SBI新生銀行住宅ローンへの借り換えはお得?借り換えのメリットや注意点を解説

SBI新生銀行住宅ローン 借り換え

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SBI新生銀行住宅ローン

SBI新世銀行住宅ローンは、金利や手数料が魅力的な住宅ローンです。

そのため、月々の支払い負担を減らすために借り換えを検討する人も多いでしょう。

現在、住宅ローンを返済中の人が、ローンの残りを別の住宅ローンで一括返済するのが住宅ローンの借り換えです。新たに借りる住宅ローンの金利が、現在返済中の住宅ローンよりも低ければ、借り換え後は毎月返済額を減らすことができます。

引用元:SUUMO(スーモ)住宅ローンの借り換え、向いているのはどんな人? 後悔しないようメリット、デメリットを知っておこう

しかし、SBI新生銀行住宅ローンに借り換えは本当にお得になるか気になるところです。

この記事では、SBI新生銀行住宅ローンに借り換えるメリットや注意点について解説します。

借り換えシミュレーションでどれくらいお得になるのかも紹介しているため、借り換えを検討している人はぜひ参考にしてください。

この記事で分かること
  • SBI新生銀行住宅ローンに借り換えるメリット
  • SBI新生銀行住宅ローンに借り換える注意点
  • SBI新生銀行住宅ローンに借り換える流れ
Pick UP
SBI新生銀行住宅ローン
SBI新生銀行住宅ローン
金利(変動)
年0.42%(手数料定率型) 年0.65%(手数料定額型)
借入可能額
500万円~3億円
借入期間
1年~35年
事前審査スピード
非公開(申し込みから融資実行まで1ヵ月半程度)
本審査期間
非公開(申し込みから融資実行まで1ヵ月半程度)
事務手数料
手数料 定額型:55,000円 手数料 定率型:借入金額×2.20%
企業名
株式会社SBI新生銀行
業界最低水準の変動金利

SBI新生銀行住宅ローンの金利

SBI新生銀行住宅ローン

総合★★★★★ 4.0
リスク回避
便利
人気度
一般団信
SBI新生銀行住宅ローン(借り換え)基本情報
変動金利(半年型)手数料定率型 年0.29%
※キャンペーン金利(2024年9月18日まで)
団体信用生命保険

一般団信(基本付帯)//安心保障付団信(無料)/ガン団信(年+0.1%)

事前審査スピード 非公開(申し込みから融資実行まで1ヵ月半程度)
本審査期間 非公開(申し込みから融資実行まで1ヵ月半程度)
事務手数料 定率型:借入金額×2.2%/定額型:5.5万円~
※2024/03/28時点の情報です
★おすすめポイント
保証料・一部繰上げ返済手数料・団体信用生命保険手数料・印紙代(電子契約の場合)すべて0円

SBI新生銀行住宅ローンの金利は、以下の通りです。

金利タイプ 当初借入金利
変動金利(半年型) 手数料定率型 年0.29%
※キャンペーン金利(24/4/1-24/9/18)
変動金利(半年型) 手数料定額型 年0.60%
※キャンペーン金利(24/4/1-24/9/18)
当初固定金利タイプ(手数料定率型) 10年:年0.95%
20年:年1.10%
当初固定金利タイプ(手数料定額型) 10年:年1.10%
20年:年1.35%

※2024年4月現在

SBI新生銀行住宅ローンでは、変動金利タイプ〈変動フォーカス〉と変動金利タイプの2種類の変動金利と当初固定金利タイプを取り扱っています。

変動金利〈フォーカス〉の方が金利は低く設定されていますが、借り入れ時の諸費用が変動金利よりも高いのが特徴です。

そのため、金利をおさえたい人は変動金利〈フォーカス〉、諸費用をおさえたい人は変動金利を選択するとよいでしょう。

SBI新生銀行住宅ローンの評判

SBI新生銀行住宅ローンを利用している人の評判をみてみましょう。

決められた残高以上の残金があると自動的に繰り上げ返済に回すことが可能で 例えば月の返済が12.5万の場合、「13万を超えた残金を繰り上げ返済する」設定にすると 毎月13万入金すると、2か月に1回1万円が自動的に繰り上げ返済できる仕組みになっています 当時はセブンイレブンで入金ができたので、近所にセブンイレブンがあれば便利です
SBI新生銀行では変動金利0.290%と魅力的な金利が出ていますが 試算をしてみますと手数料を計算しても20万程度の返済額減となります。 また、15年前にはなかった付帯する保険は魅力的だなとは感じます。

SBI新生銀行の0.29%の変動金利は5年ルールがありません。 「半年間固定金利」などと言われる事もあります。 引き下げ金利が全期間なので、確かに金利が上がらなければずっと0.29%です。

SBI新生銀行住宅ローンへの評判で多くみられたのが、金利の低さに関する内容でした。

SBI新生銀行住宅ローンへ借り換える9つのメリット

SBI新生銀行住宅ローンへ借り換えるメリットに、以下の9つが挙げられます。

  • 諸費用が安くなる
  • さまざまな費用が0円
  • 諸費用もまとめて借り換えられる
  • 安心パックが利用できる
  • 最長35年間の借入期間がある
  • シミュレーションツールの提供
  • 転職直後でも申し込みできる
  • 0.1%の上乗せ金利でがん団信に加入できる
  • 審査がスムーズ

1.諸費用が低い

SBI新生銀行住宅ローンは、諸費用が安いのが特徴です。

住宅ローンの借り入れでは、事務手数料が必要になりますが、金融機関によって金額は異なります。

SBI新生銀行住宅補助では、2種類の事務取扱手数料があり、定額型事務取扱手数料は55,000円です。

金利の低さだけで住宅ローンを決めるのではなく、事務取扱手数料も含めたトータル金額を比較しましょう。

2.さまざまな費用が0円

SBI新生銀行住宅ローン

SBI新生銀行住宅ローンでは、さまざまな費用が0円なためトータルコストがおさえられます。

0円になる費用は、以下の通りです。

  • 保証料
  • 一部操上返済手数料
  • 団体信用保険料
  • 印紙代
  • セブン銀行ATMなど出金手数料

金融機関によっては、手数料の負担がある場合もあるため、住宅ローンの借り換えをおこなう際は必要になる費用を把握しておきましょう。

3.諸費用もまとめて借り換えられる

SBI新生銀行住宅ローンでは、借り換えに必要な諸費用もローンに組み込めます

諸費用もまとめて借り換えられれば、借り換えの際に生じる負担を軽減できるため、手持ち資金を温存することが可能です。

ただし、借り換えできる金額はすべて審査によって決定されるため、すべてを借り入れられるわけではありません。

4.安心パックを利用できる

SBI新生銀行住宅ローンには、安心パックのオプションが用意されています。

安心パックには、返済期間中のリスクに対応するためのサービスや特約が含まれています。

例えば、介護保障や病児保育サービス、家事代行や返済調整など安心パックを利用するとさまざまなサービスが利用可能です。

5. 最長35年の借入期間

SBI新生銀行住宅ローンでは、借り換えの場合でも最長35年間ローンが組めます。

ローンの返済期間を長くすることで、月々の支払い負担を軽減させられるメリットがあります。

一方で、総返済額が増える可能性もあるため長期の借り入れはリスクもともなうでしょう。

6. シミュレーションツールの提供

事前にシミュレーションを行うことで、借り換えによる具体的なメリットを算出できます。

低金利であっても、諸費用が高い場合は借り換え後の支払いが増える可能性があるため、事前の試算が重要です。

SBI新生銀行のシミュレーションツールは利用者にとって非常に便利で、借り換えの判断材料として役立ちます。

7. 転職直後でも申し込み可能

転職直後であっても、SBI新生銀行では借り換えの申込が可能です。

ただし、転職に関する詳細な情報と、現在の収入状況を示す書類の提出が必要となります。

これには、年収が記載された雇用契約書や採用通知書、給与明細書などが含まれます。

8.0.1%の上乗せ金利でがん団信に加入できる

SBI新生銀行住宅ローンでは、0.1%の金利を上乗せするとがん団信に加入できます。

一般団信は付帯されていますが、がん団信は付帯されていません。

がん団信に加入すると、がんと診断された時点で住宅ローンの残高が0円になります。

もしもの時に備えたい人は、がん団信の加入がおすすめでしょう。

9. 審査がスピーディー

SBI新生銀行住宅ローンへの借り換えは、審査がスピーディーに行われるのが特徴です。

通常、審査は仮審査と本審査の2回おこなわれます。

しかし、借り換えの審査は本審査のみで完了します。

仮審査にかかる時間を短縮できるため、審査がスピーディーに進められるのです。

多くの金融機関では仮審査を行うため、手続きに時間がかかることが一般的ですが、SBI新生銀行ではそのような仮審査がないため、手続きの時間を大幅に短縮できます。

SBI新生銀行住宅ローンへ借り換える際の6つの注意点

SBI新生銀行住宅ローンへの借り換えには、メリットだけでなく、注意点もあります。

  • 借り換えに関する費用が必要になる
  • 金利変動リスクの存在
  • 住宅ローン控除に影響する可能性がある
  • 借り換えできない場合もある
  • 5年ルールと125%ルールが適用されない
  • 2種類の事務取扱手数料がある

それぞれの注意点について詳しく解説していきます。

1. 借り換えに関連する費用が必要になる

SBI新生銀行で住宅ローンを借り換える際には、新しい金融機関に支払う事務取扱手数料や保証料が発生します。

また、登記関連費用も必要になることがあります。

これらの諸費用は、借り換えの経済的なメリットを左右する重要な要素です。

たとえば、SBI新生銀行の住宅ローンシミュレーションで試算した際、3,000万円の借り換えに対して、約880,000円の諸費用が必要になることが示されています。

2. 金利変動リスクの存在

多くの借り換え者は、より低い金利を求めていますが、変動金利に借り換えた場合、金利が予想以上に上昇するリスクがあります。

これは、借り換えにより一時的に月々の返済額が減少するものの、将来的には返済負担が増大する可能性があることを意味します。

3. 住宅ローン控除の影響

住宅ローン控除の対象となるローンを借り換える場合、借り換えによって完済までの期間が10年未満に短縮されると、住宅ローン控除の対象外となる可能性があります。

このため、借り換えによる税制面の影響も慎重に検討する必要があります。

4. 借り換えが不可能なケースがある

住宅ローンの借り換えは常に可能とは限らず、健康状態の問題、収入の減少、職業の不安定性、信用情報機関の延滞情報の掲載など、さまざまな理由で金融機関に断られる可能性があります。

特に、借り換え時には団信に再申し込む必要があり、健康状態に問題があると審査に通らないことが考えられます。

5. 5年ルールと125%ルールの非適用

SBI新生銀行では、5年ルールや125%ルールが適用されないため、適用利率が変更されると、返済額に直接反映されます。

5年ルールとは

金利が上昇しても5年間は返済額が変わらない

125%ルールとは

5年目を超えた6年目からの返済額が従来の返済額の125%までしか上がらない

これは金利が大きく上昇した場合に、返済額が大幅に増加するリスクを意味します。

また、これにより返済額に上限や下限がなく、変更幅に制限がないことに注意が必要です。

6. 事務手数料の種類と金額

SBI新生銀行の事務手数料には、定額型と定率型の2種類が存在します。

特に「変動金利(半年型)手数料定率型」の場合、手数料が借入金額に応じて算出されるため、金額が高くなる可能性がある点に注意が必要です。

これに対し、定額型の場合は借入金額にかかわらず一定の手数料で済みます。

SBI新生銀行住宅ローンへの借り換え審査で見られる項目

SBI新生銀行住宅ローンの借り換え審査で見られる項目は、以下の通りです。

  • 他社からの借り入れ
  • 信用情報
  • 年収
  • 勤続年数
  • 雇用形態
  • 完済時の年齢

審査を通過できるように、審査項目を把握して対策を考えましょう。

1. 他社からの借り入れ

住宅ローン借り換えの審査では、他社からの借り入れ状況は重要なポイントです。

これらは、返済負担率に大きな影響を与え、審査の結果に直接関わります。

特に、マイカーローンやリボ払いなどの大きな借り入れがある場合、返済負担率が高くなり、審査に通りにくくなる可能性があります。

2.信用情報

住宅ローンの審査では、信用情報の確認も必ずおこなわれます。

信用情報とは、クレジットカードやローンの契約や申し込み情報のことです。

信用情報機関であるJICCやCICに登録されている信用情報を照会し、返済能力の有無を確認します。

過去に支払いの遅延や延滞、債務整理をおこなっている場合は信用情報に傷がついている状態です。

信用情報に傷がついている場合は、審査通過は厳しいでしょう。

自身の信用情報に不安がある場合は、開示請求をおこない事前に確認しておくと安心です。

3. 年収

年収の減少は、借り換え審査において不利な要素となります。

年収減少は返済負担率を上昇させ、金融機関から見たリスクを高めるためです。

特に新規借入時と比較して返済負担率の基準が厳しくなることが多く、年収が下がったことにより、返済能力に疑問が持たれる可能性があります。

収入合算などの選択肢も検討する価値があります。

4. 勤続年数

勤続年数は、借り換え審査において収入の安定性を示す重要な指標です。

特に転職後の勤続年数が短いと、収入の安定性に疑問が生じ、金融機関によるリスク評価が高まります。

転職直後の短い勤続年数は、審査において不利な要因となり得るため、転職後の住宅ローン借り換えを検討する際は注意が必要です。

5. 雇用形態

雇用形態は、住宅ローン借り換えの審査において重要視されます。

非正規雇用の場合、収入の不安定さがリスクとして捉えられるため、審査に影響を及ぼすことがあります。

派遣、契約社員、アルバイト、パートなどの雇用形態は、金融機関が収入の安定性を評価する際に慎重な検討を要する要素です。

6. 完済時の年齢

住宅ローンの完済時年齢は、審査過程で考慮される重要な要素です。

特に完済時が定年後になると、収入源としての安定性が低下すると見なされ、借り換えの審査で不利になる傾向があります。

返済期間の延長により完済時の年齢が高くなる場合、これを考慮し返済期間を調整することが望ましいです。

SBI新生銀行住宅ローンへの借り換えの流れ

SBI新生銀行住宅ローンへの借り換えの流れは、以下の通りです。

  1. 審査申し込み
  2. 必要書類の提出
  3. 現在の借入先に連絡
  4. 契約手続き
  5. 融資

それぞれの手順について、詳しく解説していきます。

STEP1: 審査申し込み

WEB経由で審査申し込みを行います。

SBI新生銀行の口座を持っていない方でも、審査の申込が可能です。

STEP2: 必要書類の提出

審査を通過すると、必要書類の案内が送付されます。

書類はオンラインでアップロードするか郵送で提出でき、団体信用生命保険の申込みも同時に必要となります。

提出書類によって審査期間が異なるため、事前の準備が重要です。

STEP3:現在の借入先に連絡

審査と必要書類の提出が完了したら、現在の借り入れ先に連絡します。

残りのローンを繰り上げ返済する旨を伝え、手続きを進めていきます。

STEP4: 契約手続き

契約内容の確定は電話または郵送で行われ、借入金額や期間、金利タイプなどの詳細が打ち合わせられます。

電子契約サービスを原則としており、必要な書類や手続き方法が案内されます。

書面や店頭での契約を希望する場合は、担当者に申し出る必要があります。

STEP5: 融資

契約から約7営業日後に融資が実行されます。

新規借り入れの場合は、司法書士が所有権移転や抵当権設定登記を確認し、SBI新生銀行はそれを基に融資を実行します。

お借り換えの場合は、既存の金融機関からの抵当権抹消書類を受領し、司法書士が登記手続きを行います。

申込書の記入には特に注意が必要で、記入漏れや不備があると手続きが遅れる可能性があります。

また、収入合算や共有者がいる場合は、署名が必要です。

SBI新生銀行住宅ローンへの借り換えに必要な書類

SBI新生銀行住宅ローンへの借り換えには、以下の書類が必要です。

  • 本人確認書類
  • 収入面に関する書類
  • 物件の審査に関する書類

SBI新生銀行住宅ローンの審査では、提出が必要となる書類があります。

必要書類は、住宅ローンに申し込みを行う前に準備しておくと、審査がスムーズにおこなえます。

本人確認書類

本人確認書類は、金融機関が契約者の情報を確認するために必要な書類です。

  • 健康保険証
  • 運転免許証もしくはマイナンバーカード
  • 住民票
  • 印鑑証明書
  • 公共料金の領収書

詳細は、SBI新生銀行のウェブサイトで提供される専用のPDFを参照できます。

収入に関する書類

お申し込み時に必要な書類は、申込者の職業や住宅ローンの目的によって異なります。

給与所得者

  • 源泉徴収票 
  • 確定申告書の控え
  • 住民税課税証明書 
  • 住民税課税決定通知書
  • 所得税の納税証明書

経営者

  • 確定申告の控え
  • 所得税の納税証明書
  • 法人の決算報告書
  • 法人税の納税証明書

会社員や公務員、会社代表者、自営業者など各カテゴリーごとに審査に必要な書類が定められており、詳細はSBI新生銀行のウェブサイトにて提供されるPDFで確認できます。

物件に関する書類

住宅購入、住宅ローンの借り換え、リノベーション資金の借入れの場合には、それぞれ異なる契約時および融資実行時の必要書類があります。

  • 土地と建物の登記事項証明書
  • 物件購入事の売買契約書
  • 工事請負契約書

これらの書類もSBI新生銀行のウェブサイトで提供される専用のPDFを参照することで確認が可能です。

SBI新生銀行住宅ローンの借り換えシミュレーション

SBI新生銀行住宅ローンへ借り換えした場合、どれくらいお得になるのでしょうか。

4,000万円を借り入れ、金利1.0%ボーナス払いなしと比較して計算します。

金融機関 借入金額 金利 毎月の返済額
借入をおこなっている金融機関 4,000万円 年1.0% 112,914円
SBI新生銀行住宅ローン 4,000万円 年0.42% 102,426円

表から分かるように、SBI新生銀行住宅ローンに借り換えをおこなうと、毎月の返済額は10,488円お得になります。

SBI新生銀行住宅ローンへ借り換えする際はメリットや注意点も把握しよう

SBI新生銀行住宅ローンへの借り換えをおこなうと金利を低くできる可能性が高くなり、毎月の返済額を減額できます。

しかし、変動フォーカスの手数料が高かったり、変動金利の5年ルール、125%ルールが適用されないなどの注意点もあるのです。

SBI新生銀行住宅ローンへ借り換えをする際はメリットや注意点を把握した上で、申し込みをおこなうようにしましょう。