1,000万円の預貯金があれば、資産運用によってより資産を大きく出来ます。
しかし1,000万円ともなるとさまざまな運用方法があるため、「何をすればいいかわからない」といった方もいるでしょう。
そこで今回は、1,000万円でできるおすすめの資産運用方法についてご紹介します。
それぞれのメリット・デメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
- 金利(年率)
- 年4.5%~17.8%※新規契約の方が対象となります。
- 融資スピード
- 最短3分融資! ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
- 審査スピード
- 最短3分! ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます
- 限度額
- 500万円
- 無利息の期間
- 30日間利息0円! ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
- 郵送物の有無
- Web完結申し込みで無し! ※「アプリでかんたん本人確認」をご選択いただいた方が対象となります。
- 企業名
- SMBCコンシューマファイナンス
1000万円の投資でできるおすすめの資産運用10選
ここでは1,000万円でできる資産運用について、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
- 不動産投資
- 投資信託
- 株式投資
- FX
- 仮想通貨
- 外貨預金
- ロボアドバイザー
- REIT
- 積立保険
- 個人向け国債
不動産投資
不動産投資とは、不動産物件を第三者に貸し出して家賃収入を得たり、建物の売却益で収益を得たりする投資方法です。
月々の家賃だけではなく、物件そのものが資産になるといった特徴を持ちます。
不動産物件にはエリアや土地の大きさによっては、1,000万円以下で購入できるものもあるため、不動産投資を始める際はいくつか比較検討しておくことをおすすめします。
ただし、不動産投資はエリアや周囲の環境によって空室・家賃滞納・価格変動といったリスクが伴うので、注意が必要です。
メリット | デメリット |
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・空室や家賃下落のリスクがある ・種類によっては初期投資に多額の費用が必要となるケースがある ・土地や建物の価値が下落する可能性がある ・災害によって破損する恐れがあり、修繕費などがかかる |
ほかにも、不動産投資には以下のようなメリットもあります。
- 月々の支払いを抑えながら資産形成できる
- 生命保険代わりになる
- 節税効果が期待できる
月々の支払いを抑えながら資産形成できる
不動産投資は土地や建物の購入費用をローンで組めるものもあるので、1,000万円すべて投資しなくても始められます。
毎月のローン返済に家賃収入を充てられるため、月々の返済額を減らしたい人にはとくにおすすめ。
またローン完済後は不動産そのものが資産になるため、物件を売ることで馬脚益として利益を得られます。
不動産投資は少額の投資からでも大きな資産形成をきたいできるので始めやすいでしょう。
生命保険代わりになる
不動産投資では、購入者が万が一死亡して返済不可となった場合でも、「団体信用生命保険」を活用できるメリットがあります。
上記は残債の支払いが免除されるだけでなく、購入した不動産はそのまま家族が引き継ぎ、家賃収入を得たり売却したりできます。
他にも最近ではがんなどでもローンが完済される商品も登場しているといわれているので、返済できるか不安といった方は不動産投資を選択肢のひとつとして検討しておくといいでしょう。
節税効果が期待できる
不動産投資では、所得税・住民税・相続税といった税金の節税効果が期待できるメリットがあります。
不動産投資を始めると確定申告が必要となりますが、この際、実際の出費を伴わない減価償却費を経費計上することによって不動産所得が赤字とみなされ総所得を減らせます。
相続税に関しては具体的な金額は状況によって異なりますが、一般的に自分が住む用の物件よりも賃貸用不動産の方が課税評価額が小さくなりやすいといわれています。
投資信託
投資信託とは投資家から集めた資金を元手に、プロが債券や株式に投資をし、運用で得た利益を投資家に還元する金融商品のことを指します。
プロに運用を任せられる点や最低100円から始められるものもあるため、投資に関する知識がない人や初心者の方でも始められやすいでしょう。
また仮に1,000万円の資金を分散投資すれば、万が一元本割れした際でもリスクを最小限に抑えられるのもうれしいポイント。
しかし売買や管理に伴う手数料が発生したり、リアルタイムで取引するのが難しいといった点は注意が必要です。
投資信託はリスクを抑えながら長期的な運用をしたい方におすすめの方法だといえます。
メリット | デメリット |
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株式投資
株式投資とは、企業が発行する株式を購入し、売却のタイミングを見極めることで売買差益を得る方法のことです。
1,000万円の余剰資金があれば、人気の高い株式の購入もできるでしょう。
ただし、配当金や株主優待を受けられるメリットはあるものの、株式投資で利益を得るには相当な知識が必要となるので、資産運用の中ではハイリスク・ハイリターンだといえます。
投資先の企業の業績が悪化したり倒産したりすると、株式の価値が大きく下がるリスクも。
したがって、まったく投資に関する知識がない初心者にはおまりおすすめできません。
メリット | デメリット |
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FX
FXはおもに、外国の通貨を購入して為替相場の変動によって売買差益を得る方法です。
「レバレッジ」という仕組みを理解すれば、少額の元手であっても短期間でのハイリターンが期待できます。
しかしFXも株式投資同様、投資方法の中ではかなりハイリスク・ハイリターンにあたるため、損失が生じるリスクについても考えなければいけません。
メリット | デメリット |
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FXおすすめ口座比較ランキング!初心者におすすめの人気15社を厳選紹介
仮想通貨
仮想通貨とは現実には存在しない通貨をインターネット上でシステム化して売買することを指します。
日本円のような国の定めたお金ではなく、銀行が関与しないといった大きな特徴を持っており、24時間いつでも時間を問わず取引ができるメリットがあります。
なかには、少額から投資できるものもあるので、1,000万円の余剰資金があれば十分始められるでしょう。
ただし仮想通貨は変動が激しいといった面があり、売却のタイミングを間違えると大きな損失を生むリスクがあるため注意が必要です。
メリット | デメリット |
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外貨預金
メリット | デメリット |
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ロボアドバイザー
ロボアドバイザーとは人工知能(AI)を活用することによって、資産運用のアドバイスを受けながら取引できる方法です。
投資信託同様、投資の知識がなくても始められることから、忙しい方や初心者にはおすすめです。
ロボアドバイサーには大きく分けて以下の種類があります。
アドバイス型 | 投資家に対しアドバイスのみを行い、無料のものが多め |
投資一任型 | アドバイスから運用までのサービスを一貫して提供するタイプで、手数料が必要となる |
投資家がロボアドバイザーを活用すると、資産運用にかかる時間や手間の削減につながるメリットがあります。
ただし自分で資産運用を行うよりも、やや高めの手数料が必要になるので注意しなければいけません。
メリット | デメリット |
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REIT
REITは不動産投資とよく似た特徴を持つ資産運用ほうほうであり、「不動産投資信託」「不動産投資ファンド」ともいわれています。
投資信託といった名前でもあるように、いくつかの投資家が投資したお金をまとめて運用する仕組みとなっています。
いきなり不動産投資するのはハードルが高いといった方はまず、REITから始めて知識を身に着けてから不動産投資するのもひとつです。
ただしREITは不動産投資よりもリスクは低いものの、リターンが減るリスクもあるため要注意。
また不動産投資とは異なり、不動産自体が自分の所有物にはならないため、ローンを利用した際の生命保険効果がないのも頭に入れておく必要があります。
メリット | デメリット |
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積立保険
積立保険とは、保障を受けながらお金を貯められる保険のことを指します。
積立保険は保険期間の満期を迎えると、満期保険金や解約返戻金(解約払戻金)として貯めていたお金が返ってくるといった特徴があります。
積立保険の種類には、終身保険や学資保険、養老保険など多種多様なものから選べるのも魅力。
積立保険のメリットは補償と積立を同時にできる点で、解約返戻金が100%を超えると支払った保険料よりも多い金額が返ってくるケースもあるといわれています。
他にも万が一お金に困ったときは、解約返戻金を担保にしてお金を借りられるのでそのあたりも安心です。
しかし積立保険は掛け捨て保険よりも保険料が高めに設定されているのが難点です。
したがってもし、万が一のリスクに備えて保障内容を充実させたいのであれば「掛け捨て保険」、リスクがなくてもお金を残しておきたいのであれば「積立保険」がおすすめです。
メリット | デメリット |
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個人向け国債
個人向け国債は国が発行する債券で、比較的安全性の高いものだといわれています。
定期的に利子を受け取り、満期を迎えるとお金が償還される仕組みが特徴です。
個人向け国債には主に以下の種類があります。
- 変動金利型10年満期
- 固定金利型5年満期
- 固定金利型3年満期
また個人向け国債は最低1万円から購入ができ、毎月発行されていることから始めやすいといったメリットもあります。
さらに株式投資など他の金融商品と比べると、値動きの変動幅が少ない点もうれしいポイント。
しかし中途換金できるのは1年以降のため、購入後すぐに換金できないので注意が必要です。
ほかにも、国の信用状況が悪化すると元本や利子の支払いが滞ったり支払い不能になったりするリスクにも考慮しなければいけません。
メリット | デメリット |
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逆に1000万円の投資でおすすめできない資産運用とは?
ここまで1,000万円の投資でおすすめの資産運用についてご紹介してきましたが、それぞれの資産運用にはメリット・デメリットがあるので見極めが必要です。
とくに初心者は1,000万円の資金を一気にすべて投資するようなものはおすすめしません。
なぜなら、資産運用にはどの方法もリスクがあり、高額を資産運用して損失が生まれてしまうと生活に支障をきたすおそれがあるからです。
また専門的な知識を必要とする資産運用も、まったくの初心者であれば避けたほうが良いでしょう。
リターンが大きいからと手を出すと知識不足によって損失を生むことも。
したがって、資産運用を始める際は必ず自分との相性なども考慮してスタートさせるようにしてください。
1000万円のうち資産運用に回していいお金は?
実際に資産運用を行うのなら、事前に「資産運用に回していいお金」と「資産運用に回してはいけないお金」に貯金を分類しておかなければいけません。
なぜなら、すべての資産を投資に回すとなると、万が一のトラブルに対応できなくなるからです。
自分が生活するのに最低限必要となる以下の「生活防衛資金」は確保しておきましょう。
- 家賃
- 食費
- 通信費、水道光熱費
- 月々のローン
- 奨学金
- 育児費
家族の有無や個人の状況にもよりますが、おおよそ生活費の半年程度の金額があれば安心でしょう。
また生活資金とは別に、「すでに目的が決まっているお金」についても考慮しなければいけません。
目的が決まっているお金については主に以下のものがあげられます。
- 結婚資金
- 生活家電の買換え費
- 自動車やバイクの購入・維持費
- 住宅購入費
- リフォーム費
以上の「生活防衛資金」「すでに目的が決まっているお金」の2つを差し引いた分で残ったお金が「余剰資金」として資産運用に回すようにしましょう。
1000万円で資産運用するメリット
資産運用には資産を増やせるだけではなく、ほかにもさまざまなメリットがあります。
そこでここでは、資産運用のメリットについていくつかご紹介します。
- 資産を増やせる
- インフレリスクを抑えられる
- 年金対策になる
資産を増やせる
資産運用のメリットには、普段自分が働いて得る給料のほかに収益を得られるといったメリットがあります。
給与所得とは別にお金が獲得できれば、事故などで働けなくなった際など万が一のときでも安心です。
インフレリスクを抑えられる
通常物価が上昇すれば、所有している現金の価値は下がります。
つまり、現時点で1,000万円の価値を持っていたとしても、数十年後には同等の価値があるとは限らないということですね。
多くの銀行の金利は0.001%程度と非常に低く、物価が上昇傾向になると物価上昇率に追いつけないため、とくに1,000万円以上を持っている方は銀行口座に貯金しておくのはあまり賢明とはいえません。
上記のインフレリスクを抑えるためにも資産運用は有効です。
たとえば不動産投資のようになお金をものに変える仕組みを利用すれば、比較的インフレの影響が最小限で済むでしょう。
年金対策になる
とくに最近の日本では、定年後の年金が年々期待できないとささやかれています。
「そもそも年金そのものを受け取れるの?」と疑問する声も少なくありません。
しかし資産運用によって資産を増やせば、年金に頼らなくても生活できる安心が得られます。
1000万円の資産運用での注意点
資産運用にはメリットだけではなく、リスクやデメリットなどにも考慮しなければいけません。
ここでは、1,000万円の資産運用での注意点についていくつかご紹介します。
- 元本割れのリスクに要注意
- 長期的に運用することが大事
- 運用中に換金できないものもある
元本割れのリスクに要注意
資産運用を行う場合、ほとんどの投資方法で「元本割れ」のリスクがあるという点に注意が必要です。
「元本割れ」とは、投資のために購入した価格よりも当初の購入代金よりも下回ってしまうことを指します。
定期預金のように元本保証がある商品を除けば、ほぼすべての商品に元本割れのリスクがあると認識しておかなければいけません。
たとえば1,000万円を投資した場合、すべての投資家に1,000万円以上の金額が戻ってくるわけではなく、ケースによっては数百万円程度しか受け取れないものもあるといわれています。
元本割れを避けるには、入念な計画と金融商品の選定が何よりも重要です。
長期的に運用することが大事
資産拡大を狙うなら、長期的に運用することが成功のカギです。
逆に短期でハイリターンが期待できる方法は、元本割れによって資金を失うリスクが伴うため要注意。
たとえば投資信託や不動産投資のように数十年単位で運用する方法などがおすすめです。
長期的な運用には価格の変動リスクが低く、一般的に変動の幅が大きい金融商品でも扱いやすいメリットがあります。
長期での運用は初心者向けでもあるので、資産運用を始める際はぜひ中長期の運用商品を選ぶようにしてみてください。
運用中に換金できないものもある
資産運用の方法や投資先によっては、満期を迎えるまでなど運用中に換金できないものもあるので注意が必要です。
たとえば今回ご紹介した「個人向け国債」だと、中途換金できるのは1年以降になります。
一定期間預ける方式の場合、規約や契約書に記載されているので必ず確認するようにしましょう。
また換金したい際は手数料を支払うことで対応してもらえるケースもあります。
しかし手数料の金額によってはかえってマイナスになる可能性もあるため、運用中に換金できない金融商品を選ぶ場合は満期まで預けられる金額をあらかじめ明確にしてから始めるのがベストです。
1000万円で資産運用して倍にするまでの目安は?
現在1,000万円の投資を検討している方は、何年でどのくらいに増えるかをシミュレーションしておくといいでしょう。
予定通りになるとは限りませんが、ある程度数字を算出しておけば計画を立てるのにも有効となります。
たとえば、1,000万円を20年間運用して2,000万円にするには年利3.6%、10年間なら年利7.2%が目安といわれています。
利回りがよいとその分リスクが高いと思うでしょうが、適切な投資先を選べばほぼシミュレーション通りの結果が期待できるでしょう。
30年や40年という長期間での運用を考えている方は、さらに幅広い選択肢から計画に合った投資先を見つけられるはずです。
1000万円で資産運用する際は分散投資がおすすめ!
今回は、1,000万円でできるおすすめの資産運用方法についてご紹介してきました。
1,000万円でできるおすすめの資産運用方法はたくさんあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
どの資産運用方法にもリスクは伴うので、自分の生活に支障きたさない範囲で始めるようにしましょう。
また1,000万円の資産運用でリスクをできるだけ回避するには、1,000万円すべてを1つの商品に投資するのではなく分散投資することがポイント。
分散投資をおこなえばひとつの投資先で損失が生まれても、リスクを最小限に抑えられます。
今回の記事を参考に、長期的な視点を持って自分に合った資産運用方法を見つけてみてくださいね。