自動車保険会社といってもたくさんあり、「どこを選べばいいの?」と悩む方もいるはずです。
そこで今回は自動車保険会社の実際の口コミや保険の選び方などについて詳しくご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
自動車保険会社の評判・口コミ
ここでは、主要な自動車保険会社の実際の評判を比較します。
アクサダイレクト
ネット型(ダイレクト型)自動車保険は利用者と直接取り引きし中間コストを削減することで、圧倒的な保険料の安すぉ実現する自動車保険会社です。
アクサダイレクトには以下の口コミが見つかりました。
保険料が安い
補償内容が充実している
イーデザイン損保
イーデザイン損保には最近「&e(アンディー)」が登場し、センサーとアプリによって安全運転をサポートする仕組みが特徴となっています。
イーデザイン損保には以下の口コミが見つかりました。
弁護士特約が付いており安心
ロードサービスが充実している
SBI損保
SBI損保は「価格.com自動車保険 満足度ランキング2024」において、総合満足度と保険料満足度の2部門で第1位を獲得した自動車保険会社です。
ネット型損保ならではの納得の保険料と充実したサービスが特徴となっています。
SBI損保には以下の口コミが見つかりました。
保険料が安い
補償内容を自由にカスタマイズできる
セゾン自動車火災保険
セゾン自動車火災保険は「価格.com自動車保険 満足度ランキング2024」において、総合満足度で第3位、補償内容満足度において第2位の実績を持つ自動車保険会社です。
ネット割は新規なら13,000円、継続でも10,000円割引されるなど割引制度が充実しています。
セゾン自動車火災保険には以下の口コミが見つかりました。
保険料と補償内容のバランスがいい
万が一の時のトラブル対応に安心できる
ソニー損保
ソニー損保はダイレクト自動車保険において21年連続売上ナンバーワンの実績を持つ、手頃な保険料が魅力の自動車保険会社です。
保険料は「走る分だけ」となっており、3,000km以下・5,000km以下・7,000km以下・9,000km以下・11,000km以下・16,000km以下・無制限から算出されるので合理的だといえるでしょう。
補償内容が手厚い
コストパフォーマンスがいい
損保ジャパン
損保ジャパンの「THEクルマの保険」には、「対人賠償」「対物賠償」「人身傷害」「車両保険」の4つの基本補償に加えて、車両新価特約」「地震・噴火・津波車両全損時一時金特約」「故障運搬時車両損害特約」の補償がついています。
損保ジャパンには以下の口コミが見つかりました。
担当者が丁寧な対応をしてくれた
補償内容には年齢に応じたものがつく
事故対応がスムーズ
チューリッヒ
チューリッヒは「価格.com自動車保険 満足度ランキング2024」において、保険料満足度第2位の実績を持つ自動車保険会社です。
とくに30代~40代のドライバーからの指示が厚く、全国に約10,400カ所のサービス拠点を持っています。
チューリッヒには以下の口コミが見つかりました。
保険料が安い
補償内容について自分で決められ安く済む
気軽にネットから申し込める
東京海上日動火災保険
東京海上日動火災保険の「トータルアシスト自動車保険」には、「賠償に関する補償」「ご自身の補償」「お車の補償」の3つの基本補償と「弁護士費用特約(日常生活・自動車事故型)」または「弁護士費用特約(自動車事故型)」、「入院時選べるアシスト特約」、「レンタカー費用の補償日額に関する特約」の3つの基本特約がついています。
東京海上日動火災保険には以下の口コミが見つかりました。
保険料はそこまで安くない
しつこい勧誘などがない
迅速かつ丁寧な対応をしてもらえた
三井ダイレクト損保
三井ダイレクト損保はMS&ADインシュアランス グループの一員で、三井住友海上と同じ事故受付センターを活用していることから、万が一のトラブルや事故などにも安心の自動車保険会社といえるでしょう。
三井ダイレクト損保には以下の口コミが見つかりました。
保険料が安い
補償内容は必要な分だけ契約できる
楽天損保
楽天損保の「ドライブアシスト(個人用自動車保険)」は月々の保険料の支払いによって楽天ポイントがたまる自動車保険会社です。
貯まったポイントで保険料の支払もできるので、楽天ポイントを貯めたい方におすすめです。
楽天損保には以下の口コミが見つかりました。
ポイントがたまるので楽天ユーザーにはうれしい
事故時の対応が良かった
自動車保険とは
自動車保険は、自動車事故に伴う損害を補償するための保険であり、運転中の事故による損害賠償に備えて加入するものです。
自動車保険は主に「自賠責保険」と「任意保険」の2つに分類されます。
「自賠責保険」は、事故により相手が死傷した場合の損害賠償に備えるもので、加入が義務付けられていますが、補償範囲は限定的といたっ特徴を持ちます。
一方「任意保険」は、自動車事故に関する様々な損害に対する補償を提供するもので、大まかには「相手方への損害賠償」「自分や搭乗者の死傷」「自分の自動車の損壊」の3つの補償で構成されています。
自動車の利用状況に応じて加入者が補償範囲や保険金額を設定できますが、補償を増やすほど保険料が高くなります。
自賠責保険だけでは大きな事故に対する補償が十分でないため、任意保険への加入が一般的。
自動車保険の選択は重要であり、自分のニーズに合った補償範囲や保険金額を検討することが求められます。
加入者は自身の自動車の利用状況を考慮しつつ、リスクに備えるために最適な自動車保険を選択することが必要です。
自動車保険の保険料の相場はどれくらい?
車の任意保険は各保険会社が取り扱っており、契約内容によって保険料がことなります。
自動車保険料は、一般的に年間5万円前後が相場といわれており、個人によっては2万5,000円未満から9万円以上など広範囲に及ぶケースもあります。
保険料の設定には複数の要因が影響しており、補償内容や対象範囲が広がるほど保険料が高くなる傾向があります。
複数の運転者が1台の車を共有する場合は、広範な保証が必要となり高くなる傾向にあるといわれています。
なお保険料は、車種や型式ごとの事故実績や、契約者の過去の事故件数・無事故年数を示す「等級」、運転者の年齢、走行距離、補償内容などが保険料の算出に影響します。
自動車保険を選ぶ際は、自分に合った補償内容と金額を選ぶことが重要です。
自動車保険の保険料の算出ポイント
自動車保険の保険料の算出ポイントはおもに以下の項目によって決まるのが一般的です。
用途・車種 | 自動車の用途や車種が異なると、使用頻度や事故による損害の大きさに差が生じる。 また、使用目的や年間走行距離によって運転者の傾向が異なりリスクも異なる。 |
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型式別料率 | 「型式別料率クラス」とよばれるものが車の型式によって設定されており、保険料算出の目安としている |
クラス | 普通車、コンパクトカーは1~17まで、軽自動車は1~3まで※の数字(クラス)が割り振られ、この数字が小さいほど保険料が安く、大きいほど保険料が高くなる。 例えばコンパクトカーは低め、スポーツカーや高級車は高めとなるケースが多い |
自動車の安全性能 | 自動ブレーキなど、各種安全装置の有無で事故を起こすリスクが異なる。 一般的に安全装置のある自動車の方が安全装置がないものに比べて保険料は安くなる傾向にある |
新車・新車以外 | 新車として初度登録された年月(軽自動車の場合には初度検査年月)より一定期間割引を受けることができる。 なお、全ての保険会社で用意されている割引ではなく、割引の対象となる車種や割引率、期間も各保険会社で異なるので注意が必要である |
保険金額・免責金額 | 契約時に設定した保険金額が低ければ、万が一事故を起こした時に保険会社から支払われる保険金額の最高限度額は低くなるので、保険料も安くなります。 免責金額とは「契約者側の自己負担額」のことです。 |
年齢 | 若年者の方が事故を起こすリスクが高いため、契約の自動車を運転する方の年齢によって保険料は異なります。運転者の年齢別に21歳未満(全年齢)補償/21歳以上補償/26歳以上補償/30歳以上補償の4つに区分している保険会社が多い |
等級 | 契約者の過去の事故件数や無事故年数によって今後事故を起こすリスクも異なるため、契約者の等級によっても保険料が変わる |
運転者限定 | ほとんどの保険会社では、「運転者を限定しない」「契約者本人に限定」「配偶者までに限定」「家族までに限定」の4つから選ぶものとなっている。 |
年間走行距離 | 年間で走行する距離によって事故を起こすリスクも異なり、年間走行距離が短いほど保険料は安く、長いほど高くなります。 |
使用目的 | 「業務使用」「通勤・通学使用」「日常・レジャー使用」の順で保険料が高めに設定されています。なぜなら「業務使用」では走行距離が長く、「通勤・通学使用」では平日はほぼ毎日運転するため、日常・レジャー使用に比べると事故を起こすリスクが高いためである |
自動車保険には「代理店型」と「ダイレクト型」がある
自動車保険は「代理店型」と「ダイレクト型(通販型)」の2つのタイプがあります。
「代理店型」は保険代理店を通じて契約が行われ、対面での相談ができ、「ダイレクト型」はインターネットなどを通じて直接契約が可能で、店舗を持たないため販売コストが低くなるといったメリットがあります。
なお契約する保険会社を代理店型からダイレクト型に変更すると、通常、保険料を抑えることができるといわれています。
なぜなら、ダイレクト型が店舗運営などのコストを抑え、その分を低い保険料に反映させやすいからです。
「代理店型」と「ダイレクト型(通販型)」には、以下のようなそれぞれメリット・デメリットがあるので、それぞれのニーズや好みに合わせて選ぶことが大事です。
代理店型 | ダイレクト型 | |
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保険料 | ダイレクト型よりも高め | 基本は安いが、年間走行距離が長いと高くなる |
契約対応 | 対面式 | 書面・電話・WEB |
ロードサービス | サービスは標準的であることが多い。近年はダイレクト型並みに充実の保険会社もある | サービスは充実している。交通費、宿泊費用を負担する保険会社もある |
補償内容 | 担当者が提案した内容で検討するスタイル | ウェブや電話で相談しながら決められる |
事故現場への対応 | 担当者によっては直接来てくれることも。ただし夜間、遠方は基本的に不可になることも | 事故直後の現場に保険会社の社員が来ることはなく、警備会社の対処員が現場に来るサービスを提供している保険会社もある |
相談 | 担当者に連絡するが内容によっては時間がかかることも | 電話連絡した際、すべて本社の担当者が対応するスタイル。担当者は毎回変わるが情報は共有されているのでスムーズ |
乗り換え | 担当者に乗り換えの旨を伝えなければいけない | 連絡せず継続しなければ保険契約が自動的に切れる |
自動車保険のおもな補償内容
自動車保険を選ぶ際はあらかじめ補償内容や補償範囲について知っておくことが大事です。
基本的な補償対象は「被害者(相手方)の身体、モノ・車」「自分・搭乗者の身体」「自分の車」となっているのが一般的です。
そこでここでは、自動車保険の主な補償内容についてご紹介します。
対人賠償保険
対物賠償保険
対物賠償保険は、他人の車や財物を損害を与えた際の損害を補償する保険です。
事故で他人の財産に損害を与え、法的な損害賠償責任を負った際、保険会社から補償金が支払われます。
まや補償対象は物だけに留まらず、「直接損害」と「間接損害」が存在します。
商業用車両や商業施設などの場合、修理期間中の営業補償や壊れた商品、従業員の給与などの補償も考えられ、補償金額はかなり大きくなることがあります。
対物賠償保険の補償の対象は他人の財物に限られ、主な運転者や被保険自動車を運転中の家族は含まれません。
たとえば運転者が自分の配偶者の車を運転中に事故を起こした場合、この対物賠償保険では補償されないので注意が必要です。
対人賠償保険と対物賠償保険は、他人に対する損害補償のための保険であり、自身や自身の財産に関する損害には別の保険が必要となります。
車両保険
車両保険は、他人の損害ではなく自分の車の損害を補償する保険で、事故や自然災害による損害が発生した際、修理費用を補償するものを指します。
例えば、他の車との事故、駐車場での落書き、飛び石によるフロントガラスの破損、自然災害などがこれに含まれます。
また車両保険には「一般タイプ」と「エコノミータイプ(車対車+A)」の2つの車両保険があり、補償内容に差があります。
「エコノミータイプ」では、単独でぶつかった事故や当て逃げ事故が補償対象外となるので注意が必要です。
車両保険の保険契約時には免責金額の選択が必要で、これは保険金のうち契約者が自己負担する金額を指します。
免責金額を高く設定するほど、保険料は安くなるのが一般的だといわれています。
車対車免ゼロ特約では、保険期間内の1回目の車対車の事故で相手が確認できる場合に、1回目の免責金額が0円になります。
免責金額は「分損」の場合に限り適用され、車両が全損となると免責金額は発生しません。
これにより、免責金額を設定することで保険料をコントロールし、自己負担分がなくなるメリットがあります。
免責金額の選択は個々の予算やリスク許容度に応じて選ぶようにしましょう。
人身傷害保険
人身傷害保険は、事故により死傷した場合に、契約した保険金額の範囲内で、過失割合に関係なく支払われる保険です。
示談交渉を待たずに損害額が決まり次第、迅速に保険金を受け取れるメリットがあります。
さらに自動車保険非加入の相手や単独事故、当て逃げ、歩行中の事故など様々な状況で、自分や家族が死傷した場合に補償が受けられます。
ほかにも、歩行中や公共交通機関を利用中にも補償が適用され、その柔軟性が特長と言えます。
おもなケースと補償は以下のものとなります。
自分の過失が多い事故 | 非加入だと過失分は自己負担だが、加入していれば過失分も受け取れる |
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相手の過失が多い事故 | 示談交渉の結果を待たずに即座に保険金を受け取れる。また、相手方が自動車保険非加入でも損害分の保険金が支払われる。 |
単独事故 | 治療費、休業損害、慰謝料などが支払われる |
当て逃げ | 治療費、休業損害、慰謝料などが支払われる |
歩行中 | 治療費、休業損害、慰謝料などが支払われる |
他人の車に乗車中 | 治療費、休業損害、慰謝料などが支払われるほか、他人の車に搭乗中の事故だけでなく、バスやタクシーなどに乗車中の事故でも補償される※被保険自動車搭乗中のみ補償でない場合 |
搭乗者傷害保険
搭乗者傷害保険は、被保険自動車に搭乗している人(ドライバーを含む)が事故で死傷した場合に、定められた金額が支払われる保険です。
契約者、主な運転者、同居の家族など被保険自動車に搭乗している全ての人が補償の対象であり、損害額ではなく定められた金額が支給されます。
搭乗者傷害保険に加入するメリットには以下のものが挙げられます。
- 自賠責保険や相手側から損害賠償金が支払われていても補償される
- 自分の過失割合が100%の事故や単独事故でも補償
- 搭乗者傷害保険を使っても次年度の等級が上がらない
ただし、酒気帯び運転や無免許運転、故意や重大な過失による事故の場合には支払われないケースもあります。
ちなみに通院日数が4日以内の場合は一律1万円で、5日以上の場合は「部位・症状別」に応じて保険金が支払われます。
各保険会社によっては通院・入院の日数に応じて支払いが行われる仕組みもあります。
自損事故保険
自損事故保険は、ドライバーの不注意や単独事故により自分や同乗者が死傷した場合の損害を補償する保険です。
対人賠償保険が相手がいない事故には適用されないため、自損事故保険が頼りになるでしょう。
ちなみに一般的な自損事故保険の保険金額としては、死亡保険金が1,500万円、後遺障害保険金が50万~2,000万円、介護費用保険金が200万円となります。
医療保険金に関しては入院6,000円/日、通院4,000円/日(100万円限度)です。
ただし、人身傷害保険と補償範囲が被ることがあり、人身傷害保険に加入している場合は自損事故保険が利用できないことがあるので注意が必要です。
また、自損事故保険と搭乗者傷害保険も補償範囲が被ることがありますが、これらは別々に保険金の請求ができます。
保険契約時には重複した補償内容にならないよう検討が必要です。
無保険車傷害保険
無保険車傷害保険は事故の相手が自動車保険に加入していないために補償が不足する場合、相手の損害賠償責任金額の不足分が支払われる保険です。
通常は自動車保険に自動で付帯されていることが多く、相手の保険が不足している場合に安心感があります。
一般的に無保険車傷害保険が適用されるケースには以下のものが挙げられます。
- 事故の相手が自動車保険に加入していない
- 事故の相手の加入していた自動車保険から保険金が支払われてない
- 事故の相手が分からない
ただし、無保険車傷害保険は死亡や後遺障害に対してのみ補償され、完治したケガや障害には適用されないので注意が必要です。
具体的な補償内容は保険会社により異なるため、加入者は保険契約書や条件を確認し、不明点があれば保険会社に問い合わせるようにしましょう。
自動車保険を選ぶ際のポイント
自動車保険を選ぶ際は以下のポイントをチェックしておくといいでしょう。
補償範囲・補償内容
任意保険を選ぶ際には、対人賠償、対物賠償、人身傷害などの基本項目を確認し、自身のニーズに合った補償範囲と内容を決定しましょう。
特に対人賠償、対物賠償、人身傷害は最低限必要な項目です。
また、車両保険についてはプランを見直すことで保険料を抑えることができる可能性があるので、自分に必要なものを選びつつ不要なものはカットするのがおすすめです。
必要な特約を絞る
特約は自動車保険の主契約に補償の拡充や制限を加えるもので、個々のニーズに合わせたカスタマイズができます。
おもな特約の種類としては以下のものが挙げられます。
ファミリーバイク特約 | 任意保険に加入している人が付帯できる特約で、記名被保険者、またはその家族が125cc以下のミニバイクに乗る際、本契約である自動車保険から対人、対物賠償事故の補償に加え、人身タイプは人身傷害事故が補償され、自損タイプは自損事故が補償される。 |
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他車運転特約(他車運転危険担保特約) | 友人の車やレンタカーなど、他人の車を運転中に起こした事故に対し、自分の自動車保険の契約条件に従い保険金の支払いを受けることができる特約。主に対人賠償、対物賠償、借りた車の損害について、自動車保険で補償できる。 |
弁護士費用特約 | 自動車保険に付帯して加入する特約のことで、交通事故に遭った被害者が加害者側に対して損害賠償請求を行う時などに生じる弁護士費用、法律相談をする時の費用面での不安を解消するために、弁護士費用を保険会社が負担するというもの。「弁護士特約」「弁護士費用補償特約」「自動車事故弁護士費用特約」などと呼ばれることもある。 |
新車特約 | 事故によって車が全損したり、損害額が契約時に設定した新車価格相当額の50%以上になった場合、新しい車の再購入費用を自動車保険から補償される。 |
対物超過修理費用補償特約 | 事故の相手方の車の修理費用が時価額を超えてしまう場合に、その超えた部分の修理費用を限度額まで補償してくれる特約。 |
代車費用特約 | 交通事故により車両が工場にて修理となった場合、その期間、契約者がレンタカーを借りる費用(実費)を補償してくれる特約。 |
自転車傷害特約 | 自転車走行中に発生した事故による損害を補償する自動車保険の特約。 |
車両全損時諸費用特約 | 車両が万一全損となった場合、廃車や車の買い替えに必要な諸費用などに充てるために、車両保険の保険金額の一定割合が保険金として支払われる特約。 |
身の回り品補償特約 | 車内(座席、ダッシュボード、トランク等)に積んでいた荷物、車外のキャリアに固定していた荷物が事故によって壊れてしまった時、自動車保険から補償を受けられる特約。おもにカメラ・ゴルフクラブが補償対象となる。 |
ファミリーバイク特約や自転車傷害特約など、具体的な使い方や生活スタイルに応じた特約を追加または解約することで、保険内容を柔軟に調整できます。
先にも述べたように、対人賠償保険・対物賠償保険・人身傷害保険は基本となるためそこは考慮が必要です。
自動車の使用状況や生活変化に合わせて特約を検討し、適切な保険プランを選びましょう。
割引制度
自動車保険では契約時に自分にあった条件を選ぶことで受けられる様々な割引があるので、チェックしておくといいでしょう。
保険会社やタイミングによっても異なりますが、おもに以下のあり引きが適用されます。
インターネット割引 | 保険会社から自動車保険の見積もりを受け取り、契約の手続きもインターネットを利用して行うことで受けられる割引制度。一般的には1万円程度の保険料を割引く保険会社が多い。保険会社に電話をしてそのまま電話で契約の手続きを完了してしまうと、インターネット割引が適用されないケースもあるので注意が必要である。 |
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ゴールド免許割引 | 保険の開始日(始期日)時点で免許証の色がゴールド、つまり優良運転者であれば保険料を割引するという仕組み。以下の条件で適用される。
割引率は5%~20%程度と保険会社によりかなりの開きがある。 |
セカンドカー割引 | 自動車保険に新規で加入する際、通常は6等級のスタートなのに対して、7等級から保険を開始できる割引制度。以下の条件で適用されることが多い。
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証券不発行割引 | 自動車保険加入後に受領する保険証券を発行しないことで、保険料を割引く制度 |
長期契約割引 | 保険期間は通常1年のものが一般的ですが、3年や7年といった期間の契約を結ぶことで受けられる。保険期間中は保険料が原則変わらないため、万が一事故を起こした場合も、1年契約だと高くなっていた等級ダウンによる保険料の値上がりを抑えられるが、保険期間中に何度も保険を使いすぎると次回更新後の保険料が大幅に値上がりする可能性もあるので要注意。 |
長期優良割引 | 20等級以上、かつ昨年から事故を起こしていないといった条件をクリアした優良ドライバーに適用される。全ての保険会社で用意されている割引ではないので事前の確認が必要。 |
無事故割引 | 自動車保険契約後、1年間事故がなかった場合に受けられる割引。等級にかかわらず、事故を起こさなかった全ての契約者に適用され、事故を起こす可能性が低いと思われる方は、無事故割引きがある保険会社を選ぶのがおすすめ。 |
ロードサービスの内容
ロードサービスは任意保険に付帯する便利なサービスで、車に関するトラブルや事故時にさまざまなサポートがつく特徴を持ちます。
例えば、タイヤのパンクやバッテリー上がり時の応急処置、事故で自走できない場合のレッカー移動、旅先での宿泊代や自宅への交通費などが一般的です。
ただし、各保険会社ごとにサービス内容が異なり、「バッテリー上がりのエンジン起動回数制限」「レッカー無料けん引距離の制限」「宿泊費や交通費の上限」など、特定の制限や条件がある場合があります。
契約前に各保険会社のロードサービスの詳細を確認し、自分の使用頻度や期待するサポート範囲に合致するか検討することが重要です。
なかでも特に制限事項や上限額などを把握しておくことで、実際のトラブル時にスムーズな利用が期待できるでしょう。
自動車保険を選ぶ際は口コミをチェックしよう!
今回は自動車保険会社の実際の口コミや保険の選び方などについて詳しくご紹介してきました。
充実したカーライフを安心して楽しむためには、基本的な補償内容を理解し、必要に応じて特約も検討することが何よりも大事です。
各保険会社の事故対応やロードサービスなどのサポート内容も異なるため、契約前にそれらを確認し、実際の事故時に十分なサポートを受けられるかどうかも検討しましょう。
さらに実際に利用した口コミなども見られるのであれば合わせてチェックしておくとミスマッチも防げます。
自分にあった自動車保険を見つけてみてくださいね。