楽天銀行住宅ローン審査は厳しい?審査基準や手続きの流れも解説

楽天銀行住宅ローン

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住宅ローン

楽天銀行の住宅ローンというと、大人気のフラット35の他に楽天銀行オリジナル住宅ローンも魅力的な金利設定と諸費用の安さで人気を集めています。

【フラット35】は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する最長35年の全期間固定金利の住宅ローンです。資金の受取時に返済終了までの借入金利と返済額が確定するため、長期にわたるライフプランが立てやすくなります。

引用元:【フラット35】借入れをご検討の方

しかし、楽天銀行住宅ローンの審査基準について詳しく知っている人は少ないでしょう。

この記事では、楽天銀行住宅ローン審査基準や審査通過するコツについて詳しく解説します。

審査の流れについても解説しているため楽天銀行住宅ローンの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

この記事で分かること
  • 楽天銀行住宅ローンは低金利で融資を受けられる
  • 審査は仮審査と本審査の2種類ある
  • 審査落ちする人の特徴
  • 審査通過するためにおさえるポイント
Pick UP
PayPay銀行住宅ローン
PayPay銀行住宅ローン
金利(変動)
年0.315%
借入可能額
500万円~2億円
借入期間
最長35年
事前審査スピード
当日~5営業日
本審査期間
3~10営業日
事務手数料
借入金額×2.20%
企業名
PayPay銀行株式会社
変動金利が国内最低水準
  1. 楽天銀行住宅ローンの特徴
    1. 低金利でトータルコストがおさえられる
    2. 楽天サービスとの相性がよい
    3. 収入合算ができる
      1. 収入合算したい人にはメリット大
  2. 楽天銀行住宅ローンの金利
    1. 楽天銀行住宅ローンの金利
    2. 楽天銀行住宅ローンの金利の特徴
    3. 金利タイプの変更
  3. 楽天銀行住宅ローンの審査基準
    1. 審査には事前審査と本審査がある
  4. 楽天銀行住宅ローンの審査で見られる5つの項目
    1. 年齢
    2. 年収
    3. 職業
    4. 勤続年数
    5. 健康状態
      1. 楽天銀行住宅ローンの団信について
  5. 楽天銀行住宅ローンの審査に落ちる人の3つの特徴
    1. 年収が低い
    2. 返済比率が高い
    3. 信用情報に傷がある
  6. 楽天銀行住宅ローンの審査に通過するコツ
    1. 返済比率にゆとりを持たせる
    2. 信用情報に気をつける
  7. 楽天銀行住宅ローンの審査の流れ
    1. STEP1:事前審査申し込み
    2. STEP2:事前審査の結果通知
    3. STEP3:本審査申し込み
    4. STEP4:本審査の結果通知
    5. STEP5:口座振替依頼書の提出
    6. STEP6:契約書類の送付
    7. STEP7:融資実行
  8. 楽天銀行住宅ローンの審査に必要な書類
    1. 事前審査で必要な書類
    2. 本審査で必要な書類
    3. 適合証明書が必要な場合もある
  9. 楽天銀行住宅ローンがおすすめの人の特徴
    1. 金利や諸費用をできる限り抑えたい人
    2. 繰上げ返済・一括返済をする予定の人
    3. つなぎ融資が必要な人
  10. 楽天銀行住宅ローンに審査落ちした場合
    1. 担保物件を変更する
    2. 頭金を増やす
    3. ほかの住宅ローンを検討する
  11. 楽天銀行住宅ローンの審査基準を満たして審査を通過しよう

楽天銀行住宅ローンの特徴

楽天銀行住宅ローン

総合★★★★★ 4.0
リスク回避
便利
人気度
一般団信
楽天銀行住宅ローン基本情報
金利(変動) 年0.556%~
団体信用生命保険

50%保障がん団信/100%保障がん団信/全疾病特約付団信

事前審査スピード 最短翌日
本審査期間 約1~2週間程度
事務手数料 330,000円(税込)
※2024/03/26時点の情報です
★おすすめポイント
楽天スーパーポイントが貯まりやすい

項目 内容
借入金額 変動金利・固定金利 500〜1億円

全期間固定金利 100〜8,000万円

金利タイプ 変動金利

固定特約

全期間固定金利

保証料 無料
事務手数料 変動金利 一律330,000円

フラット35 借入額×1.10%

繰り上げ返済手数料 無料
楽天銀行住宅ローンの特徴は、以下の通りです。
  • 低金利でトータルコストがおさえられる
  • 楽天サービスとの相性がよい
  • 収入合算ができる
それぞれの特徴について、詳しく解説していきます。

低金利でトータルコストがおさえられる

楽天銀行の住宅ローンでは、さまざまな金利プランが用意されています。

中でも変動金利や5年固定金利は低金利であり、業界最低水準を保っています。

金利が低ければ低いほど、返済は楽になっていきますから嬉しいポイントですね。

さらに事務手数料などの諸費用が安いのも、楽天銀行住宅ローンの大きなメリットです。

楽天サービスとの相性がよい

楽天のサービスを利用している方なら、よりお得に住宅ローンが利用できます。

住宅ローンの新規お借入れで楽天ポイントがもらえたり、ハッピープログラムの会員ステージがあがるなどの特典があるのです。

より楽天のサービスをお得に使えるようになるため、ぜひとも活かしたいサービスでしょう。

楽天銀行住宅ローンをきっかけに各種楽天のサービスを始めるのもオススメです。

収入合算ができる

楽天銀行住宅ローンでは、ペアローンの取り扱いはありませんが収入合算に関しては利用者にかなり優しい条件となっています。

収入合算の条件は以下の通りです。

  • 収入合算できるのは申込者の配偶者のみ
  • 借入時年齢は65歳4ヶ月まで、完済時年齢79歳までの人

なお、申込者と婚約中の人も、「連帯債務者になって物件に居住する」という条件を満たしていれば収入合算が可能です。

収入合算したい人にはメリット大

住宅ローンで収入合算をする場合は、合算者も住宅ローンの利用条件をクリアしていなければならないケースが多いです。

正社員しか利用できない住宅ローンの場合、合算者も正社員であり、年収条件を満たしていなければなりません。

楽天銀行住宅ローンのように、パートや派遣社員の収入を全額合算できるのは大変珍しいといえるでしょう。

パートをしている配偶者と収入合算したい人は要チェックです。

ただし、収入合算者の年収の50%を超える金額を合算する場合は、借入期間が希望よりも短縮される場合があります。

楽天銀行住宅ローンの金利

楽天銀行の住宅ローンは、変動金利・固定金利・全期間固定金利の3種類です。

基本の金利は変動金利で、いつでも好きなときに固定金利を選択することが可能です。

楽天銀行住宅ローンの金利

変動金利 年0.583%~年1.233%
固定金利
  • 2年:年1.047%~年1.697%
  • 3年:年1.140%~年1.790%
  • 5年:年1.298%~年1.948%
  • 7年:年1.468%~年2.118%
  • 10年:年1.690%~年2.340%
フラット35金利 融資比率90%以下

15年以上〜20年以下 団信あり年1.43% 団信なし 年1.23%

21年以上〜35年以下 団信あり年1.82% 団信なし 年1.62%

※2024年4月時点

楽天銀行住宅ローンの変動金利と5年固定金利は、業界でも最低水準を実現しています。

楽天銀行住宅ローンの金利の特徴

住宅ローンでは、基準金利から優遇金利を差し引いた金利(実質金利)が適用されます。

メガバンクや地方銀行などの一般銀行の住宅ローンでは、基準金利から差し引く優遇金利に幅をもたせているケースが一般的です。

しかし、楽天銀行のようなネット銀行の住宅ローンで優遇金利に幅を持たせているのは珍しいです。

どのくらい金利が優遇されるかは申込内容や審査によって決定されるので、本審査に通過するまで最終的な金利は分かりません。

せっかく本審査に通過しても、予想していたより高い金利が適用される可能性があることは留意しておきましょう。

楽天銀行住宅ローンは楽天銀行以外の銀行口座からも返済可能ですが、楽天銀行以外の口座を返済口座に指定すると金利が0.3%上乗せされます。

借入金額や返済期間によっては象返済額が数十万円から数百万円も違ってきます。

楽天銀行住宅ローンを利用するのなら、必ず前もって楽天銀行に口座を開設しておきましょう。

金利タイプの変更

楽天銀行住宅ローンでは、変動金利はいつでも固定金利に変更可能です(2年、3年、5年、7年、10年から選択可)。

ただし、固定金利期間中は変動金利への変更はできませんので、注意してください。

なお、金利タイプの変更手数料は無料です。

楽天銀行住宅ローンの審査基準

楽天銀行住宅ローンに限らず、ネット銀行住宅ローンは一般的な銀行住宅ローンと比べて審査が厳しいです。

楽天銀行住宅ローンは、審査が厳しいといわれるネット銀行の中でも年収条件が厳しくて返済比率も低めですから、審査の難易度は高めだといえるでしょう。

しかし、年収条件をクリアしていて他に借金もなければ、審査に通過することは難しくはありません。

審査には事前審査と本審査がある

楽天銀行住宅ローンの審査には、事前審査と本審査があります。事前審査は、Webから借り入れ希望額と借り入れ期間、前年度年収の入力をおこないます。

事前審査は簡易的に審査をおこなうだけで、必ず借り入れできるわけではありません。事前審査で申告した内容に間違いがないか、より細かく確認するのが本審査です。

仮審査を通過できた場合でも、本審査で落ちる可能性があることも把握しておいてください。

楽天銀行住宅ローンの審査で見られる5つの項目

楽天銀行の審査基準をチェックしていきましょう。

  • 年齢
  • 年収
  • 職業
  • 勤続年数
  • 健康状態

年齢

楽天銀行住宅ローンは、借入時年齢が65歳6ヶ月まで、完済時年齢満80歳未満の方が利用できます。

年齢条件は他の銀行住宅ローンとほぼ同様で、一般的なものといえます。

ただし、借入時年齢や完済時年齢は高くなればなるほど審査に通過しにくくなります。

年齢が高めの人は、借入金額や借入期間をできるだけ抑えて審査に申し込みする方がいいでしょう。

年収

楽天銀行住宅ローンは、フラット35を利用する場合なら年収100万円程度でも借入可能で大変利用しやすいです。

ところが、金利選択型の住宅ローンは、前年の年収(自営業の人は申告所得)が連帯債務者合算で400万円以上なければ申し込みできません。

公務員や大企業に勤務している人を対象にした住宅ローンだということが分かります。

年収条件としてはかなり厳しめだといえるでしょう。

職業

パートやアルバイトの人は、楽天銀行住宅ローンの審査には申し込みできません。

正社員であっても申込者自身が病気やケガで休職中なら、やはり申し込みできません。

連帯債務者としてなら申し込みはできるものの、収入はないものとして審査が行われます。

勤続年数

楽天銀行住宅ローンの審査では、特に勤続年数は問われません。

転職してから間もない場合は、現在の勤務先から給与証明(転職・休職用)を発行してもらい、証明された金額からその年の年収を算定します。

ただし、転職後1年未満の場合は、すべての職歴が記載された職歴書の提出も求められます。

転職を繰り返していると審査に影響する可能性がありますので、転職後1年以上経過してから申し込みをすることをお勧めします。

健康状態

楽天銀行住宅ローンを利用する際には、楽天銀行が指定する団体信用生命保険への加入が必須です。

団体信用保険に加入できなければ、楽天銀行住宅ローンは利用できないでしょう。

また、楽天銀行住宅ローンでは加入条件が緩やかなワイド団信の取り扱いもありません。

健康に不安がある人はワイド団信を取り扱っている銀行住宅ローンの利用を検討するのもよいでしょう。

楽天銀行住宅ローンの団信について

楽天銀行住宅ローンの団体信用生命保険は、無料で付けられる特約が充実しています。

楽天銀行住宅ローンの団信の詳細は以下の通りです。

死亡した時、所定の高度障害状態に該当した時

余命6ヶ月以内と診断された時

所定の就業不能状態が1年を超えて継続した時

所定のがんと診断された時

ローン残高ゼロ円

毎月27日の時点で所定の就業不能状態が15日を超えて継続していれば、毎月のローン返済額も保障してもらえます。

その他、楽天銀行住宅ローンには、金利に0.2%上乗せすれば所定のがんと診断された時にはローン残高が0円になる「がん100%保障」の取り扱いもあるのです。

楽天銀行住宅ローンの審査に落ちる人の3つの特徴

楽天銀行住宅ローンの審査に落ちる人の特徴は以下の通りです。

  • 年収が低い
  • 返済比率が高い
  • 信用情報に傷がある

審査に落ちる人の特徴をおさえて、当てはまる項目は改善していきましょう。

当てはまる項目がある方は、今すぐ申し込むことは賢明でないかもしれません。

年収が低い

楽天銀行住宅ローンを利用するためには、そもそも申し込み条件を満たす必要があります。

申し込み条件の中でも注意しておきたいのが、前年の年収が400万円以上という項目です。

住宅ローンの中には年収100万円以上であればOKのところもありますが、楽天銀行の場合400万円以上の年収があることが必須条件となります。

そのため年収400万円以下の方は、審査に落ちてしまうでしょう。

返済比率が高い

返済比率とは、年収に対する年間の返済額の割合です。

比率が高ければ高いほど、収入のほとんどが返済で消えてしまうことを意味します。

住宅ローンに申し込めば、その比率はさらに上がります。

返済が滞るリスクが高くなるため、返済比率が高い人は審査で落とされてしまう可能性が高いでしょう。

信用情報に傷がある

審査では信用情報もみられますから、問題が発覚すれば審査で落とされます。

信用情報に傷がつく場合は、以下のことをおこなった時です。

  • ローンやクレジットの返済で1日~2日程度の遅延がたびたびある
  • キャッシング枠のついたクレジットカードを何枚も持っている
  • 消費者金融から借り入れがある

返済の遅延や過去に大きな金融トラブルを起こしていれば、問題として記録されてしまいます。

楽天銀行住宅ローンの審査に通過するコツ

楽天銀行住宅ローンの審査に通過するコツをご紹介します。

楽天銀行住宅ローンの審査に通過するコツは以下のとおりです。

  • 返済比率にゆとりを持たせる
  • 信用情報に気をつける

返済比率にゆとりを持たせる

楽天銀行住宅ローンは年収基準や返済比率を公式ページに記載しています。

前年の年収 400万円以上
返済比率 30%~35%

わざわざ具体的な数字を公表しているのですから、返済比率の基準はしっかり守りましょう。

返済比率の上限は、楽天銀行が申込内容を見て審査の過程で決定します。

借入希望額は、返済比率が30%以下になるように設定しましょう。

返済比率ギリギリいっぱいの金額にしてしまうと、審査に通過しにくくなる可能性があります。

返済比率にはゆとりを持たせておく方が無難です。

信用情報に気をつける

どんなに大企業に勤めていていくら年収が多くても、信用情報に問題があれば住宅ローン審査には通過しにくくなります。

過去数年以内に長期延滞や債務整理などをしている場合は、当然、楽天銀行住宅ローンの審査には通過できません。

楽天銀行住宅ローンは、他の銀行住宅ローンよりも信用情報に対して厳しい傾向です。

  • ローンやクレジットの返済期日は必ず守る
  • 不要なクレジットカードは解約する(キャッシング枠は利用していなくても借金をしているものとみなされる)
  • 金利の高い消費者金融からの借り入れは完済、解約する(お金に困っている、計画性がないという印象を与えてしまう)

など、審査に通過するためにも早めに対策を講じてください。

楽天銀行住宅ローンの審査の流れ

楽天銀行住宅ローン

  1. 事前審査申し込み
  2. 事前審査の結果通知
  3. 本審査申し込み
  4. 本審査の結果通知
  5. 口座依頼書の提出
  6. 契約書類の送付
  7. 融資実行

楽天銀行住宅ローンの審査の流れを簡単にまとめてみました。

STEP1:事前審査申し込み

楽天銀行の公式ページから、楽天銀行住宅ローンの事前審査に申し込みをします。

STEP2:事前審査の結果通知

事前審査の結果がメールで送られてきます。

事前審査に通過すると、楽天銀行から申込書類が送付されます。

本審査に必要な書類を準備しておきましょう。

STEP3:本審査申し込み

申し込み書類に必要事項を記入し、必要書類を同封して楽天銀行に郵送します。

楽天銀行で書類一式がすべてそろっていることが確認されると、本審査に入ります。

申込書類や必要書類に不備があると手続きに時間がかかるので、提出前には記載内容に誤りがないか、必要書類が不足していないかなど充分に注意してください。

事前審査の申込から本審査への申込までにかかる時間の目安は、およそ5日~10日程度です。

STEP4:本審査の結果通知

本審査には1週間~2週間程度の時間がかかります。

審査が終了すると審査結果が電話かメールで連絡されます。

STEP5:口座振替依頼書の提出

本審査に通過したら、以下の書類を楽天銀行に提出しましょう。

  • 口座振替依頼書
  • 契約書作成に関する連絡書類

提出後、口座振替の手続きが進められます。

STEP6:契約書類の送付

口座振替依頼の手続き完了後に、楽天銀行より契約書類一式が送付されます。

契約書は、すでに具体的な内容があらかじめ印刷されています。

契約書類に押印して、借入希望日の6営業日前までに楽天銀行に返送してください。

STEP7:融資実行

楽天銀行で契約書類の確認後、指定口座に借入金が振り込まれます。

楽天銀行から契約書類一式が送付されてから融資が実行されるまでにかかる時間は、およそ2週間~3週間程度です。

楽天銀行住宅ローンの審査に必要な書類

楽天銀行の住宅ローンに申し込んだ後、審査時に必要な書類を提出しなければなりません。

すぐに対応できるよう、提出書類が何かを確認して準備しておきましょう。

楽天銀行住宅ローンの審査に必要な書類は以下のとおりです。

事前審査で必要な書類 なし
本審査で必要な書類 本人確認書類
収入証明書類
生命保険関連書類
物件関連書類
フラット35を利用する場合に必要な書類 適合証明書

事前審査と本審査、それぞれで必要な書類は何かを解説します。

事前審査で必要な書類

楽天銀行住宅ローンの事前審査では、書類提出はありません

申し込む時に、必要な情報を入力していけばOKです。

間違えて異なる情報を入力しないよう、見直しを忘れないようにしましょう。

年収や勤務先の情報がわかる書類が手元にあるとスムーズに入力できますよ。

本審査で必要な書類

本審査では、いくつか書類提出を求められます。

提出する書類は、以下の通りです。

  • 本人確認書類
  • 収入証明書類
  • 生命保険関連書類
  • 物件関連書類

特に物件関連書類は数が多くなりますから、出し忘れがないようにしましょう。

また他に借入がすでにある場合は、借入明細の提出も必要です。

適合証明書が必要な場合もある

フラット35を利用する場合、適合証明書の提出が必要です。

楽天銀行に限らず、フラット35は適合証明書の提出が必須となっています。

住宅金融支援機構の定めた基準を満たした物件であることを証明する必要があるのです。

適合証明書は、5~10万円で不動産会社・建築会社に発行してもらえますよ。

楽天銀行住宅ローンがおすすめの人の特徴

楽天銀行住宅ローンに向いている人は、以下の人です。

  • 金利や諸費用をできる限り抑えたい人
  • 繰り上げ返済・一括返済をする予定の人
  • つなぎ融資が必要な人

金利や諸費用をできる限り抑えたい人

ネット銀行住宅ローンでは、事務手数料を借入金額の2%程度に設定しているケースが多いです。

例えば、借入金額が5,000万円なら事務手数料は110万円もかかるわけです。

しかし、楽天銀行住宅ローンなら事務手数料は33万円で済みますので、かなり負担を抑えられます。

その他の費用に関しても楽天銀行住宅ローンは、以下の費用負担がありません。

  • 保証料
  • 繰上げ返済手数料
  • 団信用生命保険料

変動金利、5年固定金利が業界トップクラスの低さでありながら、諸費用も低く抑えられるのは非常に魅力的です。

金利、諸費用ともに抑えたい人には、楽天銀行住宅ローンはピッタリの商品だといえるでしょう。

繰上げ返済・一括返済をする予定の人

楽天銀行住宅ローンは、一部繰上げ返済、一括返済ともに手数料無料となっています。

繰上げ返済の手数料がかからない住宅ローンは多いですが、一括返済の手数料も無料の住宅ローンはなかなかありません。

繰上げ返済や一括返済をする予定でいる人には、かなり魅力的だといえるでしょう。

インターネットか電話であらかじめ繰上げ返済の予約をしておけば、毎月の口座引き落とし日に通常の返済額と合わせて引き落としされます。

繰上げ返済は1回につき1万円以上から可能ですが、以下の点には注意しましょう。

  • 繰上げ返済できるのは月に一度だけ
  • 手続きをしても即時に反映されない

注意点に気をつければ、便利に利用できます。

つなぎ融資が必要な人

通常、住宅ローンは物件が完成した後に融資が行われます。

しかし、注文住宅を購入する場合は、土地購入時や着工時、上棟時など物件が完成する前にも数度に分けて費用を支払わなければなりません。

費用を頻繁に支払う際に利用されるのが「つなぎ融資」です。

ネット銀行ではつなぎ融資の取り扱いがほとんどありませんが、楽天銀行ではつなぎ融資も取り扱っています。

原則として、つなぎ融資と住宅ローンは同じ銀行のものを利用することになっています。

金利が低い住宅ローンを利用したいけど、つなぎ融資も必要だという人には楽天銀行住宅ローンがおすすめです。

つなぎローンは住宅ローンとは別建てで借りますので、事務手数料として11万円、その他に印紙代などがかかります。

楽天銀行住宅ローンに審査落ちした場合

楽天銀行住宅ローンの審査は、必ず通過できるとは限りません。

審査に落ちてしまえば、楽天銀行の住宅ローンを組めなくなってしまいます。

もちろん再チャレンジすることはできますが、やみくもに申し込むだけでは再び審査に落ちてしまう可能性が高いでしょう。

ここでは楽天銀行住宅ローンの審査に落ちてしまった時の対処法をまとめました。

楽天銀行住宅ローンに審査落ちした場合の対処法は以下のとおりです。

  • 担保物件を変更する
  • 頭金を増やす
  • ほかの住宅ローンを検討する

担保物件を変更する

担保物件が原因で審査に落ちる可能性があるため、物件を変更すれば審査に通るかもしれません

自分のステータスに問題はないはずなのに、審査に落ちてしまった場合は物件の見直しをしましょう。

どのような物件を選べばいいかは、不動産会社に相談しながら検討していきたいですね。

頭金を増やす

頭金はできるだけ用意して申し込むようにしましょう。

審査に落ちる要因として、借入金額が大きすぎることが挙げられます

返済比率が高くなってしまうため、住宅ローンの返済が苦しくなるだろうと判断された可能性があるのです。

返済能力があると証明するためにも頭金を増やすことで、借入金額を減らしましょう。

返済比率が30%以下になるよう調整できると良いですね。

ほかの住宅ローンを検討する

住宅ローンは楽天銀行以外にもさまざまな金融機関が提供しています。

楽天銀行だけでなく、他の住宅ローンにも目を向けてみましょう。

また住宅ローンに複数申し込み、同時並行で審査してもらうのもオススメです。

楽天銀行住宅ローンの審査基準を満たして審査を通過しよう

Pick UP
PayPay銀行住宅ローン
PayPay銀行住宅ローン
金利(変動)
年0.315%
借入可能額
500万円~2億円
借入期間
最長35年
事前審査スピード
当日~5営業日
本審査期間
3~10営業日
事務手数料
借入金額×2.20%
企業名
PayPay銀行株式会社
変動金利が国内最低水準

楽天銀行住宅ローンは、金利だけでなく諸費用も安く済ませられるのが魅力です。

また、充実した団信の保障も見逃せません。

しかし、楽天銀行住宅ローンの利用条件には年収条件があるため、必ず審査通過できるわけではありません。

年収条件を満たしつつ、返済比率や信用情報にも気をつける必要があります。

楽天銀行住宅ローンを検討中の方も、まずは事前審査で借り入れが可能か確かめてみましょう。