今回は群馬県や埼玉県で店舗展開をしている東和銀行のカードローン、「とんとん」について解説します。
東和銀行カードローン「とんとん」の基本スペックや審査基準について、さらには東和銀行カードローンでは即日融資が可能なのか、詳しく見ていきたいと思います。

東和銀行カードローン「とんとん」の基本スペック
まずは東和銀行カードローン「とんとん」の限度額や金利など、基本的な条件から見ていくことにしましょう。
金利と限度額
下記は、東和銀行カードローンの限度額と金利を一覧にしたものです。
東和銀行カードローンは最高限度額が500万円となっており、利用実績が上がり限度額も増えれば金利が下がる仕組みになっています。
また、上限金利だけを見ても最高金利は「14.6%」となっていますので、メガバンクが取り扱うカードローンとそれほど差はありません。
【限度額と金利の一覧表】
極度額 | 実質年率 |
---|---|
10万円以上100万円以下 | 14.60% |
110万円以上200万円以下 | 13.00% |
210万円以上300万円以下 | 11.00% |
310万円以上400万円以下 | 6.80% |
410万円以上500万円以下 | 3.90% |
借り入れ方法
東和銀行カードローン「とんとん」は、ローン専用カードで東和銀行、セブン銀行、ゆうちょ銀行やその他提携ATMでキャッシングが可能です。
また、カードローン契約時に限り銀行以外の口座であっても振込キャッシングが利用できます。
なおATMからキャッシングする場合は、利用時間や利用するATMによって所定の手数料が必要となります。
返済方法
つぎに、返済方法についてです。
東和銀行カードローンの返済は、口座引き落としではなく専用ローンカードを使って期日までに返済する仕組みとなっています。
返済期日は「毎月月末」となっており、休日であってもこの点は変わりませんので注意が必要です。
また、東和銀行ATMとセブン銀行ATMに限り、ローンカードでの臨時返済も可能です。
東和銀行以外のほとんどの銀行カードローンでは、カードローンを申し込む銀行で口座を作る必要があります。
しかし東和銀行は口座引き落としでの返済がありませんので、東和銀行に口座がなくてもカードローンの申し込みができる点が特徴と言えます。
【借り入れ残高と最少返済額の一覧表】
返済時の借り入れ残高 | 最少返済額 |
---|---|
1万円以下 | 借り入れ残高+利息 |
1万円超、50万円以下 | 10,000円 |
50万円超、100万円以下 | 15,000円 |
100万円超、150万円以下 | 20,000円 |
150万円超、200万円以下 | 25,000円 |
200万円超、300万円以下 | 30,000円 |
300万円超、400万円以下 | 35,000円 |
400万円超、500万円以下 | 40,000円 |
遅延損害金
東和銀行カードローンで期日までに返済できなかった場合は、借り入れ残高に対し年率で15.0%の遅延損害金がかかります。
ちなみに、利息と遅延損害金が二重でかかることはありません。
申し込める人の条件
つぎに東和銀行カードローンの申し込み条件についても、詳しく見ていきましょう。
以下は東和銀行カードローンに申し込める人の条件を一覧にしたものです。
一般的な消費者金融カードローンや銀行カードローンの場合「専業主婦は利用不可」となっているケースが多いのですが、東和銀行カードローンの場合は配偶者に収入があれば専業主婦でも申し込みが可能です。
ただ、下記の条件表にあるとおり「東和銀行の営業エリア内に住んでいる」または「勤務先が東和銀行の営業エリア内にある」ことが条件となりますので、申し込める人は限られてきます。
【申し込み条件一覧表】
年齢 | 申し込み時、満20歳以上満65歳以下 |
---|---|
収入 |
|
申し込み指定エリア | 東和銀行の営業エリア内に住んでいる、または勤務先があること |
保証人 | 不要 |
保証会社 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
なお、参考までに東和銀行の営業エリアを一覧にしていますので、こちらも参考にしていただければと思います。
【東和銀行営業エリア一覧表】
群馬県 | 前橋市、高崎市、桐生市、伊勢崎市、太田市、沼田市、館林市、渋川市、藤岡市、富岡市、安中市、みどり市、中之条町、草津町、東吾妻町、みなかみ町、玉村町、千代田町、大泉町、邑楽町 |
---|---|
埼玉県 | さいたま市、川越市、熊谷市、川口市、行田市、秩父市、所沢市、飯能市、本庄市、東松山市、羽生市、鴻巣市、深谷市、上尾市、草加市、入間市、朝霞市、桶川市、久喜市、北本市、富士見市、蓮田市、坂戸市、ふじみ野市、毛呂山町、小川町、川島町 |
栃木県、東京都 |
東和銀行カードローン「とんとん」の申し込み方法
東和銀行カードローン「とんとん」はインターネットや電話、または郵便やファックスでも申し込みが可能です。
手続きの流れについては下記の通りですが、インターネットから申し込んだとしても契約書が一度自宅に届き、カードローン契約後にローンカードが自宅に郵送されてきますので、合計2回郵便物が届く事になります。
カードローンの利用を家族に内緒にしている人にとっては、これらの郵便物が原因でカードローンの利用が家族に知られてしまう可能性がありますので注意したいところです。
【手続きの流れ】
STEP1 申し込み | インターネット | 東和銀行公式サイトから申し込む(365日24時間受付可能) |
---|---|---|
電話 | 0120-108-350(365日受付・受付時間AM8:00~PM8:00)本人確認書類を手元に用意しての電話が必要※元旦を除く。 | |
郵便 | 東和銀行の店頭に置いている「とんとん」のリーフレットに記入し、ポストへ投函(切手は不要) | |
FAX | 公式サイトから事前審査申込書をダウンロードし、0120-108-725へFAXする | |
STEP2 審査結果の連絡 | 電話で事前審査の結果が来る ※審査途中で在籍確認がはいる可能性がある | |
STEP3 契約書類郵送 | 自宅に契約書類が届く | |
STEP4契約 | 契約書と本人確認書類のコピーを返送し、契約手続きをおこなう ※契約金額が50万円を超える場合は、収入証明書の提出が必要 | |
STEP5カード発送と利用開始 | 「とんとん」の専用ローンカードが自宅に郵送される(簡易書留郵便) |
必要書類
カードローンの申し込みの際には、以下の書類を用意しておく必要があります。
収入証明書類については、希望限度額が50万円以下の場合は提出する必要がありませんが、審査の結果次第では提出を求められるケースもありますので、事前に用意しておいた方が無難です。
【必要書類一覧】
本人確認書類 | 有効期限を経過していないもので、かつ氏名・住所・生年月日が記載されている以下の書類(コピー)
|
---|---|
所得証明書類 | 希望限度額が50万円を超える場合、所得証明書類が必要
|
即日審査や即日融資の可否について
以上が東和銀行カードローンの基本的な概要となりますが、つぎに東和銀行カードローンでは即日審査や即日融資が可能なのかという点についても、詳しく見ていきたいと思います。
審査に必要な時間
東和銀行カードローンの審査は基本的な審査は銀行がおこない、利用者の信用情報の調査などは保証会社である「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」がおこなう流れになります。
ちなみに東和銀行の公式サイトを見ても「即日審査可能」という文言は一切書かれていませんので、一般的に考えて、審査には1週間前後かかると思っておいた方がいいでしょう。
また2018年の1月から銀行カードローンの申し込みに際し、「銀行は利用者が反社会勢力の一員でないことを確認しなければならない」というルールが決められています。
反社会勢力かどうかの確認は、警察庁データベースを照会することでおこなわれますので、その確認に最低でも1日はかかってしまいます。
即日融資は可能か?
また、上記の手続きの流れでもお分かりいただけたかと思いますが、東和銀行カードローンの申し込み手続きの中で郵送の手続きが2回発生します。
これらの事を考えると、実際のところはカードローンに申し込んでから融資が下りるまでには、実質2週間程度かかることが予想されます。
大手消費者金融カードローンは即日融資が可能ですし、メガバンクのカードローンでも申し込んでから2~3日後で振り込んでもらえるというのが普通になっているなか、申し込みから融資まで2週間程度かかる東和銀行のカードローンは少々利便性が悪いと言えます。
審査で必ず見られる5つの項目
つぎに東和銀行カードローンの審査で必ずチェックされる「5つのポイント」についても詳しく見ていきましょう。
1.信用情報機関の内容
この点はどのカードローンでも言えることですが、東和銀行カードローンに申し込んだ際には申込者の信用情報が必ずチェックされます。
照会される信用情報機関
東和銀行は「全国銀行個人信用情報センター」という信用情報機関に加盟しています。
また全国銀行個人信用情報センターは、CICやJICCなどの信用情報機関と連携をしていますので、三つの信用情報機関のどこかにネガティブな情報が残っている場合は、東和銀行カードローンの審査通過は難しくなります。
なお、東和銀行や保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンスが信用情報機関でチェックするポイントは以下の4つです。
- 利用者の本人情報が間違っていないかどうか?
- 他社カードローンやクレジットカードの契約状況や借り入れ状況に問題はないか?(借り過ぎなど)
- 他社ローンで延滞をしていないかどうか?
- 過去に任意整理や自己破産など、債務整理をした履歴がないか?
以上の情報に一つでも悪い情報が残っている場合、カードローン審査に時間がかかるか、最悪のケースとしては審査落ちしてしまいます。
2.本人の年収額と安定度
ふたつ目のチェックポイントは、申し込んだ人の年収とその安定度です。
カードローンの審査でもっとも重視されるのは、年収額の多さよりも「いかに収入が毎月安定しているか?」という点です。
そのため、年収が500万あっても収入が安定していない人よりも、年収が300万円しかないがアルバイトなどで「毎月きちんとした給料がもらえる」という人の方が審査では優遇されます。
パートやアルバイトは申し込める?
東和銀行カードローンでは、収入と返済のバランスを見ながら利用限度額が決められます。
そのためパートやアルバイトをしていて年収が200万円程度しかなくても、毎月の返済に問題がなければ30~50万円程度の希望限度額なら審査通過する可能性は十分にあります。
また利用条件のなかに「勤続年数は問われない」と明記されていますので、転職して間もない人やパートを始めて間もない主婦の方なども、安心して申し込むことができます。
学生や主婦
上記でご紹介したとおり、パートやアルバイトをしていれば学生や主婦でも申し込みは可能です。
ただし、未成年の学生の場合は親の同意があっても20歳を超えるまでは申し込めませんので、その点だけは覚えておきましょう。
3.在籍確認の結果
カードローンに申し込んだ際には、銀行の審査担当者か保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンスの担当者が勤務先に在籍確認の電話をかけてきます。
これは「申告した勤務先に利用者が本当に勤めているか?」ということを確認するためにおこなわれるものですが、なんらかの事情で在籍確認が完了しない場合は、そこで審査はストップしてしまいます。
また、当然ですが虚偽の勤務先を申告した場合も審査通過はできません。
銀行カードローンでは「利用者の収入安定度」をもっとも重視しますので、在籍確認で何らかの疑義が生じた場合、審査通過は難しいでしょう。

在籍確認の流れ
ちなみにカードローンの在籍確認は、以下のような流れでおこなわれます。
- 審査担当者が個人名で勤務先に電話をかけてくる
- 用件は伝えずに「〇〇さまはいらっしゃいますでしょうか?」という確認だけを行う
- 本人が電話に代わることができれば在籍確認であることを伝えて通話が終了する
外出しているような場合は「また改めます」ということだけを伝えて確認が終了する - 勤務先が営業時間外だったり、電話がつながらない場合は確認が取れるまで電話がはいる
銀行も保証会社も利用者のプライバシーに配慮してくれますので、上記のとおり銀行名や保証会社名を明かすことはありません。
4.他社カードローンの利用状況
銀行カードローンでは、金融庁からの指導もあり「過剰な個人融資をしない」という自主規制が敷かれています。
したがって、銀行のなかには消費者金融と同じく「他社カードローンの利用を含めて年収の三分の一を超える場合は新規融資をしない」と決めているところもあります。
東和銀行も同じく、他社カードローンの借り入れ額と東和銀行カードローンの新規融資額を合わせて、無理のない返済ができるかどうかが審査で確認されます。
5.家族構成や自宅の状況
この点の重要度は低いのですが「扶養家族があるか?」または「賃貸マンションが自己所有の物件に住んでいるか?」などという点も確認されます。
既婚と未婚どちらが有利?
既婚と未婚とを比較した場合「どちらが審査通過率が高いか?」というと、正直なところ一定の基準はありません。
銀行によっては「既婚者の方が安定度がある」とみなしている場合もありますし、別の銀行では「未婚者の方が扶養家族の負担がなく返済能力が高い」と判断するケースもあります。
東和銀行やSMBCコンシューマーファイナンスがどちらの判断をするか分かりませんが、このような家族構成もチェックされることは覚えておきましょう。
住宅は賃貸マンションか自己保有のどちらが審査にとおりやすい?
住んでいる自宅が賃貸なのか自己所有なのか、という点もチェックされます。
この点も判断は金融機関によりさまざまです。
「賃貸マンションの方が毎月の家賃負担が少なく返済能力が高い」と判断する銀行もあれば、「自己所有の物件に住んでいる人のほうが転居のリスクがないため安心して融資できる」と判断するところもあります。
こちらも、東和銀行や保証会社がどのように判断するか微妙ですが、参考までに覚えておきましょう。
東和銀行カードローン「とんとん」の審査に落ちる人
では、以上のような審査条件を踏まえて、東和銀行カードローン「とんとん」の審査に落ちる人にはどのような特徴があるのか詳しく見ていきます。
年収が不安定な人
この点はさきほどもう触れましたので詳しくは割愛しますが、毎月の収入が安定していない人は審査落ちする可能性があります。
たとえば年収ベースで返済できるだけの収入があったとしても、以下のような人は審査に落ちる可能性が高くなります。
信用情報機関の内容にキズがある
上記の「審査で必ず見られる5つの項目」のところでも触れましたが、信用情報機関に悪い情報が残っていると必ず審査落ちします。
東和銀行カードローンの審査は、すべてインターネットや郵送で手続きをしますので、審査担当者と利用者は顔を合わせる機会がありません。
そのため、審査担当者も人柄を判断することはできず、信用情報機関に載っているデータで融資をしてもいいかどうかを判断するしかないのです。
ちなみに、ローンの延滞などや整理などの債務整理情報については、最長5年間信用情報機関に情報が残り続けます。
※銀行系ローンで自己破産をした場合は、全国銀行個人信用情報センターには最長10年間情報が残っています。
申し込み内容に虚偽が多い
カードローンの申し込みの際、まれに嘘の勤務先を記入したり他社借り入れ額を過少申告するような人がいます。
そのような人は後々の審査で本当のことが知られてしまいますし、虚偽の申込をすると利用者としての信用も失われます。
さきほどもお伝えしたとおり、東和銀行カードローンの手続きはインターネットや郵送のみで行われますので、申込者本人が申告する「情報の正確さ」が非常に重要となってきます。
万一誤った情報を入力してしまったとしても、東和銀行側としてはそれが故意なのか単なるケアレスミスなのか判断がつきません。
そのため、とにかく申し込み内容は正直に、そして正確に入力するようにしましょう。
過去に東和銀行で延滞したことがある人
過去に東和銀行と取り引きをしていてローンで延滞をしたり、債務整理の履歴がある人も審査落ちしてしまいます。
それらの情報は、信用情報機関の情報が消えたとしても東和銀行側にはずっと残り続けますので、注意したいポイントです。
保証会社とトラブルを起こしたことがある人
保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンスが取り扱っているローンや、同社が保証会社をしている銀行カードローンで延滞をしたことがある場合も、審査落ちの可能性が高くなります。
また、SMBCコンシューマーファイナンスは「プロミス」を運営している会社ですので、過去にプロミスで延滞事故を発生したり債務整理をしている場合は特に注意が必要です。
すこしでも早く審査してもらうための4つのコツ
上記のとおり、東和銀行カードローンでは審査と融資まで、非常に時間がかかります。
ただ、以下のポイントに注意をするだけでも審査時間を早めることは可能です。
1.書類は事前に用意しておく
ひとつ目のポイントは「必要書類をきちんと用意しておく」という点です。
前述のとおり東和銀行カードローンに申込む際には、本人確認書類と利用限度額によっては収入証明書の提出が必要となりますが、いずれも「最新の書類を早めに用意しておく」ということがとても大切になってきます。
とくに源泉徴収票などの収入証明書類は、勤務先に事前に言っておかないと発行までに時間がかかる場合があります。
また、引っ越した直後で運転免許証の住所を変更していない場合は、現住所を証明するための住民票や公共料金の領収証など、別の書類を補助書類として提出する必要も出てきます。
したがって、東和銀行カードローンに申し込むことがあらかじめわかっている場合は、必要書類を不備なく用意しておくようにしましょう。
2.わからないことは申し込む前に聞く
カードローンをはじめて利用する場合、申し込み欄に記入する情報や用意すべき書類など、様々な不明点が出てくるものです。
カードローンの手続きの途中で不明点が出てくるとそこで手続きは中断してしまいますし、間違った内容を入力すると審査にとても時間がかかります。
カードローンの申し込みに必要な情報や書類については、公式サイトである程度わかります。
さらに下記の東和銀行コールセンターでも問い合わせできますので、不明な点は事前に問い合わせするようにしましょう。
東和銀行の問い合わせ先
3.平日の早めに申し込む
東和銀行カードローンは消費者金融とは異なり、土日の審査ができません。
したがって、少しでも審査を早めてもらうためには、平日の早めの時間に申し込んでおくことをおすすめします。
また、平日に申し込んでおけば在籍確認もスムーズに済むケースも多いため、それだけ審査にかかる時間も短くて済みます。
4.普段から東和銀行と取り引きしておく
最後のポイントは「普段から東和銀行と取り引きをしておく」という点です。
東和銀行カードローン「とんとん」は、東和銀行に口座がなくても申し込みは可能です。
しかし普段から東和銀行に口座を開設しておいて給料を振り込んでおいてもらう、または毎月少しずつでも定期預金をしておくことで、本人の収入状況や返済能力を銀行に知ってもらうことができます。
とくに毎月コツコツ貯蓄をしておくことで、利用者としての信頼性や、いざという時の返済能力を示すこともできますので、普段から定期預金や財形貯蓄などをしておくことをおすすめします。
審査に落ちたらやるべきこと
これらのポイントを押さえたとしても、東和銀行カードローンの審査に落ちる可能性はあります。
ここからは、万一東和銀行カードローンの審査に落ちてしまった場合の対処方法についても、いくつかお伝えしておきます。
信用情報機関の本人開示
銀行カードローンの審査に落ちてしまった場合、銀行や保証会社からは審査落ちの理由は教えてもらえません。
そのため、審査落ちの理由が分からないまま、つぎのカードローンに申し込んでしまうと再び審査落ちすることは目に見えています。
したがって、もしカードローンの審査に落ちてしまった場合は、信用情報機関の本人情報開示サービスを利用して、自分の信用情報機関情報をチェックしてみるようにしましょう。
万一、過去の延滞や債務整理などの履歴が残っている場合は、その情報が消えるまで待ってから次のカードローンに申し込むようにしましょう。
申し込みブラックに注意
東和銀行カードローンの審査に落ちたとしても、一度に多数の他社カードローンに申し込むことは避けましょう。
同時に何社ものカードローンに申し込んで審査落ちする人のことを「申し込みブラック」と言います。
カードローンに申し込むと、金融機関は信用情報機関に照会をかけます。
その照会履歴は信用情報機関に加盟している金融機関なら見ることができますので、同時に何社ものカードローンを申し込んでいることが金融機関に知られると「この人は相当お金に困っている人だ」という印象を持たれ、審査落ちに繋がってしまうのです。

条件を良くしてから再度申し込む
信用情報機関に傷がないのに審査落ちした場合は、「利用者としての返済能力を認めてもらえなかった」ということになります。
したがって、そのような場合には年収が増えてから再度申し込む、または勤続年数を少し長くして収入の安定度を高めた上で再度申し込むようにしましょう。
審査通過率が高いカードローン
最後に、どうしても即日でお金が必要な人のために、いくつかのおすすめカードローンをご紹介しておきます。
プロミス
ひとつ目は、大手消費者金融のプロミスです。
プロミスでは、以下の方法で申し込むことにより即日融資が可能です。
- プロミスの無人契約機から申し込む
- 平日の午前中に公式サイトから申し込み、振り込みキャッシングを利用する
- プロミスのアプリローンで申し込み手続きを済ませ、セブンイレブンでキャッシングをする
なお、プロミスではカードを発行せずにカードレスで契約することも可能ですので、東和銀行カードローンのように郵送手続きを待たずにキャッシングができます。

アコム
もう一つの大手消費者金融である「アコム」も、最短1時間で融資が可能です。
アコムもプロミスと同じく、無人契約機から申し込んだり公式サイトから申し込むことで最短即日でキャッシングができます。
また、アコムの場合は楽天銀行に口座を持っていると、土日や夜間でも約1分で振り込みキャッシングが利用できますので、土日でも契約が完了すれば自宅に居ながらにして自分の楽天銀行に振り込んでもらえます。
さらにプロミスもアコムも同様ですが、カードローンが初めての人に限り30日間の無利息キャッシングが利用できます。
「少額を借りて短期間で返したい」という人にとっては、おすすめのカードローンといえます。

中小消費者金融
大手消費者金融の審査通過に不安なら、中小の消費者金融を利用するという方法もあります。
フクホー
大阪にあるフクホーという中小消費者金融の場合、初回融資限度額は低くなりますが「多少の延滞履歴があっても返済能力があれば融資してくれた」という口コミが多数寄せられています。
ただ、フクホーの場合は融資額を10万円以下に設定され、利息制限法で定められた20.0%という高い金利が設定されることがありますので、その点だけは注意しておきましょう。

エイワ
全国に営業展開をしている中小消費者金融の「エイワ」も店頭申し込みで即日融資が可能です。
エイワは消費者金融のなかでは珍しく、契約時にはかならず店頭に行かないと契約できないという決まりがあります。
ただ、信用情報に若干の傷があったとしても、店頭に行くことで人柄で審査してもらえるというメリットもあります。
インターネットの口コミを見ても、「現在の返済能力と人柄で融資をしてもらえた」という書き込みも多数ありますので、少額なら店頭で即日融資を受けられる可能性は十分にあります。

東和銀行カードローンのまとめ
東和銀行カードローンは限度額が500万円までと非常に高く、金利も最高金利で14.6%ですのでメガバンクと変わらない条件で利用できるおすすめのカードローンの一つです。
また、地方銀行には珍しく口座がなくても申し込みできる貴重なカードローンとも言えます。
ただ、利用条件として東和銀行の営業エリア内に住んでいる必要があるなど、制限がありますので申し込める人は限られてくるでしょう。
「どこのカードローンに申し込めばいいのかわからない」という方も多いかもしれませんが、結局のところ自分がカードローンに求める条件(即日融資を希望するか、限度額や金利を重視するかなど)をきちんと見極めたうえで、自分に合ったカードローンを選ぶのが大切と言えそうですね。
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