ファクタリングは、資金繰りに困った企業や個人事業主が未回収の売掛金を現金化するためのサービスです。
このサービスの利点は、銀行融資と比較して審査が迅速で、即日での現金化が可能である点にあります。
しかし、この手軽さが逆にリスクを生む可能性もあります。
特に、手数料が高くなる可能性や、悪徳業者に引っかかるリスクがあるため、利用には慎重な検討が必要です。
ファクタリングの仕組みや即日現金化のコツ、注意点を理解し、信頼できる業者の選択が重要です。
この記事では、ファクタリングの基本から安全な利用方法までを解説し、おすすめの業者も紹介します。
ファクタリングおすすめ業者を徹底紹介
おすすめのファクタリング業者をいくつかご紹介します。
即日現金化可能かどうかにも触れているので、ぜひ参考にしてください。
アクセルファクター
アクセルファクターの基本情報は下記の通りです。
設立 :2018年
対象者:法人 / 個人事業主
手数料:2% ~ 15%
買取額:下限なし ~ 1億円
資金化スピード:1,000万円までなら最短24時間以内 ※200万円までなら最短3時間
2社間:取扱い可
3社間:取扱い可
営業時間:平日 9:30 ~ 19:00 ※申込は24時間可能
最短即日はもちろんのこと、200万円までであれば驚異の最短3時間と、スピードもトップクラスです。
また審査も柔軟に対応をしてもらえるのも魅力の一つ。申し込み者の事情に併せて柔軟に対応してもらえるのも嬉しいですね。
他にもアクセルファクターでは少額債権にも対応してもらえるため、他社では少なすぎて断られてしまった…という方でも、安心して利用が可能です。
OLTA
OLTAの基本情報は以下の通りです。
設立 2017年4月
対象者 法人・個人事業主
手数料 2~9%
買取額 上限・下限なし
資金化スピード 24時間以内審査・即日振込
2社間 〇
3社間 ×
営業時間 平日10:00~18:00
電話番号 050-3205-1008
ホームページ https://www.olta.co.jp/
OLTAのクラウドファクタリングは、はやい・かんたん・リーズナブルさが魅力です。
即日現金化が可能、手続きはオンラインで完結とスムーズにお金を得ることができます。
手数料も2~9%と比較的低いため、安心して利用することができるでしょう。
債権譲渡登記も行わないため、取引先にファクタリングがバレるリスクをおさえることができます。
できるだけ誰にも知られたくない、ネットで簡単に契約したいという方におすすめのファクタリングです。
ベストファクター
ベストファクターの基本情報は以下の通りです。
設立 2017年1月
対象者 法人・個人事業主
手数料 2~20%
買取額 30万円~
資金化スピード 最短即日
2社間 〇
3社間 〇
営業時間 平日10:00~19:00
電話番号 0120-767-014
ホームページ https://bestfactor.jp/
即日現金化可能、最低手数料2%のファクタリングです。
償還請求権なしの契約ができるのも大きなメリット。
万が一売掛金の回収が困難になったとしても、その保証を求められることはありません。
電話で最短5分というスピード審査も行っているため、一度確認してみることをおすすめします。
MSFJ
MSFJの基本情報は以下の通りです。
設立 2017年9月
対象者 法人・個人事業主
手数料 1.8~9.8%
買取額 30万円~5000万円
資金化スピード 最短即日
2社間 〇
3社間 〇
営業時間 平日10:00~20:00
電話番号 0120-254-259
ホームページ https://msfj.co.jp/
審査通過率は93%以上、利用者に合わせた3つのファクタリングサービスを用意しているのが特徴です。
ネットで簡単に申し込めるクイックファクタリング、低い手数料で高額な売買ができるプレミアムファクタリング、個人事業主に特化した個人事業主様専用ファクタリングの中から選べます。
最短即日かつ、自身の状況に応じたサービスを受けられるのは大きな魅力ですよね。
トップ・マネジメント
トップ・マネジメントの基本情報は以下の通りです。
設立 2009年4月
対象者 法人・個人事業主
手数料 0.5~12.5%
買取額 ~3億円
資金化スピード 最短即日
2社間 〇
3社間 〇
営業時間 平日9:00~19:00
電話番号 0120-36-2005
ホームページ https://top-management.co.jp/
累計買取高100億円、4万5千件を超える買取実績を誇る会社です。
ファクタリングだけでは解決できない場合、コンサルティングサービスを利用して相談することができます。
ファクタリングを利用する場合なら無料で相談できるので、不安がある方におすすめのファクタリングです。
No.1
No.1の基本情報は以下の通りです。
設立 2016年1月
対象者 法人・個人事業主
手数料 1~15%
買取額 50~5000万円
資金化スピード 最短即日
2社間 〇
3社間 〇
営業時間 平日9:00~20:00
電話番号 0120-700-339
ホームページ https://no1service.co.jp/
最短即日現金化可能、低い水準の手数料、建設業特化のファクタリングサービスが特徴の会社です。
リピート率88%・お客様満足度92%という点からも、安心してファクタリングを利用することができます。
他社からの乗り換えも可能なため、より低い手数料で利用したい方におすすめのファクタリングです。
オッティ
オッティの基本情報は以下の通りです。
設立 記載なし
対象者 法人・個人事業主
手数料 5%~
買取額 ~5000万円
資金化スピード 最短即日
2社間 〇
3社間 〇
営業時間 平日9:00~19:00
電話番号 03-3834-2011
ホームページ http://otti-tokyo.com/
最短即日現金化可能、審査は来店不要、償還請求なしが特徴のファクタリングです。
年間300件以上の実績を誇る会社であり、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。
ビートレーディング
ビートレーディングの基本情報は以下の通りです。
設立 2012年4月
対象者 法人・個人事業主
手数料 5~20%
買取額 30万円~3億円
資金化スピード 最短翌日
2社間 〇
3社間 〇
営業時間 平日9:30~18:30
電話番号 0120-97-9559
ホームページ https://betrading.jp/
最短12時間で資金調達可能なファクタリングです。
審査通過率は驚異の98%。
Beトレペイメントという、買掛金先払いサービスを扱っているのも大きな特徴です。
PMG
PMGの基本情報は以下の通りです。
設立 2015年6月
対象者 法人・個人事業主
手数料 3~8%
買取額 ~2億円
資金化スピード 最短即日
2社間 〇
3社間 〇
営業時間 平日9:30~18:00
電話番号 0120-901-680
ホームページ https://p-m-g.tokyo/
取引可能額が最大2億円とまとまった資金調達にも対応しているファクタリングです。
赤字企業再生支援センター
赤字企業再生支援センターの基本情報は以下の通りです。
設立 2003年6月
対象者 法人・個人事業主
手数料 2%~
買取額 記載なし
資金化スピード 最短即日
2社間 記載なし
3社間 記載なし
営業時間 平日9:00~18:00
電話番号 03-3431-0570
ホームページ https://saisei-fund.com/
事業再生を目的とした多彩な支援方法があるのが、赤字企業再生支援センターの大きな魅力です。
ファクタリングだけでなく、同時に相談することでより手厚いサービスを受けることができます。
事業資金エージェント
事業資金エージェントの基本情報は以下の通りです。
設立 記載なし
対象者 法人・個人事業主
手数料 1.5~20%
買取額 ~2億円
資金化スピード 最短即日
2社間 〇
3社間 〇
営業時間 平日9:00~19:00
電話番号 0800-805-1945
ホームページ http://js-agent.com/
500万円以下なら最短3時間、1000万円まで即日対応が特徴のファクタリングです。
対面不要で資金を振り込んでもらえるというのも嬉しいポイント。
ウィット
ウィットの基本情報は以下の通りです。
設立 2016年11月
対象者 法人・個人事業主
手数料 記載なし
買取額 30~500万円
資金化スピード 最短即日
2社間 〇
3社間 〇
営業時間 平日9:00~18:00
電話番号 0120-31-2277
ホームページ https://witservice.co.jp/
500万円以下の小口専門ファクタリングです。
最小30万円を95%の買い取り実績があり、対面せずに契約が可能。
信用情報なしの審査により、自分の情報が不安な方でも安心して申し込めます。
他にもファクタリング会社はたくさんあるため、より自分にあった条件がないか探してみてください。
ホームページの情報だけではわからない要素が多く、直接問い合わせることをおすすめします。
ファクタリングとは
ファクタリングとは、まだ入金されていない売掛金の権利を買い取ってもらい、お金を得るサービスのことです。
お金を借りる融資とは違い、売掛債権の売買によって資金を得られます。
融資とは根本的に違うため、融資ができなかったとしても、状況に応じて活用することができるのがファクタリングなのです。
本筋に入る前に、1つだけ注意事項をお伝えします。
給料ファクタリングの存在です。
個人でのファクタリング利用はおすすめしない
ファクタリングにはさまざまな種類があり、中には個人で利用できる“給料ファクタリング”というものもあります。
しかし、給料ファクタリングは悪徳業者に当たる可能性が高いため、利用はおすすめしません。
金融庁は、「給料ファクタリングは貸金業に該当する」と発言しています。
違法なヤミ金融業者に騙されてはいけない、法外な利息や違法な取り立ての被害を受けるから注意するように、と呼び掛けているため利用は避けましょう。
金融庁による注意喚起の詳細については、HPで確認してください。
参照:「給与の買取りをうたった違法なヤミ金融にご注意ください!」
今回は、法人や個人事業主の方が利用するファクタリングを対象に解説します。
ファクタリングは即日現金化可能
企業や売掛金の額にもよりますが、ファクタリングは即日現金化が可能なサービスです。
即日現金化が実現できる理由は、審査が早いから。
銀行であれば、融資の審査にはそれなりの時間がかかります。
なぜファクタリングの審査は早いのでしょうか。
審査における重要な要素が違う
銀行からの融資の場合、お金を借りるという性質上“返済能力の有無”が問われます。
お金を返してくれる人にだけ貸したいのは当たり前ですよね。
一方、ファクタリングはお金の貸し借りではなく、売掛債権の売買です。
ファクタリングの審査において重要なのは、“売掛債権の信用度”。
本当に売掛金が支払われるのか、取引先の信用度がポイントとなってきます。
返済能力を細かく調べるより、売り上げが本当かどうか調べるほうが審査は短時間で済むわけですね。
加えて、融資は長期間の契約になる分、審査も慎重にならざるを得ないという面もあります。
ファクタリングであれば、担保や保証人も必要がないので、複数の要素が絡むことなくスムーズに取り引きを進めることができるのです。
即日希望なら2社間ファクタリングを
ファクタリングには、「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」があります。
違いは、取引先が絡むか否か。
自社とファクタリング会社の2社でやりとりをするのか、それとも自社・ファクタリング会社・取引先の3社でやりとりをするのかという違いがあります。
2社間ファクタリングであれば、取引先に知られることなく売掛債権の売買が可能です。
一方3社間ファクタリングでは、取引先の承諾を得る必要があります。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、即日現金化をするのであれば2社間ファクタリングを選んでください。
取引先が絡まない分、少ないやり取りで契約を進めることができます。
ただし、3社間ファクタリングよりも手数料が高くなりやすい点に注意しておきましょう。
2社間ファクタリングでの手数料相場は、売掛金の10%~30%です。
それに対し、3社間ファクタリングでの手数料相場は、売掛金の5%~10%。
即日現金化を希望しない場合であれば、3社間ファクタリングのメリットは大きいといえます。
ファクタリングでの即日現金化のコツ
ファクタリングにおける、即日現金化のコツは7つあります。
- 即日の文字だけに惑わされない
- 問い合わせは早めに
- 書類の不備がないように
- 2社間ファクタリングで
- 直接足を運ぶ
- 即日希望と伝える
- 大金になりすぎないよう注意
1つずつ、詳しくみていきましょう。
即日の文字だけに惑わされない
ファクタリングを扱う企業のHPには、さまざまな売り文句が書かれています。
中には、大きく“即日”の文字が掲載されているところもあるでしょう。
しかしここで、「即日現金化ができるのだ」と安心してはいけません。
“即日”にもさまざまな意味があるからです。
「即日審査」かもしれませんし、「審査後即日入金」の可能性もあります。
必ずしも即日現金化ができるとは限らないのです。
即日審査かつ即日入金なのか、わからなければ直接問い合わせてみましょう。
買取金額などにも現金化のスピードは左右されやすいので、問い合わせる前に、売掛債権の情報は把握しておいてくださいね。
問い合わせは早めに
時間が経てば経つほど、即日現金化の可能性は遠のいていきます。
できることなら、午前中のうちに申し込みを済ませておきましょう。
前日からファクタリングを利用することが決まっているのであれば、当日朝一で連絡するのが賢明です。
書類の不備がないように
申し込む前に、必要書類をきちんと準備しておきましょう。
不備がないよう入念にチェックをすれば、それだけ手続きのスピードも上がります。
必要書類が明記されていない場合もあるので、早めの問い合わせがおすすめです。
2社間ファクタリングで
即日現金化を目指すなら、取引先の承諾が必要な3社間ファクタリングは避けましょう。
2社間ファクタリングを選択し、余計な手続きはできるだけなくすことで、時間を削減できます。
2社間ファクタリングを扱っているかどうか、事前にHPなどで確認しておきましょう。
直接足を運ぶ
ファクタリングの申し込み方法はいくつかありますが、直接お店まで足を運べるのであれば運んでしまいましょう。
対面のほうがやり取りはスムーズですし、不安な要素もすぐに相談できます。
移動にかかる時間も考慮し、即日現金化を目指してください。
即日希望と伝える
即日現金化を希望するのであれば、その意思をはっきり伝えておくことが重要です。
銀行に振り込んでもらう場合、銀行の営業時間内に振り込んでもらう必要があり、その時間を過ぎれば翌日振込となってしまいます。
できるだけ早く手続きを進めてもらうためにも、相手に急いでいることを伝えておきましょう。
大金になりすぎないよう注意
ファクタリング会社は、売掛債権を買い取る時発生する手数料で利益を得ています。
ボランティアで助けてくれるわけではありません。
利益はあればあるほど嬉しいもの、ファクタリング会社からすれば手数料が高くなる案件を多く取り扱いたいという思惑があります。
売掛債権の価値が高いほど、ファクタリング会社としても手数料が増えるので嬉しいわけですね。
とはいえ、初めてのファクタリングで高額すぎる売掛金を持ち出すのはあまりおすすめできません。
ファクタリング会社は、売掛金を回収できないリスクを恐れるからです。
万が一取引先が倒産し売掛金を回収できなければ、ファクタリング会社は損をしてしまいます。
売掛金の額が高いほど、損をする額も増えるわけです。
初めての相手で高額の売掛金となれば、ファクタリング会社は警戒します。
審査が通常よりも慎重なものになり、即日現金化が難しくなる可能性があるため、売掛金の額はあまり大金でないものを提示するのが賢明です。
ファクタリングの利用時に確認しておくこと
即日現金化にばかり気を取られて、悪徳業者に当たらないよう注意しましょう。
法外な手数料を取られてしまう可能性があります。
悪徳業者かどうか見抜く方法
悪徳業者かどうか、見抜く方法を覚えておきましょう。
- 会社の所在地や連絡先がはっきりしているか
- 運営年数が極端に少なくないか
- 条件が甘すぎやしないか
- 保証人や担保が必要なら怪しい
- 賃金業番号が記載されている
- 契約書があるか
以上6つです。
自社側にメリットが大きいのは嬉しいことですが、大きすぎれば疑ったほうが良いでしょう。
甘ければ甘いほど罠である可能性が高いです。
中には賃金業番号などをHPに掲載してこちらを安心させようとするパターンもありますが、ファクタリングはそもそも賃金業ではありません。
騙されないように気を付けてください。
ファクタリングを利用する場合の注意点
ファクタリングを利用する際の注意点は8つです。
- 手数料が高い
- 債権譲渡登記により取引先にバレる
- 取引先に問題があれば利用不可
- 売掛金以上のお金は得られない
- 売掛金を分割できない
- 取引先が倒産した場合のリスク
- 負のループに陥る可能性
- 即日希望によって手数料が上がるかも
1つずつ詳しくみていきましょう。
手数料が高い
ファクタリングの手数料は、決して安くはありません。
金利に相当すると100%を超えることも多く、長期間何度も利用すれば逆に経営が破綻する可能性も。
あくまで緊急事態の秘策として、ファクタリングの利用をおすすめします。
債権譲渡登記により取引先にバレる
場合によっては、ファクタリング会社から“債権譲渡登記”を求められることがあります。
売掛債権の譲渡を証明するためとはいえ、債権譲渡登記をすれば公的な情報として公開されてしまいます。
結果取引先にバレる可能性があるため、注意してください。
後から取引先に知られてしまえば、信用は失墜し今後の取引にも影響が出かねません。
取引先に問題があれば利用不可
融資と違い、ファクタリングの審査では取引先の信用度がカギを握ります。
売掛金が支払われない可能性が高い、あるいは取引先が信用できないと判断されてしまえば、ファクタリングを利用することはできません。
ファクタリングの審査で落ちた場合、再チャレンジは難しいといえるでしょう。
取引先に問題がある場合、その解決をすることは難しいからです。
一方融資であれば、審査に落ちた場合自身の信用度や返済能力を高めれば利用できる可能性を高められます。
再審査に通る可能性が低いことはファクタリングのデメリットであり、万が一審査に落ちた場合はほかの会社に申し込むのが賢明です。
売掛金以上のお金は得られない
ファクタリングは売掛債権の売買、売掛金以上のお金を得ることはできません。
売掛債権の価値はそれ以上にもそれ以下にもならず、必ずしも窮地を救ってくれるとは限らないのです。
融資であれば希望額を提示できますが、ファクタリングでは手数料を下げるよう交渉するのが精一杯でしょう。
売掛金を分割できない
融資は、借りたお金を分割で返済していくことができます。
一方ファクタリングは、売掛金が入金されたらその額を全額支払わなければなりません。
会社の状況が厳しいから売掛金を少しずつ払う、という手は使えないのです。
取引先が倒産した場合のリスク
ファクタリングは、ノンリコース契約を結ぶものと結ばないものがあります。
ノンリコース契約とは、償還求償権がない契約のこと。
ノンリコース契約を結んでいれば、万が一取引先の倒産などで売掛金が回収できなくなったとしても、ファクタリング会社に売掛金分を支払う必要はありません。
ただし、ノンリコース契約を結んでいなければ未回収分を全額負担しなければならないため注意してください。
負のループに陥る恐れ
ファクタリングは、売掛債権の売買によって売り上げの前借りをすることができます。
とはいえ、前借りをした以上そのしわ寄せが後からやってくるもの。
そのしわ寄せに耐え切れなければ、再度ファクタリングを利用することになるかもしれません。
そしてまたそのしわ寄せがきてファクタリングを……という具合に、負のループに陥る可能性があります。
使えば使うほど状況が悪化してしまうので、上手く活用することが重要といえるでしょう。
即日希望によって手数料が上がるかも
即日現金化を希望することで、手数料が高くなってしまう恐れがあります。
この会社はすぐにお金が必要なほど困っているのだ、と足元をみられてしまうわけです。
ファクタリング会社はあくまでビジネスとして売掛債権を買い取っています。
手数料はあくまで目安であり、ケースによっては変動するもの。
場合によっては少し多めに手数料を取られてしまう可能性があるわけですね。
手数料をおさえるためにも、できるだけ余裕を見せておいたほうが良いでしょう。
ファクタリングを利用する際の注意点は以上です。
計画的な利用を心掛けてくださいね。
ファクタリング申し込みの流れ
ファクタリングのメリットや注意点を把握できたら、実際に申し込みましょう。
ファクタリング申し込みの流れは以下の通りです。
- 事前相談
- ネット・電話・郵送・来店等で申し込み
- 必要書類提出
- 審査
- 契約
3社間であれば、取引先とのやりとりも追加されます。
必要な書類
必要な書類は以下の通りです。
- 法人登記簿謄本
- 印鑑証明書
- 身分証明書
- 決算報告書
- 売掛金に関連する証明書類(請求書や納品書等)
- 銀行通帳
他にも、場合によっては追加で書類提出を求められます。
その都度対応してください。
売掛金の支払いを忘れないように
2社間ファクタリングの場合、売掛金をファクタリング会社に支払うことを忘れないよう注意してください。
加えて、債権譲渡登記をしたのであれば抹消することも忘れないようにしましょう。
ファクタリングはおすすめの業者で安全に利用しよう
いかがだったでしょうか。
ファクタリングは即日現金化可能で便利なサービスです。
とはいえ、便利さゆえにお金がかかるのも事実。
より低い手数料で利用するためにも、事前の調査と余裕を持った対応が肝心です。
会社の緊急事態だからこそ、冷静な判断で解決にあたってくださいね。