東晶貿易株式会社が運営するマネースタジオでは、「旦那が内緒で借金を作っていたことがある女性への実態調査」を行いましたので、その結果を公開します。
調査の結果、旦那が自分には内緒で借金を作っていたことがある女性は、207人いることが分かりました。
今回はこの旦那に借金が発覚したことがある女性207人を対象に、借金の金額や利用用途などのアンケート調査を行いました。
■調査概要
- アンケート内容:旦那が自分には内緒で借金を作っていたことがある女性への実態調査
- 調査期間:2020年3月31日~2021年3月25日
- 調査対象:全国にお住まいの20歳以上の女性
- 調査エリア:全国
■調査結果の概要
- 借金の発覚のきっかけは金融機関からの通知・親族から聞いた・本人が自白をした・ローンを組む際に発覚など多岐に渡る
- 借入金額は最も多かったのは50万円で、全体の35%
- 利用用途はギャンブル・競馬が24%、趣味18%、交際費17%という結果に
- 借金発覚後は本人に返済をさせるケースが最も多く、全体の36%
- 年代や属性などによっても金額や利用用途に変化がみられる結果となった
Q1:旦那さんが内緒にしていた借金は、どのようなタイミングで発覚しましたか?
旦那が自分に内緒で借金をしていたことがある女性に、どのタイミングで借金が発覚したのかを聞いたところ、下記のような結果となりました。
借りている金融機関からの連絡や、その利用明細による発覚、旦那の親族や自白により、自分には内緒にされていた借金の存在を知ったケースも多く見受けられました。
また、住宅ローンやショッピングローンなど新たに夫婦でローンを組もうとした際に、審査に通らずそこで借金があることが発覚したケースもあるようです。
また中には「友達が金融機関で見かけた(47歳・パート・アルバイト)」「未だに知られてることに気付いてない(35歳・専業主婦)」といった原因で借金が発覚したケースもあるようです。
ここからは項目ごとに、実際の調査結果をご紹介していきます。
借金がバレていることに気づいていない…(笑)
金融機関からの連絡で知った
最近はコストカットとためにWEBで完結できる金融機関が増えてきていますが、延滞などをしてしまうと督促状や電話などで連絡が入ってしまいます。
妻に内緒で借りたのはいいものの、返済の見通しができず延滞・滞納をしてしまい、そこからバレてしまうことが多いみたいですね…。
親族から聞いた
自分に内緒で借金をしていたこともショックなのに、親族経由で借金があることを知らされると余計にダメージが大きいんですよね…。
自白をした
結婚で籍を入れる前に、借金の所在を明かすケースもあるようです。
事前に明かしてくれていて、しっかりと返済を進めているのであれば、特に問題視はしないことも多いようです。
明細を発見した
ローンが組めなかった
夫婦で住宅ローンや家電のショッピングローンを組む際に、審査に通らなかったことから、借金が発覚することもあるようです。
ローン審査をしてもバレないと思っていたのでしょうか…。
その他
Q2:旦那さんの借金の金額はいくらありましたか?
旦那さんが自分に内緒で借金をしていた女性に、実際にいくらの借金があったのかを調査したところ、最も多かったのは50万円までで全体の35.7%、次いで100万円、200万円、300万円という結果になりました。
金額が膨らむにつれて割合は減っていくものの、奥さんに内緒で1000万円以上の借金を抱えていたケースも少なからず存在していることが調査によって明らかになりました。
50万円は決して安い金額ではありませんが、なんとか返していける金額でもありますよね。
返せずに自己破産…なんてことになる前に発覚してよかったとも捉えられるのでしょうか。
Q3:旦那さんの借金の利用用途はどういったものでしたか?
さらに旦那の借金の利用用途についても調査を進めたところ、最も多い回答はその他の28%、次いでギャンブル・競馬が24%、趣味18%、交際費17%、投資・株8%、借金の肩代わりが5%という結果になりました。
その他が最も多くを占めているものの、実際の利用用途をチェックしてみるとギャンブルや趣味に振り分けられるものが多い傾向にあります。
ギャンブル・競馬・趣味・交際費と何とも『男の遊び』が凝縮された感が強いですね…。
ちなみに即日融資を利用したことがある女性への調査での利用用途では、生活費の補填が圧倒して1位という結果になっています。
男女での借金を利用するハードルの違いも見えてきますね…。
Q4:旦那の借金の利用用途は?
Q3では、旦那の借金の利用用途について質問を行いましたが、この項目ではさらに詳しい利用用途を調査しました。
項目ごとに詳細の回答を紹介してまいります。
ギャンブル・競馬
利用用途を『ギャンブル・競馬』で回答した内容では、やはりパチンコや競馬などに借金を当てている人が多く見受けられました。
趣味
趣味と回答した内容では、海釣りやバイク・車など、いわゆる男性向けの趣味に多く使われていることがわかります。
しかし回答の金額もチェックしてみると、50万円までと回答しているケースが多い傾向となりました。お小遣いでは少し足りない分を、借金で補っていたと推測できるでしょう。
交際費
交際費と回答した内容では、ほとんどが浮気・不倫相手やキャバクラにつぎ込んでいるケースがほとんどでした。
稀に「仕事の付き合いで」「贈り物にお金をかけすぎて」といった回答も見受けられるものの、ほとんどがパートナー以外の女性につぎ込んでいるということがわかりました。
投資・株
株や投資の回答では、比較的に20代~30代の回答が多い傾向となりました。
若いうちに一攫千金を狙って、株や投資・副業などにつぎ込み、結果的に借金が高額になっていたり、大損失をして返済不能となってしまうケースも多い結果となりました。
借金の肩代わり
今回の借金の利用用途での内訳では少ないものの、借金の肩代わりでも多くの回答が寄せられました。
また借金の肩代わりの回答では、500万や700万など、他の回答に比べて高額な回答が多く寄せられる結果となりました。
Q5:借金の発覚後、どのように対処しましたか?
さらに今回の調査では、旦那さんの借金が発覚した後、どのような対処を行ったかについての調査を行いました。
もっとも多く寄せられた回答は『旦那さん本人が返済をした(もしくは返済中)』が36%、次いで奥さんが返済した(返済中)14%、夫婦で協力して返済が13%、離婚をしたが10%、親族に返済をしてもらったが9%、その他が11%、債務整理をしたが7%という結果になりました。
借金が発覚した回答の3割は本人が返済をしていることがわかります。
旦那さん本人が返済した(もしくは返済中)
旦那本人が返済をしたの回答では、月々の収入で返済させたケースや、本人の貯蓄などで返済・本人が実家に援助を受けながらなど、という回答が多くよせられました。
また中には借金に一切関与せず、完済するまで実家に帰る・連絡を絶つという回答も見受けられました。
奥さんが返済した(もしくは返済中)
妻が返済をした回答では、まず妻が一括で借金返済をして、その肩代わりした分を夫から返してもらっているケースが多い傾向にありました。
また回答者の属性では、会社員がほとんどを占める結果となり、妻にも収入があるケースが多いことがわかります。
夫婦で協力して返済した(もしくは返済中)
夫婦で協力して返済をしたという回答では、共働きで返済を進めたという回答や、「夫婦だから協力するしかない」という回答も多い傾向となりました。
借金があるからと見捨てずに、家族だからと一緒に乗り越えると考える女性が多いと言えるでしょう。
親族の協力を得て返済をした(もしくは返済中)
旦那の親、もしくは自分の親が肩代わりするケースも多い傾向にありました。
またこの項目に関しても、妻が肩代わりした代わりに妻に毎月返済しているのと同じように、親族に返済してもらう代わりに親族に毎月返済をして貰うケースもあるようです。
返済ができず債務整理をした
旦那の支払いや妻の貯金などでは賄いきれず、債務整理をした経験がある人も多く見受けられました。
離婚をした
旦那の借金が原因で結婚を考えた女性は、回答者のほとんどが「また同じような借金を繰り返した」と述べています。
一回目の借金ならしょうがない…と、一緒に返済などを頑張ったとしても、同じ過ちを繰り返してしまうことで、信頼を失っているのだと感じます。
その他
他にも「旦那に会社が代わりに負担した」「本人の問題なので放置している」といった回答も見受けられました。
ギャンブルや趣味に50万円ほど内緒で借金をする旦那が多い
今回は、旦那に借金があることが発覚した女性への調査行ってまいりました。
借り入れ金額は50万円ほどが最も多く、またギャンブルや趣味に使うために、妻には内緒で借金をしてしまう男性が多いことがわかりました。
ただ利用用途の上位3位のギャンブル・競馬、趣味、交際費はそこまで大きな開きが無いため、いずれも自分のお小遣いでは少し足りずに借金をしてしまったということがわかります。
借金が発覚するタイミングもそれぞれ突出して多いタイミングがないため、金額が大きくなる前に発覚していることがわかりました。
■調査結果の概要
- 借金の発覚のきっかけは金融機関からの通知・親族から聞いた・本人が自白をした・ローンを組む際に発覚など多岐に渡る
- 借入金額は最も多かったのは50万円で、全体の35%
- 利用用途はギャンブル・競馬が24%、趣味18%、交際費17%という結果に
- 借金発覚後は本人に返済をさせるケースが最も多く、全体の36%
- 年代や属性などによっても金額や利用用途に変化がみられる結果となった