30代で貯金ゼロ!?ゼロから100万円貯金までの大逆転方法

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お金コラム

30代になりそろそろ結婚を考えたり、子供について考えたりすることが増えてきたのではないでしょうか。

しかし、預金通帳を見てみると残高もなく貯金がゼロなんてことはないですか。

仕事にも余裕ができ、後輩もできると奢ってしまったり、趣味に使ったりとお金をあるだけ使ってしまうなんてことも少なくないはずです。

そうしているうちに貯金はゼロ、将来の見通しがもてないままどんどん生活が苦しくなってしまう可能性も考えられるのです。

今からならまだ間に合います。

貯金ゼロから100万円を貯める大逆転方法をご紹介しましょう。

お金を貯める方法20厳選!効率よく貯めて貯金を増やす方法

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30代の金銭現状

まずは、30代の平均貯金額と貯金がない30代の割合に触れておきましょう。

30代の平均貯金額

金融広報中央委員会の調査(令和4年)によると、30代の平均貯金額はおよそ327万円となっています。

327万円より金額が少ない方からすると、平均よりも乖離があって落ち込んでしまう方もいることでしょう。

ですが30代は貯金を始めるのにピッタリな年代とされていますから、先を見据えたうえでここから貯金していくのが良いでしょう。

貯金がない割合

国が行った調査によると、30代の貯金ゼロの割合が40.4%となっています。

20代がおよそ60%でした。

20代、30代の約半数以上が、貯金がない状況なのです。

20代に比べ、30代は収入が上がっているのにもかかわらず、貯金ができているかいうと多少貯金ができる人が増えていますが、そこまで変わっていません。

貯金ゼロの原因

30代で貯金ゼロの人には大きな理由があります。

目先のことにお金を使い過ぎる

目先のことにお金を使い過ぎてしまいもっている分だけお金を使っているのです。

つまり、計画性がなく無駄な出費が出ているのが現状です。

外食をしたり、欲しい服を買ったりとお金に余裕が出てきたからといってお金を使っていると結果として貯金できるお金が無くなってしまうのです。

貯金は、少し先の未来を見据えて計画的に貯めていくことが大切です。

お金の管理がアバウト

お金の管理が乱雑になってしまい、「何に使っているのか分からない」「気付いたらお金が無くなっていた」なんてことはよくあるのではないでしょうか。

どのくらいの収入で、月にどのくらいに支出があるのかをきちんと理解していないと貯金ゼロからの脱出は難しいです。

クレジットカードを月にいくら使用しているのかを把握したり、貯金口座と生活費口座に分けて使用したりとお金の管理を徹底していきましょう。

自分のご褒美には注意

もちろん自分へのご褒美で、好きなものを食べたり、好きなものを買ったりするのはいいと思いますが、注意しないと必ず後悔することになります。

欲しいものがあるからクレジットカードで購入するのではなく、欲しいものがあるから買うために貯金するというように考えください。

その延長線上にあるのが、家族のための資金や老後のための資金になってくるのです。

目標ができれば貯金もできるようになってきます。

30代で必要な貯金額

30代ではどのくらいの貯金額必要になってくるのかご存じでしょうか。

30歳で迎えることが多いさまざまなライフイベントと平均費用についてお話していきます。

結婚費用

「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」によれば、結婚費用のための貯蓄平均額は二人で約317万2000円となっています。

ご祝儀や親族援助も予想されるため、結婚するにあたり、1人約280万円前後の貯金があるのが理想です。

もちろん結婚にかかる費用は削減できるので、100万円あれば大丈夫かと思いますが、使い切ってしまい貯金が無くなったとならないように余裕をもって貯金しましょう。

出産費用

厚生労働省の調査※によると、公的病院での出産費用は室料差額などを除くと平均で450,000円かかるとされています

なお出産育児一時金として、健康保険から1児につき40.4万円~50万円が支給されるため負担はそこまで大きくありません。

また、妊娠検診費用でも自己負担額の総額は10万円ほどかかってきます。

妊娠・出産費用は総額で100万円前後かかるので、貯金がないとかなり厳しいのが現状です。

厚生労働省「出産費用の実態把握に関する調査結果(令和3年度)の結果等について」より

子供の教育費

文部科学省が行った「平成28年度子供の学習費調査」では、幼稚園3歳から高校までの15年間、すべて公立に通った場合の学習費総額は約540万円となっています。

また、すべて私立に通った場合の学習費総額は約1770万円となっています。

私立学校は公立学校に比べておよそ3倍以上の費用がかかってしまうのです。

【学習費総額】

  • 公立学校:540万円
  • 私立学校:1170万円

習い事やイベント行事の参加などにも費用は掛かってきます。

実家を出て一人暮らしすることを考えると生活費も必要になってきます。

大学進学だけでも一人あたり240万から500万ほどかかると言われています。

こうして考えると、子供一人を自立させるまでにかなりのお金がかかってくるのがよく分かったのではないでしょうか。

貯金ゼロから貯蓄体質になれる方法

それでは、いよいよ貯蓄対策になれる方法についてお話していきます。

最初は辛いかもしれませんが、意識し、目標をもって取り組めば貯蓄体質に変わり、100万円貯金も必ず達成できるはずです。

貯金目標を設定しよう

まずは、貯金目標を決めましょう。

自分の中でいくら貯金するのか、いつまでにどのくらい用意ができるのかなどある程度予想しておかないと貯金は絶対に難しいです。

理想は3年で年収の半分の貯金ができていれば何かあった際でも安心して対応することができます。

仮に年収が400万円なら、3年後に実現すべき貯金額は200万円となります。

月収30万円とすれば、月5万円を貯金することで3年間に180万円貯められる計算になります。

もし、どうしても毎月の支払いが厳しくなら支払いのであれば、ボーナスで補うことも可能です。

30代の月の平均貯金額は約3万円なので、100万円貯金するのにおよそ3年かかります。

さらに節約し、月に4万円貯金することで、2年ちょっとで100万円達成するので、まずは100万円を目指していきましょう。

貯金方法を見直す

貯金をしていくためにも貯金方法を見直していく必要があります。

例えば、複数の銀行口座を設定し、「使う口座」と「貯める口座」に分ける方法です。

「使う口座」は、電気代や携帯電話代などクレジットの引き落としなど固定費が振り替えられる口座として活用します。

食費や日用雑貨、交際費など事前に使える金額を設定し、上限を設けて使うように心掛けましょう。

「貯金する講座」は、2つ用意し、自分のために使う用の口座と一切手を出さない口座に分けてください。

自分のために使う口座は、車をもっているのであれば、税金や車検代など、旅行が好きな人であれば旅行費など、どこかで大きなお金が必要な際に困らないように使うための貯金口座です。

一切手を出さない口座は、貯金をしたら手を出してはいけません。

何か必要な際は、使ってもよい貯金口座の方から使うようにすれば、先のことを考えてお金を使うようになってくるはずです。

また、定額貯金ができる仕組み作りをすると貯金を貯めることができます。

「積立定期貯金」を活用していきましょう。

あらかじめ指定した日に指定した金額が自動的に口座から引き落とされ、定期預金に切り替えることができます。

普通預金よりも少し金利が高めになっています。

金利目的で利用するのではなく、「先取り預金」用の仕組みとして利用してみてはどうでしょう。

目安としては、給料の10%から20%預金できればいいです。

理想は30%ですが、初めから高すぎる設定で無理するのではなく、少しずつ増やすことができれば問題ないです。

家計の見直し

とにかく無駄をなくしてください。

支出が増えればその分だけ貯金する額も減ってしまうのです。

今すぐに改善できるのは、外食を減らし、自炊を心掛けていくことです。

昼と夜で2,000円使ったとすると平日だけでも1万円の出費になります。

4週あると、月に4万円の費用がかかってしまうのです。

外食分を自炊に変えるだけでも、2万から3万円節約することができるのです。

また、エアコンや暖房の利用を控えるようにするのも一つの方法です。

電気代は節約することで、すぐに成果が出てきますので、暑い日は窓を開けたり、寒い日は服を着こんだりなど工夫して過ごすことで貯金ができる余裕が生まれてきます。

まずは、小さなことの積み重ねが大事になってくるので、意識して行動してみましょう。

30代から大逆転できる可能性は十分ある

今回は30代での貯金事情について、詳しく解説してきました。

貯金というのは、目標を設定するだけでも意識が大きく変わってきます。

また30代は、結婚をはじめとしたライフステージが変化していくタイミング。

30代になって結婚や子供、老後のことを少しでも考えているのであれば、今からでも少しずつ貯金を意識していきましょう。

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