沖縄県の地方銀行である沖縄銀行には、「チェキット」というカードローンがあります。
沖縄県にお住まいの方で、沖縄銀行のカードローンの「チェキット」に申し込もうと考えている方は多いでしょう。
しかし、沖縄銀行のカードローンの審査に通るかどうか不安な方もたくさんいます。
カードローンは審査に落ちたら、次の申し込みまでに半年空けないと審査に通過できないことがあります。
やはり、なるべく最初で審査に通りたいと思いますよね。
実は、審査に通る為に、いくつか押さえるべきポイントがあるということをご存知でしょうか?
今回は、審査が通るか不安な方や「チェキット」を詳しく知りたい方向けに、「チェキット」の審査に通るコツや申し込み方法、即日融資は可能かどうかを解説していきます。

沖縄銀行カードローン「チェキット」の基本情報
沖縄銀行カードローンの「チェキット」の基本情報は以下の通りです。金利 4.25%~14.6%(固定金利)
限度額 | 10万円以上500万円以内(10万円単位) |
---|---|
担保・保証人 | 不要 |
保証会社 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
即日融資 | 不可 |
口座開設 | 不要 |
限度額はカードローンとしては比較的低めに設定されています。
「チェキット」は高額の融資を希望する人にはあまり向いてないといえますね。
月々の返済は2,000円からでも大丈夫という特徴もあるので、低い金額の融資を希望する人に向いています。
「チェキット」の金利は利用限度額に応じて変化する
「チェキット」の金利は、審査担当者から設定される利用限度額に応じて変化します。
利用限度額とは、宮崎銀行カードローンから借りられるお金の上限を指します。
利用限度額ごとの「チェキット」の金利は以下の通りです。
利用限度額 | 年金利 |
---|---|
200万円以下 | 14.60% |
200万円超300万円以下 | 7.25% |
300万円超400万円以下 | 6.75% |
400万円超500万円以下 | 4.25% |
審査により、利用限度額が高く設定されるほど、金利が低くなります。
「チェキット」の返済額は借入れ残高に応じて変化する
「チェキット」の返済額は、支払がまだ済んでいない、残りのローン金額に応じて変化します。
借入れ残高ごとの「チェキット」の返済額は以下の通りです。
借入れ残高 | 月の返済額 |
---|---|
2,000円未満 | 借入れ残高全額 |
2千円以上10万円以下 | 2,000円 |
10万円超20万円以下 | 4,000円 |
20万円超30万円以下 | 5,000円 |
30万円超40万円以下 | 8,000円 |
40万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超70万円以下 | 14,000円 |
70万円超100万円以下 | 15,000円 |
100万円超200万円以下 | 30,000円 |
前月25日の借入れ残高に応じて、返済額が決まります。
また、返済日は毎月7日で、7日が銀行休業日の場合は翌営業日が返済日となります。
沖縄銀行カードローン「チェキット」を利用できる条件
沖縄銀行カードローンの「チェキット」を利用できる条件は以下の通りです。
- 申込時の年齢が満20歳以上、満70歳未満の方
- 沖縄県に住んでいる方
- 安定した収入がある方
- 保証会社の保証が得られる方
ここからは、それぞれ具体的に解説していきます。
申込時の年齢が満20歳以上、満70歳未満の方
年齢が満20歳以上、満70歳未満の人のみ、「チェキット」を利用できます。
「チェキット」は「満70歳未満」ということで、他のカードローンよりも年齢制限の上限が高めに設定されています。
利用できない年齢の場合、審査に落とされます。
特に高齢の方は、年齢制限に注意しましょう。
沖縄県に住んでいる方
「チェキット」は沖縄県内に住んでいる方に住んでいる方しか利用できません。
例外として、転勤等による県外赴任者は「チェキット」を利用することができます。
沖縄県外の地域に住んでいる方は利用ができないため注意しておきましょう。
安定した収入がある方
安定した収入がないと「チェキット」の利用ができません。
働いていて給与収入のある人が「チェキット」の融資対象者になれます。
正社員や公務員といった正規雇用者は、安定した収入があるからカードローンに申し込みが可能です。
契約社員や派遣社員、アルバイト、パートなどの非正規雇用者でも、毎月継続して得られる収入がある人なら申し込みができます。
また、年金受給者や外国人の方も利用できるという特徴があります。
専業主婦の方は利用できないので注意してください。
保証会社の保証が得られる方
「チェキット」の保証会社が審査で保証できると判断しない限り、審査に落とされてしまいます。
保証会社はSMBCコンシューマーファイナンス株式会社です。
保証会社の役割は、銀行カードローンやフリーローンの審査と債権保全です。
仮に返済を長期滞納してしまった場合は、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が延滞金を含めた借金全額を立替払いします。
そのような状況にならないためにも保証会社はしっかり審査してくるので、確実に通過できるようにしておきましょう。
沖縄銀行カードローン「チェキット」の審査を通りやすくするコツ
銀行カードローンの審査は、銀行業界全体的に厳しさを増す傾向にあります。
そのため、審査を通過するために必要な部分を整理して準備してから審査に臨むことが大切となります。
沖縄銀行カードローンの「チェキット」の審査を通過するには、以下の部分を押さえておきましょう。
- 信用情報を改善させよう
- 他社の残債をできる限り返済しておこう
- 他社借入を作らないようにしよう
- 収入を安定させよう
- 希望限度額を下げよう
以上の内容を意識して、安心して審査を通過できる状態にしましょう。
信用情報を改善させよう
返済の長期延滞など、信用情報に問題がある場合は、信用情報の改善を図りましょう。
返済の長期延滞やトラブルで信用情報に問題があると、審査の通過が難しくなります。
特に、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が審査を担当している他社のカードローンやクレジットカードでトラブルがあった場合は、審査の通過が難しくなってしまうので、気を付けてください。
一定の時間が経過すれば、悪い情報はすべて削除されます。
遅延や延滞がある場合は、こうした情報が消えるまで審査を受けないように気を付けましょう。
不安な人は信用情報機関の情報照会で確認しよう
信用情報に不安がある方は、個人信用情報機関の情報照会で確認しておくと良いでしょう。
個人信用情報機関は国内に以下の3つの機関が存在しています。
- CIC(指定信用情報機関)
- JICC(日本信用情報機構)
- JBA(全国銀行個人信用情報センター)
どこの銀行でも、それぞれ少なくとも1カ所には加盟していて、個人の信用情報をいつでも見ることが可能です。
個人信用情報機関に信用情報の開示申請をすると、自分の信用取引の記録を見ることができます。
開示の費用は1000円かかりますが、自分の信用情報が日時や金額で具体的に把握できるのでオススメです。
他社の残債をできる限り返済しておこう
他社の借入がある人は残債をできる限り返済しておきましょう。
「チェキット」では、審査で申込者の他社借入状況もしっかり確認します。
あまりに残債が多いと限度額が少なくなってしまったり、審査に落ちることもあります。
日頃からの継続的な返済が大切ですね。
他社借入を作らないようにしよう
なるべく他社借入を作らないようにしましょう。
借入件数が多いと審査に想像以上に低評価をつけられやすいです。
他社の借入件数がすでに3~4件程度ある方は審査に落ちる可能性が高いといえるでしょう。
1件で200万円の借入と、3件で200万円の借入では、3件で200万円の借入の方が評価は低いです。
また、申し込み時に、複数社の申し込みもしないように気を付けましょう。
収入を安定させよう
安定収入は、返済能力を見る上での必須要素となります。
具体的には以下のような要素が審査で見られます。
- 年収の金額
- 勤続期間
- 雇用形態
- 業種/職種
- 会社の規模
申し込み金額が少額の場合、勤続年数が1年以上であれば、年収額、勤務先の規模、雇用形態等に関わらず、安定収入があると判断されるケースが多いです。
逆に、申し込み金額が一定額を超えると、勤務先の規模や雇用形態という要素が強く影響するようになります。
一般的に、上場企業など大企業の社員や、中央官庁や公務員は安定収入有りと見られる傾向が強いです。
希望限度額を下げよう
なるべく希望限度額を下げるようにしましょう。
収入に対して借入額が大きくなりすぎてしまうと審査に落ちやすくなってしまいます。
現在、一部の銀行で「貸し過ぎ」が問題となり、銀行業界全体的にカードローンの自主規制が広がっています。
特に、「年収と返済のバランス」が重要視されているので、借入額が大きいと審査に落ちやすいです。
希望限度額は自分の収入に見合った金額にしておきましょう。
沖縄銀行カードローン「チェキット」は即日融資ができるのか?
沖縄銀行カードローンの「チェキット」は即日融資ができるのでしょうか?
結論からいうと、残念ながら「チェキット」は即日融資ができません。
WEB完結申込みで申し込んだ場合でも、審査結果の連絡が最短でも翌営業日になってしまうからです。
即日の融資を希望する人は他のカードローンや消費者金融で融資を受けましょう。
銀行系カードローンは即日融資ができない
現在、「チェキット」に限らず、どの銀行系のカードローンでも申し込んだその日のうちに融資してもらうことができなくなっています。
なぜなら、2018年の1月から銀行系カードローンの審査では警察庁の反社データベースに照会をかけるという決まりができたからです。
申込者が反社会的勢力ではないか、もしくは反社会的勢力と関わりがないかを確かめ、そのような勢力にお金が流れないようにするためです。
警察庁からの返事を受け取るには、最短でも翌営業日になります。
つまり、どんなに融資までのスピードに重点を置いたカードローンでも、最短で翌営業日になってしまうということです。
申し込んでから融資まで最短でも2週間かかる
「チェキット」は申し込みから融資まで最短でも2週間かかります。
2週間もかかってしまう理由は、契約書類やローンカードの郵送に時間がかかるからです。
あくまで”最短”で2週間なので、必ずしも2週間後に借入れできるとは限らないという点に注意しましょう。
審査スピードや銀行休業日、郵送スピード等の関係で3週間程度かかる可能性も十分にあります。
沖縄銀行カードローン「チェキット」の申し込みからカード発行までの流れ
沖縄銀行カードローンの「チェキット」を実際に申し込む際はスムーズに手続きを終わらせたいですよね。
スムーズに手続きを終わらせるために、事前に申し込みから借入れまでの全体の流れを把握しておくことが大切です。
「チェキット」は沖縄銀行の口座を持っている場合と持っていない場合で、手続きの流れに多少の違いはありますが大筋は同じです。
「チェキット」の申し込みから借入れまでの大まかな流れは以下の通りです。
- 沖縄銀行カードローンへ申し込む
- 在籍確認が行われる
- 審査結果の通知が来る
- 契約書類とカードが発行される
- 契約書類と必要書類を提出する
- ATMから借入れる
申し込みの後に在籍確認が行われ、数日後に審査結果の連絡がきます。
そして、審査結果の後に契約書類とカードが発行されるので、必要書類を添えて返送すれば手続きは完了です。
沖縄銀行の口座を持っている人はWEB完結申し込みが可能なので、申し込みから借入れまでの手順がさらに簡単です。
ここからはそれぞれ具体的に解説していきます。
沖縄銀行カードローンへ申し込む
沖縄銀行の口座を持っている人は来店不要のWEB完結申し込みが可能です。
口座を持っていない人でも、申し込みはWEB上で行うことができます。
持っているスマートフォンやパソコンから、24時間365日いつでも申し込みが可能です。
WEBでの申し込みが苦手という方のために、申し込みはWEBの他にも電話やFAX、窓口でも受け付けています。
まずは、沖縄銀行カードローンのWEBサイトにアクセスします。
WEBでの申し込みを希望する方は「インターネットでのお申し込みはこちら」から申し込みましょう。
その後、必要事項を記入したら、申し込みは完了です。
在籍確認が行われる
「チェキット」では、申し込み後に在籍確認が行われます。
在籍確認とは、申し込み者が記入した勤務先に虚偽がないかどうかを、審査担当者が電話で確認することです。
在籍確認によって「チェキット」に申し込んでいることが勤務先に知られることはありません。
虚偽の勤務先を記入することをしなければ、スムーズに確認が終わるので安心して手続きを進めていきましょう。
審査結果の通知が来る
在籍確認の後に審査が行われ、申し込みから数日後に「チェキット」の審査結果の連絡がきます。
審査結果の連絡は電話にて行われるので、いつでも電話に出られる状態にしておきましょう。
審査に通過していても、落ちていた場合でも電話での通知となります。
審査結果の連絡は、申し込みをしてから2、3日かかることが多いです。
契約書類とカードが発行される
審査に通過していれば、契約書類とカードが自宅に配送されます。
ヤマト運輸による配送で送られてきますが、本人に届けることができなければローンの口座開設が取り消しになるので注意してください。
この時点では、まだローンカードを利用することができません。
まずは、契約書類の必要事項を記入しましょう。
契約書類と必要書類を提出する
契約書類とカードを受け取った後は、必要書類と共に契約書類を返送します。
記入した契約書と必要書類のコピーを郵送しましょう。
この時、申し込みフォームに記載した現住所と一致しているものでないと受け付けてもらえないので注意してください。
必要書類が一致していない場合は別の書類を用意しないといけません。
必要書類で必要なものは本人確認書類と、利用限度額が50万円を超える場合は収入証明書類も必要です。
申し込みに必要な本人確認書類
申し込みに必要な本人確認書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード(写真つき)
- 健康保険証
以上の書類の中のいずれか1つが必要となります。
健康保険証の場合は、住民票の写しや現住所の記載がある公共料金の領収書等が追加で必要になります。
申し込みに必要な収入証明書類
利用限度額が50万円を超える場合は収入証明書類も必要です。
申し込みに必要な収入証明書類は以下の通りです。
- 源泉徴収票
- 公的所得証明書
- 確定申告書
以上の書類の中のいずれか1つが必要となります。
確定申告書の税務署受付印がない場合は、納税証明書(その2)を添付する必要があります。
ATMから借入れる
契約書類と必要書類が沖縄銀行に届いたら、契約手続きは完了です。
契約手続きが終われば、手元にあるローンカードの利用が可能となります。
これで、いつでも沖縄銀行のATMから借り入れることができます。
コンビニのATMも利用可能
「チェキット」は、沖縄銀行のATMの他にコンビニのATMやゆうちょ銀行ATMからでも借り入れることが可能です。
コンビニATMは、セブン銀行やローソン銀行、イーネットが利用できます。
24時間借入れができますが、手数料がかかるという点に注意しましょう。
全国のコンビニで利用できるので、引っ越した人や出張、旅行の際にも便利ですね。
沖縄銀行カードローン「チェキット」の審査申し込み方法は?即日融資は可能?まとめ
ということで、沖縄銀行カードローンの「チェキット」の審査に通るコツや申し込み方法、即日融資は可能かどうかを解説していきました。
審査に通りやすくするためには、安定収入や日頃からの信用情報の改善が大切だということが分かりました。
しっかりポイントを押さえて、準備してから、「チェキット」の申し込みをしましょう。
また、銀行系カードローンは即日融資が出来ないので、すぐにお金が必要な方は消費者金融から融資を受けましょう。
「チェキット」は、出張等で遠出した時も全国のコンビニATMから借り入れや返済をすることもできて、便利なカードローンです。
これから沖縄銀行の「チェキット」での融資を考えている方は、返済のことを考えて計画的に利用していきましょう。