普段、通勤や通学で頻繁に電車を利用している方は多いと思いのではないでしょうか。
人によっては、電車に乗ってからお金が足りないことに気づいたり、財布を紛失してしまって運賃が払えないという状況に陥る事もありますよね。
そんな時、いったいどうすれば良いでしょうか。
そこで、今回は「Suicaの残高も現金もない!」という状況での具体的な解決方法を紹介していきます!

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隣駅までの運賃がある人は、着駅精算で運賃の後払いが出来る</2>
なんと、運賃が足りなくても、隣駅までの運賃さえあれば「後日支払う」ということもできます!
隣駅まででしたら高くても200円かからないくらいです。
それで、後日支払いが出来るなんて、かなり助かりますよね!
具体的にどういう事なのか説明していきたいと思います。
着駅精算とは
そもそも着駅清算とは何でしょうか?
着駅清算とは目的地の最寄り駅で誓約を書くことで後日精算ができる制度のことです。
駅の窓口にお金が足りない旨を説明して、「支払猶予願い書」を記入すれば、後日精算ができます。
電車やバスなどの交通機関でこの制度は使えます。
隣駅までの運賃がないと着駅精算を利用することができない
逆に、隣駅までの運賃がないと着駅精算を利用することができません。
それは、鉄道営業法で乗車券を持たない者の乗車は禁止されているからです。
Suicaを使っている方は、最寄り駅までの運賃分さえも残高に無い時、入場できない時ありますよね。
そもそも、最低でも隣駅までの運賃を持っていないと改札に入れないという事です。
法律で決まっているので、駅員さんに相談しても通してくれません。
つまり、隣駅までの運賃がないと着駅精算を利用することができないという事になります。
Suicaさえあれば払い戻しでデポジット(500円)が確保できる!
手元にSuicaさえあれば窓口の手続きによる払い戻しでデポジット(500円)が確保できます。
実は、Suicaは購入時に預かり金(デポジット)を支払っています。
支払った覚えがないという方も、デポジットはSuicaを作成する際に必ず支払っているので安心してください。
Suicaがあっても、現金がないといった状況であれば、デポジットの払い戻しは助かりますよね。
つまり、いざとなれば500円がその場で帰ってくるという訳です!
デポジットの払い戻しで、隣駅までの運賃を確保して、着駅清算をするというやり方も出来るので、本当にお金がない時は使えますね。
払い戻す時の注意点
Suicaの金額の払い戻しにはいくつか注意点があるのでそれも説明しておきます。
主に以下の4点が注意点です。
- デポジットの払い戻しは1度しか使えない
- 払い戻しは手数料がかかる
- 公的証明書が必要
- JR東日本以外の駅では払い戻しができない
この中からいくつか解説していきます。
残高が220円以上あれば、その分が手数料としてかかる
Suicaの払い戻しは、基本的には手数料が発生します。
つまり、入金残高から手数料の220円を差し引いた額が払い戻しで返金されるという訳です。
例えば、カード内に1000円が残っている状況で考えると、手数料220円が差し引かれ、デポジット500円とあわせて1280円の返金となります。
逆に残高が220円以下の場合にはデポジット500円のみの返金となります。
ですから、できるだけ使い切って220円未満にした方がお得です。
公的証明書が必要
Suicaの払い戻しは、身分を証明できるもの(公的証明書)が必要となります。
公的証明書にもいろいろありますが、代表的なものとしては、運転免許証、パスポート、国民健康保険証ですね。
これがないと、どんなに頼んでも駅員さんは引き受けられないので、気を付けてください。
駅でお金を借りられる場合もある!
お金が手元になくて困っている時は、着駅清算でなくても、解決できる時もあります。
駅員に事情を説明すれば、その場でお金を貸してもらえる可能性があります。
しかし、「乗車前」と「乗車後」でお金を借りられるかどうかは変わってくるので、注意が必要です。
どう違うのかを説明していきます。
乗車後に切符や定期券を紛失した場合は認められる!
乗車後に切符や定期券を紛失した場合、もしくは盗難にあった場合は、基本的にお金を貸してくれます。
駅員に「やむを得ない事情」と認められた場合は、目的地を伝えれば、電車賃分のお金を借りことができます。
ですから、乗車後のトラブルの際は、すぐに駅員に相談するのがおすすめです。
乗車前の場合はほぼ認められない
逆に、乗車前に財布を忘れた場合や乗車前に切符や定期券を紛失した場合は、お金を借りることはできません。
改札の外にまでいちいち関わっていたらきりがありませんからね。
ツイッター等で「改札外でもお金を貸してくれた」という内容も見受けられますが、それは、優しい駅員さんが貸してくれたという「駅員さん個人の対応」です。
なので、改札外でも貸してくれるという考え方はやめておきましょう。
つまり、乗車前に財布を忘れた場合や乗車前に切符や定期券を紛失した場合は、自分でなんとしていくしかありません。
強引に電車に乗ろうとすると罪に問われるかも
強引に電車に乗ろうとすると不正乗車とみなされて、警察沙汰になります。
隣駅までの運賃も無く、Suicaもないという状況に陥った時は万が一あるかも知れません。
しかし、どんなに急いでいても強引に改札内に入り乗車するのは、不正乗車なので絶対にやめましょう。
また、新幹線や特急の指定席券を未購入のまま乗車するのも同様です。
特に区間によっては指定席は駅員の見回りを回避できてしまう時もあるかも知れませんが、バレたら、最悪の場合は詐欺罪で訴えられるので、やめましょう。
目的地でお金を用意できる人はタクシーを使おう
目的地でお金を用意できる人はタクシーを使いましょう。
運賃が後払いとなっているからお金さえ用意できれば、大丈夫です。
例えば、目的地の上司や友人にタクシー代を用意してもらえば、到着時に精算することができます。
少し高いですが、急いでいて、お金が用意できるならタクシーが便利です。
目的地でお金を用意できないなら駄目
逆に目的地でお金を用意できないなら、タクシーを使ってはいけません。
なぜなら、タクシーは、電車の着駅清算みたいに後日の清算は出来ないからです。
目的地に到着したらその場で清算できないと、無賃乗車という扱いになります。
そうなると、タクシー会社から訴えられるかも知れません。
ですから、目的地でお金を用意できないなら、タクシーを使うのはやめましょう。
家に財布を忘れたならタクシーで!
家に財布を忘れた事を駅で気付いた時などは、タクシーを使うのが一番手っ取り早いです。
タクシーの運転手に自宅前に待機してもうか、玄関まで同伴してもらうかしましょう。
どちらかと言うと、目的地での待機ではなく玄関まで同伴するケースが多いみたいですね。
ですから、タクシーで忘れ物を回収してすぐに駅に向かうことも可能です。
場合によっては交番でお金を借りられる!
場合によっては交番でもお金を借りることができます。
「公衆接遇弁償費」という制度があり、これにより交番勤務の警察官からお金を借りられます。
ですが、どんな人でも借りられる訳ではありません。
どういう場合に借りられるのかを以下で説明していきます。
こういう場合のみ借りられる
「公衆接遇弁償費」で借りられるのは、以下の場合のみです。
- 外出先でお金・財布を紛失または盗難された場合
- 病気や怪我をしている人の救護または保護をする場合
交番でお金を借りる時も、「やむを得ない事情」がある場合に限るという事ですね。
借りられる金額は、原則1,000円まで
さらに、上限があって、借りられる金額は、原則1,000円までです。
それ以上のお金を交番から借りることはできないということですね。
財布をなくした時等は1000円だけ借りて、帰ることができます。
これのおかげ電車には乗れるので、運賃が足りなくても着駅清算出来ますね。
最近は貸付条件が厳しくなっている
最近は「公衆接遇弁償費」の貸付条件が厳しくなっています。
なぜなら、悪質な借り逃げが増えているからみたいです。
未払いのままの放置はやめましょうね。
電車賃が足りない時は着駅清算?足りない時に知っておきたい解決方法を紹介!まとめ
という事で、「Suicaの残高も現金もない!」という時にどういった対処方があるのか、場面ごとに説明してきました。
やはり、「やむを得ない事情」でなければ難しい事が多いといった印象でしたね。
今後、万が一のトラブルや過失で手元に運賃が無かったり、足りなかったりする事はあり得ますので、今回の内容は覚えておくと役に立つかも知れません。
やはり一番は、忘れたり紛失したりする事がないように、しっかり管理しておくことですから、気を付けていきたい所です。
