消費者金融で30万円借り入れして、一か月前に完済!
やったー!と喜んでいたらなぜか消費者金融から連絡が来た。
完済して解約になったんじゃないの?
実は消費者金融や銀行カードローンなど、完済をしたら解約というわけではありません。
今借り入れしている分の返済が終わっても、カードローンの契約は続きます。
今後も利用の予定があるのならば、そのまま契約を続けても問題はありませんが、借りる予定がないのであれば、解約をしたほうがいいこともあります。
借金自体はないんだし、そのまま放置していても大丈夫でしょ?
そう思っていると、後々デメリットが生じてしまうこともあります。
今回は消費者金融などのカードローンの解約方法と解約時に注意しておきたいことや、また解約することのメリットやデメリットを紹介していきます
この記事でわかること
- 消費者金融カードローンの完済と解約の違いとは
- 消費者金融のカードローンでお解約することのメリットデメリットとは
- 消費者金融などの解約方法とは
- 解約時に注意しておきたいポイントとは
- 金利(年率)
- 年4.5%~17.8%
- 融資スピード
- 最短3分融資! ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
- 審査スピード
- 最短3分! ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます
- 限度額
- 1万~500万円
- 無利息の期間
- 30日間利息0円!
- 郵送物の有無
- Web完結申し込みで無し! ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
- 企業名
- SMBCコンシューマーファイナンス
消費者金融の解約・完済の違いとは
消費者金融では、利用金額の完済=契約の解約ではありません。
ここでは消費者金融の完済と解約の違いを説明していきます。
消費者金融の完済は借金の金額が0円の状態
完済とは、返済がすべて完了しており、消費者金融での借入額が0円の状態のことを指します。
消費者金融のカードローンでは、最初の審査時に決められた限度額以内であれば、何度でも借り入れができる仕組みとなっています。
完済をした後でも、自分の好きなタイミングで追加借り入れを行うことが可能です。
いつでも借入できる状態が継続しているため、消費者金融との契約は続いている状態になります。
解約とは消費者金融との契約を解除すること
今借入している分の返済が完済したからといって、カードローンの解約とはなりません。
いつでも借入できる状態が継続されているためです。
限度額内であればいつでも借入ができるカードローンの特性上、解約をするには自分から申し出る必要があります。
つまり解約とは、利用している消費者金融との契約を解除することです。
消費者金融の解約をしたい場合は、別途自分で解約手続きを行う必要があります。
そのため、消費者金融での完済=解約ではないのです。
消費者金融を解約することのメリット・デメリットは
契約が続いているって言っても、今は借入していないし、利息もかからないからそのままでも問題ないでしょ?
確かに契約が完済後の契約が続いていても、追加費用などは掛かりません。そのため、完済してそのまま放置をしていても、問題がないようにも感じます。
しかし場合によっては、消費者金融で借入を完済をしているのであれば、契約を解約をした方が良いケースもあります。
それでは解約をした方がいいケースとは、どういう時なのでしょうか?
ここでは解約することのメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
消費者金融の解約をするメリット
まず消費者金融を解約するメリットを解説していきます。
消費者金融などのカードローンを解約することのメリットは、下記のようなものがあります。
- 信用情報がクリーンになる
- 他のローンの審査時に影響を及ぼさない
- 解約をするので借りすぎを防ぐことができる
各メリットについて、もう少し詳しく解説していきます。
信用情報がクリーンになる
消費者金融での完済後に解約することのメリット1つ目は、信用情報がクリーンになることです。
特に今後、住宅ローンなどのほかのローンや分割払いのショッピングを検討している場合、すぐにでも解約を行った方が良いでしょう。
信用情報とは、これまでのローンの申し込みや利用の履歴が記録されているものです。
消費者金融の申し込みや利用を行うと、自分の信用情報に記録が残ります。
ローンの審査時には申込者の信用力を審査するため、この信用情報へ照会を行います。
一般的に審査時には複数のローンで借入を利用していると、審査ではネガティブな影響を及ぼしてしまいます。
複数の債務があると、返済に追われてしまい滞納をしやすくなる懸念があるためです。
そのため、多重債務者は、審査時に敬遠される傾向にあります。
利用をしていないのに、審査でネガティブな影響を及ぼしてしまってはもったいないので、今利用をしているローンの解約を行った方がよいでしょう。
他のローンの審査時に影響を及ぼさない
信用情報がクリーンになるところでも説明しましたが、現在借入額が0であったとしても、解約手続きを行っていないと信用情報上では利用中の扱いになってしまいます。
例えば住宅ローンなどの利用を検討している場合。
カードローンで現在は借り入れをしていなくても「この申込者はカードローンの利用があり、返済に追われているので滞納する危険が高い」と判断されてしまいます。
その場合、審査に落ちてしまうこともあり得るのです。
しかし完済をして解約手続きを行っていれば、信用情報上には解約済みの扱いになります。
また過去にローンの完済をしたという実績が残るので、今回もきちんと完済してくれるはずというポジティブな影響を及ぼすことがあります。
そのため、解約手続きをした方が他のローンの審査に影響を及ぼさないというメリットがあるのです。
解約をするので借りすぎを防ぐことができる
解約をすることのメリットの最後は、借りすぎを防ぐことです。
カードローンは利用限度額以内であれば、いつでも好きなタイミングで追加で借り入れができますよね。
急な出費でお金がない時などにサッと入れて便利な一面、借りすぎてしまうリスクも常に隣りあわせでもあります。
自分で制御できないといくらでも借りられてしまうため、借金が多くなってしまいがちです。返済が困難になるというケースも少なくありません。
しかし、完済した時点で解約をしてしまえば、そのカードでは借り入れをすることができません。
新たに借りるには審査を受けて契約をしないといけないため、お金を借りるハードルを高くすることができます。
借りすぎを防ぐためにも、解約は有効的な手段といえるでしょう。
デメリット
ここまで、消費者金融などのカードローンの解約をすることのメリットをご紹介してまいりました。
消費者金融の解約は、他のローンの審査に影響を及ぼさないなど、一見メリットが多いようにも感じます。
しかし今後の利用によっては、解約がデメリットとなってしまうこともあります。
ここからはカードローンの解約をすると、どのようなデメリットが生じてしまうのかを解説してまいります
- 再度利用するには審査を受ける必要がある
- 早く前のスペックを引き継ぐことはできない
こちらも各デメリットについて解説していきます。
再度利用するには審査を受ける必要がある
一度消費者金融の解約をしてしまうと、追加で借りるにはまた最初から審査に申し込みを行わなければいけません。
カードローンは契約中であれば、いつでも利用限度額内で借り入れをすることが可能です。
しかし一度解約をしてしまうと、追加借り入れの利用ができません。
追加で借り入れしたい場合は、また一から審査に申し込む必要があるのです。
また審査申込時は前の限度額や金利は引き継がれません。復活や再開の概念がないため、新規での申し込みとなります。
現在の収入状況で審査が進められるため、前と同じ金額を借りれるかどうかはわかりません。
近いうちにまたカードローンを利用する予定があるのであれば、解約をせずそのまま契約を続けておいた方がスムーズに借り入れを利用できるでしょう。
解約前のスペックを引き継ぐことはできない
また前述でもお話ししていますが、一度解約をすると前の情報を引き継ぐことができません。
利用を開始するには、新たに申し込みを行う必要がありますが、以前と同じ契約状況を確保できるかどうかは分からないのです。
そのため再審査に申し込みして再通過したとしても、前と同じ金額を借りれることがわかりません。
そういったデメリットがあるということは頭に入れておく必要があります。
消費者金融の解約方法とは?
ここまでは消費者金融の解約と完済の違いや、メリットデメリットについて解説してまいりました。
メリット・デメリットを踏まえたうえで解約を考えた場合、どのような手順を踏んでいけば良いのでしょうか?
基本的に電話連絡で解約ができる
基本的には、消費者金融で解約をしたい場合は電話連絡を入れて解約ができます。
詳しい解約方法は、利用している消費者金融に問い合わせましょう。
消費者金融の解約時に注意しておきたいポイントとは
ここまで消費者金融のカードローンを解約するメリット・デメリットなどをご紹介してまいりました
実際に解約を行う場合、事前に注意しておきたいポイントをご紹介します。
- 完済をしていないと解約できない
- 解約証明書を発行してもらう
完済をしていないと解約できない
消費者金融の契約を解約するには、今利用している借入金額をすべて完済している必要があります。
完済していないのに解約を行うことはできません。
住宅ローンの利用も検討しているし、できれば早めに完済をしたい。だけど返済額が残りいくらぐらいあるのかわからない…
この場合は、計画的に解約までもっていくためにも自分の返済額の残りを把握しておく必要があります。
返済額は、会員サイトで確認ができます。ログインを行った後に、現在の借入残高を確認しましょう。
残りを一括返済するのもアリ!
返済残高をみたら、あと少しだった!この金額だったら一気に返すこともできるかも!
このような場合、一括返済を行うのも一つの手です。
消費者金融では利息が日ごとに発生しているため、一括返済を行うだけそれまでの利息で済みます。結果的に返済額のトータルを抑えることができます。
一括は難しくても、できるだけ早めに返してしまいたい場合は、随時返済なども友好的です。
毎月の返済に加えて返済を行うことができるので、余裕がある月は随時返済も駆使していきましょう。
解約証明書を発行してもらう
他のローンなどの申し込みに向けて消費者金融の解約を行った場合、解約時には解約証明書を発行してもらうようにしましょう。
解約を行ってもすぐに信用情報に反映されるとは限りません。
そのため解約を行ったのにも関わらず、他のローンの審査時ではローン契約中の扱いとなってしまうことがあります。
そこで解約証明書が大切です。
そのローンで解約をしたという証明になるため、信用情報の反映が間に合わなかった!というときにはこの書類で証明することができます。
解約証明書の発行には依頼が必要
解約証明書は、解約時に必ず発行されるものではありません。そのため、解約手続き時に解約証明書の発行を依頼する必要があります。
基本的に解約手続きのための電話連絡時に、一緒に解約証明書の発行もお願いしましょう。
消費者金融によっては、解約手続き後に解約証明書の発行を依頼されてしまうと、発効までに時間がかかってしまうケースがあります。
そのため、解約証明書を発行を希望するには、早めにその依頼をしておく必要があるでしょう。
消費者金融の解約はよく考えてから行う
今回は、消費者金融の解約について解説してました。
金融では完済をしたら解約もしたものだと思われがちですが、解約手続きを行わないと契約は継続中のままとなります。
そのため解約を希望している場合は、別途、解約手続きの依頼を行う必要があります。
またメリット・デメリットでもご紹介しましたが、すぐに借入を利用する予定がないのであれば解約をした方が良いでしょう。
他のローンの審査に影響を及ぼすだけでなく、借りすぎてしまうことを防いでくれるためです。
また借入を利用したくなった場合は、他の消費者金融を利用して、無利息サービスなどを活用した方がお得に借入できます。
そのため、解約時はよく検討してから行うようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。