JCBカードWは、対象店舗での利用で最大21倍のポイントが還元されるクレジットカードです。
18歳以上39歳以下(高校生を除く学生も可)であれば申し込み可能で、申し込みから最短5分で利用できます。
JCBカードWの申し込み資格
18歳以上39歳以下(高校生を除く学生も可)
39歳以下で申し込むことで40歳以降も年会費永年無料で利用できるため、初めてのクレジットカードにもおすすめです。
とは言っても「JCBカードWにデメリットはないの?」「他にどんな特徴があるの?」と疑問に感じる方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、「JCBカードWの特徴」「メリット・デメリット」を徹底解説します。
最後まで見ることで、「JCBカードW」に申し込むべきか否かが判断できますよ。
なおJCBカードWに限らず、クレジットカードを利用する際は審査を受ける必要があります。(下記引用参照)
クレジットを利用するためには、クレジット会社(2者間契約では販売会社)の審査を経なければなりません。クレジットの代金は後払いですので、この審査は消費者の「支払いをする能力=後日、クレジットの代金を支払ってくれるかどうか」を見極めるために行われます。個別方式のクレジットでも、クレジットカードでも手順は同様ですが、個別方式のクレジットでは「購入する商品の代金を契約どおりに支払えるかどうか」、クレジットカードでは、「カードの有効期間内に適切にカードを利用できるかどうか」を視点に 審査が行われます。
JCBカードWの基本情報
下記は、JCBカードWの基本情報です。
JCBカードWの基本情報 | |
---|---|
申し込み資格 | 18歳以上39歳以下(高校生を除く学生も可) ※40歳以降も継続可能 |
国際ブランド | JCB |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~10.5% |
ポイントの種類 | Oki Dokiポイント |
電子マネー | QUICPay |
追加カード(無料) | ETCカード・QUICPay・家族カード |
付帯保険 | 海外旅行保険(利用付帯) |
発行スピード | 最短5分(ナンバーレス) ※即時判定の受付時間9:00~20:00 |
ここからは、JCBカードWの「申し込み資格」「年会費」「ポイント還元率」「付帯保険」について詳しく解説します。
申し込み資格
JCBカードWは、18歳以上39歳以下(高校生を除く学生も可)の方であれば申し込み可能です。
JCBカードWの申し込み資格
18歳以上39歳以下(高校生を除く学生も可)
入会時に39歳以下であれば申し込みができ、40歳以降も継続利用可能です。
なお、生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)の方であれば、家族カードも利用できます。
年会費
JCBカードWの年会費は、永年無料です。
先述したように39歳以下であれば誰でも申し込みができ、40歳以降も永年無料で利用できます。
ポイント還元率
JCBカードWのポイント還元率は、1.0%~10.5%です。
通常のポイント還元率は1%と、他社カードと大きな変わりはありません。
ただし「JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗」での利用で、ポイント還元率がアップします。
下記は、パートナー店舗の一例です。
パートナー店舗 | 還元率 |
---|---|
セブンイレブン | 2.0% |
スターバックス(Starbucks eGift) | 10.5% |
スターバックスコーヒー (オンライン入金・オートチャージ) |
5.5% |
Amazon | 2.0% |
日本レンタカー | 3.5% |
パートナー店舗は、174件以上あります。
JCB ORIGINAL SERIESパートナーサイトから「ポイントアップ登録(無料)」ボタンを押すだけで、ポイントがアップします。
付帯保険
JCBカードWは、利用付帯で海外旅行傷害保険が適用されます。
JCBカードWの海外旅行傷害保険(利用付帯)
- 死亡・後遺障害:最高2,000万円
- 治療費用:1回につき最高100万円
- 賠償責任:1回につき最高2,000万円
- 携行品損害:旅行中の場合は最高20万円(保険期間中は最高100万円)
- 救援者費用等:最高100万円
加えてJCBカードで購入した商品を、購入日から90日間以内に偶然な事故により被った損害を補償してくれる「ショッピングガード保険」も利用できます。
ショッピングガード保険は、国内のショッピングにも利用可能です。
JCBカードWの特徴
ここからは、JCBカードWの特徴を詳しく解説します。
下記で詳しく解説します。
最短5分で発行可能
ナンバーレスのデジタルカードであれば、申し込みから最短5分でJCBカードWが利用可能です。
「カード番号あり」の場合、申し込みからカードが自宅に届くまでに約1週間ほどかかります。
ナンバーレス | カード番号あり | |
---|---|---|
利用できるまでの期間 | 最短5分※ | 1週間程度 |
その点ナンバーレスを選択した場合、「即モバ」入会ですぐにクレジットカードが利用できるのです。
今すぐにでもクレジットカードが必要という方は、ナンバーレスタイプを選択しましょう。
「即モバ」入会の場合、カード本体は1週間程度で届きます。
※受付時間:9時〜20時
受付時間外の場合、翌日受付となります。
通知機能付きのアプリで使い過ぎを防止できる
JCBカードWは「MyJCBアプリ」に、使い過ぎを防ぐ「使いすぎアラート」を設定できます。
使いすぎアラートは、「毎回通知」または「通知金額指定」に設定可能です。
使いすぎアラート
- 毎回通知→使用するたびに通知が届く
- 通知金額指定→設定金額以上を利用した場合に通知が届く
たとえば5,000円で通知金額指定にした場合、5,001円以上の決済直後に通知が届きます。
JCBカードWは、クレジットカードを使いすぎてしまう方にも最適なカードです。
安心のナンバーレス
JCBカードWは「ナンバーレス」と「番号あり」の2種類のカードがあります。
ナンバーレスは番号が印字されていないため、「番号あり」に比べて安心して利用できます。
ただし「番号あり」カードも番号は裏面に印字されているため、表に印字されているカードよりも安心です。
JCBカードWの種類
- ナンバーレス→カード番号の印字なし
- 番号あり→カード番号は裏面に印字
とにかく安心して利用したい方は「ナンバーレス」、番号も確認したいという方は「番号あり」がおすすめです。
パートナー店舗での利用でポイント最大21倍
JCBカードWは、パートナー店舗での利用でポイント還元率が最大21倍になります。
先述したようにパートナー店舗は174件以上あるため、普段使いにもおすすめです。
パートナー店舗の一例 | 還元率 |
---|---|
セブンイレブン | 2.0% |
スターバックス(Starbucks eGift) | 10.5% |
スターバックスコーヒー (オンライン入金・オートチャージ) |
5.5% |
Amazon | 2.0% |
日本レンタカー | 3.5% |
タッチ決済対応
JCBカードWは、タッチ決済にも対応したカードです。
タッチ決済対応マークのある店舗で、カードを端末にかざすだけで支払えます。
さらに「Apple Pay」「Google Pay」に登録することで、スマートフォンをかざすだけで支払うことも可能です。
JCBカードWの決済
- タッチ決済対応
- 「Apple Pay」「Google Pay」に登録することで、スマホだけで決済が可能
そのため、カードを取り出す手間が省け、より便利でスピーディに決済できます。
JCBカードWのデメリット
多くのメリットがあるJCBカードWですが、人によっては下記の点はデメリットに感じてしまう可能性があります。
下記で詳しく解説します。
年齢が40歳以上の方は契約できない
デメリット1つ目は、「年齢が40歳以上の方は契約できない」点です。
JCBカードWの申し込み条件は「18歳以上39歳以下(高校生を除く学生も可)」のため、40歳以上の方は申し込みできません。
JCBカードWの申し込み条件(本会員)
18歳以上39歳以下(高校生を除く学生も可)
なお先述したように、39歳以下で申し込めば40歳以上になっても利用可能です。
インビテーション対象外
デメリット2つ目は、「インビテーション対象外」である点です。
インビテーションとは
カード会社で定められた基準を満たしたカード利用者に対して、カード会社がグレードアップの招待を送ること
つまりどれだけ利用しても、カードのグレードは上がらないということです。
そのためJCBカードWは、クレヒス(クレジットカードの利用・返済実績などの信用情報)を貯めて、カードのグレードアップを狙う方には向いていない可能性があります。
海外では利用できない可能性がある
デメリット3つ目は、「海外では利用できない可能性がある」です。
JCBは日本のクレジットカードブランドであるため、海外では利用できない店舗が存在します。
クレジットカード5大ブランド | 特徴 |
---|---|
JCB | 日本生まれの国際ブランド ハワイや韓国、台湾、グアムなどで利用可能 |
VISA | アメリカ圏に強く、シェアNo.1 |
Mastercard | ヨーロッパ圏に強い |
American Express | ハイステータス国際ブランド |
Diners Club | 世界初のクレジットカードでステータスが高い |
そのため海外旅行でクレジットカードを利用したい方にとっては、不便に感じる可能性があるのです。
ただし、近年では海外でもJCBが利用できる店舗も増えています。
特に日本人に人気のあるハワイ・韓国・台湾・グアムなどは、JCBカードWが利用できる店舗が多いですよ。
JCBカードWのメリット
ここからは、JCBカードWの特徴を踏まえたメリットを紹介します。
JCBカードWのメリット
- 毎月の利用合計でポイントが付与される
- ポイントの二重取りが可能
- ナンバーレスタイプなら最短5分で発行可能
- セキュリティ機能・旅行保険が充実している
下記で詳しく解説します。
毎月の利用合計でポイントが付与される
メリット1つ目は、「毎月の利用合計でポイントが付与される」点です。
一般的なクレジットカードのポイントは、「1,000円決済ごとに1ポイント付与」が多いです。
その点JCBカードWは、毎月の利用合計でポイントが付与されます。
つまり1回の決済金額が1,000円未満でも、毎月の合計利用金額が1,000円以上であればポイントが付与されるということです。
ポイント | |
---|---|
JCBカードW | 1回目:900円 2回目:200円 →合計1ポイント |
1,000円決済ごとに1ポイント付与のカード | 1回目:900円 2回目:200円 →合計0ポイント |
JCBカードWは毎月の利用合計でポイントが付与されるため、少額決済にもおすすめのカードです。
ポイントの二重取りが可能
メリット2つ目は、「ポイントの二重取りが可能」な点です。
JCBカードWはキャッシュレス決済サービス(d払い・au PAY・QUICPay)に連携させて利用すると、ポイントの二重取りが可能です。
たとえばQUICPayのチャージをJCBカードWで行い、セブンイレブンで決済すると、「nanacoポイント」と「oki dokiポイント」が付与されます。
特にパートナー店舗での利用でポイントアップ対象になるため、さらにお得に利用できます。
ナンバーレスタイプなら最短5分で発行可能
メリット3つ目は、「ナンバーレスタイプなら最短5分で発行可能」な点です。
先述したように一般的なカードの場合、申し込みからカードが利用できるまで1週間程度かかります。
その点JCBカードWのナンバーレスであれば、申し込みから最短5分で利用可能です。
ナンバーレス | カード番号あり | |
---|---|---|
利用できるまでの期間 | 最短5分※ | 1週間程度 |
セキュリティ機能・旅行保険が充実している
メリット4つ目は、「セキュリティ機能・旅行保険が充実している」点です。
JCBカードWは、不正利用がないかを24時間365日いつでも監視されています。
また盗難・紛失があった場合、全額補償してくれるため、安心して利用可能です。※
また先述したように、「海外旅行傷害保険(利用付帯)」・「ショッピングガード保険」なども利用できます。
JCBカードWのセキュリティ機能・旅行保険
- 不正利用がないかを24時間365日いつでも監視
- 盗難・紛失があった場合、全額補償
- 海外旅行傷害保険(利用付帯)
- ショッピングガード保険
※会員規約違反や故意または過失等がある場合は、補償対象外
JCBカードWの申し込み〜利用までの流れ
JCBカードWの申し込み〜利用までの流れは、下記の通りです。
なお、先述したようにJCBカードW「ナンバーレス」であれば、申し込みから最短5分でカードが利用可能です。
基本的な流れは同じであるものの、下記では「ナンバーレス」の利用までの流れを解説します。
インターネットで申し込む
まずJCBカードWのHPから申し込みを行います。
ナンバーレスを希望の方は「ナンバーレスを申し込む」を、番号ありカードを希望の方は「番号ありを申し込む」を選択しましょう。
- ナンバーレスを希望の方→「ナンバーレスを申し込む」を選択
- 番号ありカードを希望の方→「番号ありを申し込む」を選択
なお、JCBカードWは9:00〜20:00までの間であれば、即時判定(即時審査)が受けられます。
JCBカードW | |
---|---|
即時判定の受付時間 | 9:00〜20:00 ※受付時間外の場合、翌日受付 |
審査
申し込みが完了したら、審査が行われます。
明確な審査基準は公表されていないものの、申込対象条件から審査は比較的柔軟であると予想できます。
JCBカードWの申し込み資格
18歳以上39歳以下(高校生を除く学生も可)
MyJCBをダウンロード
審査に通ったら、MyJCBをダウンロードします。
初回のみ、下記の本人確認書類(顔写真付き)で本人確認が実施されます。
本人確認書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
本人確認が完了したら、アプリ内にカード番号が表示されます。
アプリ内にカード番号が表示された時点で、JCBカードWが利用できます。
自宅にカードが届く
カード本体は審査完了後、約1週間で自宅に届きます。
なおJCBカードWは「カード決済」だけでなく、「スマホ決済」にも対応しています。
JCBカードWがおすすめな人
JCBカードWがおすすめな人は、下記の通りです。
下記で詳しく解説します。
39歳以下で年会費無料のクレカが欲しい方
39歳以下で年会費無料のクレカが欲しい方は、JCBカードWがおすすめです。
年会費がかかるクレジットカードは持っているだけでコストが発生するものの、年会費無料のJCBカードWは一生涯会費を取られることはありません。
加えてJCBカードWはポイント還元率が高いため、コストをかけずに年会費無料のクレジットカードのメリットを享受できます。
JCBカードWは、初めてのクレジットカードにも最適です。
ポイント還元率が高い対象店舗をよく利用する方
JCBカードWは、JCBカードWのパートナー店舗を利用する方におすすめです。
JCBカードWのパートナー店舗での利用で、最大21倍のポイントが付与されます。
JCBカードWのパートナー店舗
- セブンイレブン
- スターバックス
- Amazon
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- 高島屋
- ビックカメラ
- くら寿司など
定期的にポイントアップ祭りも開催されているため、よりポイントが貯めやすいです。
JCBカードWとJCBカードSの違い
JCBカードWと似たクレジットカーで「JCBカードS」があります。
主な違いは、下記の通りです。
JCBカードW | JCBカードS | |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
通常還元率 | 1% | 0.5% |
申し込み条件 | 18歳以上39歳以下(高校生を除く学生も可) | 18歳以上(高校生を除く学生も可) |
特別優待 | なし | クラブオフ(各種割引) |
ディスプレイ補償 | なし | 年間3万円 |
下記ではそれぞれの違いを詳しく解説します。
通常還元率の違い
JCBカードWとJCBカードSの違い1つ目は、「通常還元率」です。
通常還元率
- JCBカードW→1%
- JCBカードS→0.5%
JCBカードWとJCBカードSは、通常還元率が0.5%も違います。
通常還元率が高いカードを選ぶことで、普段の買い物でもお得のポイントが貯められますよ。
申し込み条件の違い
JCBカードWとJCBカードSの違い2つ目は、「申し込み条件」です。
申し込み条件
- JCBカードW→18歳以上39歳以下(高校生を除く学生も可)
- JCBカードS→18歳以上(高校生を除く学生も可)
JCBカードWとJCBカードSは両方とも、18歳以上であれば申し込み可能です。
ただしJCBカードWは、39歳以下でなければ申し込みできません。
特別優待・ディスプレイ補償の違い
JCBカードWとJCBカードSの違い3つ目は、「特別優待・ディスプレイ補償の違い」です。
JCBカードSはグルメやショッピングなど、国内外20マン以上の施設で割引が適用される「クラブオフ」が利用できます。
クラブオフ
- イオンシネマ
- 横浜・八景島シーパラダイスなど
JCBプレミアムカードでしか受けられない割引が「JCBカードS」で利用できます。
JCBカードWの最大の特徴はポイント還元率!
JCBカードWの最大の特徴は、ポイント還元率です。
パートナー店舗での利用で、最大10.5%のポイントが還元されます。
パートナー店舗の一例 | 還元率 |
---|---|
セブンイレブン | 2.0% |
スターバックス(Starbucks eGift) | 10.5% |
スターバックスコーヒー (オンライン入金・オートチャージ) |
5.5% |
Amazon | 2.0% |
日本レンタカー | 3.5% |
また18歳以上39歳以下(高校生を除く学生も可)であれば申し込み可能なため、初めてのクレジットカードにもおすすめです。
今回の記事を参考にJCBカードWを検討してみてはいかがでしょうか。