住信SBIネット銀行は低金利の住宅ローンで人気のローン会社です。
特に変動金利が魅力で、対面相談が不要な点が利用者に適しています。
高い金利の住宅ローンを組んでいる場合、低い金利のローンに借り換えることにより、メリットが出る可能性があります。
現在、住宅ローンを返済中の人が、ローンの残りを別の住宅ローンで一括返済するのが住宅ローンの借り換えです。新たに借りる住宅ローンの金利が、現在返済中の住宅ローンよりも低ければ、借り換え後は毎月返済額を減らすことができます。
引用元:SUUMO(スーモ)「住宅ローンの借り換え、向いているのはどんな人? 後悔しないようメリット、デメリットを知っておこう」
そこで今回は住信SBIネット銀行住宅ローンについて解説します。
住信SBIネット銀行住宅ローンへの借り換えをご検討の方は、ぜひ参考にしてください。
住信SBIネット銀行住宅ローンの借り換え金利
住信SBIネット銀行住宅ローン(借り換え)基本情報
金利(変動)
年0.32%
団体信用生命保険
一般団信(基本付帯)/3大疾病50プラン(満40歳未満:上乗せ金利なし|満40歳以上:年+0.25%)/3大疾病100プラン(満40歳未満:年+0.2%|満40歳以上:年+0.4%)/ワイド団信(年+0.3%)
事前審査スピード
最短即日
本審査期間
1週間〜10日程度
事務手数料
借入金額×2.20%
住信SBIネット銀行の住宅ローンの借り換え金利については以下の通りです。
新規の場合 | 借り換えの場合 | |
---|---|---|
変動 | 年0.298%~ | 年0.320%~ |
上記にあるように住信SBIネット銀行の金利水準は、住宅ローン業界の中でもトップクラスの低さとなっています。
住信SBIネット銀行住宅ローンに借り換える際の手順
住信SBIネット銀行住宅ローンの借り換え手順は以下の通りとなります。
- 仮審査の申込(ネットの場合は住信SBIネット銀行の口座開設が必要)
- 本審査
- 契約手続き
- 司法書士との面談
- 契約
ちなみに仮審査から契約完了まではおおよそ1ヶ月半かかるといわれています。
借り換え時に必要な書類
住信SBIネット銀行住宅ローンの借り換えの審査では以下の書類が必要です。
- 本人確認書類(住民票の写し、健康保険証など)
- 現在の住宅ローン借入内容を確認する書類(通帳・取引明細など)
- 所得証明関係書類(給与所得者は源泉徴収票、自営業は確定申告書など)
- 物件関係書類(売買契約書、重要事項説明書など)
- 借り換え関連書類(借入中の住宅ローン返済予定表など)
- その他(産休・育休中の方、他に借入れがある方、同性パートナーと契約する方は別途必要となるケースがある)
- ローン借入申込書
- 個人情報の取扱いに関する同意書兼表明および確約書
- 住信SBIネット銀行の口座開設申込書
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住信SBIネット銀行住宅ローンに借り換えるメリット
住信SBIネット銀行の住宅ローンのメリットには以下のものが挙げられます。
変動金利が低い
住信SBIネット銀行の住宅ローンは変動金利が業界最低の0.320%と圧倒的に低いのが魅力です。
これにより借り換えでの利息軽減が期待でき、返済額の軽減に大きな効果があります。
もし借り換えを検討している方は一度変動金利型での返済シミュレーションをしてみるといいでしょう。
「フラット35」の融資事務手数料が安い
住信SBIネット銀行のフラット35(買取型)は融資事務手数料が安価で、他行に比べてコスト面で魅力的です。
また、このプランでも全疾病保障が無料で提供されるため、「安い手数料で全疾病保障込みのフラット35を利用できる」とのもうれしいポイントです。
全疾病保障が無料
住信SBIネット銀行の住宅ローンには、「全疾病保障」が無料で提供されています。
この保障は精神疾患以外の全ての病気やケガを対象にしており、月々のローン返済保障とローン残高全額保障の2つから成り立っています。
もし仕事に就けない状態が続く場合、最大で12か月間の返済保障がつき、それ以上続く場合にはローン残高の全額が保障されます。
ちなみに「全疾病保障」の保障内容についてまとめると以下の通りになります。
- 月々のローン返済に対する保障:就業不能状態に陥ったまま返済日が来た場合、ローン返済額が最長で12か月まで保障される。(ただし指定の8疾病以外は1か月の待機期間がある)
- ローン残高全額に対する保障(ローン全額保障):12か月を超えて就業不能状態が続く場合、その時点のローン残高が全額保障される。
借り換え時のリフォーム費用を抑えられる
住信SBIネット銀行の住宅ローン借り換えでは、借り換え資金に加えてリフォーム費用も同時に借りることができます。
もし今後住宅リフォームを希望する方にとっては非常に便利だといえるでしょう。
住信SBIネット銀行住宅ローンに借り換える際の注意点
住信SBIネット銀行の住宅ローンの借り換え時には注意すべきことがあります。
ここではいくつかの注意点についてご紹介します。
融資事務手数料がかかる
住信SBIネット銀行で住宅ローンを借り換える際、借入金額の2.20%に相当する融資事務手数料がかかります。
また、新たな金融機関の抵当権設定に伴う登記費用も必要となり、これらの諸費用により数十万円が借り換え時に発生します。
ただし、これらの費用は金融機関によらず一般的なものであり、借り換えを検討する際には金利だけでなく、諸費用も含めて注意深く検討することが重要です。
全疾病保障で全額保証を受けるには条件がある
住信SBIネット銀行の無料で付帯されている「全疾病保障」では先にも述べたように、精神疾患以外のあらゆる病気やケガに対する保障を提供しています。
ただし、上記の「全疾病保障」はローン残高の全額保障を受けるには、12か月以上の就業不能状態が条件となります。
反対に、1年以上働けないほど深刻な状態でない限り、ローンの全額保障は受けられないので注意しなければいけません
窓口相談できる店舗が少ない
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、対面型の販売形式もありますが、窓口相談ができる店舗は限られているので注意が必要です。
また窓口相談はおもに住信SBIネット銀行の提携先である住宅ローンプラザやSBIマネープラザで実施されていますが、これらの店舗は主に首都圏や関西圏に集中しています。
したがって北海道、東北、四国、中国地方などの地域に住んでいる方で対面相談を希望する方は、自宅近くの店舗があるかどうかを事前に確認しておくといいでしょう。
携帯電話からの電話相談だとお金がかかる
住信SBIネット銀行の住宅ローンの電話相談は、携帯電話からの通話が有料となります。(ただし固定電話は無料)
最近では固定電話を持たない人も増えてきており、あまり気軽に電話相談しにくいといった点も人によっては不便だと感じるかもしれません。
住信SBIネット銀行住宅ローンに借り換えれば月々の返済額を減らせてお得!
今回は住信SBIネット銀行住宅ローンの借り換えについて解説してきました。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、ネット型でも対面型でも業界最低水準の変動金利がついたり、月々の返済額を減らせるなどさまざまなメリットがあります。
しかし借り換えをする際はサービス内容について理解し、しっかりと返済プランを慎重に見極める必要があります。
今回の記事を参考にぜひ自分に合った住宅ローンを選んでみて下さいね。