フリーローンはろうきんでも取り扱っています。
ろうきんは地域によってサービスが変わるため、全てのろうきんが同様のサービスを提供しているわけではありません。
つまりフリーローンについても、ろうきんごとにサービスが異なるものと判断してください。
また、申込み方法などにも違いがあるため、どのように申込めばいいのかしっかり確認しておきましょう。
ここではろうきんのフリーローンについて説明します。
ろうきんのフリーローンは地域によってサービスが異なる
ろうきんほ、地域ごとにフリーローンを独自に提供しています。
ろうきんという名前は同じでも、ローンの内容は共通していないので、地域ごとのフリーローンをしっかりと調べておく必要があります。
地域ごとのろうきんは以下のとおりです。
北海道ろうきん | 北海道 |
---|---|
東北ろうきん | 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県 |
中央ろうきん | 東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、群馬県、栃木県、山梨県 |
北陸ろうきん | 富山県、石川県、福井県 |
東海ろうきん | 愛知県、岐阜県、三重県 |
近畿ろうきん | 滋賀県、奈良県、京都府、大阪府、和歌山県、兵庫県 |
中国ろうきん | 鳥取県、島根県、岡山県、山口県、広島県 |
四国ろうきん | 徳島県、香川県、愛媛県、高知県 |
九州ろうきん | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、大分県、宮崎県 |
新潟ろうきん | 新潟県 |
長野ろうきん | 長野県 |
静岡ろうきん | 静岡県 |
沖縄ろうきん | 沖縄県 |
このように分かれており、全国で約630店舗あります。
各地域の対象となっているろうきんしか利用できない点に注意しましょう。
ろうきんと銀行の違いとは?
ろうきんと銀行、どちらでフリーローンを借りればいいのかわからない方もいますよね。
ここでは、ろうきんと銀行の違いを紹介します。
【ろうきん】
【銀行】
これらの違いを見てもらうとわかるように、ろうきんは働いている方の味方だといることがわかりますね。
また、ろうきんは労働組合に加入していないと利用できないと考えられますが、そんなことはありません。
ろうきんの対応地域にさえ住んでいれば、利用することができます。
生協を利用している方やパート、バイト、未成年でも簡単に利用できるので、お金が必要な方はろうきんのフリーローンがおすすめです。
ろうきんのフリーローンを使うまでの流れ
ろうきんではフリーローンを利用するまでの流れも地域ごとに異なります。
地域によっては申込み方法がかなり楽になる傾向もありますので、申込み方法を事前にネット等で調べておきましょう。
今回は一番スタンダードな方法である来店して契約する方法について説明します。
ろうきんのフリーローンを利用するまでの流れを知って、確実にローンの契約を実現しましょう。
申込方法
ろうきんのフリーローンは、来店して契約する方法が多く、基本的にはろうきんへ行って相談するところからスタートします。
窓口でフリーローンの申し込みをしたいと告げれば、ローンを扱っている担当者との話ができます。
ここで条件や申込みに必要な書類等を確認することとなります。
基本的に窓口では申込書類を記載して、審査を受けられる状態にしておきましょう。
申込書類の扱いもろうきんごとに異なる傾向があるため、来店した際は申込書類の記載方法などを確認してください。
最後まで申込書類をしっかり記載した後、担当者が問題なしと判断されれば審査に回されます。
一部のろうきんではネット申込みが可能に
ろうきんも時代の流れを考え、ネット申込みを可能にしている地域もあります。
この場合はネット上で必要な情報を入力するだけで申込みが終わります。
ネット申込みが可能となっている場合は、ホームページから申込むといいでしょう。
なお、対応していない地域では来店以外で申し込みができない点に注意してください。
審査
次に審査を受けます。
審査によって、本当にろうきんのフリーローンを利用できるか判断されます。
審査では本当に借りて返済されるか判断されます。
安定した年収をしっかり確保しており、返済できる能力が備わっていると確認されれば、審査を通過できる可能性はかなり高くなります。
一方で安定した年収を確保できていない、収入が少ないと判断されると、フリーローンの審査に落とされる可能性があります。
より安定した収入を確保し、信頼できる情報強を作り上げておきましょう。
また、他社借入の情報が残っている場合、他社の借入が原因で審査に落とされる可能性もあります。
他の会社からお金を借りている場合は、返済してからろうきんのフリーローンへ申込んだほうがいいでしょう。
契約
ろうきんからフリーローンを利用できるという通知が届いた後、正式にろうきんと契約を交わして融資を受けられるようにします。
契約は基本的に来店しなければできませんので、空いている日を作って来店できる時間を作ってください。
また、来店後は商品の説明を受けるほか、最終的に印鑑を押して契約書にサインしなければなりません。
印鑑がなければ本契約ができないろうきんが多くありますので、絶対に印鑑を持っていくようにしましょう。
契約に問題がなければ、ろうきん側から融資を受けるまでの時間や対応について説明されます。
あとはこの対応に従って融資まで待つといいでしょう。
借入
ろうきんのフリーローンは振込によって融資を受けます。
振込までにかかる時間はそれなりにかかりますので、ゆっくりと処理を待ってください。
振込が行われれば、口座内に希望している金額が振り込まれています。
この振込をもって借入が実施され、正式にろうきんのフリーローンを使っているものと判断してください。
なお、振込が遅れる場合もあるため注意が必要です。
振込が遅れている場合、休日が絡んで振込が遅れている、もしくはトラブルで振り込みがしっかりできない状況が考えられます。
明らかに振込が遅くなっている時は、ろうきんの担当者に相談するといいでしょう。
返済
お金を借りた後は返済しなければなりません。
ろうきんでは口座引き落としによる返済方法を採用しています。
口座内に返済する金額を入れておくだけで返済は可能となり、自分で手続きをする必要はありません。
ただ、口座内に返済額が残っていなかった場合、返済額が不足しており引き落とせない場合は返済手続きが実施されません。
その場合はお金を追加で入れて返済できる状況を作らなければなりません。
返済できない場合、遅延損害金を取られるほか、ろうきんから連絡が入ります。
速やかに対応してすぐに返済ができる状況を作っておきましょう。
ろうきんのフリーローンではどのくらいお金が借りられる?
ろうきんでお金を借りようと思ったときに、どのくらいまで借り入れることができるのか、気になっている方もいるでしょう。
ろうきんのフリーローンは、最大で500万円まで借りることができます。
ちなみに、最小借入額は10万円なので、「ちょっとだけお金を借りたい」という方にも対応できていますね!
ただ、最大で500万円借りることができるだけで、年収や勤務期間などによって借りられる金額が決まるということを覚えておきましょう。
フリーローンに限らず、毎月の返済額は給料の3割までという目安があるので、その範囲内で借り入れることをおすすめします。
また、ろうきんでは無料で相談を受けてもらえるので、興味がある方はぜひ利用してみてください。
ろうきんのフリーローンを使う際の注意点
ろうきんのフリーローンを使う際は、以下の注意点を守るようにしましょう。
以上の注意点を守らなければ、ろうきんのフリーローンを上手に使えない場合があります。
借入に失敗しないためにも、しっかりとフリーローンの注意点を守っておきましょう。
ここからはろうきんのフリーローンを使う際の注意点を説明します。
来店しないと申込みや契約ができない
多くのろうきんは来店しなければ申し込みや契約ができなくなっています。
ネットで対応しているろうきんはまだ少ないため、自宅にいながら契約するという方法が使えない傾向があります。
どうしてもネットで契約したい場合は、地域のろうきんがネットで対応しているか確認しておきましょう。
ネットで申込や契約ができない場合、ろうきんへ行く時間をしっかりと確保し、申込や契約の手続きができるように心がけてください。
日程をしっかり調整しなければ、申込や契約の問題が起きる可能性も高くなってしまいます。
ろうきんのフリーローンを利用する場合は、日程調整という部分に気を付けてください。
金利が変動型のため利息が増える恐れもある
ろうきんのフリーローンは変動金利を採用する場合があり、金利の見直しで利息が増える恐れもあります。
フリーローンの金利ですが、ろうきんによって数字も変わりますし、採用している金利の方法が異なります。
固定金利を採用しているろうきんでは、契約した金利から変動することはないため、金利が上昇して利息を増やす問題は起こりません。
一方で変動金利を採用しているフリーローンでは、突然利息が増える恐れがあります。
変動金利は年2回程度の見直しが入り、景気の状況によっては金利を引き上げてしまうからです。
金利を上げられた場合、本来の利息よりも多く支払うこととなり、余計な支払いが発生するのです。
変動金利についてしっかりと考え、金利が上昇しても安定した返済ができるようにしましょう。
借りられる額が保証会社によって異なる場合もある
ろうきんのフリーローンですが、保証会社はろうきんとなります。
ろうきんが店舗ごとに審査を実施して、保証できると判断されれば借りられる仕組みを採用しています。
しかし、一部のろうきんでは保証会社へ依頼して審査を受ける方法が用意されています。
保証会社を利用する場合は、審査基準がろうきんよりも下がる可能性もあります。
しかし、その代償として借入額を制限される場合があります。
中には1,000万円の借入まで許しているフリーローンでも、保証会社を使うと300万円程度まで抑えられてしまいます。
多くの借入を希望している場合は、ろうきんに審査を担当してもらうようにしましょう。
一方で少額の借入を希望する場合、保証会社へ依頼しても問題はありません。
すぐに借りられるわけではない
ろうきんのフリーローンは審査時間が長くなる傾向もあります。
審査がすぐに終わるものと考えないでください。
また、契約の手続きや振込までにかかる時間も銀行に比べて長くなります。
つまりろうきんのフリーローンは、利用するまでに必要な時間が増える傾向が多いのです。
すぐに借りられるという認識は捨てて、ある程度時間を使って融資を受けるものと判断しておきましょう。
なお、短時間でお金を借りたい場合は消費者金融等に相談してください。
ろうきんのフリーローンを使うメリット
ろうきんのフリーローンを使うメリットは以下の通りです。
以上のメリットを持っています。
特に低金利で借りられる点はいいところで、フリーローンで発生する利息を抑えられます。
ここではろうきんのフリーローンが持つメリットについて説明します。
低金利で借りられる
ろうきんのフリーローンは低金利で借りられます。
変動金利を採用する場合もありますが、固定金利でも大手銀行と同じくらいの低金利が期待できます。
変動金利の数字によっては、かなり低金利で借りられる場合もあり、返済時に発生する利息が大幅に減らせます。
少しでも利息を減らしたいと考えているなら、ろうきんのフリーローンを選ぶといいでしょう。
高額な借入が可能
ろうきんのフリーローンは高額な借入にも対応しています。
限度額が1,000万円に達しているろうきんも数多くあるため、多くの借入を希望している人におすすめです。
借りられる額は銀行よりも多い傾向があります。
ろうきんのフリーローンを使えば、より大きな買い物なども対応できるのです。
少しでも大きな借入を希望しているならろうきんのフリーローンを利用するといいでしょう。
禁止されている用途が少ない
禁止されている用途がろうきんでは少ない傾向があり、銀行が禁止している用途でも認められる場合があります。
銀行では禁じられている用途で契約したいと考えている時は、ろうきんに相談してみるといいでしょう。
ろうきんは柔軟に対応し、融資ができると判断している用途であれば問題なしと伝えてくれます。
様々な用途で契約できる可能性を持っているほか、融資を受けられる金額が多いのはろうきんのメリットと言えるでしょう。
なお、事業用の資金として利用できないのは銀行と同じです。
事業の資金を確保する目的でフリーローンと契約するのは避けてください。
ボーナスでの返済が可能
ろうきんではボーナスによる返済を認めています。
この場合は借入額の半分までを上限として、ボーナスを使って大きな返済が可能となります。
大きな返済で一気に借入額を減らしたいと考えている人には便利な方法です。
また、ボーナスを活用すると、毎月の返済よりも効率よく返済できる場合があります。
ボーナスを上手に使って返済したい人は、ろうきんのフリーローンを選んだほうがいいでしょう。
なお、ボーナスでは一括返済ができないろうきんも多くあります。
ボーナスで完済しようという考えは持たず、月々の返済もしっかり使うようにしましょう。
ろうきんのフリーローンを使うデメリット
一方でろうきんのフリーローンを利用するデメリットもあります。
具体的には以下の問題点が挙げられます。
以上のデメリットを理解してから、ろうきんのフリーローンと契約してください。
特に来店前提の契約や年収の条件等による制限に気を付けておきましょう。
ここからはろうきんのフリーローンが持つデメリットを説明します。
審査が厳しい
ろうきんのフリーローンは審査が厳しい傾向にあります。
審査を通過できずに落とされる可能性もあるため、申込内容には気を付けてください。
特に、ろうきんはフリーローンで収入をしっかり確認する傾向があります。
多くの収入を確保していないと、ろうきんのフリーローンは使えないものと判断してください。
また、他社借入についても厳しく見ている傾向があり、フリーローン以外の借入を多く持っていると審査に落とされやすくなります。
審査が厳しい点に気を付け、事前に不利となる情報を減らして審査を受けるようにしましょう。
返済期間が短い
ろうきんのフリーローンは返済期間が短い傾向にあります。
ローンは決められた期間までに借入額を返さなければなりません。
ろうきんのフリーローンは、5年や10年程度で契約が満了するものが多くなっています。
その結果、速やかに返済が終わらないと、最後の1ヶ月で大金を支払うように求められてしまうのです。
基本的にフリーローンの契約は更新されませんので、定められている期間までにしっかり返済しなければならないのです。
毎月の返済以外にもボーナス返済を活用し、しっかり返済が終わるようにしましょう。
来店契約が前提で手間がかかる
ろうきんは来店前提での契約が多くなっています。
ネット上で簡単に契約できるろうきんは少ないため、来店する時間を確保しなければなりません。
また、申込も来店しなければならず、場合によっては2回の来店時間を作らなければならないのです。
来店の手間がかかるというのは銀行に比べるとデメリットと言えるでしょう。
年収の条件が設定されている
一部のろうきんでは、低収入の人が利用できないよう、年収の条件を設定しています。
年収の条件は150万円や200万円など、あまり大きな条件ではありません。
しかし、低収入でもフリーローンを使いたいと考えている人にとって、この条件はかなり厳しいと言えるでしょう。
ろうきんのフリーローンを考えているなら、最低でも200万円以上の年収はしっかり確保しておきましょう。
できれば300万円以上の年収を得て、ろうきんのフリーローンを確実に使える条件を整えておくのです。
ろうきんフリーローンの審査は甘い訳ではない
ろうきんのフリーローンは地域ごとにサービスが異なる他、金利の扱いなども変わっているため、慎重に情報を確認しなければなりません。
また、フリーローンは1度に大きな融資を受ける方法となりますので、融資を受けた後の計画もしっかり立てるようにしましょう。
上手に計画を立てれば、ろうきんのフリーローンによって求めている生活が実現するかもしれません。
なお、どうしても気になる部分があれば、事前にろうきんに相談するなどして確認を取るようにしましょう。