不労所得で月10万を稼げるとなると、精神的にも経済的にもかなりの余裕が生まれます。
しかし不労所得を獲得するのはそう簡単なことではなく、それなりのリスクなどがあります。
そこで今回は、不労所得で月10万円を稼ぐ方法や稼ぐコツ、注意点などについて詳しくご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
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不労所得とは
不労所得とは簡単に言うと、正社員やパート、アルバイトといった勤労所得ではなく労働をせずに収入を得ることです。
一般的に労働時間や成果の対価として得られる「給与所得」や「事業所得」などの対比として使われることが多いです。
具体的には、投資などの資産運用、アフィリエイトや最近ではYouTuberといったインターネットビジネスも不労所得の手段として人気を博しています。
一見「働かなくても収入を得られる」と簡単そうに感じる人もいるでしょうが、はじめにお金を得られる仕組みを構築しなければいけないので難しさはあります。
不労所得の仕組み
不労所得の仕組みは、取り組む不労所得の種類によって異なります。
たとえば不動産投資の場合だと、数百万から数千万円程度の初期費用や諸費用がかかるため、まずは資金を調達する必要があります。
投資は資金があればあるほどリスクを抑えながら利益が得られるため、元手に現金がどのくらいあるのかが重要です。
元手にたくさんの現金があれば、万が一空室ができて家賃収入がなくなったり、トラブルが発生しても臨機応変に対応しやすくなるためです。
また不動産投資に限らず、不労所得の仕組みを構築して継続していくためには、キャッシュフローをよく理解することが何よりも大事です。
不労所得にかかる税金は?
不労所得の手段や種類にもよりますが、一般的には不労所得には以下の税金がかかります。
雑所得 | 退職金や年金など |
一時所得 | 宝くじや競馬などの賞金 |
配当所得 | 株や公債の配当金で得た所得 |
利子所得 | 預貯金の利子 |
事業所得 | 事業によって得た所得 |
譲渡所得 | 株や不動産といった資産や権利を譲り受けた際に発生する利益 |
不動産所得 | 家賃収入 |
不労所得で生活している人の割合は?
不労所得だけで生活できている人の割合は、実際のところかなり少ないといえるでしょう。
なぜなら不労所得を目指すのは簡単でも、実際に利益を出すにはある程度時間や労力が必要であり、収支をプラスにするのは難しいからです。
実際2020年3月末時点で投資信託の運用益が黒字になっている顧客の割合は、全体の約3割程度だといわれています。
したがって、不労所得で月10万など稼ぐ人ともなれば、かなり割合も少ないのが現状です。
参考:金融庁
不労所得で月10万円は現実的に可能?
不労所得で毎月10万円を稼ぐなんて、魅力的な目標ですよね。
しかし本当に、現実的に達成可能な目標なのか?と思っている方も多いでしょう。
結論から言えば、不労所得で月10万円を現実的に狙える目標です。
しかし当然ながら簡単な目標ではなく、長期的な目標として捉えて時間をかけて取り組んだり、短期的に達成したい場合にはある程度のまとまった元手が必要になります。
時間はかかる可能性が高い
不労所得で毎月10万円を得ることは、現実的に実現可能ではあるものの、一般的に時間がかかることを覚悟する必要があります。
配当金や利息など、収益を生み出す投資には、利回りと投資金額に応じた時間が必要です。
例えば、利回りが2%〜5%の場合、月10万円の不労所得を得るためには240万円から600万円の投資が必要になります。
この金額を投資し、安定して収益を上げるには、投資知識の習得や適切な資産運用戦略の策定が必要となります。
まとまった元手が必要になることも多い
不労所得を得るためには、まず初期投資としてまとまった資金を用意する必要があります。
利回りが高い投資ほどリスクも伴いますが、低リスクで安定した収益を望む場合、より多くの元手が必要となります。
例えば、株式投資や不動産投資、クラウドファンディングなどでは、投資金額に応じた収益が期待できますが、そのためには相応の資金準備が必要です。
またお伝えしていたように、例えば、利回りが2%〜5%の場合、月10万円の不労所得を得るためには240万円から600万円の投資が必要になります。
不動産投資におけるリスクとは?それぞれの対策方法について解説
不労所得で月10万円稼ぐおすすめの10の方法
ここでは、不労所得で月10万円稼ぐおすすめの方法についてご紹介します。
- 不動産投資
- 株式投資
- 投資信託
- FX投資
- 暗号資産(仮想通貨)
- 駐車場経営
- アフィリエイト
- 印税収入
- YouTuber
- コインランドリー経営
➀不動産投資
不動産投資とは、不動産を購入して運用や管理をおこなって家賃収入や売却益によって利益を獲得することです。
不動産投資は比較的インフレや経済状況の変動の影響を受けづらく、ほかの変動的な株やFXよりも安定した収入をえられやすい特徴があります。
また不動産を所有しておくことは、生命保険代わりになるといったメリットも。
なぜなら不動産をローンで購入する際に加入する「団体信用生命保険」は、自分が死亡・高度障害などで返済できない際に家族に無借金不動産が相続されるからです。
しかし一方で、建物の劣化時にはメンテナンスが必要だったり、部屋が空き室なら収入は0円となってしまうなどのデメリットもあるので注意が必要です。
いきなり初心者が手を出すにはリスクなので、ある程度不動産投資について学んでから始めることをおすすめします。
②株式投資
株式投資とは、株式の売買や投資先企業からの「値上がり益」「株式配当」「株式優待」などの利益を得ることです。
配当金は株式用語で「インカムゲイン」と呼ばれ、企業事業運営で出た利益の一部を株主へ還元することを指します。
一般的な配当金の利回りや約2%と言われておりますが、将来性のある企業に投資できれば資産が何十倍にも大きくなるケースもあるといわれています。
ただし不労所得で月10万円を目指す方法として株式投資は、なかなか達成するまでのハードルが高いので要注意。
はじめから月10万円を目指すのではな、まずは少額投資で少額の利益から目指してみるのがおすすめです。
また株式投資は「ネット証券」での口座開設の方が手軽にできます。
③投資信託
投資信託は株式や債券などの投資を自身で動かすのではなく、複数の投資家から集めたお金を投資のプロに任せて投資をする方法です。
通常投資を始めるには専門的な知識と時間が必要ですが、投資信託であれば投資先の決定から運用までを専門家が行ってくれるので初心者におすすめ。
また分散投資ができ、リスクを抑えられるのも良い点ですね。
投資信託は気軽に始めやすいといった面はあるものの、プロだからといって必ず利益が生まれるとは限らないので注意が必要です。
また手数料もかかるため、かえって利益が圧迫されるリスクもあります。
もし投資信託を始めるのなら、なるべく銘柄数が多い証券会社を選ぶのがいいでしょう。
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④FX投資
FX投資とは外貨を売買することによって利益を獲得する方法です。
少額からでもはじめられるので、手元に資金があまりない方でも始めやすいといった手軽さが魅力です。
FX投資は自己資金よりも多い金額で取引できるレバレッジというシステムが最大の特徴的。
もし高いレバレッジで取引した場合、その分大きな利益が得られる可能性もあります。
ただし、一方でギャンブル要素が強く元本割れや借金を追うリスクも伴うので注意が必要です。
つまり、ハイリスク・ハイリターンということですね。
また取引の大部分をリアルタイムで管理しなければならないため、FX投資は完全な不労所得とはいいがたいかもしれません。
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⑤暗号資産(仮想通貨)
暗号資産とは2019年までは「仮想通貨」と呼ばれていた、金融商品のことを指します。
具体的なものには「ビットコイン」「イーサリアム」などが有名です。
たとえば国内取引所の「Coincheck」は約500円からビットコインの購入ができたりするので、少額から投資を始められるのも魅力。
また暗号資産は株式投資やFX投資とは異なり、24時間365日いつでも取引できるため、スキマ時間でも取引できます。
ただし暗号資産は変動が激しいといった面があるため、高値で売れる反面、暴落によって大きな損失を生むリスクもあるため注意しなければいけません。
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⑥駐車場経営
駐車場経営とは土地を駐車場として活用する方法です。
不動産投資の駐車場バーションといった形ですね。
専門会社に運営を任せられるので、実際はメンテナンス程度の手間しかかからないので運用しやすいメリットがあります。
またアパート経営とも違って建物を建てる必要もなく、土地の形に左右されにくいといった面も。
ただし当たり前ですが、利用者がいないような場所で月極駐車場・コインパーキングを始めても不労所得が発生しないので、場所選びは慎重に行うことが大事です。
⑦アフィリエイト
アフィリエイトとはある特定の商品やサービスについて自身のSNSやブログなどで宣伝し、広告をクリックしたり購入した際に利益を得られる仕組みです。
いわゆる広告収入のことですね。
比較的損をするリスクが低く、知識がなくても始められる手軽さがあります。
しかし利益を得るまでの道のりが長く、作業量もそれなりにあるため実質不労所得よりも副業に近いので注意が必要です。
競合に勝てる記事を書かなければいけないため、文章力に自信がある方やもともとSNSのフォロワー数が多い方などにおすすめです。
⑧印税収入
印税収入は制作したものが継続的に売れ続けることで得られる収入のことです。
おもに書籍や楽曲の著作権などが挙げられます。
例えば書籍の場合だと、出版社と契約して作品を掲載してもらい、発売された単行本価格の5~10%程度を印税として受け取れるといわれています。
さらに電子書籍の場合だと、20~30%などより高い印税率が採用される傾向が高いので、より多くの利益を得たいのなら電子書籍がおすすめです。
ただし当然のことですが、商品が売れなければ収入は発生しないため、利益になるまでに赤字に終わる可能性もあります。
⑨YouTuber
最近では、YouTuberも不労所得のひとつとして人気を高めつつあります。
YouTuberは動画再生数に応じた広告報酬がおもな収入源となります。
ちなみに広告報酬を受けるには以下の条件を満たす必要があります。
- チャンネル登録者数1,000名以上
- 総視聴回4,000回以上
さらに人気の配信者だと、スポンサーより直接広告報酬が支払われる「企業案件」といったチャンスも舞い込みより多くの広告報酬を受け取れることも!
しかし動画の知名度を上げるには、編集技術などの労力や軌道に乗せるまでの時間を要するため、月10万を達成するまでにはそれなりの時間がかかるでしょう。
⑩コインランドリー経営
少額の資産しかないといった方にはおすすめできませんが、数千万円程度の資金があるのならコインランドリー経営によって不労所得を獲得するのもひとつです。
コインランドリー経営とは言葉の通り、所有する土地をコインランドリーとして活用し経営することを指します。
はじめに数百万円程度の初期費用は掛かるものの、節税効果があることやランニングコストが低いといったメリットがあります。
ほかにも利回りが10~20%と高く、株式投資などにくらべて専門知識もそこまで必要がないので始めやすいといった点も魅力。
立地条件に注意しつつ取り組めば、不労所得月10万円以上を達成できるでしょう。
ただし初期費用が掛かることや、周りに新たなコインランドリーができたりすると収入が激減するおそれもあるので注意が必要です。
【元手別】不労所得で月10万を稼ぐ方法
ここでは、元手別に不労所得で月10万を稼ぐ方法について詳しくご紹介します。
資産2~3万円以下 |
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資産数万円~数十万円以下 |
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資産100万円以上 |
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資産2~3万円以下
資産2~3万円以下など低予算で不労所得を目指すなら以下の方法がおすすめです。
- アフィリエイト
- YouTuber
アフィリエイト
アフィリエイトは無料で利用できるブログサービスを使えば、初期投資無料で始められます。
しかし検索結果で上位表示させなければ中々利益につながらないので、はじめは無料ブログでもいいですが、慣れてきたら「ワードプレス」で記事を書くのがおすすめです。
「ワードプレス」でサイトを解説する際、約1~2万円の初期投資とサイトを継続するなら毎年数千円~1万円前後のランニングコストが必要となります。
なお「ワードプレス」で記事を書く手順は以下の通りです。
- 有料の独自ドメインを取得
- レンタルサーバーを契約
- 有料のブログテーマを入れる
YouTuber
YouTubeもスマホカメラと無料の編集ツールを使えば、初期費用無料で始められます。
しかし視聴者数やチャンネル登録者数を増やしたいのなら、動画そのもののクオリティを上げる必要があります。
動画のクオリティを上げる方法はいくつかあり、確実に伸びるかどうかの保証はありませんが以下の方法が挙げられ、結果的に資金を要します。
- 高価な機材を使って動画の質を上げる
- 有料の動画編集ソフトを使う
- 動画編集をプロに委託する
- 動画の企画そのものに資金をかける
また1つの動画でいきなり利益を得られるわけではありません。
アフィリエイトと同様、コンスタントにコンテンツを作り続けなければ稼げず、なかには1円も稼げないといったケースも珍しくないので注意が必要です。
資産数万円~数十万円以下
資産数十万円以下などある程度の資金があって不労所得を目指すなら以下の方法がおすすめです。
- イラスト販売
- 写真撮影
イラスト販売
もともとパソコンやIPadでイラストを描いているのなら資金はかかりませんが、通常イラスト販売を始める場合は以下のツールを使っている人が多いです。
- お絵かきソフトやアプリ
- パソコンやiPadなどの機材
- ペンタブ・液タブ
機材のスペックにもよりますが、おおよそ5万~30万円程度はかかるとみておいたほうが良いでしょう。
また高機能のお絵描き専用ソフトを使いたいのなら、有料のものを使うのもひとつです。
写真撮影
もともと写真好きで一眼レフなど高性能なカメラや編集ソフトがあるのなら低予算で始められますが、素人からはじめて写真撮影を始めたいのなら数万~数十万円程度はかかります。
月数万円程度など少額で良いのなら、持っているスマホカメラや無料の加工ツールでも十分ですが、高性能かつ月10万円以上の不労所得を目指すならやはりそれなりに初期費用は必要です。
「イラスト販売」も「写真撮影」も一見、低予算で始められると思いがちですが、やはり利益に繋げるためにはそれなりに良い機材やソフト、ツールを要します。
とくに月10万円以上の不労所得を目指すのなら、趣味の楽しさの延長では難しい面もあるので注意が必要です。
資産100万円以上
資産100万円以上などかなり初期費用にお金を掛けられ、かつ不労所得を目指すなら以下の方法がおすすめです。
- 不動産投資
- 駐車場経営
- コインランドリー経営
不動産投資
一般的に不動産投資に必要な資金は1,000万円以上だといわれています。
なお不動産価格はエリアや築年数、土地の広さによっても異なり、田舎の中古物件なら数百万円程度から購入できるものもあります。
しかし田舎の中古物件は安く購入できる分、「借り手を探すのに苦労する」「修繕費がかさむ」ため、かえって損失が発生することも。
もし「不動産投資をしたいけれど何百万もいきなり買うのは抵抗がある」といった方は、「不動産クラウドファンディング」がおすすめです。
不動産クラウドファンディングとは、他の投資家と1口1万円程度から共同出資して不動産投資ができる、2018年ころから始まったサービスを指します。
少額から始められるのでハードルが低いですが、その分利益も少ないので不動産投資クラウドファンディングで月10万円以上の不労所得を目指すのはなかなか難しいのが現状です。
もし不動産投資で月10万円の不労所得を目指すのなら、「複数の物件を所有する」「マンションやアパートの一棟買いを検討する」など工夫しなければいけません。
なお不動産投資のほかに、株式投資・FX投資・投資信託といったものもあり、はじめは100円程度から始められるものもたくさんあります。
しかし、いずれにしても月10万以上の不労所得を目指すのなら、少額から始めても長期にわたって運用しないと結果は出ないので、最終的に数千万円程度必要となるといわれています。
駐車場経営
5~10台程度の駐車場経営を始めるのなら、初期費用は200~500万円必要になるといわれています。
ただし、土地整備にかかる費用が大半なので、工夫次第で上記よりも費用をおさえられることもあります。
また駐車場運営会社に土地を貸して賃料を受け取る方法では、資金は必要ありません。
不動産投資は低コスト・低リスクで不労所得を得られる魅力がありますが、土地に規模やエリアによっては月10万円以上の不労所得を得られない場合もあるため注意が必要です。
コインランドリー経営
コインランドリー経営はもともと自分で土地を持っていたとしても、経営を始めるとなると総額で5,000万円~6,000万円程度の資金が必要だといわれています。
1軒のみの所有であってもコインランドリー経営は月10万円以上の不労所得を目指せますが、やはり経営となるとかなりの資金がかかる印象です。
また立地が悪いと不労所得月10万円に届かない可能性や、赤字になってしまうリスクがあるので土地選びは慎重におこなうようにましょう。
不労所得で月10万円稼ぐまでの流れ
ここでは、不労所得で月10万円を稼ぐまでの流れについてご紹介します。
- 使える元手を把握する
- 不労所得の目標額を決める
- 不労所得を作るための方法を学ぶ
- 仕組みを回す
➀使える元手を把握する
不労所得を目指すのなら、はじめに使える元手がどれくらいあるのかを把握しておく必要があります。
くれぐれも生活費まで削って不労所得を得る方法につぎ込まないように気を付けてください。
またもし現在手元にある資金以上の方法を検討しているのならば、まずその金額に達するまで貯金しておくのもひとつです。
②不労所得の目標額を決める
使える元手の把握ができれば、次に不労所得の最終目標金額を設定します。
もし仮に月10万の不労所得を達成したら次はどこまでを目標とするのか、そのうちどれくらいの割合や金額を資本として投入するかまでイメージしておくといいでしょう。
③不労所得を作るための方法を学ぶ
不労所得の目標金額のイメージができたら、つぎは不労所得を作るための方法や手段について知識を得ることが大事です。
今回ご紹介した不労所得を作る方法を参考に、元手に対してどのくらいのリターンが期待できるのかそれぞれシミュレーションしてみてください。
一般的には、ひとつの対象にすべて投資するのではなく、いくつかの投資先や投資手段に分散投資した方がリスクも回避できるのでおすすめです。
④仕組みを回す
不労所得を作るスキルや知識が身についたら、次に不労所得を得るための仕組みを構築し回します。
不動産投資や投資信託など自分の代わりに行ってくれるシステムがあると、ずっと様子を見ていなくても効率よく利益を得られます。
また一度構築したからといっても、以降何もしなくてもいいというわけではありません。
必ず自身でも知識や経験を日常的に学習しておくなど、さらなるアウトソーシングや自動化を進める工夫が必要です。
運用やメンテナンスなどは任せておき、さらに複数の投資について考えておくのもいいでしょう。
不労所得で月10万円を稼ぐ際のポイント5つ
ここでは、不労所得で月10万円を稼ぐ際のポイントについていくつかご紹介します。
以下のポイントを押さえて、効率よく成功率を上げてみてください。
- 興味のあることから始めてみる
- 複数の方法を試す
- 不労所得の目的を明確にする
- まずは1万円から目指してみる
- ハイリスク・ハイリターンの方法は避ける
興味のあることから始めてみる
月10万円以上の不労所得を得ることは簡単なことではなく、通常1年以上かかる可能性が高いといわれています。
したがって、ある程度自分が興味のあることや好きなことでないと長続きしません。
さらに月10万円の不労所得を得るためには日々情報をインプットし続け、最善策やリスクの回避を検討し続ける必要があるため、毎日関わっても飽きにくいものを選ぶようにしましょう。
複数の方法を試す
先ほども述べたように、不労所得の方法はひとつではなくいくつか持っておくのがおすすめです。
なぜなら、いくつかの収益の柱を持っておいた方が、ひとつの方法で失敗したとしてもリスクを分散できるからです。
したがって株式投資をおこなっている方でも、投資信託など余裕があれば少しずつ増やしていくようにしてみてください。
ただし増やしすぎると管理できなくなるおそれもあるので、はじめはそこまで増やしすぎず無理のない範囲で徐々に増やしていくのがベストです。
不労所得の目的を明確にする
確実に不労所得を得るためのポイントとしては、不労所得の目的を最初に明確にしておくのが大事です。
「なぜ不労所得をそもそも得たいのか」「不労所得を得たら何をしたいのか」などできるだけはっきりとさせておくことで、より目的達成に合った投資方法や資産運用の方法が見えてきます。
たとえば、自由な時間を増やしたいといった理由で不労所得をするのなら、預貯金の利子や株式の配当金などの安定した収入を得る方法が最適でしょう。
また好きなことをしながら不労所得によって収入を得たいのなら、ブログやYouTubeといったコンテンツの運営がおすすめ。
たとえ結果が出ない期間があったとしても、明確な目標があればモチベーション維持にもつながります。
まずは1万円から目指してみる
いくら月10万円以上の不労所得を実現したいからといっても、いきなり月10万円を目指すのはおすすめできません。
まずは小さな目標として、月1万円を目指して着実に達成することを目指してみてください。
そして継続して月1万円を達成したら次は10万円、さらに月30万、50万円など徐々に目標を高めていくのがベストです。
ハイリスク・ハイリターンの方法は避ける
不労所得によって収入を得るにはある程度のリスクは伴いますが、本来の所得を失うほどのリスクを抱えてしまったら元も子もありません。
したがって、ハイリスク・ハイリターンは避け、はじめは少額から始めるなどローリスク・ローリターンの方法を摂るようにするのが鉄則です。
また始めたからといってすぐに成果が出るわけではないので、1年などある程度の時間が必要であることも頭に入れておくといいでしょう。
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不労所得で月10万円を稼ぐ際の注意点
不労所得で月10万円を稼ぐのなら以下の点に注意が必要です。
- 詐欺やマルチには要注意
- 収入を得られない可能性もある
- 会社によっては副業を禁止している
- 不労所得を得られるまでには時間がかかる
詐欺やマルチには要注意
不労所得の中には詐欺やマルチといった危険なものもあるので注意が必要です。
ネットにはさまざまな情報が飛び交っており、とくに「誰でも簡単に不労所得が手に入る」「初心者でもすぐに〇〇万円以上稼げる」といった広告はかなりの確率で詐欺である可能性が高いです。
先にも述べたように、月10万円を稼ぐ不労所得はかなりの時間や労力、知識を要し、最低でも1年はかかるといわれています。
甘い言葉に騙されて、「結局、全然稼げなかった」といった人も珍しくありません。
またもし万が一トラブルに見舞われたのであれば、ひとりで解決するのではなく専門家に頼るようにしてください。
収入を得られない可能性もある
不労所得は利益を得るまでに時間がかかり、誰でも利益を得られるとは限りません。
とくに投資などであれば利益が出ないどころか損失が生まれることもあります。
ほかにもアフィリエイトやYouTuberといった方法でも、はじめは閲覧数や再生数は高くないので、人によっては利益にならないうちから辞めてしまうことも。
したがって、どの方法も確実に利益が発生するわけではないので、あまり不労所得に期待しすぎないことも大切です。
会社によっては副業を禁止している
不労所得は副業のひとつであることから、副業尾禁止している会社であれば実践できません。
もし会社にバレた場合はペナルティを課されることもあるため、事前に副業が禁止されていないか確認するようにしましょう。
また副業と言っても、何を副業とみなすのかは会社によって異なります。
必ず社内規約や契約事項などを確認したうえで、不労所得をはじめるようにしてください。
不労所得を得られるまでには時間がかかる
不労所得としてきちんと利益を得るまでには、事前準備も含めるとかなりの時間が必要です。
たとえば投資の場合、株や不動産などの資産を保有してから一定期間ごとに配当金や家賃といった収入を受け取ります。
さらにそこから再投資することによって徐々に利益を増やしていくというのが一般的です。
また投資以外のアフィリエイトやYouTuberといったやり方でも、投稿してからチャンネルや閲覧者数を大きくするまでにはやはりなかなか一筋縄ではいきません。
逆に誰でもすぐに不労所得を得られるといった言葉があれば詐欺であるおそれもあるので、長期的な視点を持つようにしましょう。
不労所得で月10万円を稼ぐのにおすすめの証券会社
ここでは、株式投資によって不労所得で月10万円稼ぐのにおすすめの証券会社についてご紹介します。
初心者で株式投資を始めようと検討している方は以下の証券会社を見ておくといいでしょう。
- 楽天証券
- LINE証券
楽天証券
取引手数料 | 0円〜 |
---|---|
取扱銘柄数 | 2,600以上 |
外国株 |
|
楽天証券は取引手数料が業界内で低水準、かつ国内株式取引の手数料が完全無料でおこなえるので初めて株式投資をおこなう人におすすめです。
また楽天証券の利用で楽天市場のポイント還元率も上がるため、楽天ポイントを効率的に貯めたい方や楽天サービスをよく利用する方はとくに重宝するでしょう。
また、投信積立の決済を楽天カードに設定すると、0.5~1.0%のポイント還元率に。
投資と日々の買い物をお得にしたい方はぜひチェックしておきたい投資会社です。
LINE証券
取引手数料 |
|
---|---|
取扱銘柄数 | 1,500以上 |
外国株 | 米国株 |
LINE証券は証券業界で最速で100万口座を突破した、「スマホ証券利用率ナンバーワン」の証券会社です。
取引からチャートの確認までスマホ1台で完結するので、忙しい人にもおすすめ。
またLINE証券は「いちかぶ」と呼ばれる、100円からの少額からの投資ができるといった大きな特徴をもちます。
したがって、株式投資初心者は最初は少額投資からまずははじめ、徐々に取引株数を増やしいていくのがいいでしょう。
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自分に合った方法を見つけて不労所得で月10万円を目指そう!
今回は、不労所得で月10万円を稼ぐ方法や稼ぐコツ、注意点などについて詳しくご紹介してきました。
不労所得は誰でも簡単にすぐ利益を得られるわけではなく、月10万円の不労所得を安定して継続的に得るためにはある程度の労力や時間などが必要です。
今回いくつか不労所得を得る方法をいくつか紹介してきましたが、それぞれリスクはあります。
株式投資にしても不動産投資にしても、ほかのアフィリエイトやYouTuberといったものであってもまずは月1万円などから目指し徐々に目標金額を上げていくのが鉄則です。
またいきなり大金を投資するのではなく、少額から始めたり分散投資にするなど工夫するのもひとつです。
今回の記事を参考に、自分にあった方法で月10万円の不労所得を目指してみてください。