年齢制限なしの消費者金融はある？18歳・19歳や高齢者が借りれるカードローンも紹介

消費者金融を利用する際、年齢制限ギリギリで審査で不利にならないか心配、、年齢制限のせいで申し込めるカードローンが見つからないと悩んでいる方も多いでしょう。

年齢制限なしの消費者金融があれば解決するのにと思かもしれませんが、年齢制限は消費者金融利用者の返済能力を判断する基準の1つです。

貸金業法にも定められているため、年齢制限なしのカードローンというのはありません。

第１３条第１項
貸金業者は、資金需要者である顧客又は保証人となろうとする者の資力又は信用、借入れの状況、返済計画等について調査し、その者の返済能力を超えると認められる貸付けの契約を締結してはならない。

引用元：金融庁「過剰貸付防止のための規制等のあり方」 

しかし、中には申し込みの対象年齢を幅広く設定している事業者もあったり、若者や高齢の方が申し込みやすいローンサービスもあります。

年齢制限なしの消費者金融はない

結論から言えば、年齢制限なしの消費者金融は存在しません。

なぜなら、貸金業法に「返済能力の有無を必ず確認すること」定められているためです。

第十三条
貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入または収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用元：貸金業法

貸金業法では、貸金業者が貸付けの契約を行う際には、顧客の収入、信用、借入れの状況、返済計画など、返済能力に関連する事項を調査することが義務付けられています。

そのため特定の年齢層、特に未成年や高齢者は、安定した収入が見込めないことが多く、貸付けの対象外とされています。

年齢制限なしを謳う消費者金融は闇金の可能性が高い

「年齢制限なし」と広告する消費者金融は、法律を無視する闇金業者である可能性が高いです。

年齢制限なしを謳う業者には手を出さず、正規の金融機関を利用し、法律に基づいた適切なカードローンを利用しましょう。

消費者金融の年齢制限は何歳から何歳まで？

消費者金融の年齢制限はは事業者によって異なりますが、多くは20歳～69歳までに設定されています。

各事業者が、十分な契約能力・返済能力があると判断できる年齢がこのラインということですね。

ただし、成人年齢の引き上げに伴い一部の消費者金融は18歳から利用可能な場合もあります。

消費者金融系カードローンの年齢制限

消費者金融系カードローンでは、年齢制限が比較的幅広く設定されています。

カードローン名	年齢制限
プロミス	18歳～74歳※1
アイフル	満20歳以上69歳
SMBCモビット	満20歳～74歳※2
レイク	満20歳から満70歳

※1.申込時の年齢が19歳以下の場合、収入証明書類の提出が必要。高校生（定時制高校生および高等専門学校生も含む）は申し込み不可。収入が年金のみの場合は申し込み不可。
※2 収入が年金のみの方は申し込み不可。

※ 収入が年金のみの方はお申込いただけません。

ただし、18歳や19歳の若年層の場合、追加の収入証明書類が必要となることがあります。

消費者金融のカードローンは、比較的高い上限年齢を設けているため、幅広い年代の方が利用可能な傾向にあります。

銀行系カードローンの年齢制限

銀行系カードローンの年齢制限は、下限が20歳、上限は機関によって異なりますが、多くが65歳から75歳未満までとしています。

カードローン名	年齢制限
auじぶん銀行カードローン	満20歳以上70歳未満
楽天銀行スーパーローン	満20歳以上62歳以下※パート・アルバイト、専業主婦の場合は60歳以下
三菱ＵＦＪ銀行カードローン	満20歳以上65歳未満
りそな銀行カードローン	満20歳以上満66歳未満
三井住友銀行 カードローン	満20歳以上69歳以下
みずほ銀行カードローン	満20歳以上満66歳未満
オリックス銀行カードローン	満20歳以上69歳未満
PayPay銀行カードローン	20歳以上70歳未満
イオン銀行カードローン	満20歳以上満65歳未満
ちばぎんシニア応援ローン	融資時の年齢が満60歳以上、最終約定返済時満80歳未満の方
静岡銀行カードローン	満20歳以上満70歳未満
北海道銀行カードローンラピッド	満20歳以上75歳未満

例えば、三井住友銀行のカードローンは20歳以上69歳以下、みずほ銀行カードローンは20歳以上66歳以下が申し込み可能となっています。

年齢は消費者金融の審査に影響する？

消費者金融の審査において年齢がどのように影響するか、特に年齢が若い方、恒例の方は気になるところでしょう。

結論としては、消費者金融が定める年齢制限内であれば、年齢が審査結果に大きな影響を与えるとは考えにくいです。

それよりも、収入の安定性や信用情報の良否の方が審査に影響しやすいです。

収入や信用情報の方が審査に影響しやすい

消費者金融の審査では、申込者の「収入の安定性」と「信用情報」が特に重要視されます。

安定した収入があれば返済能力があると見なされ、信用情報に延滞や金融事故が記録されていないことも、審査においてはプラスに働きます。

年齢が審査の一環として考慮されることはありますが、消費者金融が定める年齢制限内であれば、審査結果に直接大きく影響することは少ないです。

消費者金融審査時に嘘の年齢を書いてもバレる

ローンの申し込み時には、消費者金融から本人確認書類として運転免許証やパスポートなどの公的な書類の提出を求められます。

書類に記載されている年齢を確認し、申込書に記入された年齢と突き合わせるため、嘘の年齢を申告してもすくにバレてしまうでしょう。

虚偽の申告でお金を借りると詐欺になる

年齢を偽って消費者金融で借入をを申し込む行為は、単なるルール違反ではなく、詐欺未遂罪や詐欺罪に該当する可能性があります。

虚偽の情報を提供して金融機関と契約しようとすることは詐欺未遂行為に、実際に契約してお金を借りてしまうと詐欺行為に該当します。

自分の年齢が審査で不利になりそうだと感じても、虚偽の申告をするのは絶対にやめましょう。

収入が年金のみでも借りられるおすすめの消費者金融

そのため年金収入のみでは大手消費者金融から借り入れすることは難しく、可能性があるのは銀行カードローンと中小消費者金融です。

そこでここでは、収入が年金のみでも借りられるおすすめの中小消費者金融を紹介します。

ベルーナノーティス

ベルーナノーティスの概要
商品名	ベルーナノーティス
利用限度額	300万円
金利	4.50％～18.00％
担保・保証人	不要
遅延損害金	20.0％

ベルーナノーティスは、「即日審査」「即日融資」に対応した中小消費者金融です。

収入が年金のみという方でも申し込み対象としています。

申し込みの年齢制限も20歳～80歳までと幅広いので、特に70歳以上で中々申し込める消費者金融が見つからないという方におすすめです。

またベルーナノーティスは、「14日間の無利息期間が何度でも利用可能」です。

収入が年金のみでも借りられるおすすめのカードローン

年金収入のみでは大手消費者金融から借り入れすることは難しく、可能性があるのは銀行カードローンと中小消費者金融だとお伝えしました。

そこで、収入が年金のみでも借りられるおすすめの銀行系カードローンを紹介します。

借入は大手からでないと不安だという方は、参考にしてみてください。

三菱ＵＦＪ銀行カードローン「バンクイック」

バンクイック概要
商品名	三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
利用限度額	10万円以上～500万円以内(10万単位)
金利	年1.8％～年14.6％
担保・保証人	不要
遅延損害金	20.0％

三菱ＵＦＪ銀行カードローン「バンクイック」は、年金収入のみの方も申し込みができます。

三菱UFJ銀行および提携コンビニATMで借入・返済が可でき、何度利用してもATM手数料はがかからないのが嬉しいポイントです。

なるべく手数料を気にせず借入・返済したいといた方におすすめです。

また三菱UFJ銀行バンクイックは最小返済額月1,000円からなので、コツコツ返済していきたい人にも向いています。

また口座なしでもWEBから申込ができ、すでに三菱UFJ銀行の普通預金口座がある場合は、入力項目が少なくなるためよりスムーズに借り入れができます。

最短翌日融資にも対応しています。

auじぶん銀行カードローン

auじぶん銀行カードローン概要
商品名	auじぶん銀行カードローン
利用限度額	10万～800万円
金利	1.38％～17.40％
担保・保証人	不要
遅延損害金	18.0％

auじぶん銀行カードローンは、ネット銀行のauじぶん銀行が提供するローンサービスです。

申し込みの年齢制限が満20歳以上70歳未満に設定されており、他のカードローンよりも比較的広い年代が申し込める特徴があります。

年金収入しかない方からの申し込みを受け付けています。

ただし、借り入れができるかはあくまで審査の結果によりますので、借り入れできることを保証するものではありません。

また、返済の引き落とし日を指定できる「期日指定返済」ができるののも魅力の一つ。

年齢が70歳以上でも借りられるおすすめの消費者金融

一般的に消費者金融の年齢制限は20歳～69歳までに設定されていることが多いです。

そこで以下では、年齢が70歳以上でも借りられるおすすめの消費者金融をまとめています。

70歳以上で中々申し込める消費者金融を見つけられないという方は目を通してみてください。

プロミス

プロミス概要
商品名	プロミス
利用限度額	500万円まで
金利	4.5％～17.8％
担保・保証人	不要
遅延損害金	20.0％

プロミスは18～74歳まで申し込むことができ、申し込みの対象年齢が広いです。

即日融資にも対応しているため、至急お金が必要になったという方におすすめです。

また、他社では契約日の翌日には無利息サービスがスタートしてしまうことが多い中、プロミスは初回借り入れの翌日から無利息期間が始まります。

また大手消費者金融の上限金利は多くが18.0％ですが、プロミスは17.8％と低めの上限金利が設定されています。

少しでもお得に融資を受けたい、安心の大手消費者金融から融資を受けたいという方にはプロミスを検討してみてください。

18歳・19歳でも借りられるおすすめの消費者金融

消費者金融の年齢制限は20～69歳に設定されていることが多く、成人年齢引き下げ後も変わらず20歳以上を対象としていることが多いです。

そこで以下では、18歳や19歳でも借りられるおすすめの消費者金融を紹介します。

プロミス

プロミス概要
商品名	プロミス
利用限度額	500万円まで
金利	4.5％～17.8％
担保・保証人	不要
遅延損害金	20.0％

プロミスは18歳や19歳でも申し込める数少ない消費者金融です。

正確には18～74歳まで申し込むことができます。

ただし安定した収入が泣ければ申し込みできませんので、アルバイトなどの定期収入は必要です。

高年齢の人が消費者金融を利用する際の注意点

高年齢者が消費者金融を利用する際には、特に注意すべきポイントがいくつかあります。

事前に注意点について把握しておくことで、避けられるトラブルもあります。

高年齢で消費者金融を契約できるか不安に感じている方は目を通してみてください。

年金収入のみでは消費者金融で契約できないことも多い

多くの消費者金融では、年金を安定収入として認めない場合があります。

年金以外に安定した収入がある場合、収入証明証などを提出することで審査通過の可能性は高まります。

年齢制限の上限を超えると追加の借入はできない

多くの消費者金融には年齢上限が設けられており、年齢上限を超えると、新たな借入れができなくなります。

例えば70歳を条件とするローン事業者で69歳で借入したとします。

通常、一度審査に通過すれば2回目以降の追加の借入も可能です。

年齢制限の上限を超えても返済する義務はある

年齢制限の上限を超えた後は新たな借り入れができなくなりますが、既に借り入れた消費者金融の返済義務は続きます。

高齢の方の中には、「年齢制限を超えれば返済しなくても良い」と誤解している方もいますが、これは間違いです。

そのため完済するまでの返済計画をしっかりと立て、余裕を持った返済が可能な状態でローンを利用することが重要です。

18歳・19歳が消費者金融を利用する際の注意点

18歳・19歳の方が消費者金融を利用する際の注意点についてもまとめました。

18歳・19歳の方は20歳以上よりも申し込み条件が吉備石井傾向にあるため、利用しやすいローンを見つけられるよう対策しておきましょう。

18歳でも高校生は申し込み対象外

18歳・19歳が申し込み可能な消費者金融でも、一般的に高校生は対象外となっています。

では学生の場合、大学生以上なら必ず申し込めるかというとそうではありません。

学生なら学生ローンも検討しよう

学生ローンは学生を対象とした特別な貸付サービスで、一般的なカードローンとは異なり、金利が低く設定されていることが多いです。

また利用目的に制限がなく、学費や生活費など、学生生活をサポートするさまざまな用途で利用できます。

学生ローンは18歳以上の学生で、安定した収入があれば利用可能です。

審査も学生向けに設計されているため、比較的通過しやすい傾向にあります。

消費者金融と年齢制限に関するよくある質問

カードローンと年齢制限に関するよくある質問と回答を紹介します。

消費者金融カードローンの年齢制限は何歳から何歳まで？

消費者金融のカードローンでは、年齢制限を「20歳以上69歳以下」と設定しているところが多いです。

ただし、年齢制限は各消費者金融によって異なりますので、サービスごとに確認するようにしましょう。

18歳は消費者金融を利用できる？

18歳でも利用できる消費者金融はあります。

例として、プロミスは18歳から申し込みが可能です。

また銀行系カードローンは年齢制限が20歳以上となっていますので、18歳では利用できません。

学生でも消費者金融を利用できる？

学生であっても、消費者金融が定める年齢制限内で安定した収入（アルバイト等）がある場合には利用が可能です。

ただし、各社の申込み条件や審査基準を満たしている必要があります。

例えば、学生可の消費者金融でも年齢制限を20歳以上としている場合、18・19歳の学生は申し込めません。

そもそも学生を申し込み対象としていないところもあります。

年金受給者でも消費者金融は利用できる？

年金受給者でも、利用条件をいたしていれば消費者金融を利用できます。

年金受給者の場合、年金だけでなく他に安定収入があるかどうかが、消費者金融の審査で重要視されます。

年齢制限なしの消費者金融はないが、申し込みやすいローンはある

消費者金融や銀行系カードローンが何歳から何歳まで申し込めるのかや、若者や高齢の方が申し込みやすいローンサービスについて紹介しました。

年齢制限なしの消費者金融はありませんが、中には申し込みの対象年齢を幅広く設定している事業者もあったり、若者や高齢の方が申し込みやすいローンサービスもあります。