「仮想通貨には種類がたくさんあるけど、将来性を望めるものは?」
「初心者でも扱いやすい仮想通貨ってどれだろう?」
この記事では、仮想通貨への投資に興味を持った初心者の方に向けて、おすすめの仮想通貨ランキングを紹介します。
仮想通貨は、近年急速に普及しており、投資や決済手段として注目を集めています。
暗号資産の取引高も近年また増加傾向に推移しており、一般社団法人「日本暗号資産取引業協会」の統計によると、推移状況は以下の通りです。
暗号資産の取引高の推移 | |
---|---|
時期 | 取引高(単位:百万円) |
2023年12月 | 1,108,137 |
2022年12月 | 344,198 |
2021年12月 | 1,897,425 |
2020年12月 | 2,213,978 |
2019年12月 | 279,496 |
2018年12月 | 712,404 |
参考:一般社団法人「日本暗号資産取引業協会」暗号資産取引月次データ(2018年9月〜2023年12月)
更新日:2024年2月5日
しかし、仮想通貨は価格変動が激しく、詐欺などのリスクも存在するため、投資には注意が必要です。
そこで今回はおすすめの仮想通貨だけでなく、仮想通貨を選ぶポイントや注意点、おすすめの国内取引所なども解説します。
仮想通貨への投資を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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おすすめの仮想通貨ランキング
初心者におすすめの仮想通貨は以下の15銘柄です。
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 約110兆円 | Proof of Work | – | 2,100万 BTC |
イーサリアム(ETH) | 約37兆円 | Proof of Stake | – | 未確定 |
リップル(XRP) | 約5兆円 | Proof of Consensus | リップル社 | 1,000億 XRP |
ポルカドット(DOT) | 約9,600億円 | Nominated Proof of Stake | – | 10億 DOT |
ポリゴン(MATIC) | 約1兆円 | Proof of Stake | – | 100億 MATIC |
トロン(TRX) | 約1.3兆円 | Delegated Proof of Stake | – | – |
エイダコイン(ADA/カルダノ) | 約2兆円 | Proof of Stake | – | 450億 ADA |
ソラナ(SOL) | 約3.6兆円 | Proof of History | – | – |
ダイ(DAI) | 約8,000億円 | Proof of Stake | – | – |
ドージコイン(DOGE) | 約1.6兆円 | Proof of Work | – | – |
アバランチ (AVAX) | 約1.1兆円 | Proof of Stake | – | 7.2億 AVAX |
バイナンスコイン(BNB) | 約5兆2,100億円 | Proof of Stake | – | 2億BNB |
USⅮコイン(USDC) | 約3,6兆円 | Proof of Stake | – | 2,100万USDC |
チェーンリンク(LINK) | 約1,2兆円 | Proof of Work | – | 10億LINK |
トンコイン(TON) | 約1,1兆円 | Proof of Stake | – | 50億TON |
※2024年2月時点
続いて、各銘柄の詳しい特徴と今後について解説します。
【1位】ビットコイン(BTC)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 約110兆円 | Proof of Work | – | 2,100万 BTC |
ビットコイン(BTC)は、2009年にサトシ・ナカモト氏によって開発された、世界初かつ世界最大の時価総額である仮想通貨(暗号資産)です。
ビットコインは中央集権的な機関によって管理されず、ユーザーがネットワークを構成し、取引の検証と記録を行います。
ビットコインの将来性
ビットコインは「デジタルゴールド」と見なされ、資産としての地位を確立しつつあります。
また、発行上限が2100万BTCに設定されているため、希少性が高まることが期待されています。
エルサルバドルでは、2021年9月からビットコインを法定通貨として採用しました。
今後、他の国でもビットコインの法定通貨採用が進む可能性があり、ビットコインの価値向上につながることが期待されています。
一方で大量の電力が必要なマイニングによる環境への負荷、セキュリティリスクなどの課題、政府や金融当局による規制の可能性も存在します。
投資する際には、これらのリスクと将来の不確実性を考慮することが重要です。
【2位】イーサリアム(ETH)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
イーサリアム(ETH) | 約37兆円 | Proof of Stake | – | 未確定 |
イーサリアム(ETH)は、2015年にヴィタリック・ブテリン氏によって開発された、ブロックチェーンベースの分散型アプリケーションプラットフォームです。
イーサリアムネットワークで使用される通貨はイーサ(ETH)と呼ばれ、時価総額が世界第2位(2024年2月現在)の仮想通貨です。
ビットコインと同様の仮想通貨ですが、イーサリアムは機能性と応用範囲で特に注目されています。
イーサリアムの特徴は、以下のとおりです。
- スマートコントラクトにより、契約の自動実行が可能
- 分散型アプリケーション(DApps)の開発・実行が可能
- ネットワークの拡張性と効率を改善するため、継続的にアップグレード
イーサリアムの将来性
スマートコントラクトとDAppsの機能は、金融サービス、サプライチェーン管理、不動産取引などさまざまな分野での応用が期待されています。
またNFT(非代替性トークン)市場の成長は、イーサリアムネットワークの一部であり、デジタルアートやコレクティブルの分野で大きな影響を与えています。
一方でイーサリアムのリスクや不確実性は、他の暗号通貨やブロックチェーンプロジェクトとの競争、政府や金融当局による規制です。
イーサリアムの将来性に対する見方は楽観的なものが多いですが、リスク要因も十分に考慮する必要があります。
【3位】リップル(XRP)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
リップル(XRP) | 約5兆円 | Proof of Consensus | リップル社 | 1,000億 XRP |
リップル(XRP)は、2012年にリップルラボズによって開発された仮想通貨です。
同社が提供するリアルタイム決済システム、通貨交換、送金ネットワーク「リップルネット」の中核を成すものです。
分散型である多くの仮想通貨に対して、リップルは中央集権型の仮想通貨です。
そのため、処理速度が速いという特徴があります。
リップルの将来性
リップルは、すでに世界中の銀行や企業と連携しており、時価総額が世界第5位(2024年2月現在)の仮想通貨となっています。
リップルの技術は、特に国際送金市場において効率化を促すだけでなく、低コストです。
今後、国際送金の普及が進むことで、リップルの需要が高まり、価格上昇や価値向上につながる可能性が高まります。
一方で、中央集権型のため不正のリスクや価格変動が激しいというデメリットも存在します。
リップルの将来性は、技術的な優位性、金融機関や企業との提携、および規制環境の変化に大きく依存しているといえるでしょう。
【4位】ポルカドット(DOT)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
ポルカドット(DOT) | 約9,600億円 | Nominated Proof of Stake | – | 10億 DOT |
ポルカドット(DOT)は、2016年にイーサリアムの共同創設者の一人であるギャビン・ウッドによって開発された、ブロックチェーン間の相互運用性を実現するクロスチェーンプロジェクトです。
異なるブロックチェーンが互いに通信し、協力できるように設計されており、ブロックチェーンの相互運用性とスケーラビリティの問題を解決することを目指しています。
ポルカドットの将来性
ブロックチェーン技術は、さまざまな分野での活用が期待されていますが、異なるブロックチェーン間でのデータや資産をやり取りすることは簡単ではありません。
ポルカドットは、この課題を解決する可能性があるため、将来性が高いと期待されています。
一方で、ポルカドットは、複雑な技術を採用しているため、技術的な課題が残されています。
ポルカドット(DOT)の将来性は、技術的アプローチ、成長中のエコシステム、そしてブロックチェーン業界全体の動向によって左右するでしょう。
【5位】ポリゴン(MATIC)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
ポリゴン(MATIC) | 約1兆円 | Proof of Stake | – | 100億 MATIC |
ポリゴン(MATIC)は、2017年にイーサリアム上で開発された、イーサリアム互換のスケーラビリティ・ソリューションです。
イーサリアムの普及に伴い、ガス代(手数料)の高騰や処理速度の低下などの課題が新たに浮上しました。
ポリゴンは、この問題を解決する手段として期待されています。
ポリゴンの将来性
イーサリアムの普及が進むことで、ポリゴンの需要が高まり、価格上昇や価値向上につながる可能性が高まるでしょう。
しかし、課題が解決されなかったり、新しい課題が生じたりした場合は、将来性が不透明になると考えられます。
【6位】トロン(TRX)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
トロン(TRX) | 約1.3兆円 | Delegated Proof of Stake | – | – |
トロン(TRX)は、2017年にジャスティン・サン氏によって開発された、分散型のエンターテインメントプラットフォームです。
デジタルコンテンツの分散型共有と取引を目的としており、主にコンテンツクリエイターと消費者を直接結びつけることに焦点を当てています。
高速かつ低コストに送金が可能という特徴があり、小規模な取引にも適しています。
トロンの将来性
デジタルコンテンツの需要が高まるにつれ、トロンのようなプラットフォームはより重要になる可能性があるでしょう。
【7位】エイダコイン(ADA/カルダノ)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
エイダコイン(ADA/カルダノ) | 約2兆円 | Proof of Stake | – | 450億 ADA |
カルダノ(ADA)は、2015年にチャールズ・ホスキンソン氏によって開発されました。
エイダコインは、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)方式を採用しているため、環境負荷が少なく、効率的なマイニングが可能であることが特徴です。
エイダコインの将来性
スケーラビリティやセキュリティに優れていることから、さまざまな分野での活用が期待されています。
一方で、技術的に複雑なプロジェクトであるため、普及が進むまでに時間がかかる可能性もあります。
またマーケティングが不足していることから、知名度や認知度が低いことが課題です。
【8位】ソラナ(SOL)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
ソラナ(SOL) | 約3.6兆円 | Proof of History | – | – |
ソラナ(SOL)は、2017年に開発が開始された高性能ブロックチェーンプラットフォームです。
高いトランザクション処理能力と低遅延を目指して設計されており、分散型アプリケーション(DApps)および分散型金融(DeFi)プロジェクトに適しています。
ソラナの将来性
ソラナは、高速かつ低コストなトランザクションが可能であることから、決済や金融、ゲームなどの分野での活用が期待されています。
ソラナは、プルーフ・オブ・ヒストリー(PoH)と呼ばれる独自のコンセンサスアルゴリズムを採用。
プルーフ・オブ・ヒストリー(PoH)は、まだ新しいコンセンサスアルゴリズムであるため、普及が進むまでに時間がかかる可能性やハッキングリスクが懸念されています。
【9位】ダイ(DAI)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
ダイ(DAI) | 約8,000億円 | Proof of Stake | – | – |
ダイ(DAI)は、MakerDAOによって開発された、ステーブルコインです。
ステーブルコインとは、法定通貨や暗号資産などの担保を裏付けとした、価格変動が小さい暗号資産のことです。
ダイは法定通貨である米ドルに価値が連動しています。
ダイの将来性
イーサリアムブロックチェーン上で発行されているため、スマートコントラクトとの連携が可能です。
今後、イーサリアムブロックチェーンの普及が進むと、ダイの価値向上につながる可能性が高まります。
一方で、ステーブルコインは規制当局からの注目を集めており、将来的な規制変更がDAIの運用に影響を与える可能性があります。
【10位】ドージコイン(DOGE)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
ドージコイン(DOGE) | 約1.6兆円 | Proof of Work | – | – |
ドージコイン(DOGE)は、2013年にビリー・マーカスとジャクソン・パーマーによって作成された仮想通貨です。
もともとはインターネットのミーム「Doge」からインスピレーションを受けたジョークとして始まりました。
その後、大きなコミュニティを形成し、実際の取引にも使用されるようになったのがドージコインです。
ドージコインは、マイニング難易度が低く、誰でも簡単にマイニングできることから、多くのユーザーに支持されています。
ドージコインの将来性
ドージコインは、現在のところ、実用的な価値が低いことが課題です。
また最大供給量の上限が設けられておらず、インフレ率が高いことが課題となっています。
ドージコインは当初ジョークとして作られたため、他の暗号通貨ほど高度な技術的機能を持たないかもしれませんが、将来的な技術的進歩も可能性として考慮されます。
【11位】アバランチ (AVAX)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
アバランチ (AVAX) | 約1.1兆円 | Proof of Stake | – | 7.2億 AVAX |
アバランチ(AVAX)は、2020年にAva Labsによって開発されたブロックチェーンプラットフォームです。
アバランチは、独自のコンセンサスアルゴリズムを採用しているため、秒間数千件のトランザクションを処理することが可能です。
アバランチの将来性
ディフォルトで3つのチェーン(X-Chain、C-Chain、P-Chain)で相互運用が可能なため、さまざまな分野での活用が期待されています。
【12位】バイナンスコイン(BNB)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
バイナンスコイン (BNB) | 約5兆2,100億円 | Proof of Stake | – | 2億BNB |
バイナンスコイン(BNB)の独自通貨BNBは仮想通貨市場で高い人気を誇り、2024年2月時点で時価総額ランキング4位に位置しています。
バイナンス取引所内での手数料支払いや参加するイベントで利用され、利便性が評価されています。
バイナンスコインの将来性
BNB(バイナンスコイン)は世界最大の仮想通貨取引所であるBINANCEが発行した通貨で、同プラットフォームの強固な基盤に支えられています。
需給に影響を受けつつも、バーン(焼却)の定期的な実施により価格の安定性が維持されています。
またBNBはBINANCE以外の取引所でも取引ができ、他の仮想通貨との交換ができます。
ほかにもBINANCEはBNBの保有者に対して様々なキャンペーンや特典を提供しており、将来性にも期待されています。
【13位】USⅮコイン(USDC)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
USⅮコイン (USDC) | 約3,6兆円 | Proof of Stake | – | 2,100万USDC |
USDコイン(USDC)はCentre社が2018年に発行したステーブルコインで、米ドル価格に連動して価格が安定しています。
時価総額ではUSDTに次ぎ2位で、1USDT=1ドルで固定されています。USDCは7.55兆円以上の流通額を誇り、最も利用されているステーブルコインのひとつとして注目されています。
USⅮコインの将来性
USDコイン(USDC)がVISAのネットワークに組み込まれたことで、グローバル最大手の決済会社であるVISAの広範なネットワークを通じてサービス拡大が可能となりました。
上記により、USDCは今後VISAネットワークを基盤に決済や送金手段として広く普及する可能性が高まっています。
取引所では既にUSDCやテザー(USDT)がドルの代替として提供され、仮想通貨取引所において取引量が拡大し、一層の普及が見込まれます。
【14位】チェーンリンク(LINK)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
チェーンリンク(LINK) | 約1,2兆円 | Proof of Work | – | 10億LINK |
チェーンリンク(LINK)はスマートコントラクト企業が研究機関IC3と協力して開発した仮想通貨です。
2017年に公開され、2023年10月現在時価総額ランキング13位の実績を持ちます。
DMM ビットコインを含む複数の国内取引所で取引可能で、仮想通貨業界では比較的メジャーな仮想通貨をいえるでしょう。
チェーンリンク(LINK)の将来性
チェーンリンクは「SWIFT」と契約し、ブロックチェーン実証実験を通じて国際決済において注目を集めています。
今後、企業や団体との提携が増えれば価格変動に影響を与える可能性があり、金融分野でますます重要な存在となる見込みです。
【15位】トンコイン (TON)
銘柄 | 時価総額 | コンセンサス・アルゴリズム | 中央管理者 | 発行可能上限額 |
---|---|---|---|---|
トンコイン (TON) | 約1.1兆円 | Proof of Stake | – | 50億TON |
トンコイン(TON)はTelegramが開発したブロックチェーンプラットフォームで、クロスチェーン相互運用性を重視した仮想通貨です。
Proof of Stake(PoS)アルゴリズムを採用し、マスターチェーンと複数のワークチェーンを協調させ、高速でスケーラブルなトランザクション処理を実現している特徴があります。
トンコイン(TON)の将来性
トンコイン(TON)は、誰もがブロックチェーン上でサービスを提供できる機能を有し、ユーザーインターフェースや認証、決済などのサービスを含む多岐にわたり、ドメイン名の管理や即時決済もでいます。
上記により、分散型アプリケーション開発に適したプラットフォームとして存在価値を高めています。
分散化や民主化の理念に基づく特徴を備えていることから、将来性の高いブロックチェーンとして注目されています。
仮想通貨を選ぶポイント
仮想通貨は、近年、投資や決済手段として注目を集めています。
しかし仮想通貨は、価格変動が激しく、リスクも伴います。
そのため、投資や取引を行う際には、事前にしっかりと情報収集を行い、慎重に判断することが大切です。
仮想通貨を選ぶ際には、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。
- 時価総額
- 流動性
- 信用度(ホワイトリスト銘柄)
- セキュリティ
- 使用用途
一つずつ解説します。
ポイント①時価総額
時価総額は、仮想通貨の市場規模を表す指標です。
大きな時価総額を持つ仮想通貨は一般に市場での認知度が高いとされ、小さな時価総額を持つ通貨は価格変動が激しい傾向にあります。
自分のリスク許容度に合わせて、時価総額を重要な指標として考慮しましょう。
ポイント②流動性
流動性とは、仮想通貨の売買のしやすさを表す指標です。
高い流動性を持つ仮想通貨は、市場で売買することが容易になります。
反対に、流動性が低い仮想通貨は、売買が困難で、価格が不安定になりやすいです。
ポイント③信用度(ホワイトリスト銘柄)
ホワイトリスト銘柄とは、日本の金融庁に登録済の国内取引所(暗号資産交換業)が取り扱っている仮想通貨のことです。
ホワイトリスト銘柄は、一定の基準を満たしており、詐欺や不正な取引のリスクが低いとされています。
そのため、信用度が高いと考えられるでしょう。
ホワイトリスト銘柄は、投資家にとってより安全な選択肢です。
ポイント④セキュリティ
仮想通貨のセキュリティは、ハッキングや詐欺から資産を守るために最も重要な要素の一つです。
仮想通貨は、暗号化技術によって安全に保管されていますが、セキュリティが脆弱な仮想通貨では、ハッキングなどのリスクがあります。
セキュリティが強固な仮想通貨は、投資家にとって信頼性の高い選択肢です。
セキュリティの評価には、過去のハッキングの履歴やセキュリティプロトコルの強度などを考慮する必要があります。
ポイント⑤使用用途
仮想通貨には、決済や投資など、さまざまな用途があります。
実際の世界での応用可能性が高い、または独自の技術的特徴を持つ仮想通貨は、将来的に価値が高まる可能性があります。
使用用途を理解することは、その仮想通貨の長期的な可能性を評価する上で不可欠です。
仮想通貨の注意点
仮想通貨市場は、高いリターンのチャンスを提供する一方で、多くのリスクも伴います。
投資家は次の注意点を理解し、慎重に取引しましょう。
- 価格変動(ボラティリティ)が激しい
- 詐欺やハッキングのリスク
- 価値の保証がない
- 法規制の不確実性
- セルフGOXに気をつける
- 過度な投機を避ける
注意点①価格変動(ボラティリティ)が激しい
仮想通貨は、株や為替に比べて非常に価格変動(ボラティリティ)が激しい市場です。
小さなニュースや、有名人の発言などでも大きな価格変動を引き起こしています。
そのため、投資目的で購入する場合は、価格変動による損失リスクがあることを十分に理解しておく必要があります。
また業界の動きをいち早くキャッチし、資産を守るための行動をすぐ起こさなければなりません。
注意点②詐欺やハッキングのリスク
仮想通貨は、まだ新しい技術であるため、詐欺やハッキングのリスクがあります。
ウォレットの不正アクセスによる窃盗だけでなく、仮想通貨開発の資金調達に見せかけた横領や、取引所のセキュリティの欠陥を利用したハッキング事件が過去に多数報告されています。
資産を守るためには、以下のようなセキュリティ対策をしましょう。
- パスワードや秘密鍵、リカバリーフレーズはオフラインで保存
- パスワードや秘密鍵、リカバリーフレーズは他言無用
- ウォレットは定期的にリボークする
- ホワイトペーパーをしっかりと読む
- 公式サイトや公式SNSに酷似した詐欺サイト・偽アカウントに注意する
- 多額な仮想通貨はオフラインかつ分散的に管理する
多少面倒でも、しっかりと手間をかけてセキュリティ対策を講じることが大切です。
注意点③価値の保証がない
中央集権型である通常の通貨とは異なり、分散型である仮想通貨は政府や中央銀行によって価値が保証されていません。
仮想通貨の価値は、単に市場の需給に基づいています。
そのため、市場の動向によっては、大きな価値の喪失が発生する可能性があることを理解しましょう。
注意点④法規制の不確実性
仮想通貨はまだ新しい分野であり、多くの国で法規制が確立していません。
今後、仮想通貨の価格や技術の進歩は、法律の変更や新しい規制による影響を受ける可能性があります。
法規制の不確実性は、仮想通貨市場のリスク要因の一つです。
法規制の最新動向を把握しておくことが重要です。
注意点⑤セルフGOXに気をつける
「セルフGOX」とは、自分の不注意により仮想通貨の紛失・引き出し不可能になってしまうことを指します。
たとえば、送金する際にアドレスを間違える、秘密鍵の紛失などです。
「GOXする」の語源は、不正操作されたことにより多くの顧客の資産が流失した「マウントゴックス事件」にあります。
アドレスを間違えた上、送金が完了した場合は、その仮想通貨は取り戻せないため注意が必要です。
注意点⑥過度な投機を避ける
仮想通貨市場は非常に投機的な性質を持っています。
投資家は、過度な投機や、理解していない仮想通貨や技術への投資を避けるべきです。
リスク管理と自分の投資目的を常に念頭に置き、冷静な判断で取引を行いましょう。
お金を貯める方法20コ厳選!貯めるコツや貯金を増やす方法とは
仮想通貨のおすすめの国内取引所
ここでは、おすすめの国内取引所を紹介します。
まずは、上記で紹介した仮想通貨がどの取引所で扱われているのかを確認しましょう。
※2024年2月現在
銘柄 | コインチェック(Coincheck) | GMOコイン | DMM Bitcoin | SBI VCトレード | LINE BITMAX | bitFlyer | 楽天ウォレット |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ビットコイン(BTC) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
イーサリアム(ETH) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
リップル(XRP) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ポルカドット(DOT) | ○ | ○ | ○ | ○ | – | ○ | ○ |
ポリゴン(MATIC) | ○ | – | ○ | ○ | – | ○ | – |
トロン(TRX) | – | – | ○ | – | – | – | – |
エイダコイン(ADA/カルダノ) | – | – | ○ | ○ | – | – | ○ |
ソラナ(SOL) | – | – | ○ | ○ | – | – | – |
ダイ(DAI) | ○ | ○ | – | ○ | – | – | – |
ドージコイン(DOGE) | – | ○ | ○ | ○ | – | – | – |
アバランチ (AVAX) | – | – | ○ | ○ | – | – | – |
バイナンスコイン(BNB) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
USⅮコイン(USDC) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
チェーンリンク(LINK) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
トンコイン(TON) | 〇 | – | – | – | – | – | – |
コインチェック(Coincheck)
コインチェック(Coincheck)のおすすめポイントは以下のとおりです。
- 初心者でも使いやすい
- 取扱仮想通貨が多い
- 取引手数料が無料
コインチェックの取引画面は、シンプルでわかりやすい設計です。
また、マニュアルや動画教材など、初心者向けのサポートも充実しています。
コインチェックでは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)をはじめとする多種多様な仮想通貨を取り扱っています。
新しい通貨の追加にも積極的であり、市場の動向に応じて投資の選択肢を広げることが可能です。
さらにコインチェックは、ビットコインを含む多くの通貨の取引において手数料が無料であることも大きな魅力の一つです。
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GMOコイン
GMOコインのおすすめポイントは以下のとおりです。
- 少額から仮想通貨を始められる
- 送金手数料が無料
- さまざまな取引方法がある
GMOコインでは、比較的少額から仮想通貨の取引を開始できます。
そのため、リスクを抑えて少額から仮想通貨を始めたい方におすすめです。
また、仮想通貨の送金手数料が無料です。
追加のコストを気にせずに、外部のウォレットや他の取引所への送金が可能になります。
特に、頻繁に仮想通貨を送金するユーザーにとって、大きなメリットとなるでしょう。
さらにGMOコインでは、販売所、取引所、レバレッジ取引など、さまざまな取引方法を提供しています。
そのため、自分の投資スタイルやリスク許容度に応じて最適な取引方法を選択可能です。
DMM Bitcoin
DMM Bitcoinのおすすめポイントは以下のとおりです。
- アプリが初心者でも使いやすい
- レバレッジ取引ができる
- 安心のサポート体制
DMM Bitcoinは、DMMグループが運営する仮想通貨取引所です。
アプリが初心者でも使いやすいことや、レバレッジ取引ができます。
また土日を含めた24時間、日本語対応のサポート体制を整えている点も魅力です。
取引に関する疑問や技術的な問題に対して、迅速かつ的確なサポートを受けられます。
特に初心者にとっては、信頼できるサポート体制は安心感につながるでしょう。
SBI VCトレード
SBI VCトレードのおすすめポイントは以下のとおりです。
- 各種手数料が無料
- 500円から取引可能
- レンディングが可能
SBI VCトレードは、取引に関連する各種手数料が無料であることが魅力の一つです。
取引手数料、入出金手数料、口座維持手数料などが含まれます。
またSBI VCトレードでは、仮想通貨を貸し出すことで、金利収入を得られるレンディングサービスを提供しています。
そのため、仮想通貨を保有しているだけで、収入を得ることが可能です。
LINE BITMAX
LINE BITMAXのおすすめポイントは以下のとおりです。
- LINE Payと連携可能
- スマホで取引ができる
- 1円から取引可能
LINE BITMAXは、LINE Payと連携することが可能です。
資金の入出金がスムーズで迅速に行えるため、手軽に取引を始められます。
LINE BITMAXは、スマホ向けに最適化された取引所であり、アプリを通じて簡単に取引が可能です。
直感的なUIデザインは、初心者にも理解しやすく、いつでもどこでも取引ができる利便性を提供しています。
bitFlyer
bitFlyerのおすすめポイントは以下のとおりです。
- 取扱仮想通貨が豊富
- 1円から仮想通貨の積立ができる
- ビットコインが貯まるクレジットカードを提供
bitFlyerは、ビットコインやイーサリアムなどの主要な仮想通貨に加え、アルトコインも多数取り扱っています。
そのため、さまざまな仮想通貨に投資したい方におすすめです。
また、1円から仮想通貨の積立投資ができます。
bitFlyerの積立サービスは、長期的な資産形成を目指す方に適しており、大きな資金がなくても仮想通貨市場に参入することが可能です。
定期的な少額投資により、市場の変動リスクを分散できます。
楽天ウォレット
楽天ウォレットのおすすめポイントは以下のとおりです。
- 楽天銀行との連携が可能
- セキュリティが強固
- 楽天ポイントを仮想通貨に交換できる
楽天ウォレットは、楽天銀行と連携することが可能です。
入出金の手間が大幅に削減され、より簡単に仮想通貨取引を行えます。
また楽天ウォレットの独自の機能の一つは、楽天ポイントを仮想通貨に交換できることです。
楽天市場や他の楽天サービスで貯まったポイントを利用して、仮想通貨を購入できます。
楽天経済圏でポイントを貯めている方は、追加の現金投資なしに仮想通貨市場に参入することが可能です。
仮想通貨に関するよくある質問
ここでは、仮想通貨に関するよくある質問にお答えします。
- 仮想通貨で利益が出た場合、税金はかかる?
- 仮想通貨はどのように購入する?
- 仮想通貨はどのように保管する?
- 詐欺やハッキング被害に遭わないためにはどうすればいい?
- ステーキングとレンディングの違いは?
- プルーフ・オブ・ステーク(PoS)とは?
一つずつ見ていきましょう。
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仮想通貨で利益が出た場合、税金はかかる?
仮想通貨で利益が出た場合、最大税率55%です。
また、仮想通貨の利益の他に、給与所得・退職所得以外の所得(雑収入など)の年間合計が20万円以上ある場合は確定申告が必要になります。
仮想通貨はどのように購入する?
仮想通貨を購入するには、仮想通貨取引所や販売所を利用します。
取引所の口座をお持ちでない方は、上記で紹介した国内取引所の利用を検討してください。
仮想通貨はどのように保管する?
仮想通貨は、取引所の口座に保管することが可能です。
ただしセキュリティの観点から、ウォレットと呼ばれる専用のソフトウェアやハードウェアで保管することをおすすめします。
ウォレットには、大きく分けて以下の2種類があります。
- ホットウォレット:インターネットに接続された状態で利用するウォレット(メタマスクなど)
- コールドウォレット:インターネットから隔離された状態(オフライン)で利用するウォレット(USBメモリのような形状の専用デバイスなど)
なお、仮想通貨の保管は、自己責任で行ってください。
詐欺やハッキング被害に遭わないためにはどうすればいい?
仮想通貨で詐欺やハッキング被害に遭わないためには、以下のような措置を講じることが重要です。
- セキュリティ対策の強化
- 信頼できる取引所やウォレットを使用
- フィッシング詐欺に注意
- 情報の共有を控える
- 疑わしい投資案件は避ける
以上の予防措置を講じることで、仮想通貨に関連する詐欺やハッキングのリスクを軽減できます。
安全な投資を心がけ、疑わしいプロジェクトやDMには常に注意してください。
ステーキングとレンディングの違いは?
ステーキングとレンディングは、どちらも仮想通貨を保有することで収益を得る方法ですが、その仕組みやリスクは異なります。
ステーキング | レンディング | |
---|---|---|
仕組み | プルーフ・オブ・ステーク(PoS)のコンセンサスアルゴリズムに参加 | 仮想通貨取引所やレンディングサービスなどの第三者に貸し出す |
報酬 | ネットワークの承認作業への参加 | 貸借料(利息) |
ロック | 一定期間ロックする | 自由に引き出せる場合がある※プラットフォームにより異なる |
リスク | 価格変動リスク |
|
プルーフ・オブ・ステーク(PoS)とは?
プルーフ・オブ・ステーク(PoS)とは、ブロックチェーンネットワークのコンセンサスアルゴリズムの一種で、ネットワークのセキュリティ維持と新しいブロックの生成を行う方法です。
プルーフ・オブ・ワーク(PoW)とは異なり、マイニングによる膨大な電力消費や、マイニング業者の中央集権化などの課題を解決することを目的としています。
プルーフ・オブ・ステークでは、新しいブロックの生成プロセスが「フォージング」または「ミンティング」と呼ばれ、高い計算能力が必要ありません。
代わりに、ステークの量、保有期間、ネットワークへの貢献度などが、新しいブロックの生成権を得るための要因です。
プルーフ・オブ・ステークは、エネルギー効率が高く、より環境に優しい代替コンセンサスメカニズムとして注目されています。
しかし、集中化のリスクや、富の偏りなどが課題です。
まとめ~将来性に注目して仮想通貨に触れよう!~
- 国内暗号資産取引アプリの中でダウンロード数No.1
- 仮想通貨をスマホから最短10秒で買える
- 「Coincheckつみたて」で暗号資産を積み立てられる
- 取扱暗号資産
- 29種類以上※2024年2月時点
- 手数料
- 販売所:取り扱い手数料 取引所:Maker 0.00%~0.05%・Taker0.0%~0.1%・Itayose 0.00%~0.05%
- 最低取引単位
- 販売所:0.005BTC 取引所:0.005BTC※2024年2月時点
- 取引形式
- 販売所・取引所
仮想通貨は、近年急速に普及しており、投資や決済手段として注目を集めています。
しかし、仮想通貨は価格変動が激しく、詐欺などのリスクも存在するため、投資には注意が必要です。
この記事では、おすすめの仮想通貨ランキングや選ぶポイント、注意点、おすすめの国内取引所などを紹介しました。
仮想通貨への投資を検討している方は、この記事を参考に、自身に合った仮想通貨を選んでください。
また注意点を理解した上で、慎重に投資を行うようにしましょう。