カードローンを利用している際、限度額に達してしまう方もいるでしょう。
カードローンは複数借入でも、審査を通過すれば利用可能です。
ただし複数から借りる場合、年収の3分の1を超えると新たな借り入れはできませんので注意しましょう。
複数の貸金業者から借りている場合、全ての貸金業者からの借入れの合計が、年収の3分の1以内であることが必要です。
年収の３分の１を超えている場合、新たな借入れはできなくなります。例えば、年収300万円の方が、貸金業者Aに80万円の借入れがある場合、貸金業者Bからは、20万円（300万円×1／3－80万円＝20万円）までしか借りることができません。
今回は、カードローンで2社目を利用する方法や注意点について解説します。
- 金利(年率)
- 年4.5%~17.8%
- 融資スピード
- 最短3分融資！ ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
- 審査スピード
- 最短3分！ ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます
- 限度額
- 1万~500万円
- 無利息の期間
- 30日間利息0円！
- 郵送物の有無
- Web完結申し込みで無し！ ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
- 企業名
- SMBCコンシューマーファイナンス
カードローン2社目を申し込む際の確認事項
カードローンは、1社目よりも2社目の方が借り入れが難しくなります。
2社目を申し込むと、他で借入をした状態になるため審査が厳しくなります。
ここでは、カードローン2社目を申し込む際に意識してほしいポイントをご紹介します。
信用情報が傷つく恐れがある
カードローンの申し込みは、履歴として残ります。
この記録は審査時に必ず確認されるため、複数の履歴があると信用情報が傷つく恐れがあります。
信用情報は傷つくことで、カードローンなどの審査に落ちるほか、借入限度額の低下も招きます。
信用情報を傷つけたくない場合は、6カ月以内の複数申し込みを避けることをおすすめします。
他にも、おまとめローンなどを活用しましょう。
複数の申し込みは審査が通りにくい
カードローンの申し込み履歴は、信用情報以外にも記録されます。
申し込み履歴は、各金融業者に独自に記録される恐れがあります。
記録される情報は下記の通りです。
各金融業者の独自データは、信用情報機関の記録と異なり半永久的に記録が残ります。
返済を遅延・延滞すると金融事故情報にも記録されるため注意しましょう。
複数沙申し込みをおこなう際は、返済プランを立ててから申し込むことをおすすめします。
どうしても複数社の申し込みが必要な場合は、短期間に集中させず利用しましょう。
なお、金融事故情報は5年間記録されるため注意しましょう。
2社目の選び方
2社目のカードローンを利用する際は、選び方を意識しましょう。
- 審査難易度
- 金利の低さ
- 融資のスピード
ここでは、詳しい選び方について解説します。
審査難易度で選ぶ
2社目のカードローンを選ぶ際は、審査難易度で選びましょう。
2社目は1社目よりも何度が上がるため、審査難易度が厳しいところでは落ちてしまう恐れもあります。
2社目のカードローン審査通過率は、アイフルで33.9％(2021年8月)とされています。
申し込みをおこなう際は、銀行カードローンよりも大手消費者金融を利用することをおすすめします。
複数社同時に申し込むと、審査が不利になるため注意しましょう。
2社目を選ぶ際は、返済プランを立ててから申し込むと無理なく返済できるためおすすめです。
金利の低さで選ぶ
金利の低さで選ぶこともおすすめです。
2社目のカードローンを利用する際に注意すべき点として、返済額が増えてしまうことが挙げられます。
返済が滞ると返済忘れのリスクが発生し、金融事故情報に記録が残る恐れもあります。
銀行カードローンは金利が最も低いですが、審査が厳しいため利用する際は注意しましょう。
融資のスピードで選ぶ
融資までのスピードで選ぶこともおすすめです。
融資のスピードは、金融会社によって大きく異なります。
| 金融機関 | 融資のスピード |
|---|---|
| 大手消費者金融 | 最短即日 |
| 銀行カードローン | 翌営業日以降 |
| 中小消費者金融 | 最短即日 |
また審査状況により、融資までに時間がかかる場合もあります。
大手消費者金融も銀行カードローンも、中小消費者金融も審査が厳しくなる可能性があります。
利用する際は、審査に通るための準備を可能な限りしましょう。
2社目を利用するときの注意点
2社目を利用する際は、注意点があります。
ここでは、注意点を解説します。
管理の手間が増える
2社から借りた場合、管理の手間が増えます。
カードローンの管理とは、下記の通りです。
複数社から借り入れると、返済金額が不足したり返済期日を超過してしまう恐れがあります。
複数社から借りる場合は、返済アプリや返済計画を立てるなど対策をしましょう。
借入金利によっては利息が増える
2社から借りた場合、それぞれに上限金額が適用されます。
利息負担も増加するため、支払いが厳しくなる恐れもあるでしょう。
利息上限の例としては、下記の通りです。
| 借入金額 | 上限金額 |
|---|---|
| 10万円未満 | 年率20.0％ |
| 10万円以上100万円未満 | 年率18.0％ |
| 100万円以上 | 年率15.0％ |
利息を計算する際は、下記の式を活用しましょう。
借入は、2社からではなく1社からまとめて借りた方が金利負担が抑えられるためおすすめです。
利用実績に影響が出る
2社目は、1社目よりも利用実績に影響が出やすいです。
1社目に延滞履歴がある場合、信用情報に記録され2社目の審査が通らなくなる可能性が高まります。
さらに、返済状況も審査において重要になります。
他にも、借入残高が多いと返済能力が低いと判断されるため、審査が通らない恐れもあります。
1社目で信用を築くことで、2社目が借りやすくなります。
2社目を検討している方は、1社目の信用をしっかりと築いておきましょう。
借入額を増やす方法
可能であれば、2社目の借入はおすすめできません。
どうしても複数利用したい場合は、他のお金を借りる方法を検討しましょう。
ここでは、カードローン以外の借入額の増やし方をご紹介します。
カードローンに増額申請をする
カードローンは、増額申請ができます。
2社目を借りる前に、利用している1社目に増額申請をしましょう。
増額申請をすることで、信用情報に申し込み履歴が残らないため信用情報を傷つけることもありません。
さらに審査が通れば限度額上限が増え、より多くの融資を受け取れます。
増額申請をする際は、下記のように申請すると有利に審査が通ります。
なお、審査が通らない可能性もあるため利用の際は注意しましょう。
家族・友人に借りる
家族や友人に借りるのも検討してみましょう。
家族や友人から借りた場合、利息を求められる可能性が低く返済期限の融通も利きやすくなります。
ただし、家族や友人から借りた場合、人間関係悪化や返済トラブル発生のリスクがあります。
借りる際は、借用書を作成し確実に返済しましょう。
借用書は、下記の項目を記載し作成しましょう。
2社目を利用するときのよくある質問
ここでは2社目を利用した時のよくある質問をまとめました。
2社目はいくらまで借入できますか？
審査結果により、借りれる金額は変動します。
借入できる金額は、審査により変わるため目安となる金額を提示できません。
ただし、総量規則により年収の3分の1を超える借入はできないため注意が必要です。
例として、年収300万円の人がA社から50万円を借りた場合、B社からは50万円しか借りれません。
もしA社から100万円借りた場合は、他の金融会社から借りることはできません。
複数社借りるのは危険ですか？
複数社から借りること自体は危険ではありません。
複数社から借りた場合、返済先が複数になるため管理が厳しく返済遅延が起こる恐れがあります。
複数社から借りる際は、返済計画を立て平俗的に返済ができる様に準備をしましょう。
2社同時の申し込みはできますか？
2社同時の申し込みはできます。
しかし、申し込みは申し込み履歴に残るため信用情報に傷がつく恐れがあります。
申し込み履歴は、審査の際に必ず確認されます。
同時に複数社申し込みをおこなうと、審査に悪影響が出ることもあるでしょう。
特別な事情がない場合は、同時に複数申し込むのは避けた方が良いです。
2社目を申し込む際は返済計画を立てよう
今回は、2社目に借入をする際のカードローン会社の選び方や、利用の注意点を解説しました。
2社目を選ぶ際は、下記のポイントで選ぶことをおすすめします。
2社目は、審査が中々通らない可能性もあります。
審査は1社目との信用を築くと、通りやすくなるため借りる際は1社目への返済を安定的に行うようにしましょう。
