SBI新生銀行が提供している住宅ローンは、低金利で住宅ローンが利用できるだけでなく、保障料や団信の利用手数料が0円になるなどトータルコストがおさえられるのも魅力です。
しかし、SBI新生銀行住宅ローンにもデメリットと呼べる落とし穴が存在します。
落とし穴を知らずに利用すると、将来的に返済負担が増大し、家計を苦しめてしまう恐れがあるのです。
ここでは、SBI新生銀行住宅ローンのデメリットと呼べる落とし穴について解説します。
SBI新生銀行住宅ローンを利用するメリットも紹介するため、他の金融機関と比較して検討してください。
- SBI新生銀行住宅ローンの落とし穴
- SBI新生銀行住宅ローンを利用するメリット
- SBI新生銀行住宅ローンの落とし穴を回避する方法
SBI新生銀行住宅ローンの特徴
SBI新生銀行住宅ローン基本情報
変動金利(半年型)手数料定率型
年0.43%
団体信用生命保険
一般団信(基本付帯)/安心保障付団信(無料)/ガン団信(年+0.1%)
事前審査スピード
非公開(申し込みから融資実行まで1ヵ月半程度)
本審査期間
非公開(申し込みから融資実行まで1ヵ月半程度)
事務手数料
借入金額×2.2%
SBI新生銀行住宅ローンは、金利+手数料が魅力的だと思う住宅ローン・金利満足度でNo.1を獲得している住宅ローンです。
また、団体信用保険は基本付帯されていますが金利を0.1%上乗せするとがん団信にも加入できます。
がん団信に加入していると、がんと診断されれば住宅ローン残高が0円になるため、もしもの時も安心です。
融資金額 | 500万円〜3億円 |
---|---|
事務手数料 | 変動フォーカス 借入金額×2.2%
それ以外の金利タイプ 55,000円 |
保証料 | 0円 |
繰り上げ返済手数料 | 0円 |
返済期間 | 5年〜35年(1年単位) |
SBI新生銀行住宅ローンの金利
SBI新生銀行住宅ローンには、4種類の金利タイプがあります。
それぞれの金利は、以下の通りです。
変動金利
金利タイプ | 借入金利 |
---|---|
変動金利(半年型)手数料定率型 | 年0.29% ※キャンペーン金利(2024年9月18日までの契約で適用) |
変動金利(半年型)手数料定額型 | 年0.60% ※キャンペーン金利(2024年9月18日までの契約で適用) |
固定金利(手数料定率型)タイプ
金利タイプ | 借入金利 |
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1年固定 | 年0.75% |
3年固定 | 年0.65% |
5年固定 | 年0.70% |
7年固定 | 年0.80% |
10年固定 | 年0.95% |
15年固定 | 年1.20% |
20年固定 | 年1.35% |
ステップダウン金利タイプ
25年もの(21-25年) | 借入金利 |
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1-10年 | 年1.50% |
11-15年 | 年1.35% |
16-20年 | 年1.20% |
21-25年 | 年1.05% |
30年もの(26-30年) | 借入金利 |
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1-10年 | 年1.60% |
11-15年 | 年1.44% |
16-20年 | 年1.28% |
21-25年 | 年1.12% |
26-30年 | 年0.96% |
35年もの(31-35年) | 借入金利 |
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1-10年 | 年1.70% |
11-15年 | 年1.53% |
16-20年 | 年1.36% |
21-25年 | 年1.19% |
26-30年 | 年1.02% |
31-35年 | 年0.85% |
長期固定金利タイプ(手数料定額型)
金利タイプ | 借入金利 |
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21-25年 | 年1.50% |
26-30年 | 年1.60% |
31-35年 | 年1.70% |
※2024年4月現在
SBI新生銀行住宅ローンの口コミ
SBI新生銀行住宅ローンに隠された落とし穴3つ
SBI新生銀行の住宅ローンは、他行よりも低金利でローンが組めたり、団信や印紙代などの手続きにかかる費用が0円になるなど、様々な魅力があります。
しかし、魅力的なサービスの裏には、必ずデメリットとも呼べる落とし穴が存在します。
ここでは、SBI新生銀行住宅ローンに隠された落とし穴について解説します。
変動金利の金利上昇リスク
SBI新生銀行住宅ローンの変動金利には、5年ルールや125%ルールが適用されません。
5年ルールでは、金利が上昇した場合でも5年間は月々の返済負担が変わらないと定められています。
さらに、5年経過後の6年目以降でも従来の返済額の125%までの金額しか挙げられないルールがあるのです。
5年ルールや125%ルールが適用されない場合は、市場金利が急上昇した際、返済額が大幅に増加する可能性があることを意味します。
金利上昇リスクに対する救済措置がないため、金利変動リスクに対して慎重な検討が必要です。
変動フォーカスは事務手数料が高い
SBI新生銀行住宅ローンの金利の1つである変動フォーカスは、低金利が魅力な金利タイプですが、借入金額に対して2.2%の事務手数料がかかります。
これは一般的な変動金利と比べて高いため、初期の費用負担が大きくなります。
完済までのトータルコストを考慮して、手数料の高さが合理的かどうかの判断が必要です。
審査基準が厳しめ
SBI新生銀行は他の金融機関に比べて、住宅ローンの審査がやや厳しいとされています。
厳しいといわれる要因の1つに、年収300万円以上ある人が申し込みできる点が挙げられます。
他の金融機関では、年収200万円の人でも申し込みできるローンもあるため年収基準が厳しめです。
また、安定継続して収入があることが求められるため、契約社員や自営業者の場合は審査基準をしっかりと理解して事前に準備を整えることが重要です。
審査基準に関する明確な情報は公開されていないため、申込前に個別の相談を行うことも検討すると良いでしょう。
SBI新生銀行住宅ローンの落とし穴に陥ってしまう人の特徴
前述したように、魅力的なサービスを提供しているSBI新生銀行住宅ローンには、先のような落とし穴があります。
利用上のメリットばかりに注目して、デメリットとなる要素を見落としてしまうと、後々苦労することになります。
ここでは、SBI新生銀行住宅ローンの落とし穴にハマってしまう人の特徴を紹介します。
住宅ローンの知識が不足している
多くの失敗例は、住宅ローンに関する知識が浅いために生じます。
特に、金利の仕組みや返済プランの特性について理解が不足している場合が多く、これが失敗につながります。
例えば、金利タイプの違い(固定金利と変動金利)や、返済方法(元利均等返済や元金均等返済)の影響を十分に把握せずに決断することがあります。
また、住宅ローンの総コストや、将来の金利変動に対するリスク管理の重要性を見落とすことが多いです。
返済負担を正確に把握していない
住宅ローンの返済負担を過小評価している人は陥りやすいです。
多くの人は月々の返済額が家賃並みであることに安心してしまいがちですが、返済負担はただの月額支払い以上のものです。
固定資産税やメンテナンス費用、そして将来的なリフォームや修繕費用など、追加的な経済的負担が伴います。
これらを考慮せずにローンを組むと、後になって財政的な圧迫を感じることになります。
将来の出費を正確に把握していない
住宅ローンを組む際、多くの人は即時の返済計画に焦点を当てがちですが、将来の出費の見積もりが不足していることがあります。
特に子育て世代では、教育費や子どもの成長に伴う様々な支出が予期せぬ財政的負担となることがあります。
また、予期せぬ医療費や失業、リストラといった状況変化も、長期にわたる住宅ローン返済に影響を与える可能性があります。
頭金を用意しすぎる
頭金を多く用意することは、住宅ローンの利息負担を減らす上で有効ですが、無理な貯金や資金準備はリスクを伴います。
高額な頭金を用意することで、移転直後の資金繰りに困難をきたすこともあります。
家族の生活費、教育費、緊急時の貯金など、他の財務計画とのバランスを考慮し、無理のない範囲で頭金を設定することが重要です。
金利上昇のあおりを受けてしまう
変動金利を選ぶ際には、将来の金利上昇リスクを念頭に置くことが不可欠です。
金利が低い現在は変動金利が魅力的に見えますが、金利は市場の状況によって変動するため、将来的に返済額が増加するリスクを考慮する必要があります。
また、変動金利を選択した場合、金利の上昇により月々の返済額が増加する可能性があるため、その影響を受けやすい家計状況の人は注意が必要です。
営業マンに判断を任せてしまう
住宅ローンに関する判断を営業マンに任せきりにしてしまうと、自身の財政状況や将来計画に合わないローンを組むリスクがあります。
営業マンは時に自社の製品を売り込むために、顧客の実情に必ずしも最適な提案を行わないこともあります。
そのため、自身で住宅ローンの基礎知識を身につけ、独自のリサーチを行い、自分の状況に最適な選択肢を検討することが大切です。
SBI新生銀行住宅ローンの落とし穴を回避するポイント
住宅ローン選びで失敗しないためにも、商品の特徴を理解すると同時に、利用目的に適しているかどうかの確認も必要です。
ここでは、冒頭で紹介した5つの落とし穴に引っかからないための方法を紹介します。
返済シミュレーションの徹底
住宅ローンの返済シミュレーションは、返済額だけでなく、固定資産税やメンテナンス費用などの追加経費も考慮に入れて行う必要があります。
これにより、実際の負担額を正確に把握でき、予算を超える支出を防ぐことができます。
また、将来の金利変動や収入変化もシミュレーションに含めることで、長期的な視点での返済計画が可能となります。
生活費の確保
緊急時に対応できるよう、最低3か月分の生活費を常に確保しておくことが重要です。
これは、予期せぬ出費や収入の途絶えに備えた安全策です。
特に、固定資産税やメンテナンス費用などの追加経費は予期せぬ出費となり得るため、これらの費用も含めた生活費の確保が必要です。
資金計画の整理
資金の使い道を明確にし、目的ごとに資金を整理することが重要です。
例えば、住宅ローンの返済、教育費、非常時の備えなど、各目的ごとに積立計画を立てることで、資金を効率的に管理することができます。
これにより、予期せぬ出費や将来の支出にも柔軟に対応することが可能となります。
住宅ローン返済のポジティブな捉え方
住宅ローンの返済をポジティブに捉えることで、返済に対するストレスを軽減できます。
住宅ローンの返済は、所有する家の資産価値の形成として捉えることができ、長期的な貯蓄と同様の意味を持ちます。
このような捉え方は、返済の負担感を減らし、より前向きな資産形成の手段として住宅ローンを捉えることに繋がります。
SBI新生銀行住宅ローンを利用する3つのメリット
SBI新生銀行住宅ローンを利用するメリットは、以下の3つです。
トータルコストをおさえられる
SBI新生銀行住宅ローンでは、初期にかかる事務手数料がおさえられるためトータルコストが低くなります。
多くの住宅ローンでは、事務手数料は借り入れ金額×2.2%とされています。
例えば、4,000万円の物件を購入すると88万円の手数料が必要です。
一方、SBI新生銀行住宅ローンでは事務手数料は55,000円で設定されています。
他の住宅ローンよりも事務手数料がおさえられるため、借り入れ時の負担を軽減させられるのが特徴でしょう。
さまざまな手数料が0円
SBI新生銀行住宅ローンでは、さまざまな手数料が0円です。
0円になる費用は、以下の通りです。
- 保証料
- 操上返済手数料
- 団体信用生命保険料
- 印紙代
- セブン銀行ATMなどの出金手数料0円
SBI新生銀行住宅ローンでは、一般的に必要となる保証料印紙代などが必要ありません。
保証会社の仕組みを用いていなかったり、電子契約で完結したりすることから不要な費用を削減できるのです。
自己資金を10%用意すると金利優遇が受けられる
SBI新生銀行住宅ローンでは、物件価格の10%の資金を用意できると金利優遇が受けられます。
優遇される金利タイプは、当初固定金利タイプで年0.05%の金利が優遇されます。
優遇が受けられると固定金利の金利は他の住宅ローンよりも低くなるでしょう。
SBI新生銀行住宅ローンの審査で必要となる書類
SBI新生銀行住宅ローンの審査で必要となる書類は、以下の通りです。
本人確認書類 |
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---|---|
収入面の書類 | 給与所得者
経営者
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物件の審査に必要な書類 |
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SBI新生銀行住宅ローンの申し込みの流れ
SBI新生銀行住宅ローンの審査は、以下の流れで進められていきます。
それぞれの流れについて詳しく解説していきます。
Webからの審査申し込み
対面での申し込みも可能ですが、Webからの申し込みの場合は最短で手続きができます。
口座の開設なしでも申し込みが可能です。
必要書類の提出
申し込み完了後、必要書類を提出して審査が開始されます。
約5営業日を目安に審査に必要な書類の案内が発送され、必要書類をマイページからアップロードします。
必要書類の提出と同時に団体信用生命保険の申し込みも必要です。
契約手続き
郵送または電話にて審査結果が通知。
審査結果通知後、電話にて担当者と契約内容の確定をおこないます。
契約内容が確定すると、電子契約サービスにて契約手続きを進めます。
借り入れ
抵当権と認定確認、登記をおこない、契約から約7営業日後に融資を実行します。
SBI新生銀行住宅ローンの落とし穴リスクも理解した上で利用しよう
SBI新生銀行住宅ローンには、多くの魅力があると同時に、借入後の負担増につながるデメリットとも呼べる落とし穴があります。
低金利で住宅ローンが組めることは、借入後に始まるローン返済の負担軽減につながりますが、負担するものは、ローンだけにとどまりません。
よって、SBI新生銀行住宅ローンの利用を含め、住宅ローンを利用する際は必ずローン商品の特徴と利用目的が商品特徴に合致していることを確認しましょう。
月々の返済がどれくらいになるのかをシミュレーションしたうえで、申し込み手続きを進めてください。