JALマイルをためている方はJALカードを発行すれば、より効率的にマイルを貯められます。
そこで今回はJALカードの種類やそれぞれの特徴、メリット・デメリットについて詳しくご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
JALカードは全部で6種類ある
JALカードは普通カードのほかにも5種類あり、全部で6種類のカードを展開しています。
ここでは、それぞれの還元率や特徴についてご紹介します。
JALカードVisa(普通)
還元率 | 0,5% |
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国際ブランド | 税込2,200円 |
JALカードは入会後1年間は年会費無料で、基本的なサービス内容が網羅されているため、JALの使い勝手を試してみたい方に適しています。
フライトでのボーナスマイルや海外旅行保険は低めですが、総合的な利便性があります。
JALカード(CLUB-Aカード)
還元率 | 0,5% |
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国際ブランド | 税込11,000円 |
JALカード(CLUB-Aカード)はJALカード(普通カード)の上位クラスで、初回搭乗ボーナスが2,000マイル、搭乗ごとのボーナスマイルがフライトマイルの25%となっています。
カード付帯保険もグレードアップしており、年に1回以上海外へ行く場合には特におすすめです。
JALカード(CLUB-Aゴールドカード)
還元率 | 1.0% |
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国際ブランド | 税込17,600円~ |
JALカード(CLUB-Aゴールドカード)は、CLUB-Aカードのサービスを拡充した、提携カード会社のゴールドカードサービスも利用できます。
特に提携カード会社の空港ラウンジが利用可能なので、頻繁に空港を利用する方にとって便利な1枚と言えます。
JALカード(プラチナ)
還元率 | 1.0% |
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国際ブランド | 税込34,100円 |
JALカード(プラチナ)はJALカードの最高ランクで、プライオリティ・パスの発行やプラチナ・コンシェルジュサービスなど高品質な特典が充実しています。
これにより、国内外で豊富なラウンジや予約サービスが利用でき、トラベルやライフスタイルにおいて上質な体験ができます。
JALカードnavi(VISA)
還元率 | 1.0% |
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国際ブランド | 無料(在学期間中) |
JALカードnavi(VISA)は学生限定のクレジットカードで、18歳以上30歳未満の学生が対象です。
在学中は年会費無料やマイルの無期限有効期限、ツアープレミアムの年会費無料など様々な特典が利用できます。
入会時には2,000マイルがもらえるため、学生にとって魅力的なカードとなっています。
JALカード(20代限定JAL CLUB EST)
還元率 | 1.0% |
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国際ブランド | 税込7,700円~ |
JALカード(20代限定 JAL CLUB EST)は、4つのステータスのJALカードに追加サービスを提供する特別なカードです。
対象者は20歳以上30歳未満の方で、他のJALカードのステータスに応じた年会費を支払うことでこのカードにグレードアップできます。
このカードでは、入会搭乗ボーナスや毎年初回搭乗ボーナス、ボーナスマイルが増額され、マイルの有効期限も通常の36ヶ月から60ヶ月に延長されます。
毎年2,500マイルがプレゼントされ、サクララウンジを年5回まで無料で利用できるなど、多彩な特典が提供されています。
ただし、対象年齢層が限定されているため、20代の方に向けた特典となっています。
JALカードにある制度
JALカードの特徴は、クレジットカード利用だけでなく、JALの飛行機利用でもボーナスマイルが獲得できます。
他にもJALカードには以下の制度があります。
JALカードツアープレミアム制度
JALカードツアープレミアムに入会して年会費2,200円(税込)を支払い、フライトマイルにツアープレミアムボーナスマイルが追加されます。
これは通常の50%から70%のフライトマイルに比べて100%のマイルが常に貯まりり、最大で2倍のマイルを獲得できるメリットがあります。
JALカードショッピングマイル・プレミアム制度
「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に加入すると、ふだんのお買い物で貯まるマイルが通常の2倍になります。
ただし、カードの種類によっては年会費が別途4,950円(税込)かかるので注意が必要です。
他にも以下のようなものがあります。
JALカード家族プログラム | 家族プログラムに登録すると、家族がそれぞれ貯めたマイルを合算して交換できる。 |
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JALパッケージツアーの割引 | JALパッケージツアーの料金が最大で5%割引 |
空港内の免税店や店舗、機内での割引制度 | 空港内の提携ショップ、機内での利用で最大10%割引。 |
国内線予約専用デスク | 国内線予約時、JALカード会員だけの専用予約デスクを利用できる。 |
JALカードを利用するメリット
ここでは、JALカードのメリットについてご紹介します。
マイルが貯まりやすい
JALカードを保有すると、JALの飛行機に搭乗するだけでボーナスマイルが手に入ります。
通常のフライトで最大5,000マイル、毎年最初のフライトで最大2,000マイルが入手でき、搭乗ごとにフライトマイルの最大25%がボーナスとして追加されます。
さらに、「JALカードツアープレミアム」に加入すると、常に区間マイルが100%貯まります。
加えて、JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入すれば、ショッピングでも効率的にマイルが貯まります。
特にJALの飛行機を利用する機会が多い方には非常にお得なカードといえるでしょう。
マイルが合算できる
「JALカード家族プログラム」に登録すると、それぞれのマイルを合算することもできます。
マイル数が少ないと利用できる航路にも限りがありますが、マイルをまとめることで本当に必要な航空券と無理なく交換できます。
例えば、「ご主人が出張で貯めたポイントを夫婦の旅行で使う」といったこともできるようになります。
JALカードを利用するデメリット
JALカードにはさまざまなメリットがありますが、デメリットもあります。
ここでは、JALカードのデメリットについてご紹介します。
マイルのチケット交換には条件がある
JALマイルのチケット交換は、国際線が搭乗日の360日前、国内線が搭乗日の330日前から前日までと決められているので注意が必要です。
ちなみにANAマイルの場合は国際線が最大355日前からの交換、国内線が一斉予約となっているため、そうみるとJALの方が利便性は高いといえます。
マイルの有効期限は3年
JALカードのマイルは3年間有効で、航空券以外にも商品や提携先ポイントに交換できます。
ただし、最もお得なのは航空券への交換であり、3年に1度以上の旅行が必要です。
また、1年に1回以上のフライトがないと毎年の初搭乗ボーナスを受けられません。
したがってもし年1~2回以上などそこまで飛行機利用がない場合、JALカードの特典を最大限に活かすのは難しいでしょう。
ポイントの利用範囲が限定的である
JALマイルは普段の買い物で直接充当することが難しく、航空券に交換する意思が必要です。
そのため、日常的な支出にポイントを気軽に利用したい方には向いていません。
一方で、「無料で旅行を楽しみたい」「クレジットカードのポイントをまとめて使いたい」といった考えを持つ方にはJALカードが適しています。
ポイントを別のものに交換すれば、ショッピングに利用することもできるでしょう。
JALカードの申込方法
JALカードの申込方法には「WEBサイト」「郵送」の2つの方法があります。
ここでは、JALカードの申込方法についてご紹介します。
WEBサイトから申し込む場合
WEBサイトだと「JALカードオンライン入会」から申し込めます。
「オンライン口座振替サービス」を利用すると、申し込みをしてからカードが届くまでの期間を短縮できルメリットがあります。
- 申し込むカードのステータスを決める
- 提携カード会社を選ぶ(Mastercard、VISA、JCBほか)
- 規約の確認
- 申し込み情報を入力
- 受付完了
- 口座振替の設定
- 審査後、2~3週間でカード到着
ちなみに申し込みに必要な書類は以下のものとなります。
- 本人確認書類
- 金融機関の口座番号(本人名義)
- 勤務先住所、電話番号、入社年月
- JALマイレージバンクカード(持っている人のみ)
郵送の場合
JALカードを郵送で申し込むためには、「JALカード入会申込書」の請求フォームから必要事項を送信し、入会申込書を取り寄せることができます。
取り寄せ後、1週間ほどで入会申込書が手元に届きます。
入会申込書は書き損じる可能性があるため、余裕をもって取り寄せておくと良いです。
届いた申込書に必要事項を記入して返送し、申し込みから2~3週間ほどでカードが発行され、手元に届きます。
急ぎの場合は、ポストに投函する前にJALカードに電話で相談することができます。
JALカードの審査基準
JALカードへの申し込み条件は、各カードのステータスによって異なります。
「普通カード」は、高校生を除く18歳以上で、日本に生活基盤があり、国内での支払いが可能な方が対象です。
Suica提携の場合は電話での連絡が必要です。
アメリカン・エキスプレス・カードの選択時は、学生を除く本人または配偶者に安定した収入が求められます。
「CLUB-Aカード」は普通カードとほぼ同じ条件で、一方で「プラチナカード」は20歳以上でかつ本人に安定した収入が必要です。
また、「CLUB-Aゴールドカード」は各社のゴールドカード基準に準拠し、基本的には20歳以上で、本人に安定した収入が求められます(ダイナースカードは27歳以上)。
具体的な年収や信用情報に関する審査基準は非公開であり、審査通過の可否は申し込んでみないと分からない点に注意しなければけません。
これはJALカードに限らず、全てのクレジットカードで共通の事項です。
JALカードは旅行好きの方におすすめ!
今回はJALカードの種類やそれぞれの特徴、メリット・デメリットについて詳しくご紹介してきました。
JALカードはステータス変わりで現在のところ6種類のカードが展開されています。
年会費を安くすることのできるJALカードは「JALカード navi」です。
しかし上記のステータスは学生限定なので注意が必要です。
今回の記事を参考に、自分に合ったJALカードを見つけてみて下さいね。