NTTドコモが発行している『dカード』。ドコモユーザーであれば一度は目にしたことがある人も多いのでは。
dカードを発行する時に気なるのは、審査基準ですよね。審査にはどのくらいかかるのか、そもそも審査難易度はなど
dカード発行する時に気になるのが、審査の難易度ですよね。
またdカードには普通の一般カードと呼ばれるdカードと、年会費が発生する D カードゴールドの2種類が存在します
そこで今回はdカードの審査に気になるポイント、審査に通りやすくするコツなどを解説してきます。
dカードの審査申し込み資格
まず初めにdカードの申し込み資格をチェックしていきましょう。
dカードとd カード GOLD はそれぞれ申し込み資格が若干異なります。
各申込条件をそれぞれチェックしていきましょう
dカードの4つの申込み条件
dカードの申し込み条件は下記の通りです
- 個人名義であること(法人名義不可)
- 満18歳以上であること(高校生を除く)
- 支払口座が本人名義の口座であること
- そのほかドコモが定める条件を満たしていること
上記いずれか一つでも該当してないものがあると申し込みを行うことができません。
dカードGOLDの4つの申込み条件
- 個人名義であること(法人名義不可)
- 満20歳以上で、安定した継続収入(学生はのぞく)があること
- 支払口座が本人名義の口座であること
- そのほかドコモが定める条件を満たしていること
dカードとdカードゴールドの申し込み条件には、年齢に違いがあります。D カードは18歳以上からであるのに対し、d カード GOLD は二十歳以上限定のクレジットカードとなります。
dカードの審査難易度は?
それではdカードのどのくらいなのでしょうか。
審査難易度は運営元と体のステータスになって変わる
カードの審査難易度のは運営元の会社の種類と、そのカードのステータスによって変わります。
審査難易度 | カード会社 | カード例 |
---|---|---|
高い | 銀行系 | MUFJカード、みずほマイレージクラブカード |
やや高い | 交通系・鉄道系 | ビューカード、東急カード |
やや低い | 信販系 | JCBカード、ライフカード、三井住友カード |
低い | 流通系 | 楽天カード、イオンカード |
クレジットカードの運営会社は銀行の他に交通や鉄道系・信販系・流通系などがあります。
一般的に最も信頼度が高いのが銀行系とされています。
dカードの審査基準は厳しい傾向にある
dカードの場合、審査自体は銀行系の信用会社が行うため、一般的に審査難易度は厳しいと言えるでしょう。
またクレジットカード2はステータスがあります。
一般的には一般カードゴールドカードプラチナカードブラックカード、というステータスに分かれています。
後者に行くほど、審査難易度は厳しくなっているといえるのです。
dカードの場合、dカードとdカードGoldでは、dカードゴールドの方がより厳しいと言えます。
dカード全体で言うと、dカードはクレジットカードの中でも審査基準が厳しい商品といえるでしょう。
dカードの審査落ちるケースとは
審査申し込みを満たしていても、審査におちることはあります。
それでは審査落ちとなりやすいケースには、どのようなことがあげられるでしょうか。
- クレカ・ローン・分割払いを延滞・滞納したことがある
- 他社でキャッシングを利用している
- クレジットカードやローンの申し込みをしたことが無い
- 直近半年間でカード・ローンなどの申し込みをしている
- 申し込み情報のミス・虚偽申告をしている
- 在籍確認などに対応できなかった
解説していきます
クレカ・ローン・分割払いを延滞・滞納したことがある
過去5年間にクレジットカードやカードローンなどで料金の延滞滞納をしたことがあると、審査に落ちる原因になります。
延滞・滞納を起こしたことがある利用者の場合、申込者に対する信用度が下がっているだけでなくまた再度同じような問題を起こす可能性があると認識されてしまいます。
延滞滞納などの履歴は、審査時に個人の信用情報を照会する際に判明します。過去5年以内に起こしていたのであれば次の情報常に残っているため、審査時に影響を及ぼしてしまいます。
またどのように現在クレジットカードやローン返済の延滞・滞納を起こしていても同様に審査落ちの原因となります。
信用情報とは
信用情報とはクレジットカードの利用・申し込みが記録されているものです。クレジットやキャッシングの審査の際に申込者の信用度をチェックするため、照会が行われます
意外と見落としがちが携帯料金の滞納
クレジットカードやカードローン以外にも、分割払いにも注意が必要です。
こちらも延滞や滞納など起こしている場合、信用情報に記録が残る原因となります。
よくあるケースがスマートフォンの本体代を分割払いにしており、毎月の携帯代金を滞納してしまった場合、こちらもローンの支払いを延滞滞納をしているということになってしまい信用情報に記録が残ってしまいます。
多くの人は携帯料金の延滞滞納をそこまで問題視しておらず、滞納していたことを忘れているケースも見受けられます。
このような場合でもクレジットカードの審査落ちの原因となってしまうため注意が必要でしょう。
他社でキャッシングを利用している
現在他社でキャッシングは利用している場合も、審査に影響を及ぼします。
特に他社のクレジットカードのキャッシング機能やカードローンで、多額の現金を借りている前も審査時にチェックされます。
複数の支払いがアルト返済に追われてしまい延滞滞納を引き起こしやすくなるとされています。そのためカード会社もリスクが懸念となってしまい審査落ちとなってしまうこともあるようです。
クレジットカードやローンの申し込みをしたことが無い
クレジットカードなどの申し込みをしたことがない場合も注意が必要です。
クレジットカードやカードローンの利用がない場合、信用情報に履歴が存在しないためスーパーホワイトと呼ばれます。
そもそも信用情報に傷がついていないため、審査に引っかかることはないようにも感じます。
しかし過去に支払いの延滞・滞納を起こした後、問題がなかった場合、5年間でその記録が消えます。
そのような状態の人も同じくスーパーホワイト状態となるため、スーパーホワイトの状態で審査申し込みがされると過去に滞納などを起こしたことがあるのではないかと考えられてしまうケースも。
そういったことで審査落ちとなってしまうこともあります
直近半年間でカード・ローンなどの申し込みをしている
半年間の間で多数のクレジットカード・カードローンなどの申し込みをしている場合も、審査落ちとなります。
このような状態は申し込みブラックと呼びます。同時期にクレジットカードやカードローンなどの申し込みがされていると、下記のような懸念が生じてしまいます。
- 複数の申し込みをしなければならないほど金銭状況が圧迫されている
- 過剰な融資枠の提供
過剰な融資枠の提供とは、クレジットカードに付随するキャッシング枠のことを指します。クレジットカードのキャッシング枠は過剰にサービス提供されないように規制がかかっています。
仮に同時期に申し込んだカードがすべて審査に通ってしまうと定められている金額よりも多く枠を提供してしまうことになってしまい、良かったようなサービス提供となってしまうことがあります。
そのようなことになってしまわないように審査担当者としては信用情報に他社での利用が発覚すると審査に落とすということも少なくありません。
このような申し込みブラックで審査落ちとなってしまわないためにも、クレジットカードの申し込みは同時に複数を行わず、申し込んでいるカードの審査結果が出てから次のカードに申し込むなど、期間を空けるようにしましょう

申し込み情報のミス・虚偽申告をしている
意外と多いのが申し込みの入力ミスです。
特に Web からの申し込みの場合、入力項目が多く入力ミスを引き起こしやすい傾向にあります。
入力ミスで正しい情報が深刻されていないと、審査結果通知が正しく送信されないなどが生じてしまい審査落ちの原因となりかねません入力ミスで審査をしたらならないためにも入力時は慎重に行いましょう。
また少しでも審査に通りたい一心から、バレないだろうと虚偽の申告をするのも絶対にやめましょう。
クレジットカードの審査時は申込者の信用度をチェックしているしています。
審査時に虚偽の申告をするようでは、利用後も同じように虚偽申告をされてしまうという懸念があり審査落ちとなってしまいます。
また虚偽の申告をしたところで審査時に絶対にばれるので、ありのままの情報を申告するようにしましょう。
在籍確認などに対応できなかった
クレジットカードの審査の最終段階ではまれに在籍確認が行われることがあります。
在籍確認は審査の最終確認でもあります。そのためしっかりと確認が取れないとそこで審査落ちとなってしまうことも。
特に問題がなければ在籍確認そのものが行われない事も多いですが、行われた時のことも考慮してしっかりと対策をしておく必要があるでしょう。
dカードの審査に通りやすくするコツは?
ここまではdカードの審査に落ちるケースをご紹介してまいりました。
審査に落ちる原因を把握することももちろん大切ですが、それに加えて審査に通りやすくするための対策も大切です。
取りやすくするコツに共通することは、いかに信用性をアピールできるか・審査をスムーズに進めることができるかが鍵となります。
そのことを踏まえながら、dカードの審査に通りやすくするための各ポイントを解説していきたいと思います。
キャッシング枠は無しに
キャッシング枠は0円にして申し込みをしましょう。
クレジットカードのキャッシング枠とは、クレジットカードの限度額内で現金を借りることができるサービスです。
キャッシング額を付ける場合、通常のクレジットカードの審査とは別にキャッシング枠用の審査も行う必要があります。
キャッシングとクレジットカードの審査基準はそもそも異なるため、クレジットカードの審査が行われた後に追加でキャッシング枠の審査が行われます。
そのことからカードの審査時間自体もかかりやすくなってしまう上に、キャッシング枠の審査に落ちてしまい結果、クレジットカードの発行自体ができないということになってしまうことも。
利用する予定がないのであれば審査に通りやすくするためにも、キャッシング枠は0円にしてキャッシング機能をつけない方がおすすめです。

固定電話があれば申告しておく
もし固定電話の番号があるのであれば、固定電話の電話番号を申告するとよいでしょう。
携帯電話の番号でももちろん申し込みはできますが、解約が容易であるため何か問題が起こった時にそのまま姿を消しやすい状況になってしまいます。
固定電話の番号であればそこまで番号を変えることが容易ではないため、何かあった時にすぐ連絡がつきやすい側面もあります。
そのため本人の信用度も少し高くなるがため審査に通しやすくなるのも事実です。
もし固定電話の番号があるのであれば申告しといて損はないでしょう。
申し込みブラックの場合は時間をおいて申し込む
申し込みブラックとなってしまった場合は、時間をおいて申し込むようにしましょう。
一度申し込みブラックとなってしまった場合、半年間は新規のクレジットカードの申し込みができません。
そのため半年間待ってから申し込みを行いましょう。
また申し込みブラックとならないようにするためにも、対策を解説しておきます。
- 同時に複数枚のクレジットカードに申し込まない
- 現在申し込んでるカードの審査結果が判明してから次のカードに申し込む
- できればカードとカードの申し込みの間を2週間近く開ける
- 申し込み枚数は一ヵ月に3枚程度に留める
申し込みブラックにならない方法が公式に発表されているわけではありませんが、傾向として上記を守りながら申し込み行えば申し込みブラックとなることはないでしょう。
他社で利用中のクレジットカードを整理する
もし使ってないクレジットカードなどがあれば整理しておくことも良いでしょう。
現在使っていなかったとしても契約中であれば、審査時に影響は及びます。
特にキャッシング枠の契約されているカードであると大きく影響が及んでしまいます。
利用していないのであればそのクレジットカードを解約しておくことで、より審査に通過しやすくなるでしょう。
審査の甘いクレジットカードでクレヒスを積んでおく
より審査に通過しやすくするためにもクレジットヒストリー(利用実績)もう積んでおくのも効果的な方法です。
他社のクレジットカードなどの利用実績で、しっかりと返済をしている実績があれば信頼性が高く評価されます。
そのため新しいクレジットカードの審査申し込み時にも「この利用者はしっかりと返済をしていく能力がある」と判断され審査に通りやすくなります。
実際に将来的にゴールドカードやプラチナカードなどでは、これまでの利用実績などが大きく影響があるのです。
そのため審査に通りやすいクレジットカードのに申し込み、そのクレジットカード利用実績を積んでおくことでより審査にも通過しやすくなるでしょう。

在籍確認などの電話もしっかり対応する
在籍確認の電話対策もしっかりと行なっておきましょう。
在籍確認は必ず行われるわけではありませんが、在籍確認の電話がかかってきた場合、確認が取れないとdカードの審査落ちとなってしまいます。

dカードの審査期間は?
dカードの審査期間は申し込み方法によって異なります。
dカードの申し込み方法には下記の三つの方法があります。
- Web 申し込み
- ドコモショップ
- 郵送
D カードの最短で受け取る方法
最短ではオンラインでの申し込みで最短で約5分で審査結果が分かります。
これは多くのクレジットカードの中でも圧倒的に早いと言えるでしょう。
dカードの受け取り方法は郵送のみとなっているため約1週間ほどで手に入れることができます。
しかしこれはあくまで申し込み条件に問題がなく、スムーズに審査を進められることができた場合です。
オンラインでの申し込みで、より確実に最短でカード受け取りを実現するには下記のポイントを押さえておく必要があります。
- 9時~19時50分までの間に申し込みを完了しておく
- 申し込み時に引き落とし口座を決めておく
- 免許証を持っている
いずれの条件もクリアしておく必要があります。
また申し込み時間も、余裕を持って午前中ぐらいまでに済ませておく必要があるでしょう。
仮に何か不備が生じた場合、申し込み時間に余裕がないと審査が翌日に持ち越されてしまう可能性があります。
申し込み返しには余裕を持って行いましょう。また身分証明書において免許証がない場合、郵送で本人確認書類を送付しないといけないため時間が分かってしまいます。
運転免許証を持っていない場合は、ドコモショップで申し込みをしたほうが郵送で申し込みよりはスムーズに進みます。
dカードの申し込みの流れ
dカードの審査をスムーズに進めるためには、審査の流れを把握しておくことも大切です。
次のステップを把握しておくことで事前に準備をしておくことができ、審査をスムーズに進めることができます。
これはオンラインでの申し込みの流れを解説していきます。
- PC スマホなどから Web 申し込みを行う
- 申し込みに必要な情報を入力
- 審査受付完了のメールを受信
- 審査
- カードの発行
上記の流れで dカードの審査が進められてます。
スムーズに進めば1~4までのやつは最短で5分で完了することも。
しかしきちんと対策を行っていない場合は、審査に時間がかかってしまうこともあります。また稀に申し込みが混み合っている場合なども審査に時間がかかってしまうこともあるため、申し込みを行いましょう。

それでもdカードの審査に落ちてしまったとき
dカードの審査に落ちてしまったものの、どうしてもクレジットカードが必要な場合もありますよね。
そこで審査に通りやすいとされているクレジットカードを利用するのも一つの手です。
信用情報に傷が付いている場合は難しいですが、申し込みブラックなどに注意をすれば利用できる可能性が非常に高いです。
そこでここではdカードの審査に落ちてしまった人にお勧めのクレジットカードをご紹介していきます。
ACマスターカード
年会費 | なし |
---|---|
国際ブランド | Mastercard |
申込資格 | 安定した収入のある人 |
手数料 | ショッピング:10.0%~14.6% |
キャッシング:3.0%~18.0% | |
利用限度額 | ショッピング:最大300万円 |
ショッピング+キャッシング:最大800万円 | |
還元率 | 0.25% |
家族カード・ETCカード | なし |
各種保険 | なし |
AC マスターカードは消費者金融のアコムが提供しているクレジットカードです。
ACマスターカードには下記のような特徴があります。
- クレジットカードの審査基準とは少し異なる
- リボ払い専用のクレジットカード
AC マスターカードは消費者金融が提供しているクレジットカードです。
キャッシング業者が審査を行うため、他のクレジットカードと審査基準が異なる傾向にあります。
どうしてもクレジットカードが必要な場合にも便利なお勧めのカードです。
また AC マスターカードは、即日発行にも対応しています。
アコムの自動契約機や店舗に足を運ぶことで申し込んだその日にカードを受け取ることができるので、お急ぎの方でも安心して申し込むことが可能です。

dカード概要
dカード概要 | |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA Mastercard |
申込資格 | 18歳以上の方 (※高校生を除く) |
キャッシングの金利 | 18.0% |
利用限度額 | 最高100万円 |
還元率 | 1.0%~1.5% |
家族カード・ETCカード | あり |
各種保険 | お買い物あんしん保険 |

dカード審査まとめ
dカードの審査難易度だけで見ると、比較的に厳しい傾向にはあるものの、しっかりと対策をすれば審査通過もそこまで難しいわけではありません。
また確実にdカードの審査に通過するためには、審査落ちとなりやすい原因をあらかじめ把握しておき、審査に通りやすくするコツを駆使して申し込みを行うことが大切です。
しっかりと対策を行った上でdカードの審査に突破しましょう。
