時短節約家くぅちゃんが教える!ワーママの時短節約術の極意

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お金コラム

コロナの影響でいつ何が起こるか分からない世の中になってきました。

今まで通りに普通に働いて普通にお金を稼ぐことが、いとも簡単にできなくなるなんて思ってもみませんでした。

幸いにも、私は医療系の仕事をしている関係で「仕事がなくなる」ということはありませんでしたが、小学校が休校になり子供達の食事の用意や課題の見守り、防犯等もあり仕事を休まざるを得ない時もありました。もしコロナに感染したら数週間出勤停止。

家族が感染しても働けなくなります。

多少の保証はあるようですが、満額のお給料は貰えなさそうで日々感染の恐怖におびえるばかりです。

そんな世の中だからこそ、今一度お金の使い方を見直す必要があると思ってます。

私は、独身の頃は入ってきたお給料をほぼキレイに使い切れる浪費家でした。

シーズンごとに靴やコートを買い替え、バーゲンでたくさんの服を買い、年に数回は海外旅行へ。

ブランドバッグをいくつも買いそろえ部屋には物で溢れかえっていました。

それは結婚してからも変わらず。

子供が生まれてもなお、お金を使うことに何の躊躇もなく「働けば稼げる」と思っていました。

私は、気がつかないうちに夫婦の貯金を減らしていたのです。

そんな私がなぜ1000万円もの大金を6年間で貯めることが出来たのか?

今日は浪費家から時短節約家になるまでに行ったことについてお話したいと思います。

この記事を書いたライター
C時短節約家くぅちゃん
「ワーママ歴10年。男の子二人の子育て中。家事や仕事との両立の中で編み出した時短節約術で6年で1000万円貯金達成しました。
日々の時短節約術についてInstagramで発信しています。

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節約をはじめたきっかけ

私が思っていた「節約」とは、もの凄く貧乏くさいイメージ。

お風呂にお水入れたペットボトルを浮かべて入るとか、ティッシュを半分にして使うとか…ガマンの連続。

欲しいものは買えない、旅行・外食は贅沢なこと。

そんな暮らしに憧れなんて持てなかったし、やりたいとも思っていませんでした。

ガマンするぐらいだったら働いた方がマシ。

そう思って働きお金を得ては使うの繰り返し。

それが普通だと思っていたし、家も買えるし貯金も出来る!

子供が生まれても仕事をすれば大丈夫だと思っていました。

だけど長男が生まれ、仕事復帰しようと思った時、そうは言ってられなくなった…

通勤時間から保育園のお迎え時間を逆算して考えたら正社員では働けなかったし、やっぱり子供たちと過ごす時間を大事にたかったから勤務先と仕事内容を変えた。

有難いことに「看護師」という職業は転職には困らなかったので助かりました。

ですが、そうしたことでお金を稼ぐことには限界が生じ、思っていたような収入を得ることが出来なくなっていきました。

それに加えて、育休中の出費で減った貯金額。

この先子供達が大きくなっていったら、学費やらなにやら払うことが出来るだろうか?

急に不安になったのです。

そんな時、子供の付き添いで行った病院の待合室で某主婦雑誌を見たところ収入は我が家より少ないのに海外旅行にも行きオシャレなキッチングッズやインテリアの素敵なママさんがいることを知りました。

当時は、「カリスマ主婦」なんて言われていましたね。

そんな素敵な人たちを見て「このままじゃいけない!」子供たちとの時間を大切にしながら、今ある収入でうまくやりくりをして貯金をしていかなければ!

子供達の教育資金をしっかり貯めていきたい!と思うようになったのです。

そこから私の暮らしは一変しました。

家計簿を付け、食材のまとめ買いや少しでも安いスーパーを回り食費の節約。

固定費を見直し支出を可能な限り減らしていきました。

節約生活は必ずしも順調ではありませんでしたが、失敗と成功を繰り返しながら6年で目標の1000万円貯金を達成したのでした。

1000万円貯めるまでにやったこと

小銭とレシートと財布

まず最初にやり始めたことは「支出の把握」でした。

家計簿なんて付けたことも無かったし、つける必要なんてないと思っていましたが、まずは普段お財布からどのようにしてお金が出てくのかを「可視化」して把握する必要があると思いました。

1か月、ただただ支払ったお金を書き出していきました。

そして、通帳記入し知らない間に出ているお金はないか?(実は、これが一番厄介!)

一つひとつは小さな金額でも、毎月引き落とされてるものを数年放置していることに気がついた時は震えました!

書いていないブログの毎月の使用料金や使っていないクレジットカードの年会費など…どれもこれも契約や登録は簡単なものですが、解約はとても面倒なものばかり。

大好きだったアーティストのファンクラブも忙しくて、ライブに行ける状態ではなかったのでひとまず解約。

そうやって知らぬうちに出て行ったお金を無くすだけで年間1万円の節約になりました。

支払っていることに気がつかない出費は、止めても何にも変わらない。

もし、面倒で解約を伸ばし伸ばしにして無駄なお金を支払っている人がいるのであれば、安いスーパーを回るよりも先にそっちを何とかした方がお金を貯めるには効果的です!

次に、長年大手キャリアの携帯会社の携帯電話を契約していましたが(それがステータスだと思っていた)格安スマホに切り替えました。

スマホの機種はメルカリで購入しSIMだけ入れて使用。

これだけでなんと年間5万円の節約になりました。

また、家中のいらない物、使っていないものを処分。

売れるものはメルカリで売り、売れないものは捨てました。

ここで気がついたことは、「物を捨てるとお金が貯まる」という事。

よく主婦雑誌に取り上げられてたけどなんで?って思ってた。

だけど、実際に物を捨ててみたら分かったのです。

物を捨てる時に「どうして買ったのか?」と自分に問いかけ本当に欲しかったものではなかったものだと気が付いたとき、次に物を買う事に躊躇できるようになったのです。

今まで、欲しいな~って思ったものを思うがままに買ってきましたが、それの半分以上が使われていない物。

買っただけで満足していたものでした。

それらを買わなくなれば出費は減ります。

私の経験から言うと家中のいらないものを捨てた時、中には捨てることにお金がかかるものもありました。

「わざわざ必要ないものを買って、捨てるのにお金をかけなければいけないなんて!」とバカバカしく思えたのです。

今では、物を買おうと思った時には「何年使っていけるのか?」「ほかに使用用途はあるの?」「無くても困らないものではないの?」と自問自答したり夫に相談して購入を検討しています。

おかげで、最近は本当に欲しい物しか買わなくなったのでお買い物に行く回数が減りました。

新しく購入したものはお気に入りばかりなので、大切に使っています。

今あるもので十分満たされているので今物欲はほぼゼロです(笑)

食費節約の極意

私が実践している節約方法の中で一番の肝が「食費の節約」です。

元々毎月8~9万円食費として使っていましたが、今は半分以下の3万円台です!

調子がいいと2万円台も可能。

いったいどうやって食費の節約をしているのか?

ひとつずつお伝えしていきますね。

食費の節約って安い食材を買う事だと思う人が多いかもしれませんが、最初に取り組むべきことはそれではないのです。

まずは、冷蔵庫の在庫の把握と食材のロスを減らすことです。

食費の節約はダイエットと一緒で、無理な節約は長続きしません。

無理をするとストレスが溜まって余計に食費が増える可能性もあります(ダイエットで言うところのリバウンド)

なので、家計簿を付け始めた時と同じようにまずは自分が何を買って何を食べて何が残っているのか?を把握できるシステムを作っていきました。

無計画にまとめ買いをしても計画的に使えず腐らせたり、冷凍したお肉は冷凍庫の奥で化石化してしまいます。

まとめ買いをしても美味しく食べることが出来なければ、家族の不満が生まれ反発が起こるのでまとめ買いも計画的に行っていく方が食費の節約には効果的です。

ちなみに私は、1週間分の献立を昼ごはん(私と夫のお弁当)と夜ごはん分を副菜や汁物まで細かく決めてそれに必要な食材だけをまとめ買いしています。

1週間分の献立表を冷蔵庫に貼って管理。

1週間分の食材を1週間で使い切れば食材のロスはありません。

お肉も用途を明確にして冷凍させれば化石化することも無くなるのです。

でも、なかなか1週間分の献立を決めることって簡単なことではないと思うので、まずは3日分から始めるとやりやすいかな、と思います。

買ってきた食材は各食材に合った方法で保存します。

まとめ買いに必要なことは「保存方法」を知って極力食材を傷ませないようにすることです。

傷みやすいもやしはお水に付けてタッパー保存すれば(3日1回お水を交換する)1週間程度長持ちするし、レタスやキャベツの芯につまようじを3本刺して保存すればこちらも1週間以上持ちます。

また、買ってきた食材は常備菜に変えて保存することで日々の晩ごはんの支度の時短にもつながり食費の節約にもなります。

毎週10品程度の常備菜を作っていますが、常備菜が忙しい毎日の心の安定剤のようなものになっています。

常備菜作りってよく面倒だな…と思われがちですが茹るだけとか簡単な味付けで済むものなどを作り置きすることから始めると常備菜作りのハードルは一気に下がります。

作る手順を工夫すれば1時間程度で10品作ることも可能

でも、それだけで小学生男子2人と大人二人の食費は月に3万円台が可能なのか?と思われる方も多いかもしれませんが、私は食費の節約にポイ活をうまく活用しているのです。

このポイ活については後に詳しく書いています。

ポイ活以外に私が食費節約の為に行っているもう一つのことは、「ふるさと納税」です。

返礼品を食材にすることとで食費の節約につながります。

我が家の返礼品はほぼお米。

年間20~30キロ近くのお米を返礼品で頂くことが出来るので3か月分のお米代が浮く計算になります。

お米代がかからなかったり、ポイ活で貯めたポイントを食費に回せると月に3万円台は十分可能です。

ポイ活で貯めたポイントは現金と一緒

現金を持っている女性

私が行っているポイ活は主に「楽天ポイント」でのポイ活です。

楽天カードを持ち、楽天カードで支払いをし、主な買い物は楽天市場。

楽天のアプリをフル活用して日々数ポイントをコツコツ貯めたり、楽天ROOMをいうアプリでちょこっとポイントを貯めたりもしています。

楽天お買い物マラソンなどのSALE期間に日用品やお酒類をまとめて購入することで普段の買い物よりも数倍ポイントを貯めることが出来るし、貯めたポイントは楽天Payとして街中でも使用することが出来るんです。

私は行っていませんが、楽天モバイルや楽天電気に変えることで更にポイントを貯めることが出来るので楽天圏内での貯めたポイントを上手く生活費に充てることで日々の節約につながります。

また、ECナビやwarau、ポイントインカムなどのポイントサイトを経由してクレジットカードを作ったりサービスを利用・ネットで買い物をすることで貯まるポイントもあります。

私はポイントサイトで貯めたポイントはTポイントに替えて毎月20日にウェルシアというドラッグストアで行っているウェルシアデーで使うことで1ポイント1円のところ1.5円の価値として使う事が出来るのです。

ウェルシアデー(ちまたではウェル活と言います)でポイントを使用して更に生活費の節約を行っているのです。

今、様々なポイントがあって何が良くて何が悪いのか分からない人も多いかと思いますが、自分の使いやすいポイントが何なのか?楽天ポイント?Tポイント?を見極めて二つ程度に絞って貯めると良いかと思います。

いろんなポイントをあちこちで貯めてもうまく使い切れず失効させてしまう恐れもあるので、よく行くお店は何のポイントが使えるのか?を調べてみると良いでね。

また、最近では現金派でも日々の買い物をお得にできるカードがあるのです。

「KYASH」というカード、聞いたことありますか?私は、もうこのカードに出会って人生が変わりました(そんな大げさな…)このカードは、セブンイレブンのATMで現金の入金が出来るので使用する分だけチャージすることができるカードです。

クレジットカードを持っていない人でもポイントをもらうことが出来るのです!

でも、私はこのKYASHカードのチャージ先を楽天カードに設定しているので、楽天ポイントとKYASHポイントのダブル取りをしています。

店舗によっては、そのお店のポイントカードもあるとなんとトリプルでポイントがもらえちゃうのです。

こんなお得なカードがあるなんて!と思った方、ぜひ作ってみてください。

めちゃくちゃおススメです。

私が目指す豊かな節約

冒頭でもお話しましたが、貧乏くさい節約はしたくありません。

家族が「家って貧乏なのかな」とは思わないような節約生活を行っていくことが理想です。

物の持ち方も考え方次第で変わってきます。

欲しいものがあった時、「買えない」のではなく「買わない」を選択しているのです。

「買えない」と思うと、ストレスが溜まるけど「買わない」と思えれば、自分で決めたことになります。

節約生活を始めてから何かを買おうと思った時必ず「この先ずっと使って行きたいものなのか?もし、無くしたり壊れたりしたらショックを受けるのか?」を自分に問いかけます。

答えが「イエス」であるならば、大切に使うようになりますし、大切に使っていけば壊しにくく無くさない。物が壊れると出費が増えます。

この先、必要以上に支出を増やさない為にも物の持ち方を見直せたことは大きな成果となりました。

日々節約生活をしていますが、我が家は毎年沖縄に旅行に行っていますし外食だってしています。

お誕生日などのイベントの時はステーキや焼肉・お寿司など家族のリクエストを聞き食べに行きます。
お金を貯めるには、ただ使わないだけでは貯まりません。

お金のうまい使い方(家族が喜ぶことや思い出など)が出来ると「よし、また頑張ろう」と仕事への意欲にもつながるのです。

おわりに

節約生活を始める前より今の方が豊かな生活が送れているような気がしています。

食費が9万円だったころより今の方が食卓は賑やかで家族が「美味しい」と言ってくれる機会が増えました。

買い物に行ってたくさんの買い物袋を腕に下げて満足感を得ていた頃より、大切に使う物が増えました。

家の中の物が減ったらお掃除もしやすくなって汚れにくくなり、探し物も減った。

家事にかかる時間が減った分、自分時間が増えやりたいことが出来るようになった。

自分がいかに、無駄なことに時間を使ってそれにストレスを感じ夫や子供達に当たり散らしていたのかを実感した。

節約生活は、決して貧乏くさいことではなく物が過剰にあふれた日常を見直し、本当に必要なものだけに囲まれたシンプルな暮らしを目指すことだったのかな、と思います。

ミニマリストや持たない暮らしというワードに憧れを持ちながら6年間節約生活をしてきましたが、最近は理想の暮らしに近づいてきたような気がしています。

物を買うことであんなに満たされていた過去の自分が今の私を見たらきっと驚くだろうな。

え、セール行かないの?家で何してるの?料理してるの?って(笑)

料理も掃除も苦手で最初は失敗ばかりだったけど、今ではそれなりに出来るようになってきました。

飾らず、人と比べず、家族が落ち着ける家を作りながら今の暮らしが続けばきっとどんな局面にも耐えられる。

コロナで今までとは違った暮らしが求められてきていますが、この先ワーママでも無理なく続けていける時短節約術を取り入れながら楽しく暮らしていきたいなと思っています。

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