クレジットカードの利用時には、審査に通る必要があります。
無事に審査に通過できたとしても、利用中になにか問題がないか?という確認を『途上与信』と呼びます。
いわば利用途中での「中間審査」、カード会社による利用状況のモニタリングといえます。
今回はこの途上与信ではどのようなことが行われているのか?などを解説していきます。
この記事でわかること
- 途上与信でチェックされるポイント
- 途上与信はどのタイミングで行われるのか
- 途上与信で解約にならないための対策方法は?

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途上与信でチェックされるポイントとは
クレジットカードの利用の中で、何か問題を起こしていないか?というのをチェックするのが途上与信です。
それでは途上与信の審査時にはどういったポイントををみられているのでしょうか?
途上与信で見るポイントは、クレジットカードの申し込み時にチェックされるポイントとほぼ一緒です。
利用者のクレジットやローンの利用履歴が記録されている信用情報機関に照会を行い、審査を進めていきます。
それでは、ここからはより途上与信時にチェックされるポイントをもう少し詳しく解説していきます。
クレジットカードの利用履歴
途上与信時には、利用者のカードの利用の中で支払いの遅延がないか・滞納をしていないかのチェックを行います。
いわば、利用者の信用力のチェックです。
クレジットカードの審査時には返済能力があると判断し、申込者の信用力を信じて審査に通します。
しかし実際に利用の中で何度も支払いが遅れていたり、現時点で滞納などがあったりすると途上与信の評価が低くなってしまうのです。
また支払い遅延が顕著にみられる場合に途上与信が行われたりもします。
借入残高がいくらか
今利用しているカードでキャッシングを利用していると、その借入残高や返済に遅れがないかなどもチェックされます。
キャッシング枠の利用があること自体に、ネガティブな評価にはなりません。
しかし返済が遅れていたりすると、評価が下がる原因になります。
また途上与信時には信用情報を照会すすため、他社のクレジットカードや消費者金融などでの借り入れ状況も把握することができます。
仮にクレジットカードではなんの問題がなかったとしても、他社での借り入れ額が膨れ上がっていたりすると、マイナスな評価になることがあります。
クレジットカードの利用を続けるには、自分のクレジットカードやカードローンの利用においても、問題を起こすことがに用に利用していくことが大切です。
増枠申請があるかどうか
クレジットカードの利用限度額が少ないな…と感じるとき、カードの増枠申請を行うかとおもいます。
増枠申請を行う際は、増枠申請に通してよい信用力があるかどうかをチェックされます。いわゆる増額時の審査=途上与信でしょう。
例えば自分の年収に合わない増額であったり、まだ利用開始して間もないのにすぐ増枠申請を行ったりする、途上与信で評価が低くなることがあります。
増枠申請はむやみに行うのではなく、ある程度利用の利用を重ねて信用力を高めてから申し込みを行うようにしましょう。
他社での利用状況
途上与信において、他社のクレジットカードの利用状況も審査します。
途上与信時にチェックされる信用情報には、利用しているすべてのクレジットカード・カードローンの申し込み・利用履歴が記録されています。
そのため、現在何枚のカードを利用していて、借金はいくらあるのか、などもすべて把握することができます。
自社のクレジットカードでは問題を起こしていなかったとしても、他社で問題を起こしていると、いつか自社の支払いにも影響してくるのではないか?と判断されるため、注意しましょう。
途上与信はどれくらいの頻度で行われるのか
そもそも途上与信はいつ行われるのでしょうか?
一般的に途上与信は、カードの増枠申請時に行われます。
そのほかにはどのようなタイミングで行われるのか気になりますよね。
基本はカード会社によって異なる
途上与信が行われるタイミングは基本的にカード会社によって異なります。
基本的に頻繁には途上与信は行わない会社もあれば、月に一回や3か月に一回など、定期的におこっている会社もあります。
ですが、この途上与信もカードの会員ひとりひとりに行っていると膨大な人件費がかかってしまいます。
そのため普通のクレジットカードでは、そこまで頻繁ではないと考えてよいでしょう。
しかし下記に該当する場合は、途上与信が行われます。
- 増枠申請時
- カードの期限切れによる更新時
- キャッシング枠を利用する際
増枠申請時に行われることがほとんど
普通に利用している中では定期的に行われるケースがほとんどですが、増枠申請が行われる際は必ず途上与信があります。
利用枠の増額をするにあたり、増枠分の返済能力があるのかの信用力を審査する必要があるためです。
ここでしっかり審査を行っておかないといけません。
これまでの利用では特に問題が見られなかったのに、増枠した途端に支払いが滞るようになった、というような事態になってしまうことを避けたいためです。
途上与信でカードの解約になることも
増枠申請時に限らず、途上与信では、審査結果によってはカードの解約になってしまうことがあります。
例えば現在の収入状況などが初回の申し込み時よりもスペックが下がっていたり、支払いが何回も滞っていたりすると審査に落ちる原因になります。
ほかにも、カード会社の利用規約を違反していたり、不正利用などが発覚した場合も解約の対象になります。
そのため、増枠申請を行う予定であったり、途上与信に引っかかりたくないのであれば、普段から利用方法を気を付けておきましょう。
カードの期限切れによる更新時
クレジットカードには有効期限がありますよね。期限が切れた場合は更新を行わなければいけません。
更新を行う際にも途上与信が行われます。更新を行う場合は特に特別な申請は必要はありません。
そのため、カード更新時には途上与信で問題がないと判断されないと更新できない可能性があるということを頭に入れておきましょう。
キャッシング枠を利用していると法定途上与信がある
キャッシング枠を利用していると、法廷途上与信というものが行われます。
法廷途上与信とは、貸金業法という法律によりさだめられている法律で、キャッシング枠の利用時には必ず行われる途上与信です。
隊的には、下記のような条件に当てはまるときに行われます
- 1か月で5万円以上のキャッシングの利用
- 借入残高が10万円以上ある
審査内容は通常の途上与信と同じです。
しかしショッピングでの利用と違い、借金の扱いになるため審査の厳しく行われています。
途上与信で審査に落ちないためには
クレジットカードの途上与信の審査に落ちてしまわないためには、どのような対策が必要でしょうか。
ポイントは下記の2つです。
- 毎月の支払いをおくれない
- 毎月利用しておく
毎月の支払いをおくれない
途上与信の審査内容にもある通り、途上与信では、申込者の信用力は継続しているかをチェックします。
クレジットカード会社では、毎月の利用料金の支払いが行われないと、経営が成り立ちません。
そのため「支払いをためることなく毎月きちんと返済を行うか」を一番に重視します。
そのため毎月の利用料金の支払いが遅れていたりすると、「いつか踏み倒されてしまうのではないか」と懸念されてしまい、途上与信で落ちてしまう原因になります。
逆に、毎月支払日に残高不足になることなく、きちんと利用料金の支払いが完了している人は、特に途上与信でも心配する必要はありません。
毎月利用しておく
あまりクレジットカードを使うことがなく、何か月も利用料金がない状態でも審査時にネガティブな評価になることがあります。
そもそも返済をしたという記録が少ないため、信用力の判断材料が少なすぎるという点と、あまり利用が行われないのもよい評価にはなりません。
クレジットカードによっては、年1回の利用で年会費がタダになるというサービスもあります。
カードを解約されずに持っていたい場合は、定期的にカード用を行い、信用力を積み重ねておきましょう。
利用の金額が少なくても、毎月利用を行い、きちんと支払いを行っているということがわかれば、信用力へのいい評価につながります。
途上与信まとめ
今回は、クレジットカードの途上与信について解説してまいりました。
途上与信は、クレジットカードの利用途中で行われる中間の審査ということがわかりました。
クレジットカードの利用を続けるには、この定期的に行われる途上審査をクリアしておく必要があるのですね。
途上与信をクリアできないと、クレジットカードの解約となってしまいます。
途上審査についてポイントを改めて振り返りましょう。
途上審査でチェックされるポイント
- クレジットカードの利用履歴
- 借入残高がいくらか
- 増枠申請があるかどうか
- 他社での利用状況
上記のポイントをもとに途上与信が進められます。
毎月の支払額を遅れることなく支払っていれば基本的に問題ありません。
また逆に全く使っていない場合も途上与信に落ちるため、定期的に利用行い、返済能力があることを知らせることも大切です。

