リボ払いは使い方を間違えたり、仕組みをよく理解しないまま使い続けることで借金地獄に陥ってしまう可能性があります。
借金地獄に陥る原因の一つは、リボ払いで発生する手数料、実質的な金利です。
金利はローンの借り入れ額に対しての利息の割合のことを指します。
「金利」とは、お金の貸し借りをしたときに、借りた人が貸した人に支払う手数料(貸借料)みたいなもの、または、その手数料(貸借料)の割合を指している言葉です。
そこでこの記事では、リボ払いの金利によって借金地獄に陥ってしまう仕組みや、終わらない返済生活から抜け出す方法、そして借金地獄に陥らないためのリボ払いの上手な使い方について解説します。
ぜひ参考にしてください。
- 金利(年率)
- 年4.5%~17.8%
- 融資スピード
- 最短3分融資! ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
- 審査スピード
- 最短3分! ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます
- 限度額
- 1万~500万円
- 無利息の期間
- 30日間利息0円!
- 郵送物の有無
- Web完結申し込みで無し! ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
- 企業名
- SMBCコンシューマーファイナンス
リボ払いで借金地獄に陥る原因
リボ払いは使い方を間違えたり、仕組みをよく理解しないまま使い続けることで借金地獄に陥ってしまう可能性があります。
そこで、まずはリボ払いで借金地獄に陥る主な原因について解説します。
リボ払いで借金地獄に陥る原因
- リボ払いには利息がかかる
- 元金が減りにくく返済が長期化する
- リボ残高が膨らんでも気付きにくい
- 使い過ぎによりさらに借金が増える
リボ払いには利息がかかる
クレジットカードのリボ払いは月々の支払いが一定になるメリットがある反面、利息が発生するというデメリットがあります。
通常、クレジットカードの金利は15%から18%に設定されています。
たとえば、10万円の支払い残高に18%の金利を適用し30日間借りた場合、発生する利息は約1,480円になります。
一見大したことのない金額に思えますが、返済期間が長引くほど、また借入額が多くなるほど、支払う利息の総額は大きくなり返済負担が増えてしまいます。
利息を返すのに精一杯で借金が減らないなんてことも…
元金が減りにくく返済が長期化する
リボ払いの仕組みでは、毎月一定額を支払い続けることで完済を目指します。
ただ、実際には支払い額の大部分が利息分で、元金に充てられる額は思ったよりも少なくなることが多いです。
例えば、月3万円を支払っても、その内2万円が利息であれば、実際に元金から差し引かれるのは1万円だけとなります。
返済が長期化することで発生する利息の総額はさらに増加し、経済的な負担は重くなる一方となります。
リボ残高が膨らんでも気付きにくい
借入先が複数ある場合や、具体的な支払い残高を確認していない場合、管理が複雑になり借金の総額を正確に把握するのが難しくなります。
気付いたときには返済が困難になっていることも少なくないため、借金総額を常に意識し、計画的に返済の見通しを立てることが重要です。
使い過ぎによりさらに借金が増える
リボ払いによる借金は、利用額が多くなるほど、また利用期間が長引くほど、発生する利息も増大します。
月々の返済額が一見管理しやすい額であっても、その大部分が利息の支払いに充てられている場合、元金の返済は遅れ、結果的に総返済額が膨らんでしまいます。
さらに、返済が厳しくなると他の金融機関からの借入れを重ね、返済のために新たな借金をするという悪循環に陥りやすくなります。
計画的でない利用が続くと使い過ぎによってさらに借金が膨らむ原因となり、抜け出すことが困難になります。
そもそもリボ払いとは?
リボ払い、正式名称を「リボルビング払い」というのはクレジットカードや消費者金融の支払い方法の一つです。
毎月一定額を支払うことで負担を分散し、無理なく返済していけるのが魅力です。
特に高額な商品を購入したり、出費が多い月でも、あらかじめ設定した返済額によって計画的に支払いを行うことが可能です。
リボ払いは利息が発生する点や、返済方式によっては返済負担が大きくなる可能性があります。
利用する際にはその特徴や条件をよく理解し、自分の返済能力に合った方法を選択することが重要です。
定額方式
定額方式では、利用者が毎月の返済額を一定に設定します。
毎月の支出を予測しやすくなり、財務計画が立てやすいというメリットがあります。
残高スライド方式
残高スライド方式では、利用残高に応じて毎月の返済額が変動します。
利用残高が少ない時は返済額も少なくなりますが、逆に残高が増えると返済額も大きくなります。
リボ払いの借金地獄から抜け出す方法
リボ払いの借金地獄から抜け出すためのおすすめの方法を解説していきます。
各方法のメリット・デメリットを把握したうえで、最適な方法を探していきましょう。
ご自身の利用状況と改めて照らし合わせて、取り入れるかどうか判断してみてください。
リボ払いの借金地獄から抜け出す方法
- リボ払い手数料より金利の低いローンで借り換えする
- 支払い方法を全額払いにする
- 繰上げ返済・一括返済する
- 完済するまで追加利用しない
- リボ払い専用カードを作らない
- 任意整理(債務整理)する
リボ払い手数料より金利の低いローンで借り換えする
リボ払いで高い利息の借金を抱えている場合、金利の低いカードローンに切り替えることで、返済総額を減らすことができます。
一本化がすることで借金の総額を把握しやすくなったり、管理の負担も減らすことができます。
ただし借り換えには審査が必要であり、すべての人が借り換えを利用できるとは限りません。
また、借り換えの際には手数料やその他の費用が発生する場合がありますので、申し込み前に諸コストを計算し、総返済額が実際に減少するかを確認することが重要です。
一括返済する
清算方法で全額払いを選択し、リボ払いで積み重ねた借金を一気に返済すれば、その後の支払いは一切なくなり利息の支払いからも解放されます。
手っ取り早い方法ではありますが、全額返済のためには当然ながら、その時点での残高全額を用意する必要があります。
一括返済の資金を用意するために新たな借金を作るような無理な資金繰りをするのではなく、計画的に完済を目指せる方法を検討してくださいね。
繰上げ返済する
リボ払いの借金から抜け出すためには、繰り上げ返済を活用するのもおすすめです。
リボ払いでは毎月一定額を返済していきますが、ボーナス等の臨時収入が入った際には、その一部をさらに借金の返済に充てて積極的に繰り上げ返済しましょう。
ただし、繰上げ返済を行う際は他の支出を圧迫しないよう、計画的に行うことが大切です。
繰上げ返済が可能な金融機関の条件を事前に確認し、手続きに必要な情報を整理しておくことも重要です。
完済するまで追加利用しない
リボ払いの借金を解消する上での前提の考え方として、今の借金を完済するまでカードの追加利用はしないことを意識しましょう。
返済期間中にカードの追加利用をすると、当然ながら支払い額が増え、元本の返済に充てられる額が少なくなります。
リボ払いの残高を減らし借金を完済するためには、新たな利用を控え、計画的な返済に専念しましょう。
リボ払い専用カードを作らない
リボ専用カードを使うと全ての支払いがリボ払いになるため、高額な手数料の支払いが避けられません。
リボ専用カードの誘惑に負けず、リボ払いの機能がない、あるいは任意でリボ払いを選択できるカードを選ぶようにしましょう。
リボ専用カードではなく、支払い方法を選択できるクレジットカードを使用することで、不要な支出を抑え借金の返済に集中しやすくなります。
任意整理(債務整理)する
債務が手に負えないほど膨らんでしまった時は、任意整理を検討することも一つの手段です。
任意整理では、弁護士や司法書士を通じて債権者と交渉し、利息のカットや返済額の減額を目指せます。
将来的に金融商品の利用が制限される可能性があることを理解しておく必要があります。
任意整理を検討する際は、専門家の意見を聞き、メリットとデメリットを十分に考慮した上で判断しましょう。
リボ払いの借金地獄から抜け出すには借り換えがおすすめ
リボ払いの借金地獄から抜け出す方法としていくつか紹介しましたが、特に「借り換え」にはメリットも多くおすすめです。
ここからは借り換えをする主なメリットについて、さらに具体的に解説します。
借り換えをする主なメリット
- 低金利のローンへの借り換えで返済総額を減らせる
- 借金の一本化によって返済の見通しを立てやすくなる
- クレジットカードの利用枠に空きができる
低金利のローンへの借り換えで返済総額を減らせる
リボ払いの手数料は実質的に金利として機能しています。
借り換えによって金利が下がる場合、長期的に見ても返済額を大幅に減らすことが可能になります。
また、任意整理は金融事故として扱われますが、ローンの借り換えは資金繰りの範囲なので、いわゆる「ブラックリストに載る」ということもありません。
借金の一本化によって返済の見通しを立てやすくなる
複数のリボ払いや他の借入れを持っている場合、それぞれの返済計画や期日を管理することは非常に複雑になります。
借り換えを利用することで複数の借入れを一つのローンにまとめることができ、管理が簡単になることで返済計画の見通しが立てやすくなります。
返済計画を効率的に立てることで、無駄な利息支払いを避け、より早く借金を完済することが目指せます。
クレジットカードの利用枠に空きができる
リボ払いを利用することでクレジットカードの利用可能枠が埋まってしまうと、新たな支出や緊急時の利用に制限が出てしまいます。
借り換えによってリボ払いの残高を清算することで、クレジットカードの利用枠に空きができ、再びカードを利用することが可能になります。
日常生活の支出管理や緊急時の資金確保に余裕が生まれ、財務的な柔軟性を取り戻すことができます。
リボ払いの借り換えにおすすめの低金利なカードローン
リボ払いの借り換えにおすすめのカードローンを厳選して2社紹介します。
リボ払いの金利は一般的に15~18%ほどなので、リボ払い時の金利15%以下になるようなローンサービスに借り換えることで、返済総額の減少が期待できます。
以下では消費者金融よりも低金利な傾向にある銀行系カードローンから、借り換えにおすすめのサービスをピックアップしましたので候補にしてみてください。
リボ払いの借り換えにおすすめの低金利なカードローン
- 楽天銀行カードローン
- auじぶん銀行カードローン
楽天銀行カードローン
楽天銀行カードローン基本情報
金利
1.9%~14.5%
審査時間
最短即日
融資時間
最短即日
無利息期間
なし
限度額
10万円~800万円
楽天銀行スーパーローン概要 | |
---|---|
商品名 | 楽天銀行スーパーローン |
利用限度額 | ~800万円 |
金利 | 年1.9%~14.5% |
担保・保証人 | 不要 |
遅延損害金 | 20.0% |
必要書類 | 運転免許証or顔写真付き身分証明書or保険証+住民票 |
楽天銀行スーパーローンは年利1.9%~14.5%なので、金利15%以下のカードローンに借り換えを検討している方におすすめです。
借入額が大きいほど低金利が適用されるため、高額なリボ払いの借り換えに特に有効です。
楽天銀行スーパーローンの利用限度額と適用金利 | |
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利用限度額 | 適用金利 |
800万円 | 年1.9%~年4.5% |
600万円以上~800万円未満 | 年2.0%~年7.8% |
500万円以上~600万円未満 | 年2.5%~年7.8% |
350万円以上~500万円未満 | 年2.9%~年8.9% |
300万円以上~350万円未満 | 年2.9%~年12.5% |
200万円以上~300万円未満 | 年3.9%~年14.5% |
100万円以上~200万円未満 | 年6.6%~年14.5% |
100万円未満 | 年14.5% |
利用限度額は100万円未満だとしても、天銀行スーパーローンの適用金利上限は15%を切る14.5%なので、借り換えによって返済負担を軽減できる可能性は高いでしょう。
auじぶん銀行カードローン
auじぶん銀行カードローン基本情報
金利
年1.48%~17.5%
審査時間
最短1時間
融資時間
最短当日
無利息期間
なし
ご利用限度額
10万円~800万円
auじぶん銀行カードローン概要 | |
---|---|
商品名 | auじぶん銀行カードローン |
利用限度額 | カードローンau限定割 誰でもコース:10万円以上800万円以内(10万円単位) カードローンau限定割 借り換えコース:100万円以上800万円以内(10万円単位) |
金利 | 年0.98%~17.5% ■通常:1.48%~17.5% ■カードローンau限定割 誰でもコース:1.38%~17.4% ■カードローンau限定割 借り換えコース:0.98%~12.5% |
担保・保証人 | 不要 |
遅延損害金 | 年18% |
auじぶん銀行カードローン「じぶんローン」は、au IDを持つ方が借り換えコースを選択した場合、最大0.5%の金利優遇を受けることができるカードローンです。
この金利優遇により、他社カードローンやリボ払いからの借り換えでも、より低い金利での借入が可能になります。
審査で限度額が100万円以上に設定された場合、金額に関わらず全ての人が金利優遇の対象となります。
返済日を自由に設定できるため、個々の返済計画に合わせやすく、柔軟性が高いのも大きなメリットです。
リボ払いで借金地獄に陥らないための正しい使い方
リボ払いを使うことで借金地獄に陥ってしまうケースも多く、使い方には十分注意が必要です。
しかしリボ払いが便利であることも事実で、どうしても必要な場面もあるでしょう。
そこで、ここではリボ払いで借金地獄に陥らないための正しい使い方について紹介したいと思います。
リボ払いで借金地獄に陥らないための正しい使い方
- 明細をよく確認する
- 返済金額を多めに設定する
- 必要な時以外は使わない
リボ払いを上手に利用するためには自己管理と計画性が必要です。
利用は最低限にとどめ、定期的に明細を確認し、返済額を適切に設定することで、リボ払いのメリットを享受しつつ借金地獄に陥るリスクを回避しましょう。
明細をよく確認する
リボ払いを利用する際は、毎月の明細にしっかりと目を通しましょう。
残高の確認だけでなく、返済額の内訳(元金と利息の割合)もチェックするようにしてください。
実際にどの程度の元金が返済されているのかを把握することで、返済計画を適切に管理することができます。
また、毎月の返済がほとんど利息に消えていると気づいた場合は、返済方法を見直すきっかけにもなります。
返済金額を多めに設定する
返済額を少なく設定することで月々の負担は軽くなるものの、返済期間は延びてしまいます。
返済が長引くと結果的に支払う利息額が増大し、トータルでの返済額が大きくなる可能性があります。
可能な限り毎月の返済額を多めに設定し、短期間での完済を目指しましょう。
必要な時以外は使わない
リボ払いの最も大切な使用法は、本当に必要な時以外は使用しないことです。
支払いが厳しい時以外は一回払いを基本にし、使用分はすぐに清算するように心掛けましょう。
リボ払いによる借金地獄に関するよくある質問
リボ払いによる借金地獄に関するよくある質問と回答を紹介します。
リボ払いによる借金地獄に関するよくある質問
- リボ払いで借金地獄に陥る原因は?
- リボ払いで借金地獄に陥らないための対策は?
- リボ払いで借金地獄に陥ってしまったらどうすればいい?
リボ払いで借金地獄に陥る原因は?
リボ払いで借金地獄に陥る主な原因は、リボ払いに手数料がかかることにあります。
この手数料は実質的な金利の役割を果たしています。
リボ払いでは、毎月一定額を支払い続けることで完済を目指しますが、実際には月の支払い額の大部分が利息分で、元金に充てられる額は思ったよりも少なくなることが多いです。
例えば、月3万円を支払っても、その内2万円が利息であれば、実際に元金から差し引かれるのは1万円だけとなります。
毎月の返済金額が少ないほど元金の返済がなかなか進まず、結果的に返済期間が長期化し、延々と利息を払い続けなければならない借金地獄に陥ってしまうのです。
リボ払いで借金地獄に陥らないための対策は?
リボ払いで借金地獄に陥らないために抑えておきたいポイントは下記の通りです。
- 明細をよく確認する
- 返済金額を多めに設定する
- 必要な時以外は使わない
リボ払いの利用は最低限にとどめ、定期的に明細を確認し、返済額を適切に設定することが借金地獄を回避するポイントです。
リボ払いのメリットは取り入れつつ、管理できる範囲で活用しましょう。
リボ払いで借金地獄に陥ってしまったらどうすればいい?
リボ払いで借金地獄に陥ってしまった場合の対処法としては下記のようなものがあります。
- リボ払い手数料より金利の低いローンで借り換えする
- 支払い方法を全額払いにする
- 繰上げ返済・一括返済する
- 完済するまで追加利用しない
- リボ払い専用カードを作らない
- 任意整理(債務整理)する
リボ払いで借金地獄に陥らないためにも計画性をもって活用しよう
リボ払いの金利によって借金地獄に陥ってしまう仕組みや、終わらない返済生活から抜け出す方法、そして借金地獄に陥らないためのリボ払いの上手な使い方について解説しました。
リボ払いは使い方を間違えたり、仕組みをよく理解しないまま使い続けることで、返済が延々と終わらない借金地獄に陥ってしまう可能性があります。
もし借金地獄に陥ってしまったら、リボ払い手数料より金利の低いローンで借り換えするというような対処法もありますが、できれば未然に防げるのが一番です。
リボ払いの利用は最低限にとどめ、定期的に明細を確認し、適切な返済額を設定することが借金地獄を回避するポイントとなります。
リボ払いは自分で管理できる範囲で、無理なく活用しましょう。