楽器ローンの審査って厳しいの？審査に通らなかった時の対処法

特に限定物のギターであったり、あこがれグループと同じ楽器で音楽やりたい！となると、一括で購入はなかなか難しいですよね

そんなとき、無理なくあこがれの楽器を購入できるのが、楽器ローンです。

と思われがちですが、実はこの楽器ローンの審査は簡単なものではありません。。

そこで今回は、楽器ローンの審査について解説していきます。

楽器ローンとは？

楽器ローンとは、楽器購入のためにローンを組んで、その金額を毎月分割で支払っていく制度です。

基本的に楽器の購入店で組むことができます。

楽器を購入しようとするとなると、特にこだわりがなければ3～5万円程度で購入ができます。

しかし高価なモデルであったり、限定物の楽器となると、相場でも19万円～25万円、それ以上するものもありますよね。

普通のサラリーマンでの月収でも、一括で購入することはなかなか難しいです…。

そこで楽器専用のローンを組むことで、購入してすぐに手元に楽器が手に入ります。

購入代金を毎月返済していく仕組みとなっています。

楽器ローンを組むには審査に通過しないといけない

確かにローンを組むことで無理なく購入ができる便利な制度ですが、誰でも簡単に利用ができるものではないのです。

楽器ローンは、購入店に毎月分割で支払うのではなく、ローンの会社が一括で購入代金の立替を行います。

購入後の返済は、そのローン会社に毎月の支払いを行う形になります。

そのため楽器ローンは、いわばローン会社に借金を行って購入をする制度となります。

ローンを利用をするには、ローン会社が行う審査に通過しなくては利用ができません。

楽器ローンの審査とは？

それでは、なぜ楽器ローンを利用するには審査に通過しなくてはいけないのでしょうか。

楽器ローンの会社は審査時に、楽器の購入代金を立て替えた後もしっかりと返済が行われるかをチェックします。

ローン会社もボランティアではないので、返済が行われないと経営が成り立たなくなってしまうためです。

そのため、申込者がきちんと返済を行う人物であるかの審査が行われます。

楽器ローンの審査時にチェックされるポイントは？

楽器ローンでは、申込者の返済能力と信用力を図るために、下記の情報から審査を進めていきます。

返済のための十分な収入が確保されているかを、申込者の収入情報や勤務先の情報をもとに進めます。

またローンの審査時には、個人の信用情報の確認も行います。

信用情報とは、これまでのクレジットカードやカードローンなどの利用履歴が記録されているものです。

利用時にトラブルなどを起こしたことがないかをチェックし、信用力の審査を行います。

楽器ローンの審査に落ちる原因は？

上記のように楽器ローンでは利用の際に審査が行われるため、審査におちると楽器ローンの利用ができません。

実は審査も結構厳しく行われており、申し込んでも利用できなかった人は一定数います。

それでは楽器ローンの審査に落ちてしまう原因には、どのようなものがあるのでしょうか？

よくある原因を解説していきます。

アルバイトでは楽器ローンを組むことができない

主な収入源がアルバイトのみの場合、楽器ローンの審査に通過することは難しいです。

アルバイトでは収入に安定性がなく、返済できなくなる可能性が極めて高いと判断されるためです。

実は楽器ローンの審査は比較的厳しい傾向にあります。

アルバイトではなく、正社員として毎月の固定の収入があったとしても、審査を進めていく中で気になる点が発生すると審査に落とされてしまうのです。

たとえ正社員であったとしても、上記の項目に当てはまる場合、楽器ローンの審査に落ちてしまうことがあるのです。

そのため、正社員よりもさらに収入が安定していないとされるアルバイトの場合は、その時点で、問答無用に審査落ちの対象となることが多いのが現状です。

過去にクレカやカードローンでトラブルを起こしていた

これまでにクレジットカードやカードローンを利用している中で、なんらかのトラブルを起こしてしまっている場合も審査落ちの原因になります。

具体的には、下記のようなことを起こしていると審査落ちの原因となうケースがあります。

クレジットカードやカードローンでは、信用情報機関にその利用の記録が保管されています。

仮に上記のような問題を起こしてしまった場合も、信用情報機関にその旨の記録が記載されます。これを『異動情報』と呼びます。

楽器ローンの審査時には、その信用情報をもとに審査が進められていきます。

そのため、審査時に異動情報が確認されると「この利用者は過去に問題を起こしたことがあるため、信用できない」と判断されてしまいます。

結果、楽器ローンの審査に通過できないという事態になってしまうのです。

信用情報にはクレカやローン以外の延滞も記録される

クレジットカードの請求も遅れたことないし、カードローンも利用したことないから大丈夫！

と思っていても、実は気づかない間に信用情報に異動情報に記録がついていた！というケースもあります。

具体的には、下記のような場合です。

スマホの料金も、遅れた後に払ったから大丈夫でしょ！

と思っていても、記録として残ってしまっていると見逃してもらうことができません。

何度も申し込みをしても審査に通れるわけではない

よくあるのが、楽器ローンの審査に落ちてしまった後に再度申し込みを行ったり、ほかの楽器ローンの申し込みを行うこと。

何度も申し込みを行うと、今度は『申し込みブラック』という状態になってしまい、審査に通過できなくなってしまいます。

実は楽器ローンの申し込み情報も、信用情報に記録が残ります。

そのため、申し込みを行った形跡があるのにほかのローンに申し込みを行うと、そこで審査に引っかかってしまい、楽器ローンの審査に通過することができなくなります。

申し込みブラックになってしまうと半年間は記録が消えません。

短期間で何度も申し込みを行うことや、複数の会社に同時に申し込むことは避けましょう。

楽器ローン審査は厳しい！その理由は？

審査落ちの原因でもわかるように、楽器ローンの審査は厳しい傾向にあります。

実は上記の審査落ちの原因をクリアしていても、審査に通過できないケースも非常に多いのです。

楽器ローンは、融資の資金の利用用途が定められている「目的別ローン」と呼ばれています。

目的別ローンは、利用の用途が決められていないフリーローンなどに比べると金利が低い傾向にあります。

金利が低いローンの場合、支払いを滞納することなく確実に返済を行うと判断できないと、審査担当者も審査に通すことを懸念してしまいます。

返済能力が確証されていないと、低金利で融資を行ったのにもかかわらず返済が行われないとローン会社も儲けが出なくなってしまいかねないためです。

楽器ローンの審査に通過するためには？

楽器ローンの審査通りたいのであれば、審査に通過するためのチェックポイントを改めて確認しましょう。

楽器ローンの審査に落ちたけど諦められないとき

そんなときのために、楽器ローンの審査以外で購入するための対処法を紹介します。

とにかく仕事を頑張ってお金を稼ぐ

とにかく短期間でお金を稼いで、楽器の購入代を稼ぎましょう。

正社員の場合は歩合給などでない限り、劇的に収入を増やすことは難しいですが、アルバイト収入であれば、短期のバイトを頑張るのも一つの方法でしょう。

ほしいものを手にしたい！など、人間は目標があると、それに向かって頑張っていく力があります。

あの限定物の楽器を買う！というような具体的な目標があると、俄然やる気がわきお金モチベーションアップにもつながります。

要らないものを売ってお金にする

家の中にある不要なものを売り、お金を作ることも一つの方法です。

特にまとまったお金になりやすいブランドもののバックや時計などを質屋で売れば、相当なお金になります。

例えば、家の中にあるコレクションの楽器を売るのも一つの方法でしょう。

愛着のあるコレクションを売るのは心が痛みますが、どうしても欲しい楽器と天秤にかけて、それでも手にしたいときは決断も大切です。

また高価な楽器に比べると微々たる額かもしれませんが、メルカリなどのフリマアプリを駆使して身の回りの不要なものを売ってお金にする方法も良いでしょう。

親や周りの人に頼み込んで借りる

もし頼れる人がいるのであれば、周りの人に頼み込んでお金を借りることも一つの手段です。

しかし高価な楽器の場合、コンビニで小銭がなかったから貸して！というのとは訳が違います。

楽器代を貸す相手も、あなたへの相当な信用力がないとまとまったお金を貸してはくれないでしょう。

きちんと信頼関係が気づいている相手にどうしても手に入れたいことを伝えたうえで、借用書の作成を行うことを伝えましょう。

個人間のお金のやり取りは、小さなことで信頼関係が壊れやすいです。

限定物の楽器を手にしても相手との信頼関係はお金では取り戻せません。

そうならないためにも、いくら借りていつ返すのか、どのように返していくのかなどをお互いで話し合い、まとめることが大切です。

借用書については下記の記事でも併せて紹介しています。

クレジットカードの分割払いを利用する

クレジットカードを持っている場合、クレジットカードでの分割払いも一つの対処法でしょう。

クレジットカードで楽器の購入を行い、その料金はクレジットカードの会社に分割で支払っていく形式です。

自分で回数を設定して支払いができるので、無理なく購入が可能です。

しかし分割払いの払い、下記のようなデメリットがあります。

• 楽器の代金が利用限度額よりも高額だと利用できない
• 回数分の手数料が発生する

このため、楽器の金額によっては利用できないケースがあります。

また支払い回数分の手数料が発生するため、購入金額に上乗せする形で支払い総額が増えます。

またよく勘違いされがちなリボ払いでの支払いの場合、毎月の支払額は無理なくできても、返済が長期化してしまうことも。

よく検討して活用するようにしましょう。

最終的にはカードローンも一つの方法

クレジットカードでは限度額が足りなかった…という場合。

カードローンの利用も一つの対処法として検討するのもよいでしょう。

カードローンは楽器ローンと違い、資金の利用の制限が無い分、金利が高い傾向にあります。

そのため、できるだけ金利が低い商品や、サービスが充実している商品を活用することが大切です。

ここでは筆者が厳選した、サービスも充実・低金利のカードローンを各商品のポイントごとに紹介していきます。

プロミス

プロミス概要
商品名	プロミス
利用限度額	500万円まで
金利	4.5％～17.8％
担保・保証人	不要
遅延損害金	20.0％

• 初回は30日間の無利息サービスが適用
• WEB完結申し込みで来店・郵送が無しに
• 公式アプリで管理が楽にできる
• 会員限定の優待サービスが充実

大手消費者金融のプロミスは、大手の中でもサービスが充実している点が強いです。

中でもWEB完結申し込みと30日間無利息は強いでしょう。

カードローンによってはカード発行の郵送が必須のところも多く、家に借金の郵便物が届くのは避けたいですよね。

しかしプロミスならスマホですべての申し込みが完了、WEB明細発行などをおこなうため、郵送も来店の必要もありません。

また初回利用時は30日間の無利息がついてくるので、利息を抑えることもできるのはうれしいですよね。

即日融資にも対応しているので、限定物で急いでいるときも最短即日でお金を借りられます。

ジェイスコア

jscore(ジェイスコア)概要
商品名	ジェイスコア
利用限度額	10万円～1000万円
金利	0.8%～12.0%
担保・保証人	不要
遅延損害金	12.0%
必要書類	運転免許証or顔写真付き身分証明書or保険証+住民票

大手の中では最低金利で利用が可能

審査はAIが行うため利用しやすい

ジェイスコアは大手消費者金融の中で一番の低金利を誇ります。

大手の中でも特に5大大手と呼ばれるアイフルやプロミスは、上限の金利が18％で足並みを揃えています。

しかしジェイスコアの上限金利は12％で、ほかの大手に比べても6％も金利が低いのです。

消費者金融では、ほとんどが上限での金利が適用されるため、最初から金利が低い商品を活用することで利息を抑えることができます。

そのため、少しでも楽器代以外のお金を抑えるためにもジェイスコアの利用が良いでしょう。

またジェイスコアでも即日融資に対応しているので、プレミア物の楽器を見つけた時でもスピーディに対応してもらえます。

バンクイック

バンクイック概要
商品名	三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
利用限度額	10万円以上～500万円以内(10万単位)
金利	1.8％～14.6％
担保・保証人	不要
遅延損害金	20.0％
必要書類	運転免許証or顔写真付き身分証明書or保険証+住民票

安心のメガバンク三菱UFJ銀行が提供するカードローン

銀行の中でもスピーディに利用できると定評がある

返済日の前にリマインドがあり返済遅れもしにくい

消費者金融の利用はちょっと不安…という方は、メガバンクでもある三菱UFJ銀行が提供しているカードローン『バンクイック』がおすすめです。

銀行カードローンでは適用される法律が異なるため、即日融資での利用ができません。融資までも1週間程度かかるところも多いのです。

しかしバンクイックは、銀行カードローンの中でも利用がしやすく、最短翌営業日には融資が可能なことも多いのです。

そのため、急いでいるけど安心できる機関で借りたい…という場合はバンクイックの利用がおすすめでしょう。

楽器ローン審査まとめ

今回は、楽器ローンの審査は厳しいのかについて解説してまいりました。

楽器ローンを組めば高価な限定物の楽器の購入も無理なく利用が可能ですが、利用には審査が必要です。

また楽器ローンの審査は厳しい傾向にあることもわかりました。

楽器ローンの審査に落ちてしまっても、どうしても購入があきらめられない場合は、今回ご紹介した対処法で購入をすることをお勧めします。

• とにかく仕事を頑張ってお金を稼ぐ
• 要らないものを売ってお金にする
• 親や周りの人に頼み込んで借りる
• クレジットカードの分割払いを利用する
• 最終的にはカードローンも一つの方法

しかし楽器ローンしかり、借りたりしてお金を工面する場合も、きちんと計画的に利用を行い、返済を行うことが大切です。

返済が遅れて信用情報に傷がついてしまったりすると、今後同じようにローンを組もうとしても審査に通過できなかったり、クレジットカードが作れなくなったりとデメリットが多すぎます。

そうならないためにも、計画的に利用を行い、あこがれの楽器を手にしていきましょう。