「カードローンを利用したいけど、審査に通るかが不安」
「カードローンの審査に落ちない方法はある?」
そんな悩みや疑問を抱えている方も多いでしょう。
また、急ぎでお金が必要な場合、審査に落ちないカードローンがあるかどうかが気になりますよね。
結論からいうと、絶対審査に落ちないカードローンはありません。
また、カードローンを利用するためには審査が必要であり、審査に通らなければ当然カードローンを利用することはできません。
審査に通過するためには、審査を受ける際の注意すべきポイントをしっかり押さえることが大切です。
本記事では、カードローンの審査について詳しく解説しています。
審査落ちしないコツやおすすめのカードローンも紹介していますのでぜひ参考にしてください。
審査に落ちないカードローンはある?
結論からいうと、審査に落ちないカードローンはありません。
また、審査なし・審査が甘いと謳っているカードローンは、悪徳業者やヤミ金が行なっている可能性が高いため、絶対に関わらないようにしましょう。
以下では、審査に落ちないカードローンについて詳しく解説しています。
内容は以下の2つです。
ぜひ参考にしてみてください。
審査に落ちないカードローンはある?
- 審査に落ちないカードローンは無い
- 貸金業法によって審査が行われている
- 主観的な価値観で甘いと感じるカードローンは存在する
審査に落ちないカードローンは無い
カードローンを利用する場合、完全に審査に落ちないものは存在しません。
カードローンの審査は、申込者の返済能力や信用状況などを厳しくチェックしたうえで判断しています。
安定した収入や適切な信用記録を持っていると審査に通りやすくなることはありますが、全員が必ず通るという保証はありません。
貸金業法によって審査が行われている
消費者金融のカードローンは、貸金業法によって必ず審査が行われています。
審査なし・審査に絶対通ると謳っているカードローンは違法業者の可能性が高いため、関わらないようにしましょう。
なお、貸金業法は消費者金融などの貸金業者の借入れについて定めている法律です。
貸金業法は、返済しきれないほどの借金を抱えてしまう「多重債務者」の増加が深刻な社会問題となったことから、これを解決するために2006年に従来の法律が抜本的に改正され、2010年に完全施行されました。
貸金業法のポイントは以下の通りです。
総量規制 | 利用者がお金を借りすぎて返済できなくなるトラブルを防ぐため、貸金業者からの借入れ金額は年収の3分の1までに制限 |
---|---|
上限金利 | 貸金業者が設定できる金利を制限(元本の金額が10万円未満:20%、10万円以上から100万円未満の場合:18%、元本の金額が100万円以上の場合:年15%) 遅延損害金(遅延利息)の利率は20% |
収入証明書の提出 | 借り手の年収を証明する書類の提出が必要 |
ヤミ金規制の強化 | 違法な金利での貸付けや過剰な取立てを行うヤミ金融に対する対策 |
取り立て規制の強化 | 借金の取り立てについての規制 |
主観的な価値観で甘いと感じるカードローンは存在する
カードローンの審査が甘いと感じるかどうかは、個人の主観や経済状況によって異なります。
一般的に、審査が速いことや即日融資が可能であることが、審査が甘いと感じられる要因となる場合がありますが、これは審査基準が緩いというわけではありません。
実際には、カードローンを提供する金融機関が申込者の返済能力を厳しくチェックしており、貸し付けたお金を確実に回収するための審査を行っています。
審査基準は公開されていないため、どの会社の審査が甘いか厳しいかを比較することはできません。
審査に不安がある人でも申し込めるおすすめカードローン
ここからは、審査に不安がある人でも申し込めるおすすめカードローンを紹介します。
おすすめのカードローンの選定基準
- 簡易診断の有無
- 信頼度の高さ
- 審査スピードの速さ
- 即日融資の対応可否
消費者金融カードローン | プロミス | アイフル | SMBCモビット | ダイレクトワン |
---|---|---|---|---|
金利(年率) | 4.5%~17.8% | 3.0%~18.0% | 3.0%~18.0% | 4.9%~18.0% |
借入限度額 | 1万円~500万円 | 1万円~800万円 | 1万円~800万円 | 1万円~300万円 |
融資スピード ※1 | 最短3分 | 最短18分 | 審査:最短30分 融資:最短30分 |
最短即日 |
無利息期間 ※2 |
初回借入日の翌日から30日間 | 契約日の翌日から30日間 | なし | 初回借入日の翌日から55日間 |
申込対象年齢 | 満18歳以上74歳以下 | 満20歳以上69歳以下 | 満20歳以上74歳以下※3 | 満20歳以上69歳以下 |
※1 申込時間や審査内容により異なります。詳しくは、各消費者金融会社にお問い合わせください。
※2 無利息期間の適用には条件があります。詳しくは、各公式サイトをご確認ください。
※3 収入が年金のみの方はお申込いただけません。
プロミス
プロミス基本情報 | |
---|---|
金利 | 4.5〜17.8% |
審査時間 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
融資時間 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
無利息期間 | 30日間 |
限度額 | 1~500万円 |
プロミスは、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が運営するカードローンで、最短3分の即日融資に対応しているのが魅力です。
さらにインターネット振り込み「瞬フリ」を利用すれば最短10秒で口座に振り込みが完了するほか、スマホアプリを使って、カードレスでコンビニATMでの借入れ・返済ができます。
審査に不安を抱える方にとって、審査スピードが速く、借入れ可否がすぐに判断できるのはメリットが大きいでしょう。
融資スピードの速さ、カードレスでの借入れに対応しているなど、使い道の良さも嬉しいポイントです。
初めてカードローンを利用する方はぜひチェックしてみてください。
アイフル
アイフル基本情報 | |
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金利 | 3.0%~18.0% |
審査時間 |
最短18分 ※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。 |
融資時間 |
最短18分 ※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。 |
無利息期間 | 30日間 |
限度額 | 1万円~800万円 |
アイフルは、東証プライム上場の大手消費者金融です。
WEBサイトからの申し込みで最短18分の即日融資に対応しているほか、初めてのアイフルなら契約日から30日間の無利息期間が適用されます。
審査スピードを重視する方はもちろん、なるべく利息を節約したいという方にもおすすめです。
また、アイフルは以下の5つの返済方法を用意しており、自分の都合に合わせて選べます。
利便性が高いカードローンをお探しの方は、アイフルをチェックしてみてください。
SMBCモビット
SMBCモビット基本情報 | |
---|---|
金利 | 3.0%~18.0% |
審査時間 |
最短30分 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取り扱いとなる場合があります。 |
融資時間 |
最短即日 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。 |
無利息期間 | なし |
限度額 | 1万円~800万円 |
SMBCモビットは、三井住友カードが運営する日本の大手消費者金融です。
最短30分の即日審査、最短30分の即日融資に対応しており、急な出費にも安心して利用できます。
返済額のうち、利息200円ごとに1円相当のTポイント(※2024年4月22日からVポイントへ変更)が貯まります。
普段のショッピングでポイントを利用している方はぜひチェックしてみてください。
また、条件を満たせば、申し込みから審査、契約までのすべての手続きが郵送物なしでWeb上で完結できるため、周囲にバレるのが心配な方にもおすすめです。
ダイレクトワン
ダイレクトワン基本情報 | |
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金利 | 4.9%〜18.0% |
審査時間 | 最短即日 |
融資時間 | 最短即日 |
無利息期間 | 55日間 |
限度額 | 1万円~300万円 |
ダイレクトワンは、スルガ銀行グループが運営する日本の中小消費者金融です。
24時間365日申し込みが可能なほか、Web上で手続きが完了するので、店舗に出向く必要がありません。
プロミスのような大手消費者金融と比較すると知名度が低く心配する方もいるかもしれませんが、スルガ銀行グループに所属しており、信頼性も担保されています。
また、新規契約者を対象に55日の無利息期間を用意しているのも魅力です。
期間内であれば繰り返しの借入れにも無利息が適用されるため、カードローンの利用頻度が高くなりそうな方はぜひチェックしてみてください。
※1店頭窓口でお申込みをされた場合は、当日のお借入れが可能です。カードローンの審査落ちを回避するコツ
以下では、カードローンの審査落ちを回避するコツを紹介します。
内容は以下の通りです。
ぜひ参考にして、カードローンの審査に備えましょう。
カードローンの審査落ちを回避するコツ
- 信用情報を事前に調べる
- 複数社同時に申し込まない
- 総量規制を確認する
信用情報を事前に調べる
1つ目は、信用情報を事前に調べることです。
なかなかカードローンの審査が通らないといった場合には、自分の信用情報を確認し改善に努めるのが望ましいでしょう。
なお、日本には以下の3つの信用情報機関があり、それぞれの公式サイトから開示請求を行えば信用情報の確認が可能です。
信用情報機関 | CIC(シー・アイ・シー) | JICC(日本信用情報機構) | KSC(全国銀行個人信用情報センター) |
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加盟している企業の種類 | クレジット会社・貸金業者 | 貸金業者 | 地方銀行・ネット銀行 |
情報開示の請求方法 | インターネット・窓口・郵送 | スマホ・窓口・郵送 | インターネット・郵送 |
信用情報の登録期間 | 最長5年 | 最長5年 | 最長10年 |
情報開示の手続き費用 | 窓口:500円 インターネット・郵送:1,000円 |
窓口:500円 スマホ・郵送:1,000円 |
1,000円(定額小為替証書のみ) |
複数社同時に申し込まない
2つ目は、複数社同時に申し込まないことです。
同時に複数社のカードローンに申し込むと、お金に困っていると見なされ審査に通りづらくなってしまう可能性があります。
また、申込情報には審査で否決された履歴も登録されています。
総量規制を確認する
3つ目は、総量規制を確認することです。
先ほども述べた通り、消費者金融のカードローンは総量規制の対象のため、年収の3分の1を超える貸付が禁じられています。
総量規制とは
総量規制とは、借りることのできる額の総額に制限を設ける、新しい規制のことです。
この新しい規制は、平成22年6月18日から実施されています。
具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合、新規の借入れをすることができなくなります。ただし、すでに、年収の3分の1を超える借入残高があるからといって、その超えている部分についてすぐに返済を求められるわけではありません。
引用元:金融庁
また、銀行は総量規制の対象外ですが、独自に自主規制を行なっていることが多いです。
年収に対し高い金額の限度額を申請してしまうと返済能力を不安視され、審査が通らない可能性があります。
そのため、希望限度額は自分の年収を考慮しながら低めの金額で申し込みしましょう。
審査に落ちないカードローンと訴求している業者は詐欺?
審査に落ちないカードローンと謳っている業者は詐欺やヤミ金の可能性があります。
以下では、その理由について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
審査に落ちないカードローンと訴求している業者は詐欺?
- 詐欺の可能性が高い
- ブラックでも借りられる・審査なしのカードローン訴求はヤミ金なので注意
詐欺の可能性が高い
審査に落ちないカードローンや、審査が甘いと謳っているカードローンは、詐欺の可能性が高いため絶対に関わらないよう注意しましょう。
消費者金融では貸金業法に基づき、顧客の返済能力の調査が義務付けられています。
第十三条
貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
引用元:e-Govポータル
そのため、審査なしで融資を行うようなカードローンは存在しません。
審査に通りやすいとされるカードローンも、実際には申込者の信用情報や返済能力をもとに審査が行われています。
ブラックでも借りられる・審査なしのカードローン訴求はヤミ金なので注意
ブラックリストに載っている人でも借りられる、審査なしで融資を行うといった宣伝をしているカードローンは、違法な貸金業者(ヤミ金)である可能性が高いです。
正規の金融機関では、貸金業法に基づき、顧客の返済能力を確認するための審査を必ず行います。
そのため、甘い謳い文句で宣伝・勧誘しているカードローンには注意が必要です。
信用できるカードローンかどうかを見分けるためにも、以下の項目をしっかりチェックしましょう。
金融庁の登録 | 金融庁に登録されているかどうかを確認し、未登録の業者は避ける |
法律遵守 | 貸金業法や総量規制を遵守しているかを確認し、違法な業務を行っていないかをチェックする(年収の3分の1を超える貸し付けや、20%を超える利息など) |
透明性 | 金利や返済条件などの契約内容が明確であるかを確認し、不明瞭な点がある場合は注意が必要 |
評判 | 他の利用者の評判や口コミを参考にし、悪評が多い業者は避ける |
カードローンの審査に落ちてしまう原因
ここでは、カードローンの審査に落ちてしまう原因について解説しています。
内容は、以下の3つです。
カードローンの審査に落ちてしまう原因
- 延滞・滞納履歴がある
- 返済能力が無いとみなされている
- 借入先が複数社ある
借入れを希望する方は、それぞれのポイントをしっかり把握して
延滞・滞納履歴がある
信用情報に延滞・滞納履歴があるとカードローンの審査に落ちてしまう可能性が高いです。
カードローンの審査では、過去の支払い履歴や借入れ実績をチェックし、申込者の返済能力を確認しています。
万が一、延滞や滞納を繰り返した履歴があると、返済に関して信頼できないと判断されるため、審査で不利になるのです。
返済能力が無いとみなされている
カードローンの審査において返済能力がないと判断されると、審査に落ちる可能性が高まります。
金融機関は、申込者が貸したお金を計画通りに確実に返済してくれるかどうかを厳しくチェックしています。
万が一以下のようなことがあれば、返済能力がないと見なされるため、審査に通るのは厳しいでしょう。
- 定期的で安定した収入がない場合や、収入が低すぎて借入額に対して不足していると見なされる場合
- すでに多額の借入れがあり、新たな借入れにより返済が困難になると考えられる場合
- 申込者の月々の固定費や変動費が多く、自由に使える収入が少ない場合
- 過去に延滞や滞納があると、将来的にも返済が滞るリスクがあると判断された場合
借入先が複数社ある
借入先が複数社ある場合、審査に不利に働く可能性が高いです。
すでに複数の借入先があり、新たな借入れにより返済額が増加すると、申込者本人の返済能力に疑問を持たれることがあります。
さらに、既存の借入れの返済状況や支払い履歴が良くない場合は審査に通るのは難しいでしょう。
カードローンの申込みを考えている場合は、既存の借入れ状況を見直し、可能であれば借入れを一本化すること、借入れ額を減らし金融機関からの信用評価を改善することが重要です。
また、自身の返済計画をしっかりと立て、返済額を減らすのも審査通過に向けた有効な手段といえるでしょう。
審査に落ちないカードローンは無いが即日融資してくれるカードローンは存在する
ここまで、カードローンの審査について解説しました。
結論から申し上げると、審査に落ちないカードローンはありません。
その理由は、貸金業法により申込者の返済能力や信用情報などのチェックを厳しく行なっているためです。
また収入状況や希望限度額によっても結果が左右されるため、絶対に審査に落ちないとは断言できません。
そのため、審査に不安を抱えている方は審査に落ちないカードローンを探すのではなく、審査落ちを回避するコツを押さえることが重要です。
また、審査に不安を抱える方は、以下のおすすめのカードローンに着目してみてください。
審査に通りやすくなるよう、カードローンを申し込む際はぜひ本記事を参考にしてください。