしたくないのでコツコツ貯金
- 借り入れをしたくないので知り合い・親族から借りる
- 借り入れをしたくないので我慢する
- 住宅や教育等の健全な借り入れはやむをえない
- 健全で前向きな目的の借り入れならしたほうがいい
- 返済できるなら目的に関係なく借り入れはしてもいい
この質問に上の3つの回答をした人は、申し込み時に借り入れ目的を詳しく聞かれる可能性が高いです。
なぜなら借り入れをしたくない人が、借り入れを申し込むということは、ある程度必要に迫られている可能性が高いからです。
このようにJ.Scoreの質問には、さまざまな意図が込められています。
性格の質問に対しては、慎重な回答を心がけましょう。
お金に関する意識を高くもつ
J.Score の質問に回答するときの注意点3つ目は、お金に関する意識を高くもつことです。
これも具体的な質問を例に挙げて見てみましょう
「1万円以上のモノを買うときは、どうやって支払うことが多いですか?」という質問に対して下記のような回答が用意されています。
- 現金
- クレジットカード
- デビットカード
- 電子決済
- 仮想通貨
これは私の考えですが、J.Scoreは現金以外の回答を求めていることを予想します。
クレジットカードやデビットカードを使って支払いをすればポイントが貯まるので、習慣的にそうした支払いをする人は、お金に対する意識が高いことになります。
常日頃からそうした意識を持っているのであれば、お金を借りたときもしっかり返済する可能性が高いので、評価が高くなるのではないでしょうか。
J.Scoreのハビットチェンジにはお金に関する項目も設置されているように、消費ではなく自己投資にお金を使っている人を評価する傾向も見てとれます。
お金に関する意識を高く持つことはいいことなので、ぜひ実践してみてください。
継続して点数を上げる努力を見せる
J.Score の質問に回答するときの注意点4つ目は、継続して点数を上げる努力を見せることです。
J.Scoreでは一度した質問でも、回答の編集ができます。
自身の生活環境が変化した場合、回答を編集しても問題ありません。
またJ.Scoreではハビットチェンジという仕組みを導入しています。
ハビットチェンジでは継続して学ぶことや生活習慣を整えることを推奨していますので、現時点での結果が全てではありません。
継続して点数を上げる努力をしていけば、J.Scoreでも評価対象になります。
そのため現時点で点数が足りない場合、正社員を目指す、大企業で働くように転職するといった方法も考えられます。
たとえば契約社員から正社員になったのであれば、点数はかなりアップすることが見込まれます。
そうした努力はJ.Scoreに伝わるので、継続して点数を上げる努力をすることはとても大切ですよ。
J.Scoreで審査落ちしたときの対処方法
J.Scoreで点数を上げて600点を超えたとしても、何らかの理由で審査落ちしてしまうことがあります。
信用情報がブラックであれば対応は難しいですが、そうでない場合まだ対応策は色々あります。
ここからはスコアで審査落ちしたときの対処方法を紹介していきます。
点数アップを目指す
スコアが足りていても審査落ちした場合、下記のいずれかの理由が考えられます。
- 信用情報に問題があった
- 収入面や支出面で不安があった
信用情報に遅延記録などが残っている場合、支払いをしっかり対応することである程度解決ができます。
信用情報に問題がない場合、収入面や支出面で問題があったと考えられます。
たとえばアルバイトのため収入が不安定などですね。
その場合J.Scoreの点数を上げて再び申し込みをすれば、審査に通る可能性があります。
審査落ちしたとしてもハビットチェンジなどで点数は上げられるので、点数を上げて再審査に申し込みましょう。
他のカードローンに申し込みをする
J.Scoreへの再申し込みは点数を上げる時間が必要なため、数カ月は時間を置いたほうがいいです。
そのためすぐにお金が必要な場合、他のカードローンに申し込みをするという方法があります。
J.Scoreは金利が低く審査基準も明確であることから、人気がある消費者金融です。
人気があればあるほど審査は厳しくなる傾向にあるので、J.Scoreの審査に落ちたとしても他のカードローンであれば審査に通る可能性があります。
ちなみに銀行カードローンは、2018年以降即日融資ができなくなりました。
そのためすぐにお金が必要であれば、消費者金融への申し込みをオススメします。
追い込まれても闇金やクレジットカード現金化に手を出してはいけない
J.Scoreの審査にも落ちて、他のカードローンの審査にも通らない。
そんな状況に追い込まれても、闇金やクレジットカード現金化に手を出してはいけません。
闇金は支払いができなくなった時に自分だけでなく、親族にも影響を及ぼす可能性があります。
またクレジットカード現金化をしてしまうと、支払いができなくなったときの最終手段である自己破産ができなくなります。
債務整理や自己破産をすることは、今後の生活に影響が出てしまいます。
しかし現在多重債務を抱えているのであれば、債務整理や自己破産も選択肢には入れておきましょう。
筆者は自己破産を経験していますが、自己破産申請後カードローン会社からの連絡がなくなっただけで、かなり精神的に楽になりました。
次への道を探すこともできるので、追い込まれても闇金やクレジットカード現金化に手を出すのではなく、債務整理や自己破産の検討をオススメします。
J.Score でいい点数を出して審査に合格しよう
ここまでJ.Scoreの点数を上げる方法について解説をしてきました。
J.Scoreの点数を上げるためには下記のポイントが大切です。
- J.Scoreが用意した質問に回答する
- 情報連携をおこなう
- ハビットチェンジをおこなう
いずれの方法をとったとしても点数をあげることは可能で、手間もそれほどかかりません。
点数をあげることはJ.Scoreの審査を通過するための、もっともわかりやすい手段です。
J.Scoreの審査に合格するためにも、点数をあげる意識をつねにもっておきましょう。
