年会費無料、高ポイント還元率、初回入会特典など、お得なサービスを提供する「楽天カード」。
その魅力的な特典内容から入会したいと考えている人が多いでしょう。
クレジットカードを選ぶうえで、年会費の安さ・ポイントの還元率の高さを重視している人が多いです。
公正取引委員会の「(令和4年4月8日)クレジットカードの取引に関する実態調査について」によると、クレジットカードの新規発行申し込み時に重視してる点は、年会費が全体の52.9%ともっとも多く、次いで新規入会の特典(例:ポイント付与)が17.1%、決済額に応じた特典(例:ポイント付与)が12.5%という結果でした。
以上のことから、年会費無料、高ポイント還元率の楽天カードは、クレジットカード利用者のニーズを満たす・注目度が高いカードといえます。
さまざまな魅力が詰まった楽天カードですが、即日発行に対応しているのでしょうか。
即日発行できれば、すぐにさまざまな店舗でカードを活用できると考える人は多いでしょう。
しかし、楽天カードは即日発行に対応していません。
この記事では、楽天カードが即日融資に対応していない理由や発行までにかかる日数について解説します。
- 楽天カードは即日発行できない
- 最短でカードを発行する方法
- カードの申し込み手順
最短でカードを発行をさせるためのポイントについても紹介しているため、カード発行を検討している人はぜひ参考にしてください。
楽天カードは即日発行ができない
楽天カードは、即日発行には対応していません。
楽天カードの公式サイトでは、受け取りには最短で1週間~10日かかると記載されています。
カードは「お申し込み受付のお知らせ」メールを受け取られてから、通常約1週間~10日前後でのお届けとなります。
引用:楽天カード 「お申し込みの流れ」
楽天カードが公表している、カードの受け取りの最短期間は1週間となっていますが、口コミの中には最短3日で届いたというケースもあります。
そのためうまくいけば、公表しているよりも早くカード受け取りができる可能性があるのです。
それでも3日より早く届いたというケースは見受けられないため、即日で楽天カードを受け取ることは出来ないでしょう。
楽天カードは届く前に使える?
原則は使えません。
以下の条件を満たす人以外は使えません。
「楽天モバイルご契約時に楽天カードに新規入会」した方限定で、届く前に使えます。
ただし、注意点として楽天モバイル以外のサービスでの使用は、できません。
「クレジットカードの審査が完了して、約2日間は使えない」と想定しておいてください。
即日発行できない理由は店舗受け取り・デジタルカードに対応していないから
楽天のクレジットカードが即日発行できない理由に、店舗での受け取りやデジタルカードに対応していない点が挙げられます。
店舗での受け取りが可能なクレジットカードであれば、WEBから申し込みをおこない店舗で即日受け取りが可能です。
また、デジタルカードに対応しているクレジットカードの場合、アプリ内にカード番号が発行されるためカードが届く前に利用できます。
楽天カードは、カード郵送しか対応していないため申し込み当日の受け取りはできないのです。
楽天カードの概要
楽天カード概要 | |
---|---|
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB American Express |
申込資格 | 18歳以上の方 (※高校生を除く) |
利用限度額 | 最高100万円 |
還元率 | 1.0% |
家族カード・ETCカード | 年会費無料 |
各種保険 | 海外旅行傷害保険最高2,000万円 カード盗難保険 |
楽天カードは、年会費無料でありながらポイントが貯まりやすいクレジットカードです。
100円につき1ポイントが還元され、貯まったポイントは楽天ポイントとして楽天ポイントマークがある店舗や月々のカード支払いに利用できます。
また、楽天経済圏で生活したい人にはかかせないカードです。
さまざまなサービスにカードを使用すると効率よく、ポイントが貯められます。
楽天カードを最短発行で受け取るポイント
最短で楽天カードの受け取りをするのであれば、ポイントを押さえることが大切です。
口コミでも最短3日で届いたという声がある通り、少しでも早くカード受け取りをするには、スムーズに審査を進めることが大切です。
ここでは、楽天カードを最短で受け取るためのポイントを詳しく解説していきます。
申し込み情報入力はミスの無いようにする
申し込み時は、入力ミスが無いように慎重に進めていきましょう。
入力ミスが生じてしまうと、確認時に時間がかかってしまいます。
場合によっては、審査落ちの原因にもなりかねないため、注意しておきましょう。
特にミスが生じやすいポイントは、電話番号やメールアドレスに入力間違いです。
ここで正しい情報が入力されてないと、審査が進まないどころか確認の連絡も行えない、なんてことになりかねません。
全ての入力後に再チェックを行い、ミスが生じないようにしましょう。
キャッシング枠は0円にする
楽天カードの審査をスムーズに進めるには、キャッシング枠を0円にして申し込みを行いましょう。
キャッシング枠とは、限度額内で現金を借りることができるサービスです。
クレジットカードの申し込み時にキャッシング枠をつけた場合、クレジットカードの審査とは別にキャッシングの審査が必要になります。
そのため、キャッシング枠を希望していない時よりも審査に時間がかかってしまうのです。
キャッシング機能が必要でない場合は、申し込み時にキャッシング枠を0円にして申請しましょう。
電話連絡に対応する
楽天カードの申し込み時には、本人確認の電話や勤務先への在籍確認の電話が必要になる場合があります。
基本的に電話連絡はありませんが、直接確認したい項目があると電話連絡の対象となります。
本人確認や在籍確認の電話が必要な場合、申込者が対応できないと審査を進めることができません。
カード郵送の受け取りに応じる
楽天カードは、佐川急便や日本郵便の本人限定受け取りで送付されます。
楽天カードの郵送方法は、以下の通りです。
- 佐川急便(株)「受取人確認サポート」
- 日本郵便(株)「本人限定受取郵便」
- 日本郵便(株)「簡易書留」
本人限定受け取りは、対面での受け取りが条件となり、宅配ボックスなどに配送してもらえません。
そのため、配達日に不在の場合は再配達となり、受け取りに時間がかかってしまうのです。
また、本人受け取りでの配達では同居人などが代わりに受け取ることもできません。
確実にカードを受け取るためには、申込者が在宅している時間に配送してもらうようにしましょう。
本人確認書類を用意する
楽天カードでは、カード受け取り時に配達員に本人確認書類を提出する必要があります。
本人確認ができない場合は、カードの受け取りができないため、スムーズに受け取りができるように事前に用意しておきましょう。
基本的には運転免許証があれば問題ありませんが、免許証や顔写真付きの身分証明書が用意出来ない場合は、保険証+年金手帳と言った身分証を2種類用意する必要があります。
また、以下の場合は本人確認ができない場合があります。
他の身分証を用意する必要があるため、定期的に身分証のチェックも行いましょう。
楽天カードを最短で受け取る流れ
楽天カードの申し込みの流れをチェックしていきましょう。
申込みから受け取りまでは、3ステップと難しい項目はありません。
STEP①WEBから必要情報を入力
申し込みフォームより、名前や住所などの個人情報、引き落とし口座の入力や楽天Edyの有無などを入力します。
楽天Edyの発行は審査時間に影響はないため、申し込みをおこなっても時間がかかることはありません。
申し込みが完了すると、カード申し込み受付IDが発行されます。
カード申し込み受付ID・生年月日・電話番号で申し込み状況は都度確認できるため、便利です。
STEP②お申し込み受付のお知らせのメール
申し込みが完了し、楽天カードの審査に通過すると、お申し込み受付のお知らせメールが届きます。
お申し込み受付のお知らせのメールは、ほとんどの人が即日で届きます。
このメール受信後から1週間~10日ほどで自宅にカードが送られるのです。
STEP③カード受け取り
郵送通知が送られてきた後は、郵送にてカードが自宅に送られます。
受け取り時に配達員に本人確認書類を提示する必要があるため、受け取り時に慌てないように準備をしておきましょう。
楽天カードの発行が遅れてしまうケース
楽天カードを最短発行できる方法で申請しても、状況によっては発行に時間がかかる場合があります。
それでは、楽天カードの発行に時間がかかってしまうケースとはどのような状況があるのでしょうか。
ここでは、カード発行に時間がかかってしまいやすい状況を解説していきます。
楽天カードから審査結果メールが通知されていない
楽天カードの審査完了時に届く『お申し込み受付のお知らせ』は、基本的に申し込んだその日に通知されます。
そのためメールが届かない場合は、問題が生じている可能性があります。
考えられる問題は、以下の通りです。
申し込みの混雑であれば問題はありませんが、申し込み内容に問題があった場合は楽天カードの審査に通過できない可能性が高いでしょう。
信用情報に傷がある
信用情報に傷がある場合も、審査に時間がかかります。
クレジットカードの審査では、申込者に返済能力があるかを確かめるために信用情報機関であるJICCやCICに信用情報の照会を行います。
クレジットカード会社は、代金の立替を行うため、利用者の信用度が確認できないと、カード発行をしても返済がされず踏み倒されてしまう危険があるからです。
そのため、過去にクレジットカードの請求を滞納や遅延している場合は信用情報に傷がつき、そもそも楽天カードの審査に通過できません。
どうしてもクレジットカードが必要な場合は、審査基準が低いクレジットカードに申し込むなど、他の方法に切り替える必要があります。
未成年である
楽天カードでは18歳以上であれば申し込みができますが、未成年であると審査に時間がかかる傾向があります。
収入がないなど信用力に不安があるとされるため、審査に時間がかかりやすいのです。
少しでも早く楽天カードの受け取りを行いたい場合は、カード申し込み直後すぐに電話対応をするなどスムーズな対応を心がけましょう。
本人確認の電話対応ができない
楽天カードから本人確認や在籍確認の連絡が入った場合、電話対応が完了しないと審査を通過できません。
基本的には楽天カードから連絡が来ることはありませんが、連絡が入った場合は審査内容に確認項目があるため、対応が出来ないと審査が進められないのです。
電話連絡が入った場合は、すぐに対応できるようにしましょう。
ETCカード・家族カードの発行をあわせて依頼している
楽天カードと一緒に、ETCカードや家族カードを発行した場合、追加カードを作成していない時よりも楽天カード審査に時間がかかってしまう場合があります。
楽天カードのみの発行は最短で1週間~10日程ですが、ETCカードなどの場合は2週間~3週間程度必要です。
最短での楽天カード受け取りを優先させるのであれば、家族カードやETCカードの発行は別の機会に申し込むことをおすすめします。
即日発行できるクレジットカード
楽天カードで即日発行を行う方法は無いため、今日中にクレカが必要であれば即日発行に対応しているカードに申し込みましょう。
即日発行に対応しているクレジットカードは、以下のとおりです。
ACマスターカード
年会費 | なし |
---|---|
国際ブランド | Mastercard |
申込資格 | 安定した収入のある人 |
手数料 | ショッピング:10.0%~14.6% |
キャッシング:3.0%~18.0% | |
利用限度額 | ショッピング:最大300万円 |
ショッピング+キャッシング:最大800万円 | |
還元率 | 0.25% |
家族カード・ETCカード | なし |
各種保険 | なし |
アコムが提供しているACマスターカードは、即日発行が可能なクレジットカードです。
消費者金融のアコムが運営しているため、独自の審査基準で審査が不安な人にも可能性があると有名です。
即日発行には、全国900件以上(※2021.01.05時点)あるアコムの自動契約機に足を運ぶ必要があります。
自動契約機の営業時間は21時まで(店舗によって異なる)のため、申し込み時間を考慮して19時過ぎまでには申し込みを開始して、20時には自動契約機近くで待機をしておきましょう。
三井住友カード(NL)
年会費 | 無料 |
---|---|
発行スピード | 最短10秒 |
国際ブランド | VISA
Mastercard |
申込資格 | 高校生を除く18歳以上の方 |
還元率 | 0.5% |
家族カード・ETCカード | 年会費無料 |
各種保険 | 海外旅行損害保険最高2,000万円 |
三井住友カード(NL)は、最短10秒でカード番号が発行できます。
カード到着前に、ネットやテンで利用可能です。
また、年会費は無料で家族カードやETCカードも年会費は必要ありません。
対象のコンビニや飲食店で利用すると、最大7%のポイントが還元されるなどポイントが貯まりやすいのも魅力でしょう。
JCBカード S
年会費 | 無料 |
---|---|
発行スピード | 最短5分 |
国際ブランド | JCB |
申込資格 | 高校生を除く18歳以上の人
本人または配偶者に安定した収入がある |
還元率 | 0.5% |
家族カード・ETCカード | 年会費無料 |
各種保険 | 海外旅行損害保険最高2,000万円 |
JCBCARD Sは、最短5分でカード番号が発行されます。
カード番号が表示されないナンバーレスカードを選択できるため、セキュリティ面でも安心です。
また、年会費は永年無料であり、20万ヵ所以上の施設やサービスを利用できます。
パートナー店で利用すると、最大20倍のポイントが還元されるなどポイント還元率がよいのも利点でしょう。
エポスカード
年会費 | 無料 |
---|---|
発行スピード | 最短即日 |
国際ブランド | VISA |
申込資格 | 高校生を除く18歳以上の方 (18歳以上の未成年は親権者同意が必要) |
還元率 | 0.5% |
家族カード・ETCカード | 年会費無料 |
各種保険 | 海外旅行損害保険 |
エポスカードも即日発行に対応しているクレジットカードです。
マルイでお得に利用できる点や、全国の飲食店利用時にお得に利用できるサービスなど、サービス内容も充実していることで人気のカードです。
受け取りには申し込み後、マルイ内のカード受け取り窓口まで出向く必要があります。
楽天カードを即日発行するためにはポイントをおさえよう
今回は、楽天カードは即日発行が可能なのかについて解説しました。
楽天カードは最短でも発行に1週間~10日程度かかるため、即日発行はできません。
楽天カードを最短で受け取るためにも、入力ミスのないようにする、キャッシング枠を0円にするなどポイントを押さえて申し込みを行うようにしましょう。
今日中にクレジットカードが必要な場合は、即日発行に対応しているクレジットカードに申し込むことがおススメです。