異なる証券会社であれば、証券会社は複数開設できます。
しかし実際、「複数の証券口座を持つとどんなメリットがあるの?」「本当にいくつかの証券口座は持てるの?」と気になる方もいるはずです。
そこで今回は、証券口座を複数開設するメリット・デメリット、さらに目的に合わせたおすすめの組み合わせについてご紹介します。
証券口座を複数で使い分けたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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証券口座は複数開設できる
複数の証券会社でそれぞれ口座を開設し複数持つことは可能です。
しかし中には複数講座を持てないケースもありますので以下で紹介します。
同じ証券会社では口座の複数開設はできない
一つの証券会社では一つまでしか口座は作れません。
同じ証券会社で2つ3つと口座を開設することはできませんので注意しましょう。
NISA口座・iDeCo口座は複数開設できない
NISA口座・iDeCo口座に関しては、原則1つまでしか開設できないようになっています。
例えばNISA口座を楽天証券で開設した場合、 SBI 証券 や松井証券で NISA 口座を開設することはできません。
他の証券会社に NISA 口座を持ちたい場合は、楽天証券の NISA口座を解約する必要があります。
証券口座を複数開設するメリット
証券口座を複数開設すメリットには以下のものが挙げられます。
- 各証券会社の恩恵を受けられる
- IPO銘柄を購入できる確率が上がる
- トラブルが起きてもほかの証券口座を利用できる
- さまざまなサービスやツールを受けられる
- 株以外の商品への投資ができるようになる
➀各証券会社の恩恵を受けられる
各証券会社では取扱銘柄数や手数料の料金体系などに違いがあり、それぞれ強みが異なります。
ひとつの証券会社のみだと特定の恩恵しか受けられませんが、複数の証券会社で口座開設をすることによって、さまざまな恩恵を受けられるメリットがあるのです。
実際、ベテラントレーダーの中には現物取引・信用取引・チャート分析など用途別で使い分けている人もいます。
自分の希望が全て叶えられる完璧な証券会社はなかなかないので、複数の証券口座を持っているのです。
ただし初心者がいきなり多くの証券口座を開設するとかえって管理や使い分けがむずかしくなるおそれがあります。
もしトレーダー初心者の方であれば、まずは1~2社程度に申し込んで徐々に口座を増やしていくことをおすすめします。
②IPO銘柄を購入できる確率が上がる
複数口座を持っていれば、IPO銘柄を購入できる確率がグンと上がるといわれています。
IPO銘柄とは、未上場企業が証券取引所に上場する際に売り出される新規公開株のことを指します。
IPO銘柄は上場後に売却することで高確率で利益を見込めることから、通常IPO銘柄はかなり人気が高く抽選に当たらないと購入できません。
しかし複数口座を開設していれば、より抽選に当選する確率があがるのです。
さらに証券会社によって、完全抽選もしくは預かり資産額や過去に貯めたポイント数が影響するスタイルなど、抽選方法に違いがあるため自分に有利な抽選方法を選べるメリットもあります。
③トラブルが起きてもほかの証券口座を利用できる
複数の口座を持っていることで、ひとつの証券会社で万が一のシステムトラブルが起きても別の口座で新規取引や新規注文ができるといったメリットがあります。
とくに取引が活発になっている際はサーバーに負荷がかかりやすく、システムトラベルが発生しやすいといわれています。
そういった意味でも複数口座を保有してリスクヘッジすることはかなり大事です。
④さまざまなサービスやツールを受けられる
複数の証券会社で口座を開設しておけば、その分さまざまなサービスやツールを利用できる機会が増えます。
たとえば以下のように独自の分析ツールを提供している証券会社もあり、いくつかの口座を持っていればその分、多角的な視点で比較・検討ができます。
マネックス証券 | マネックス銘柄スカウター |
---|---|
SBI証券 | 分析の匠 |
auカブコム証券 | 株スコア |
ほかにもSBI証券では情報収集や発注をスピーディに行えて、操作性にも優れた取引ツール「HYPER SBI 2」の利用ができたり、楽天証券では自動で発注ができるアルゴ注文機能搭載の「MARKET SPEEDII」の利用などができます。
同じ商品に対しても複数の予測を参考にしたり、取引対象に合わせて様々なツールを使い分ければ、効率的に取引を進められるでしょう。
⑤株以外の商品への投資ができるようになる
ネット証券の中には米国株などの外国株式、投資信託や債券といった、日本株以外の金融商品を用意しているところもあります。
つまり、いくつかの口座を開設しておけばその分、投資できる金融商品の幅が広がるのです。
さらに分散投資もしやすくなるので、リスク回避にもつながります。
証券口座を複数開設するデメリット
証券口座を複数開設するのにはさまざまなメリットがありますが、一方でデメリットもあります。
そこでここでは、証券口座を複数開設するデメリットや注意すべきポイントについてご紹介します。
- 各証券会社の管理が面倒
- 資金の把握に時間がかかる
- 確定申告が必要になったり、過払いが生じるおそれがある
- 投資資金が分散する
➀各証券会社の管理が面倒
複数の証券口座を持つデメリットとしてはまず、各証券会社の管理が面倒になるといったものが挙げられます。
通常ネット証券を利用する場合、IDとパスワードが必要となります。
パスワードは自分で決めるものになりますが、証券会社ごとに条件が異なることからバラバラのものを設定しなくてはならないことも。
何度も入力間違いが起きると信用されずに再設定を求められるケースもあり、管理するのが大変に感じる人もなかにはいるでしょう。
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②資金の把握に時間がかかる
複数の口座を利用していると、自分が現在どれくらいの金融資産を保有しているかの把握に時間がかかるといったデメリットがあります。
トータルでプラスかマイナスかを判断する際もひとつひとつの証券会社の合計を自力で計算しなければならず、即座に判断できないので注意が必要です。
2社くらいならまだ比較的管理しやすいですが、とくに初心者の方などは数が多すぎると次第に面倒になっていく可能性が高いです。
③確定申告が必要になったり、過払いが生じるおそれがある
一般的に証券会社の口座には「源泉徴収ありの特定口座」「源泉徴収なしの特定口座」「一般口座」などの種類があります。
そして「源泉徴収ありの特定口座」を利用している場合、証券会社が利用者に代わって納税してくれるため、基本的に確定申告は必要ないとされています。
ただし複数口座を持っている方となると、「源泉徴収ありの特定口座」を利用していても確定申告が必要になるケースがあるため注意しなければいけません。
もし確定申告をしていないとなると、特定口座間での損益通算が行われないことから税金が余計に引かれ、過払いとなることも。
損益通算とは、利益と損失を相殺する手続きのことです。
たとえば、ひとつの会社で100万円の利益が出てもうひとつの会社で100万円の損失が出た場合、そのままにしておくと利益が出た会社分の収益に対して課税されてしまいます。
確定申告をして損益通算すれば、収益は0円となるので必要以上に税金を支払う必要がありません。
なお、源泉徴収なしの特定口座または一般口座を選択した方であっても、投資利益が20万円未満など特別なことが発生しない限り、基本的に確定申告が必要となるので覚えておくといいでしょう。
④投資資金が分散する
複数口座で投資を行うためには、資金も分割して入金しなければならないことから、投資資金が分散する恐れがあるので注意が必要です。
もし投資対象の購入資金が不足した場合は、別の口座から資金を移す必要があります。
別の口座から資金を移すのは手間がかかるうえ、相場が急変したなどで急いで売買したい時でも取引タイミングを逃してしまう可能性も。
特にそれぞれの口座に対して少額で投資を始める場合、複数口座に分けると資金不足で取引しにくくなるので、まずはひとつの口座で運用するのがおすすめです。
【目的別】証券口座を複数開設する際のおすすめの組み合わせ
いくつかの口座を持つといっても、同じようなサービスを提供する証券会社ばかりを選んでいてもあまり恩恵を受けられません。
証券会社ごとの特徴や強みを活かして組み合わせるのがおすすめです。
そこでここでは、以下の目的別に証券会社のおすすめの組み合わせについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
- IPO狙いの場合
- 手数料をなるべく抑えたい場合
- 銘柄選びにこだわる場合
- スマホで取引したい人の場合
- テクニカル分析をメインにする場合
IPO狙いの場合
IPOの当選率を上げたいのなら、総合証券やネット証券の区別なく、可能な限り多くの証券会社に口座を開設して多くの抽選に参加するのがカギです。
なぜなら普通の株取引とは違い、IPOは証券会社によって取り扱うIPOが異なるからです。
また委託販売が行われることがあるので総合証券のグループの証券会社も狙い目。
抽選方法や特色が各社で異なることを把握したうえで、証券会社を選ぶようにするといいでしょう。
ここでは以下の4つの組み合わせを紹介します。
IPO狙いの場合におすすめの証券会社の組み合わせ
- SMBC日興証券×SBI証券またはマネックス証券
- 野村證券または松井証券×auカブコム証券または岡三オンライン
- マネックス証券×楽天証券
- SBI証券×マネックス証券
SMBC日興証券×SBI証券またはマネックス証券
上記の組み合わせはIPOの主幹事数とIPOの抽選方法を考慮した組み合わせとなっています。
「SMBC日興証券」は2022年の主幹事数ナンバーワンとなっており、IPOの割当数も多いので申し込んでおくことおおすすめします。
「SBI証券」もネット証券の中でも主幹事になることが比較的多く、主幹事ではなくても引受幹事になることも頻繁にあります。
さらにSBI証券は「IPOチャレンジポイント」と呼ばれる制度があり抽選に外れた回数ごとにポイントが加算されます。
ポイントが加算されれば、次回以降の当選率が上がるので狙い目。
「マネックス証券」は完全平等抽選で割当数の100%を抽選に回せるので、資金量に関わらず当選確率が一定といった特徴があります。
野村證券または松井証券×auカブコム証券または岡三オンライン
上記は、IPO抽選に参加するために口座への入金の必要がない証券会社の組み合わせです。
「野村證券」も「松井証券」も年間のIPO実績が2017年~2022年までの間で2ケタ台の実績を持っています。
「auカブコム証券」三菱UFJグループなので主幹事になることはほぼないものの、同じグループにある三菱UFJモルガン・スタンレー証券は主幹事になることが多いので委託販売を回す可能性が高め。
委託販売会社は目論見書の引き受け幹事には社名が掲載されず、申し込めることに気づかない人も実は多いので、実は狙い目なのです。
また、「岡三オンライン」も岡三証券グループとなり、「auカブコム証券」同様に委託販売が回されることがあります。
マネックス証券×楽天証券
上記はIPOにおける資金の使い回しを考慮した、「前期型」×「後期型」の組み合わせとなっています。
「マネックス証券」はブックビルディングの申込み時に入金が必要な「前期型」の証券会社となり、「楽天証券」は、ブックビルディングの申込み時の入金が不要で、当選後の購入申込み時に入金する形の「後期型」の証券会社です。
つまり「マネックス証券」でIPOに申し込んで外れた資金を「楽天証券」に使い回せるということですね。
同じ後期型の証券会社は他にもたくさんありますが、ブックビルディングの際に入金が必要になることが多く、資金の使い回しが難しくなるおそれがあります。
その点、楽天証券はブックビルディングの際に入金の必要がないので、よりスムーズに資金をうまく使い回すことができるメリットがあるのです。
SBI証券×マネックス証券
IPO銘柄の購入を予定している人なら「SBI証券」と「マネックス証券」の組み合わせがおすすめです。
「SBI証券」のIPO銘柄取扱実績は業界トップクラス。
しかし配分予定数量の60%は公正な抽選で当選者が決まるものの、過去の落選回数が多い人を優先的に配分する仕組みになっているので、取引状況や過去の抽選状況によってはかえって当選確率が減ってしまうリスクがあります。
一方「マネックス証券」では配分予定数量の100%が抽選で公正に配分されます。
したがってもし過去の取引状況に自信がない人は、より平等にチャンスがあるマネックス証券の併用を検討してみるといいでしょう。
手数料をなるべく抑えたい場合
売買の際に「なるべく手数料を抑えたい」と考える方もいるはずです。
そこでここでは、手数料を安く抑えられる組み合わせについていくつかご紹介します。
ただし条件を満たさずに取引すると、かえって手数料が高くなったり、余計な手間がかかったりする恐れがあるので要注意です。
ここでは、以下の3つの組み合わせをご紹介します。
手数料を抑えたい場合におすすめの証券会社の組み合わせ
- SBI証券×松井証券または楽天証券
- 松井証券または楽天証券×むさし証券
- SBI証券×SBIネオトレード証券
SBI証券×松井証券または楽天証券
上記は、主に国内株式購入の際に1日定額手数料が無料になる組み合わせになります。
「SBI証券」「楽天証券」は1日100万円まで、「松井証券」は1日50万円までの取引が無料です。
もし3社同時に利用していれば、最大で250万円の取引が無料になります。
松井証券または楽天証券×むさし証券
上記はおもに高額な株の売買を検討している方におすすめの組み合わせです。
手数料はかかるものの、「むさし証券」では1回の取引が50万円~100万円の場合だと手数料が最安の税込352円です。
また「松井証券」「楽天証券」はそれぞれ、1日の約定代金が50万円まで、さらに現物取引や信用取引も手数料無料。
ほかにも「松井証券」だと「プレミアム空売り」、楽天証券は独自のポイントプログラムの導入などサービスによる恩恵が受けられるメリットがあります。
SBI証券×SBIネオトレード証券
上記は、取引金額やトレードスタイルによって使いわけることで手数料が安くなる組み合わせです。
「SBIネオトレード証券」は1約定代金100万円超~150万円以下なら440円、150万円超~300万円以下なら660円、300万円以上でも880円に収まり手数料の料金体系は業界最安水準だといわれています。
「SBI証券」は1日50万円までなら手数料が無料です。
なお「SBI証券」は一般信用の日計り取引手数料も無料という特徴もあります。
したがって100万円以上の取引は「SBIネオトレード証券」で、デイトレードや少額の取引のときは「SBI証券」など使い分ければより手数料を抑えられます。
銘柄選びにこだわる場合
株式投資では銘柄選びがかなり重要だといわれています。
以下の3つの組み合わせはおもに、株主優待目的での権利落ち日の値下がりカバーや、外国株取引、銘柄分析に便利な組み合わせとなるのでぜひ参考にしてみてください。
銘柄選びにこだわ場りたい場合におすすめの証券会社の組み合わせ
- SBI証券×楽天証券または松井証券
- マネックス証券×SBI証券
- 楽天証券×マネックス証券
SBI証券×楽天証券または松井証券
上記は株主優待狙いで投資をしたい方におすすめの組み合わせです。
「SBI証券」には「株主優待検索」と呼ばれるサービスがあり、優待内容から銘柄を探せます。
また「楽天証券」「松井証券」には、株主優待の権利確定日以降の値下がりに備えて空売りする「つなぎ売り」可能の銘柄の取り扱いが多いといわれています。
マネックス証券×SBI証券
上記は外国株投資に便利な組み合わせです。
「マネックス証券」は米国株のほかに、中国株も取り扱っています。
また「SBI証券」は米国株・中国株のほかに、合計で9カ国の株を売買できます。
たとえば米国株は「マネックス証券」、米国株以外は「SBI証券」などで取引すればより多くの銘柄を選べるでしょう。
楽天証券×マネックス証券
上記は個別株銘柄の分析に役立つ組み合わせです。
「楽天証券」にある「スーパークリーナー」はおよそ50項目から銘柄を絞り込めるので、より効率的に銘柄を選べます。
さらに「マネックス証券」の「銘柄スカウター」を使えば、過去10年のデータ分析や四半期ごとのデータの可視化によって、より詳しく銘柄を分析できます。
スマホで取引したい人の場合
最近では、スマホでもパソコンと変わらない株取引ができるようになっています。
そこでここでは、スマホで取引したい方におすすめの組み合わせについてご紹介します。
スマホで取引したい場合におすすめの証券会社の組み合わせ
- 楽天証券×SBI証券または岡三オンライン
- SBI証券×auカブコム証券
楽天証券×SBI証券または岡三オンライン
上記はスマホでの情報収集に重宝する組み合わせです。
「楽天証券」のアプリでは情報をタイル形式で表示してくれるので見やすく、日経新聞も無料で読めてより高度な企業情報も網羅できます。
「SBI証券」のアプリは四季報のチェックができ、「岡三オンライン」のアプリはテクニカルから財務指標まであらゆる情報を見られるメリットがあります。
いずれにしても便利なアプリが搭載されているので、用途別に使うことでより効率的に情報収集ができるでしょう。
SBI証券×auカブコム証券
上記は多彩な注文機能を兼ね備えた組み合わせです。
とくに「auカブコム証券」は自動売買のほかに、以下の注文方法にも対応しています。
逆指値 | 通常の指値注文と逆で、指定の価格まで下落したら売り・上昇したら買い指定ができる |
---|---|
W指値 | 指値と逆指値の両方の機能を併せ持つ |
Uターン注文 | 買い注文を出す際に銘柄の売り注文の予約ができる |
「auカブコム証券」はワンタップでの注文には弱いといったリスクがあるので、「SBI証券」のアプリに搭載されている「スピード注文」で補うといいでしょう。
テクニカル分析をメインにする場合
テクニカル分析とは、過去の値動きをチャートでトレンドやパターンなどを把握し、今後の株価や為替動向を予想するものです。
テクニカル分析は局面によって使い分ける必要があります。
しかし種類が豊富にあるのなら、それだけ多くの局面に対応できたり、見逃しを減らせるメリットがあります。
そこでここでは、以下の2つの組み合わせについてご紹介します。
テクニカル分析をメインにする場合におすすめの証券会社の組み合わせ
- 松井証券×楽天証券またはauカブコム証券
- SBI証券×マネックス証券
松井証券×楽天証券またはauカブコム証券
上記は注文からテクニカル分析まで完結できる、高機能チャートの評価が高い「松井証券」をメインとした組み合わせです。
さらにテクニカル分析が豊富な「auカブコム証券」「楽天証券」を併用すれば、より広範囲の局面でのテクニカル分析が行えるメリットがあります。
上記の組み合わせはおもに中~上級者向けの方法だといえるでしょう。
SBI証券×マネックス証券
上記は先ほど紹介した「松井証券」×「auカブコム証券」「楽天証券」に比べると初心者におすすめの組み合わせです。
「マネックス証券」は興味を持った銘柄を1画面で同時にチェックできるマルチチャートが特徴となっているので、銘柄スクリーニングもより手軽にできるはずです。
初心者におすすめのネット証券11選!手数料やメリットなどを比較
証券口座を複数開設して使い分けるコツ
証券口座を複数開設して使い分ける際のコツを解説していきます。
- メイン口座は優先度の高い項目に強い証券会社がおすすめ
- サブ口座はメイン口座をカバーする総合力の高い証券会社がおすすめ
- ネット証券と店頭証券を使い分けるのもおすすめ
メイン口座は優先度の高い項目に強い証券会社がおすすめ
メイン口座を決める際は、自分の投資スタイルやニーズに最も合致する証券会社を選ぶのがおすすめです。
例えば、頻繁に取引をするトレーダーなら、取引ツールの使いやすさや動作の速さ、手数料の低さを優先するといいでしょう。
一方、長期投資を主眼に置く場合は、取扱商品の充実度や情報提供の質に重きを置くのがおすすめです。
サブ口座はメイン口座をカバーする総合力の高い証券会社がおすすめ
サブ口座は、メイン口座の補完として機能させるのがおすすめです。
たとえば、メイン口座で取り扱っていない特定の外国株や投資信託を扱う証券会社を選ぶことで、投資の選択肢を広げることができます。
また、IPO投資を積極的に行いたい場合には、IPOの割当てや抽選方法に強みを持つ証券会社をサブ口座として選ぶのも良いでしょう。
ネット証券と店頭証券を使い分けるのもおすすめ
ネット証券と店頭証券も、必要に応じて使い分けるといいでしょう。
ネット証券は手数料の低さや、窓口を介さずに取引できる利便性に優れています。
一方、店頭証券の利点は対面での相談ができることです。
証券口座を複数開設する際のおすすめの選び方
複数の口座を持つ際は、あらかじめ自分の中で優先順位や基準を決めておくのがおすすめです。
なぜなら、とにかく複数の証券口座をもつとなると不要な証券口座を開いてしまうことにもなるからです。
もしハイリスク・ハイリターンでも大きな利益を得たいのなら、米国株もしくは東南アジアといった外国株の取り扱いがある証券会社がおすすめ。
また普段から頻繁にトレードする予定のある方は、なるべく手数料が低いもしくは無料のところの方がいいでしょう。
そこでここでは、初心者と経験者ごとにおすすめの証券会社の選び方につい手ご紹介します。
- 投資初心者は手数料とツールの使いやすさに注目
- 投資経験者は手数料と分析ツールの充実度に注目
投資初心者は手数料とツールの使いやすさに注目
初心者におすすめの証券会社は、「手数料が低い」「トレードシステムが使いやすい」会社です。
ほかにも「銘柄などの情報が見やすい」といった点も注目しておくといいでしょう。
一般的にネット証券は手数料・トレードシステムともに問題ありませんが、比較サイトや口コミサイトなどで評判をチェックしておくと安心です。
投資経験者は手数料と分析ツールの充実度に注目
ある程度の投資経験がある中・上級者の方もまた、手数料にこだわって証券会社をえらんだほうがいいでしょう。
さらに「テクニカル指標」なども視野に入れる人もいるはずです。
ほかにもトレードシステムの使いやすさのみならず、より高度な分析ができたりするとなお重宝します。
証券会社の選定基準は投資家が何を目的に投資するかによっても異なるので、いくつかの証券会社を比較・検討して慎重に判断するようにしましょう。
複数口座開設する人におすすめの証券会社
証券会社の複数持ちを検討している方におすすめの証券会社を厳選して3紹社介します。
証券会社の複数持ちを検討している方におすすめの証券会社
- 楽天証券
- SBI証券
- 松井証券
楽天証券
楽天証券は投資信託の積立や株取引で楽天ポイントが貯まる点が特徴で、ポイントを活用して低コスト・低リスクな取引ができます。
例としては、投資信託や米国株へのポイント投資を利用することで、楽天市場でのポイント還元率が最大1%分アップします。
さらに貯めたポイントで国内株式や投資信託を購入することも可能で、ポイントを活用した効率的な運用が可能です。
普段から楽天ポイントを貯めている方や、楽天経済圏を活用している方はメイン口座として開設することで、ポイント効率がアップしやすいです。
楽天カードの審査基準は厳しい?必要年収の目安・審査に落ちた時の対処法を解説
SBI証券
SBI証券は単元未満株(S株)の取引が可能で、小額投資に向いています。
多くの場合100株(1単元)からしか取引できない株も、単元未満株サービスに対応した銘柄なら1株から購入できます。
銘柄によっては数百円から投資可能になるため、まずは少額から投資を経験してみたい初心者におすすめです。
クレジットカードでの積立投資によりポイントが貯まる利点もあり、初心者から上級者まで、幅広いニーズに応える証券会社です。
取り扱い商品も豊富で、国内株式・外国株式・IPO・PO・貸株・海外ETF・投資信託・債券・FX等、12種類もの多彩な商品ラインナップをそろえています。
総合力が高く、メイン講座としてもサブ講座としてもおすすめできるネット証券です。
松井証券
松井証券は顧客サポートの面も高く評価されており、2023年のオリコン顧客満足度®ランキングでは「ネット証券 初心者部門」第1位を獲得。
HDI-Japan主催の問合せ窓口格付けで「三つ星」を13年連続で獲得しています。
さらに25歳以下のユーザー向けに、日本株の取引手数料が約定代金にかかわらず無料になるサービスを提供しています。
25歳以下の若者世代の投資家にはもちろんおすすめですが、25歳以上でも50万円までの取引なら手数料が無料なので、50万円以上の取引を検討しないユーザーにもおすすめです。
初心者におすすめの低リスクの投資法である投資信託の取扱いも豊富で、初心者が安心して投資を始められる環境が整っています。
証券口座の複数開設に関するよくある質問
ここでは、証券口座を複数持つ際によくある質問についてご紹介します。
- NISA口座も複数作れる?
- 複数の証券口座で同じ銘柄を購入した場合、株主優待も増える?
- 複数の証券口座を開設して放置したらどうなる?
NISA口座も複数作れる?
NISA口座はひとりにつき1口座しか作れないので注意が必要です。
しかし夫婦や親子などでNISA口座の開設をすれば、家族単位として複数のNISA口座を持つことができます、
また1度NISA口座を開設してしまっても、1年間に1回は他の金融機関のNISA口座に変更することができます。
複数の証券口座で同じ銘柄を購入した場合、株主優待も増える?
複数の証券口座で同じ銘柄を購入したとしても、株主優待は複数受けられません。
一般的に、株主優待の受け渡しは株主優待の送り元である企業が「株主名簿」で管理しており、規定数以上の株を保有することで名簿に氏名や住所などが記載されています。
つまり複数の証券会社で同じ銘柄を購入したとしても、管理されている株主名簿は1つのため、株主優待を複数もらうことはできないので注意が必要です。
ただし夫婦や親子など家族のいる場合、同じ銘柄を買えば株主優待を複数受け取ることができるので、興味のある方は見ておくといいでしょう。
複数の証券口座を開設して放置したらどうなる?
複数の証券口座を開設した状態で放置しておいても、管理費や維持費のかからない口座であれば、基本的に金銭的なデメリットはありません。
しかし「マネックス証券」など、一定期間の取引やログインがないと口座自体が凍結・解約されるケースもあるので注意が必要です。
ただし証券口座に資金が入金されている場合は、証券会社の方から凍結・解約される心配はないので安心してください。
証券口座を複数持つ場合のメリット・デメリットを把握しよう
今回は証券口座を複数持つ際のメリット・デメリットについてご紹介してきました。
証券会社は複数持っておくことで、各証券会社ごとの強みごとにさまざまなサービスが受けられたり、IPOの当選確率が上がるなどメリットがたくさんあります。
しかし、初心者の内から複数持っておくと管理が大変になるので注意が必要です。
複数の口座で取引したい株初心者は、まずは2社~3社程度から口座開設を検討してみることをおすすめします。
今回の記事を参考に、自分の目的に合った証券会社を見つけてみてくださいね。