不用品があったらどうする?という問いかけに対して、「捨てる」だけではなく「売る」が含まれるようになりました。
その方法としてリサイクルショップや買取店がありますが、フリマアプリもかなり有名ですよね。
スマホがあれば簡単に始められることもあって、皆さんの周りでも使っている人が多いのではないでしょうか。
フリマアプリの中で最も市場が大きいのが「メルカリ」です。
聞いたことがあると思うのですが、そうあの「メルカリ」。
現在、1802万人が利用するという、とても大きなマーケットです。
(https://merpoli.mercari.com/entry/2021/03/25)←インタビューの中で数字が出ています。
自分にとっての不要な物がフリマアプリで売ればお金になることが浸透してきているので、10代の学生から80代のシニアまで使っています。
またネットを使うので、ある意味24時間営業、そして優秀な物流システムのおかげで全国のユーザーに商品を届けることができます。
物を売るための素地がしっかりできているということですよね。
この記事を書いた人 川崎さちえ
ネットオークション暦17年、フリマアプリ歴7年。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションやの魅力を伝えている。オールアバウト フリマアプリガイドをつとめる。
著書に「できるポケット メルカリ+メルペイで月5万円 無理なく稼ぐ本」(インプレス)など多数。

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フリマアプリはスタートダッシュが肝心
フリマアプリで不用品をお金に換えるという考えがあれば、まずはやってみることが大切。
登録も簡単で、出品作業も難しい事はありません。
やる事はSNSへの投稿ととても似ているなと思うのですが、写真を撮って説明文を書くのが基本です。
実際に出品をしてみて、「あ、こんなものが売れるのだな」と思うことがポイント。
それがモチベーションになるからこそ続けていけます。
フリマアプリは単発で行うのではなくて、続けることで大きなお金を得られると考えた方がいいですよね。(結構コツコツ型だと思います)
そのためにもスタートダッシュは肝心で、ここで「お金になるんだ!」という実体験をしてほしいんです。
出品禁止物をチェック
フリマアプリに出品する場合には、まずは出品禁止物の確認をしましょう。
「それ、出品していいの?」ということですね。
メルカリでも出品禁止物があって、例えば学生服やタバコ、そして手元にない物も出品してはいけません。
例えば予約商品です。
出品禁止物を出品するとどうなるのかというと、メルカリからペナルティが課せられてしまいます。
利用停止になることもありますし、悪質なユーザーと判断されるとアカウントが削除されることも。
売りやすくするポイント
- 写真は綺麗に見やすく
- 説明文は端的にわかりやすく
- 価格設定は他の人を参考に
- 値下げ交渉は受けた方がいいフリマアプリの特徴の1つが、値下げ交渉です。
- 出品物は季節を考える
- ファストファッション系はまとめ売り
写真は綺麗に見やすく
商品を買ってもらえるかどうかは、第一印象である写真が鍵になります。
パッと見ただけで商品がわかる写真が理想です。
背景にも気をつけたいですよね。
ガチャガチャしていると生活感が出てしまって、なんだか残念な写真になってしまいます。
また写真の色と実際の色味が違ってしまうとクレームを受けることになるので、光を加減しながら実物に近い色にしていきます。
筆者は午前中に写真を撮るようにしています。
また傷や汚れは絶対に隠してはいけません。隠すと間違いなくクレームがきます。
きちんと写真で見せるようにして、説明文でも明記しておくくらい慎重になった方がいいですよ。
説明文は端的にわかりやすく
説明文は長ければいいというわけではなく、むしろ端的にポイントを抑えた方が読みやすいです。
箇条書きでもいいくらい。説明文のワードは検索キーワードにひっかってくるので、ブランド名やサイズ、色なども書いておきます。
自分がそれを買う立場になったとき、何を知りたいのかな?と考えると、自ずと書くことがわかってくると思います。
価格設定は他の人を参考に
商品が売れない最大の理由は、値段だと言ってもいいでしょう。
要するに、値段が高いんです。
なぜ値段が高くなるかというと、他の人がいくらで出品をしているのか見ていないから。
でも逆に考えれば、価格を他の出品物と揃えたり、若干安くすることで売れやすくなってきます。
もちろん商品の状態などによって変動するので、他の出品物がどんな状態なのかをチェックしてみるといいですよ。
注意するのは、送料が出品者負担になることが多いという点です。
つまり販売価格がそのまま手元に入ってくるのではなくて、メルカリの手数料10%と送料を引いた金額が入ってくるということ。
値下げ交渉分も含めて、3つの要素を考えながら価格設定をしていくことになります。
値下げ交渉は受けた方がいいフリマアプリの特徴の1つが、値下げ交渉です。
メルカリの場合は公式なルールではなくて、あくまでユーザー同士が決めているローカルルール。
もちろん値下げ交渉は受けなくてもいいのですが、せっかく買いたいと言っている人がいるのだから少し値段を下げた方がいいですよね。
むしろ値下げ交渉をされると思って、その分をプラスした価格で出品しましょう。
値下げ交渉は、大体1割程度の値下げだと思って大丈夫です。
例えば3,000円の商品ならば2700円を目安にするという感じですね。
出品物は季節を考える
フリマアプリは、リアルな店舗と同じように季節感があります。
そのため夏に冬物を出品しても非常に売りにくいですし、もし売れたとしてもすごく安い価格になってしまいます。
だったら本当に必要になる冬まで待って、季節にあわせて出品した方がいいですよね。
ただ夏でも冬物を探している人がいないわけではないです。
あえて季節をずらして安く買おうと考えるユーザーもいますよ。
ファストファッション系はまとめ売り
ユニクロやGU、しまむらなどもメルカリでは人気ですが、1点ずつだとなかなか売れないこともあります。
そもそも新品で買っても値段が変わらないとなったら、お店で買ってしまいますからね。
そこで使いたいのが「まとめ売り」というテクニック。
1点では値段が安いのですが、まとめることで価値が出てきます。
例えば子供が小さいと着替えように洋服がたくさんあった方が便利なので、ママさんたちが子供服のまとめ売りを買うこともあります。
その場合、サイズや服のテイストを揃えるのがコツです。
梱包はシンプルに
商品が売れたら梱包と発送です。
実は出品作業よりも梱包作業の方が面倒と感じている人が多いくらい、梱包はネックになっています。
でも梱包で大切なのは、商品を購入者に安全に送ること。
過剰にデコったりラッピングをする必要は全くありません。
使う梱包材も、家にある紙袋やプチプチで問題なし。
それでも足りないなら買うというスタンスでいましょう。
売上金はリアルなお店でも使える
メルカリの売上金は、キャッシュレス決済のメルペイ残高にすることで、他のお店で使えます。
普段使っているスーパーはドラッグストアでも、メルペイを導入しているケースは多いですよね。
筆者もメルカリの売上金をメルペイ残高にして、スーパーの支払いに使ったりしていますよ。
不用品を売ったお金で買うので、なんだかすごく得した気分になるんです。
まとめ
メルカリなどのフリマアプリは、不用品をお金に換えるためのツールとして、とても有効だと思っています。
もちろんユーザーとしてのルールを守らないといけませんが、常識から外れるようなことをしなければほぼ問題は起きません。
万が一トラブルが起きたときには、事務局やカスタマーセンターに問い合わせをすれば大丈夫。
安全安心な取引をしつつ、お小遣いを稼いでいきましょう!