新卒で始めた一人暮らし、なかなかお金が貯まらないし、どう節約したらいいかわからないですよね。
私も新卒で東京で一人暮らしを始め、どう節約したらいいのかがわからず、試行錯誤しながら生活していました。
私も今年度で社会人3年目になりましたが、毎月生活費は高くても17万円で生活できています。
節約には結構気を付けているつもりです。そんな私の、実際に行って効果があった節約についてご紹介します。
この記事を書いたライター
mii
東京23区内で一人暮らし中。IT会社勤務の24歳。
ひとり暮らし1年目で、貯金180万円達成しました。
「小さな幸せを毎日感じる生活」をモットーに生活しています。インスタグラムで主に発信しています。
mii♡楽しい節約貯金生活

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給料に見合った家賃にする
家賃は給料の3割以内
あくまで目安ですが、家賃は給料の3割が妥当です。
それ以上を超えてしまうと、家計が圧迫され、生活が厳しくなってしまいます。
最近では昇給がなかなか見込めない場合が多く、家賃は給料の2.5割以内がいいとも言われています。
また、初めての一人暮らしの場合、理想がたくさんあり、全部の要望を不動産会社に持ち込んでしまうと、かなり高額な家賃になってしまいます。
初めての一人暮らしは不安でいっぱいだと思いますが、自分の中でその条件は本当に必要なのかどうかを一度考えてみてください。
妥協する点、妥協しなかった点
3割、2.5割と述べましたが、家賃は安ければ安いほど生活が楽になりますので、自分の中で妥協できるところ、妥協できないところを判断して給料に見合った家賃の家を探してみてください。
ちなみにですが、私の場合の妥協した点、妥協しなかった点は以下の通りです。
妥協しなかった点
- バストイレ別
- 2口コンロ
- 築浅
私自身ユニットバスの家に住んだことがなく、掃除のしやすさなどから考えてバストイレは別がいいと考えていました。
また、自炊をするつもりであったので、2口コンロは欲しく、実際あってよかったと思っています。
もしない場合は、卓上IHコンロを別で購入するなどして対応してもいいかもしれません。
築浅がよかった理由としては、単純に設備やきれいさが異なってくるので、比較的築年数が浅い賃貸を探しました。
妥協した点
- 2階以上
- 駅から徒歩10分以内
女性はセキュリティ面についても心配だと思います。
私の場合は治安がいいとされている地域かつ、ホームセキュリティ付の賃貸だったので1階でもOKとしました。
ただ住んでみて思うのは、洗濯物を外干ししたい場合や外に気を遣わず安心して窓を開けたい場合は2階以上の方がうれしいです。
また、駅から徒歩15分は会社まで自転車通勤なので許容範囲内としました。
電車通勤の場合は、雨の日などを考慮すると駅から徒歩15分以上はしんどいかもしれません。
格安SIMに変更する
次に、格安SIMについてです。
現在大手キャリアの携帯を使っている方、月額何円かかっていますか?
私の場合、格安SIMを使うことによって月額1,500円以下に抑えられています。
例えば、大手キャリアで月額8,000円を1年間払うとします。
そうすると年間96,000円払うことになるわけですが、格安SIMに変更した場合、年間1,8000円となります。
この場合の差額は78,000円になり、かなり節約できるのがわかると思います。
格安SIMは通信速度が心配などの声もありますが、通信速度が速いとされる格安SIM会社を選択すれば速度の問題はあまり感じられません。
その場合でも月額3,000円ほどですので、かなりの節約になります。
変更手続きはそんなに難しいものではなく、1回やってみると意外とすんなり終えられると思います。
格安SIMのメリットとしては、月額料金が安い点と、料金プランが非常にシンプルで分かりやすい点、大手キャリアで存在する2年縛りがない点です。
逆にデメリットとしては、キャリアメールが使えない点です。
しかし、今まで使っていたキャリアメールをYahoo!メールやgmailなどのフリーメールへと変更するだけで構わないので、少し時間をかければ後々特に困ることはありません。
少しの手間でかなりの節約になりますので、ぜひ格安SIMへの変更を検討してみてください。
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光熱費の見直しを行う
一人暮らしの光熱費、だいたいいくらかかるかご存知ですか?
平均的な金額として、ガス代は3,000円~5,000円、電気代は3,000円、水道代は2,000円~3,000円と言われています。合計で10,000円前後かかるようです。
私も一人暮らしを始める前に様々なサイトを確認し、予算を10,000円として計算していたのですが、実際暮らしてみると、エアコンをよく使う夏や冬でも7,000円を超えたことがありませんでした。
私の一年間の平均は、ガス代が1,452円、電気代が2,469円、水道代が1,481円です。
トータルすると5,402円と、一般平均よりもかなり安くなっていました。
実家暮らしのときの生活を参考にして節約していたので、それが功をなしたのかもしれません。
そこで、私の光熱費節約方法についてご紹介します。
ガス代の節約方法
- 冬場以外、シャワーはこまめに止める
- 食器を洗う際は水を使用する
- お湯を沸かす場合は水から沸かすより、給湯器でお湯にしてから沸かす
ガスが使われるのはキッチンかお風呂だと思います。
私の場合キッチンはIHのため、ほぼガス代はお風呂で使われたものです。
また、基本的にお湯を沸かす際は給湯器からお湯を出したほうが時短にもなり、節約にもなります。
今まで水からガスで沸かしていた人は、ぜひ実践してみてください。
電気代の節約方法
- 契約プランを見直す
- エアコンのフィルターは定期的に掃除を行う
- エアコンを使用する場合は扇風機などと併用する
- 冬場は暖房を使用せず、電気毛布で過ごす
- 冷蔵庫は詰めすぎず、適度な間隔で入れる
- 電気を使用していないとき、使用しない部屋はこまめに消す
- トイレの蓋は閉める
- 暖かい時期の便座の保温はしない
電気会社は、2016年の電力自由化によって自由に電力会社を選択できるようになりました。
様々なプランの電力会社がありますので、一人暮らしに合ったプランを見つけて電気代を抑えることもできます。
ちなみに私は、ガス会社と同じにしており、電気とガスのセット割引で月12円引かれています。
また、私は引き落としをカードではなく口座からにすることによって、毎月55円安くなっています。
クレジットカードの場合はポイントが付くと思いますが、電気・ガス合わせて5,500円以下の人は口座引き落としにしたほうがお得になるのがわかると思います。
契約している会社によって、割引額やクレジットカードの付与ポイントは異なると思うので、一度確認してみてください。
水道代の節約方法
- 水を出しっぱなしにしない
- トイレは大ではなく、小で流す
- 洗濯はエコモード・時短モードで節水する
- 蛇口やレバーの上げすぎで、一度にたくさんの水を流さない
私の場合、手を洗う時や歯を磨く時にも水を出しっぱなしにしません。
手を石鹸で洗っている間はしっかり水を止めます。
そうすることによって、節水にもなりますし、水道代の節約にもなります。
特にトイレの水は、「大」の場合は約88L、「小」の場合は約66Lであり、約22Lもの差があります。
トイレの水は1日に何回も流すものだと思いますので、毎日の積み重ねで本当に変わります。
また、洗濯の際の時短モード・エコモードもかなりおすすめです。
洗濯は一回でたくさんの水を使用しますので、洗濯物の汚れがひどくない場合は変更して洗濯してみてください。
通常モードでも、すすぎの回数を一回に減らすだけでもおすすめです。
上記を参考にして、ぜひ光熱費の節約に取り組んでみてくださいね。
タンブラーを持参する
こちらも毎日少しづつの積み重ねで変わってくるものです。
私は毎日出勤する際にタンブラーを持参しています。
飲み物は、会社にウォーターサーバーがあるのでこちらを利用します。
例えば、毎日出勤時に飲み物を自動販売機で買うとすると、100円ほどかかります。
一か月に20日出勤すると2,000円。これを一年続けると24,000円になります。
私は毎日タンブラーを持参していますので、毎日自動販売機で飲み物を買っている人よりも、一年で約24,000円節約できていることになるのです。
24,000円あれば、少し贅沢なランチに何回も行くことができますし、美容にお金を使ったりもできます。
たった一日100円ですが、毎日の積み重ねは一年で考えるととても大きなものになります。
ただ、タンブラーを持参するだけ。ごみを減らす、エコにもつながります。ぜひ実践してみてください。
また、タンブラーを持参することによって割引ができるカフェもあります。
例えば、スターバックスコーヒーでは20円引き、タリーズコーヒーでは30円引き、上島珈琲では50円引きの割引を行ってくれます。
スターバックスコーヒーではスターバックスコーヒーのタンブラーではないといけないといった決まりはないので、自分で持っているもので何でも構いません。
新しく買う必要もないので、気軽に割引を利用することができます。
私も忘れてしまうときがあるので毎回は使用していませんが、20円引きでもかなり大きいです。
タンブラーによっては、ホットのドリンクやフラペチーノ®などのドリンクが入れられない場合がありますので、事前に店員さんに確認を行ってください。
クレジットカードの使い方を決める
クレジットカードは、請求が利用月ではなくその翌月、翌々月になることが多いかと思います。
それがクレジットカードのメリットでもありますし、デメリットでもあります。
クレジットカードの持つ枚数を減らす
まず、クレジットカードを持つ場合は1枚に限定した方が管理がしやすいです。
ポイントがカードによって色々ついてお得だとは思うのですが、その分引き落とし日が異なったり、いつ、何に何円、どのカードで使用したのかがわかりづらくなり、使いすぎてしまう傾向があります。
1枚に集約することによって、どのカードで何円使用したのかがわからないといった事象を未然に防ぐことができます。
利用額・利用場面を決める
また、私の場合はクレジットカードを使うときの利用額、利用場面も決めいています。
こちらは人それぞれで構わないと思うのですが、私がクレジットカードを使うのはネットショッピングと、実店舗での買い物の場合は5,000円以上の場合のみです。
クレジットカードの利用額、利用場面を決めておくことによって、使い過ぎを防いでいます。
一括払いしか選択しない
クレジットカードは支払方法として「分割回数」が選択できると思います。
今この金額を払うのは貯金額的にしんどいから、分割払いにしようとできる部分もクレジットカードのメリットだと思いますが、私は分割払いは利用しません。
分割払いといっても、結局は今払うか、将来払うかの差だけです。
分割払いにすればするほど、その時の支払いは楽になりますが将来の自分が苦しみます。
リボ払いと同じく、クレジットカードの分割払いは「借金」と同等のものと捉えていいと思います。
分割払いの手数料が借金の利子と同じです。
一括で払ってしまえば払う必要のなかったお金が、分割払いを選択することによって過剰にお金が必要になります。
分割払いを選択する場合、多くは貯金が足りないけれど、来月のお給料が入れば支払いができる、分割払いにして少しづつであれば支払うことができるといったパターンが多いのではないでしょうか。
このパターンは、自分が支払える金額の許容範囲を超えてしまっています。
クレジットカードはできるだけ一括払いで、今ある貯金の中から支払える金額で使うようにしてください。
そして、今分割払いをしている人は、全額支払える貯金があるのであれば早急に支払ったほうが良いでしょう。
本当は支払う必要のないお金が引かれる状況から早く抜け出せば、貯金ができやすい状況になります。
使用した場合は、いつ、何円使ったかメモをする
私もそうですが、クレジットカードは実際にすぐお金が手元からなくなるわけではないので、つい使いすぎてしまったということが起きやすいと思います。
それを防ぐために、私は家計簿にクレジットカードでいつ、何に、何円使ったかをメモしています。
家計簿がない、つけていない方は手帳やアプリなどでメモするといいと思います。
クレジットカードで使用した金額を視覚化することによって、使い過ぎないよう、気を付けることができます。
賢く使えばポイントが貯まったり、還元があったりとお得なクレジットカードですが、少し使い方を工夫しなければ使いすぎてしまう傾向があります。
上手に使いこなせるように、自分でルールを決めて使用することをおすすめします。
また、うまく使える自信がないという方は、デビットカードを選択することも考えてみてはいかがでしょうか。
自炊する
最後に、自炊についてもご紹介します。私は基本的に毎日自炊をしています。
食材の買い出しは週に一回で、食費は毎月外食も含め2万円以内に収められています。
月に1、2回程度しか外食に行かないため安くなっている部分もあるかと思いますが、仮に一か月毎日コンビニでご飯を買っているとすると、朝300円、昼500円、夜500円としても月に39,000円かかる計算になります。
自炊をしないことによって、買い物に行く時間や料理をする時間を短縮することはできますが、金銭的に考えると自炊をしたほうが圧倒的に節約できます。
毎日の自炊がしんどくなったり、仕事で帰りが遅くて自炊ができない場合は、コンビニに寄るのではなく、スーパーに寄って安くなっているお惣菜を買うこともあります。
比較的夜に寄ることによって、割引されている可能性が高いのでコンビニに行くより食費を安く抑えることができます。
ただ、自炊をするにあたって食材を買いすぎてしまったり、腐らせてしまっては本末転倒です。
食材の買いすぎを防ぐために、買い物に行く前に買い物リストを作成し、目的の食材以外は買わない、できるだけ冷凍保存できる食材を買います。
肉、魚、きのこ、麺類など、野菜でも冷凍保存できる場合もありますので、長持ちさせるためにも冷凍保存して長期保管、節約できるようにしています。
冷凍した場合でも保存できる期限がありますので、できるだけ早く消費するようにはしてくださいね。
自炊に疲れてしまったときは、節約のことを考えずに外食に行く、出来合いの食材を買ってしまうこともいいと思います。
外食に行く頻度が高くなってしまうと、買った食材が無駄になってしまったり、外食代が高くなってしまいますので、外食に行く頻度は少なめに、行き過ぎないように気を付けてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
新卒の一人暮らしは、新しい環境に慣れない生活で、何もかもが大変だと思います。
また、最初は初期費用としてたくさんお金がかかると思いますが、節約できる部分は節約して、貯金ができるように頑張ってみてください。
節約しなければならない!と考えすぎてしまうことはあまりよくないですので、たまには休憩して節約を意識しない時間も作ってみてくださいね。
節約を意識せず節約できているのが一番ですが、慣れると問題なく生活できますのでまずはひとつずつ挑戦してみてください。