消費者金融で融資を受けたいのに、審査に通らないことで困っている方もいると思います。
審査なしで融資してくれる消費者金融があればいいのにと思うかもしれませんが、審査をすることは貸金業法にも定められているため、審査なしの消費者金融はありません。
第13条第1項
貸金業者は、資金需要者である顧客又は保証人となろうとする者の資力又は信用、借入れの状況、返済計画等について調査し、その者の返済能力を超えると認められる貸付けの契約を締結してはならない。引用元:金融庁「過剰貸付防止のための規制等のあり方」
しかし、審査に通らないのには必ず理由があり、その理由を改善することで審査に通りやすくすることはできます。
この記事では消費者金融の審査に通らない理由と、審査に通りやすくするためのポイントについて解説します。
おすすめの消費者金融も紹介していますので目を通してみてください。
- 金利(年率)
- 年4.5%~17.8%
- 融資スピード
- 最短3分融資! ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
- 審査スピード
- 最短3分! ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます
- 限度額
- 1万~500万円
- 無利息の期間
- 30日間利息0円!
- 郵送物の有無
- Web完結申し込みで無し! ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
- 企業名
- SMBCコンシューマーファイナンス
消費者金融の審査に通らない理由
消費者金融の審査に落ちてしまうのには必ず理由があります。
ただし、各消費者金融は審査基準を公開していません。
そのため正確に原因を突き止めるのは難しいですが、一般的に審査に通りにくいとされる条件はあります。
以下では、消費者金融の審査に通らない時に考えられる理由についてまとめました。
- 安定した収入がない
- 多重債務をしている
- 総量規制額を超えた申し込みをしている
- 信用情報にキズが付いている
安定した収入がない
消費者金融の審査で重視される要素の一つが、申込者の収入の安定性です。
正社員や勤務歴の長い方は高く評価されますが、フリーランスやアルバイトなどは安定性の面で不利になりやすいです。
また収入のない月がある等、収入に村がある場合も返済能力に疑問を持たれ、審査に通りにくくなることがあります。
多重債務をしている
既に複数の金融機関から借入れをしている方の場合、追加の貸出はリスクが高いと判断されやすいです。
このように複数社からの借入がある方を多重債務者といいます。
返済状況を改善し、借入件数を減らすことで審査に通過しやすくなる可能性があります。
総量規制額を超えた申し込みをしている
貸金業法に基づく総量規制により、消費者金融では年収の3分の1を超える借入は原則としてできないことになっています。
既存の借入総額を把握し、新たな借入希望額と合わせて年収の3分の1に収まっていなければいけません。
総量規制を超える金額の申し込みをしていた場合、自動的に審査落ちとなることが多いです。
信用情報にキズが付いている
過去の金融事故や延滞、債務整理などの記録は信用情報機関に残ります。
いわゆる「信用情報にキズが付いている」状態です。
信用情報にキズが付いていると、消費者金融からの信頼を得にくいため審査落ちしやすくなります。
信用情報は6か月間は残るため、直近で金融事故があった場合は6か月ほど時間を空けてから申し込むのも方法です。
審査基準を満たしているのに消費者金融の審査に通らない理由
上記で紹介した審査基準は満たしているにもかかわらず、費者金融の審査に通らない!という方もいるかと思います。
審査基準とは別に原因があって審査に通らないケースもありますので、以下ではその原因について紹介します。
- 勤務先に在籍確認ができなかった
- 本人確認の連絡に対応できなかった
- 提出書類に不備があった
- 短期間に複数社に申し込みした
勤務先に在籍確認ができなかった
消費者金融に申込すると、基本的には勤務先への在籍確認が行われます。
しかし、勤務先の営業時間外や休日に連絡した場合、在籍していることの確認が取れず審査が完了しないことがあります。
もし会社の電話は込み合う傾向にあり繋がりずらいなどの前情報がある場合は、事前に消費者金融に伝えておくといいでしょう。
本人確認の連絡に対応できなかった
消費者金融は申込者本人の確認のために電話連絡を行うことがあります。
忙しかったり気づかなかったりしてこの連絡に申込者が応じられなかった場合、本人確認ができず審査に通過できません。
提出書類に不備があった
審査過程で提出する本人確認書類や収入証明書類に不備がある場合、審査に通過することはできません。
必要書類は必ず有効期限などを確認し、記入が必要な書類の場合は誤字や記入漏れにも気をつけましょう。
短期間に複数社に申し込みした
短期間内に複数の消費者金融に申し込むと、消費者金融に「この人は相当お金に困っている」という印象を与えることになるため、審査で不倫になる可能性があります。
消費者金融によって審査基準は異なる
消費者金融の審査に落ちる理由は、基本的に審査基準を満たしていないからです。
しかし消費者金融によって審査基準は異なるため、一度審査に落ちても他の消費者金融で通過できるという可能性もあります。
一度にたくさんの消費者金融に申し込むと審査で不利になりやすいですが、申し込む事業者を絞って再挑戦することも検討しておきましょう。
大手で審査に通らない場合は中小消費者金融へ
大手消費者金融での審査に落ちた場合、中小消費者金融も候補にしてみましょう。
中小消費者金融は大手よりも柔軟な審査基準を設けている傾向にあります。
また、保証人を付けることで融資を受けられる場合もあります。
「審査が甘い」を謳う消費者金融には注意
「審査が甘い」と謳う消費者金融も中にはありますが、基本的に消費者金融が自ら審査が甘いと広告することはありません。
貸金業者は貸金業法によって、申込者の返済能力をしっかりと見極めなければいけないことが定められています。
正規の消費者金融でも比較的審査が柔軟なところはあります。
ただしその分貸付可能額が低かったり金利が高いなど、条件はそこまでよくないケースもあります。
ローンサービスのスペックなども総合的に判断して、利用する消費者金融を探してみてください。
消費者金融の審査方法
消費者金融の審査方法についても紹介しておきます。
各消費者金融の審査基準については公表されていませんが、どんな審査をしているかについては各社そこまで違いはないと考えられています。
「スコアリングシステム」で信用度を点数化
消費者金融の審査では、「スコアリングシステム」という方法が広く採用されています。
このシステムでは、借入れ希望者の信用情報と属性を点数化して評価します。
「信用情報スコアリング」では、個人信用情報機関に記録された借入残高、借入件数、返済履歴が評価され、「属性スコアリング」では、申込者の年収、職業、勤続年数、居住形態などが重視されます。
信用情報や属性のデータを基にして総合的な信用スコアが算出され、融資の可否が判定されるのです。
スコアリングにより審査時間は短縮され、効率的な審査ができるようになりましたが、消費者金融によっては、仮審査後にさらに詳細な審査が行われることもあります。(勤務先への在籍確認など)
消費者金融の審査に通りやすい人の特徴
消費者金融の審査に通りやすい人の特徴についてまとめました。
ご自身の状況と照らし合わせながら、審査に通過するために足りない要素を把握していきましょう。
- 勤続年数が6ヶ月以上
- 借入件数が少ない
- 2社までに絞って申し込んでいる
- 収入を増やせるよう工夫している
勤続年数が6ヶ月以上
消費者金融の審査では、申込者の信用評価をするうえで勤続年数が重要な要素となりやすいです。
もし仕事を始めてすぐの場合は一旦申し込みは避け、一定期間が経過してから申し込むことをおすすめします。
借入件数が少ない
複数の貸金業者から借入れしている場合、消費者金融の審査に通過しにくいです。
借入件数はできるだけ少ない方がいいため、数社分の返済を進めた後に新たな借り入れを申し込むのが理想です。
2社までに絞って申し込んでいる
審査に通りやすくするためには、申し込む金融機関を厳選し、1〜2社に限定するようにしましょう。
さらに、できれば申し込みは1社目と2社目で時間をあけて行うようにしましょう。
収入を増やせるよう工夫している
収入の多さは返済の能力の高さに直結します。
そのため、特に収入面が原因で審査に落ちている可能性があると感じている場合、意識的に収入を増やす工夫を取り入れることで審査に通過しやすくなります。
ただし、副業を行う場合は会社の規定に反しないよう、社内のルールをあらかじめ確認しておきましょう。
おすすめの消費者金融
ローンサービスは消費者金融だけでなく銀行でも提供されていますが、銀行のローンは審査が厳しい傾向にあります。
申し込み条件の広さやサービスの充実度など、総合的にスペックの高い大手消費者金融から厳選しましたので目を通してみてください。
- プロミス
- アイフル
- SMBCモビット
プロミス
プロミス基本情報 | |
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金利 | 4.5〜17.8% |
審査時間 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
融資時間 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
無利息期間 | 30日間 |
限度額 | 1~500万円 |
プロミス概要 | |
---|---|
商品名 | プロミス |
利用限度額 | 500万円まで |
金利 | 4.5%~17.8% |
担保・保証人 | 不要 |
遅延損害金 | 20.0% |
- 18~74歳まで申し込み可能
- 即日融資に対応
- WEB完結申し込みで郵送・来店不要
- 初回は30日間の無利息サービス
- 大手の中では上限金利が低い
プロミスは最短即日融資に対応しており、急いで資金調達をしたい方におすすめです。
多くの消費者金融では、申し込み対象を20歳から69歳までとしていることが多いですが、プロミスは18~74歳まで申し込み可能です。
年齢が原因で審査に通過できなかった方も融資を受けられる可能性があります。
また30日間の無利息サービスも提供しているため、30日以内の短期利用であれば利息なしで融資を受けられます。
すぐに借り入れをしなくても無利息サービスを無駄にすることがありません。
アイフル
アイフル基本情報 | |
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金利 | 3.0%~18.0% |
審査時間 |
最短18分 ※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。 |
融資時間 |
最短18分 ※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。 |
無利息期間 | 30日間 |
限度額 | 1万円~800万円 |
- 即日融資に対応
- 初回契約日翌日から30日間の無利息サービス
- 大手の中では独立系のカードローン会社
- 女性が使いやすいサービスが充実
アイフルはカードローン会社の中でも珍しく、独立系の会社となります。
競合にあたる、プロミス・SMBCモビットはSMBCグループ、アコムは三菱UFJ銀行など、銀行の傘下にありますが、唯一銀行の傘下にない会社です。
そのため、他社に比べて柔軟なサービスを提供していたり、スピーディー手続きが進みやすい傾向にあります。
またアイフルは女性専用のローン商品や、女性スタッフのみが対応するコールセンターを提供しています。
消費者金融の利用が初めてで、融資や返済について相談したい…という方も安心して利用できます。
SMBCモビット
SMBCモビット概要 | |
---|---|
商品名 | SMBCモビット |
利用限度額 | 1万円~800万円 |
金利 | 3.0%~18.0% |
担保・保証人 | 不要 |
遅延損害金 | 20.0% |
- 即日融資対応
- WEB完結申込で原則電話連絡なしで在籍確認可能
- 返済時にポイント還元を受けられる
SMBCモビットは審査時の電話連絡による在籍確認を原則無しにすることができます。
そのため、会社バレが心配な方で安心して申し込むことができます。
公式サイトで「お借入診断」を試すことができ、簡易診断の結果を簡単に確認できます。
申込はWeb完結するため、来店や郵送での手続きも必要ありません。
最短即日融資にも対応していることから、急いで資金調達したい方や、忙しくて手続き時間がなかなか取れない方におすすめのカードローンです。
どうしても消費者金融の審査に通らない時はどうすればいい?
どうしても消費者金融の審査に通らない時のついての対処法についても紹介します。
場合によっては消費者金融以外で緊張することも視野に入れながら、自分に合う対処法を見つけてみましょう。
- 他の消費者金融に申し込みする
- 消費者金融以外でお金を借りる
- クレジットカードのキャッシング枠を使ってお金を借りる
他の消費者金融に申し込みする
消費者金融ごとに審査基準が異なるため、一つの消費者金融で審査に落ちた場合でも、別の消費者金融で審査に通る可能性もあります。
消費者金融以外でお金を借りる
消費者金融だけでなく、クレジットカード会社や銀行もカードローンサービスを提供しています。
審査は消費者金融より厳しめですが、金利重視で融資を受けたい方は1回は試してみてもいいでしょう。
クレジットカードのキャッシング枠を使ってお金を借りる
既に保有しているクレジットカードにキャッシング枠が設定されていれば、改めて審査を受けることなく、ATMなどを通じて迅速に資金を調達することが可能です。
もしクレジットカードは持っているもののキャッシング枠が設定されていない場合は、新たにキャッシング利用の審査申し込みが必要です。
審査に通過すれば、キャッシング枠の範囲内でか仕入れができるようになります。
消費者金融の審査に関するよくある質問
消費者金融の審査に関するよくある質問と回答を紹介します。
- 消費者金融の審査に通らない理由は?
- 消費者金融の審査に通りやすい人の特徴は?
- 消費者金融の審査基準はどうすればわかる?
消費者金融の審査に通らない理由は?
消費者金融の審査に通らない時に考えられる主な理由は下記の通りです。
消費者金融の審査に通らない理由
- 安定した収入がない
- 多重債務をしている
- 総量規制額を超えた申し込みをしている
- 信用情報にキズが付いている
消費者金融の審査に通りやすい人の特徴は?
消費者金融の審査に通りやすい人の特徴は以下の通りです。
消費者金融の審査に通りやすい人の特徴
- 勤続年数が6ヶ月以上
- 借入件数が少ない
- 2社までに絞って申し込んでいる
- 収入を増やせるよう工夫している
消費者金融の審査基準はどうすればわかる?
各消費者金融は審査基準を公開していません。
そのため審査基準を正確に知ることはできませんが、申込基準については公式サイトで確認できることが多いです。
申込基準を満たしていないと申請時点で即審査落ちしてしまいますので、自分が申込基準を満たしているかは事前に確認しておきましょう。
消費者金融の審査に通らない理由を把握して改善しよう
消費者金融の審査に通らない理由と、審査に通りやすくするためのポイント、おすすめの消費者金融について解説しました。
審査に通らないのには必ず理由があり、その理由を改善することで審査に通りやすくすることができます。
収入の安定性や他社借入の状況など、思いたたるポイントはできるだけ改善してから申し込むことで、消費者金融の審査に通過する可能性を高めることができます。
「審査なしで融資可能」などの甘い謳い文句を掲げる消費者金融は闇金の可能性が高いため、いくら審査に通らないとしても、利用は避けることをおすすめします。