押し貸しの手口と被害にあった時の対処法

お金の悩み

「口座に知らない振り込みがあった」「知らない電話からお金を貸したから返せ!と言われた」

そんな経験をしたあなたは、「押し貸し」の被害に遭っているかもしれません。

今回は、そんな「押し貸し」の意味と、万一押し貸しに遭ったときの対処法について詳しく解説していきます。

<この記事はこんな人にオススメ>

  • 押し貸しの基本的な内容について知りたい人
  • 押し貸しの被害に遭ったけど、どうしたらいいかわからない人
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押し貸しとは

まず、押し貸しの意味からお伝えします。

押し貸しとは、その名のとおり「押しつけがましく」「お金を貸す」ことを指します。

押し貸しをされると、本人の同意がないのに、勝手に預金口座にお金を振り込み、その後は「貸したお金を利息と一緒に返せ!」と返済を要求されます。

もちろん、押し貸しの手口を使って融資をしてくるのは正規の貸金業者ではなく、そのほとんどは「ヤミ金」や「ソフト闇金」などの違法業者です。

なお、押し貸しの手口は2種類あります。

  1.  闇金を利用したことがないのに、勝手にお金が振り込まれるケース
  2. 闇金を利用して完済したあとに、勝手に振り込まれるケース

ちなみに、押し貸しの被害は他人事ではありません。

参考までにYahoo知恵袋の質問を掲載しておきますが、実際に押し貸しの被害に遭う人は増えています。

【押し貸しの被害例①】
「押し貸し被害にあいました。実際に4,000円振り込まれていました。向こうには私の電話番号、住所、銀行口座がバレています。職場の住所、電話番号もバレています」

参考URL:Yahoo知恵袋

【押し貸しの被害例②】
「2年前にヤミ金の押し貸しの被害を受けて、警察に相談したことがあります。犯人は捕まっていませんが、いくらかでもお金が返る方法はありませんでしょうか?」

参考URL:Yahoo知恵袋

返済義務はある?

ただ、押し貸しは金銭の貸借契約がない状態で勝手に振り込んでくるわけですから、当然返済の義務はありません。

通常、貸金業者や個人から正式にお金を借りる場合、正式には「金銭貸借契約書」や「借用書」を交わさないとお金の貸し借りは成立しません。

押し貸しは、振り込んでくる闇金がわと振込を受けた人の間に、金銭の貸し借りに関する契約は一切ありませんので、法律的には返済しなくても問題はありません。

しかし、闇金やソフト闇金は「法律」や「常識」が通用する相手ではありません。

そのため、返済する義務がない…と無視をすると、後々面倒なことになります。

押し貸しの「対処法」については、この後詳しく触れます。

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押し貸しに狙われる人の特徴

では、以上のような「押し貸し」を受けてしまう人には、どんな共通点があるのでしょうか?

闇金業者から振り込みを受け、その後電話がかかってくる…ということは、「銀行口座の情報」と「電話番号」が闇金業者に知られていることになります。

この「個人情報が漏洩している」という点から、いくつかの要因や共通点を紐解いてみます。

闇金の過去利用者

押し貸しを受けてしまう人のひとつ目の特徴は、過去に闇金業者を利用したケースです。

闇金で借金をしてすでに完済した人でも、口座の情報や電話番号などの個人情報は闇金業者には残っているため、いつまでたっても押し貸しの被害に遭う可能性は残ります。

また、いま闇金で借金しており「現在返済中」という人も、被害に遭う可能性があります。

闇金業者は業者名こそ違いますが、同じ闇金グループが名前を変えて営業しているケースがあります。

また、闇金業者の間では過去の利用者を「金づる」として位置づけ、「お金に困っていつでもお金を借りてくれる人」として顧客リストをつくり、そのリストは業者間で売り買いされています。

そのため、一度でも闇金を利用してしまうと、電話番号や住所を変えない限り、いつまでも被害に遭ってしまうのです。

闇金の申し込みを中断した人

ふたつ目のケースは、闇金サイトから申し込みをおこなったものの「途中で申し込みを中断した」というひとです。

「申し込みが完了していないのになぜ?」と思うかもしれませんが、個人情報や銀行口座番号をサイト上で入力した時点で、闇金業者には情報が伝わっている可能性があります。

怪しいサイトで個人情報を入力した人

3つ目のケースは、怪しい通販サイトなどを利用したケースです。

このような場合も、個人情報や引き落とし用の銀行口座を登録している可能性があり、その情報はサイト管理者から闇金業者へ売り渡されている可能性が高くなります。

押し貸しで返済するとどうなる?

がま口を持って考える女性

つぎに、実際に押し貸しの被害に遭うと、どのような事態になるのか詳しく見ていきます。

闇金の餌食になる

まず、押し貸しで実際にお金が振り込まれると、しばらくしてから闇金業者から電話が入ります。

なお、電話の内容は「融資金を振り込んだので、〇月〇日までに利子をつけて返してください」というもので、もし「お金を借りた覚えはない」と言っても「それなら利子だけでも返せ」とすごんできます。

そして、高圧的な闇金の手口に耐えかねて返済すると、あとは闇金の思うつぼです。

再び押し貸しの被害に遭ったり、その情報が闇金業者の間で売買されて個人情報が怪しい業者に一気に広がります。

恐ろしい闇金の取り立て

しかし、「借りた覚えがないから」といって、無視するのも危険です。

闇金業者としては「融資したつもり」なのですから、無視し続けると今度は執拗に取り立てをおこなってきます。

ピザや寿司が大量に届く

通常、正規の貸金業者は法律を守りますので、「恫喝(どうかつ)すること」や「夜間や早朝に取り立てをすること」はおこないません。

しかし、闇金業者はそもそも法律を守る気持ちはありませんから、取り立てのためならなんでもします。

たとえば、頼んでもいないのにピザが100人前届いたり、出前寿司が大量に届いたりするケースはよくある話です。

職場や実家へのいたずら電話

また、押し貸しの相手が応じないとなると、今度は職場や実家に取り立ての電話をしてきます。

そのような電話を受けたひとは、少なからず闇金を過去に利用したような人ですから、実家や職場に本当のことを言えず、やむなく返済に応じてしまうのです。

なお、職場や実家への取り立てに応じない場合は、執拗にいたずら電話などをしてきます。

さすがに、一日に何十回も職場に自分宛の電話がはいると、会社には居づらくなり返済に応じてしまうのです。

しかし、これこそ闇金の手口ですので、絶対に返済してはいけません。

相談先の弁護士事務所への嫌がらせ

なお、この後の対処法でも触れますが、闇金の対応に困って弁護士に依頼したとしても、その弁護士に嫌がらせをするケースもあります。

弁護士への嫌がらせとしては、個人と同じく「ピザを大量に頼む」または「事務所の受付電話にいたずら電話を何回もかける」という方法です。

相手が法律のプロでも、このような嫌がらせをするわけですから、被害を受けた場合も相当の覚悟で臨む必要があります。

押し貸しの対処法

では、ここからはそんな押し貸しの被害にあったときの対処法について、いくつかご紹介します。

無視するのは危険

さきほども述べましたが、押し貸しの被害に遭ったときは、「無視」が一番危険です。

無視しても闇金からの取り立ては止まりません。

しかし、勝手に振り込まれたお金には絶対に手を付けないようにしましょう。

あとで裁判沙汰になった場合、融資金に手を付けると闇金業者からは「お金を借りる意志があった」と突っ込まれる可能性があるからです。

ちなみに、押し貸しをする業者のなかには「いまからお金を振り込みますので」という連絡をくれるケースがあります。

この場合は、電話の相手に「その口座は解約したので、振り込んでも無駄ですよ」と伝えてください。

そして、その電話を受けてからすぐに銀行に出向き、口座解約の手続きをとってください。

こうすることで闇金業者は振り込みそのものができませんので、押し貸しの被害にあうこともありません。

警察は民事不介入

押し貸しの被害に遭った場合「警察に相談する」という方がいますが、残念ながら警察は民事不介入ですので、押し貸しが原因で暴力被害などが発生しないかぎり、対応してくれません。

ただ、押し貸しを発端として暴力的な取り立て被害に遭った場合は、当然警察も対応してくれますので、届け出だけはしておきましょう。

闇金が得意な弁護士に相談しよう

なお、最終的に闇金対策としてもっとも効果的なのは「弁護士に対応を依頼する」という方法です。

しかし、弁護士にも闇金を得意とする事務所とそうでない事務所があります。

依頼する弁護士が闇金業者を得意としているかどうかは、HPを確認するか直接聞くことでおおよそ見当がつきます。

弁護士に依頼するとそれなりの費用はかかりますが、精神的なストレスや職場への嫌がらせを考えると費用負担してでも正式に依頼したほうが賢明です。

押し貸しで覚えておきたい法律知識

押し貸し被害を受けたときに覚えておきたい法律知識や用語についても、参考までにお伝えしておきます。

不当利得とは?

まず、はじめに「不当利得※ふとうりとく」という言葉です。

この言葉は、本来利益を得る理由がないのに、相手の財産や労務によって利益を受け、その結果相手に損失を与えることを表しています。

押し貸しは、お金を振り込んでもらう理由がないのに勝手に振り込まれ、その結果相手の財産が減るわけですから、まさに押し貸しは「不当利得」と言えます。

なお、不当利得を受けたひとはもらった利益分を返還する義務が発生しますので、実際に押し貸しに遭った場合、この法律にのっとって闇金にお金を返すのが正当なやり方です。

(返還する金額は、もちろん元金のみで利息を付ける必要はありません)

供託制度とは?

つぎに覚えておきたい法律知識は「供託制度」という言葉です。

供託制度とは、金銭や有価証券などを国家機関である供託所に預け管理をしてもらい、最終的には供託所を通じて相手方に金銭を取得させることをあらわしています。

押し貸しの場合、相手方の口座がわからない場合がほとんどで、かつ自分の口座にお金が残っている以上、執拗に取り立ててきますので、このような供託制度を使って強制的にお金を返還しなければ、いつまでたっても闇金から逃れることはできません。

さきほど「不当利得」について触れましたが、闇金からの入金は「不当利得」として供託制度を使って返還が可能です。

なお、さきほどご紹介した「不当利得」や「供託制度」を使って闇金にお金を返還する場合、かなり詳しい法律の知識が必要になってきます。

そのため、闇金被害にあった段階で、すぐに弁護士に依頼するようにしてください。

押し貸し被害に遭わないために

押し貸しは、闇金が無理やりお金を貸す行為です。

そして、闇金がお金を貸すためには銀行口座の番号が必要で、かつ後日取り立てするためには携帯電話番号や住所などの個人情報がすべて闇金に流れていることになります。

したがって、押し貸しの被害に遭わないためには、とにかく「闇金を利用しない」「サイトも見ない」「興味本位で問い合わせしない」ということが鉄則です。

闇金の被害に遭った場合、いくら法律の力を借りたとしても弁護士費用はかかりますし、少なからず自分自身や家族、そして職場にも迷惑がかかります。

そのようなことを考えると、いくらお金に困ったとしても「とにかく闇金には近づかない」ことです。

少額のお金なら、中小の街金なら借りられますし、「ブラックだから借りれない」と思っていても10万円程度なら大手のアコムプロミスが利用できるケースもあります。

また、闇金の被害に遭うくらいなら日払いバイトで数万円を稼いだり、恥を忍んで知人や親にお金を借りる方法もあります。

闇金でお金を借りるのは簡単ですが、その後の人生は破滅に一途をたどります。

自分はもちろん、家族や職場に迷惑をかけないためにも、絶対に闇金は利用しないようにしたいものですね。

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