消費者金融のおまとめローンのおすすめを厳選紹介！銀行との違いやメリットまで徹底解説

おまとめローンとは、複数社からの借入を一本化できるローン商品のことです。

複数の借入れを一本化する、いわゆる「おまとめローン」は、法令が規定する一定の条件を満たせば、「顧客に一方的有利となる借換え」として総量規制の「例外貸付け」に該当し、貸金業者から年収の３分の１を超えて利用できる場合があります。

引用元：日本貸金業協会「総量規制が適用されない場合について」

そんなおまとめローンは、大きく分けで消費者金融が提供するものと、銀行が提供するものがあります。

この記事では、消費者金融のおまとめローンのメリットや銀行おまとめローンとの違いについて解説します。

消費者金融が提供するおすすめのおまとめローンについても紹介していますので目を通してみてください。

消費者金融のおまとめローンとは

消費者金融のおまとめローンとは、消費者金融が提供する返済専用のローンサービスのことです。

複数の金融機関や貸金業者からの借入れを一本化して、返済に専念することができます。

カードローンやキャッシングサービスは高額の借入程金利が低く、反対に小額借り入れには高い金利が設定されることが多いです。

低数の業者に借り入れが分散するよりも、一か所にまとめたほうが金利を抑えられる可能性があり、さらに管理もしやすくなります。

またおまとめローンは通常のローンサービスよりも低金利で提供されることが多いため、返済総額を減らせる可能性が高いです。

消費者金融以外には銀行のおまとめローンもある

消費者金融以外には銀行でもおまとめローンを提供しています。

消費者金融のおまとめローンと銀行のおまとめローンは、目的や使い方に関しては基本的に変わりません。

ただし、金利や審査の厳しさなど違うところもあり、お互いに違う強みを持っています。

詳しくは以下の「消費者金融と銀行のおまとめローンの違い」の項目で解説しています。

消費者金融と銀行のおまとめローンの違い

おまとめローンは、消費者金融だけでなく銀行でも提供されています。

ここでは消費者金融のおまとめローンと銀行のおまとめローンの違いを紹介します。

それぞれの強みを把握して、自分に合うおまとめローンはどちらか考えてみてください。

消費者金融と銀行のおまとめローン比較
	消費者金融	銀行
金利	年3.0％~18.0％	年1.5％~16.0％
借入限度額	800万	1,000万
年収の3分の1以上の借入	◯	△
審査難易度	銀行に比べると易しい	厳しい
借入件数	3社以上も可能	1〜2社
融資スピード	最短即日	最短翌日

消費者金融のおまとめローンの特徴

消費者金融のおまとめローンは銀行と比べて審査のスピードが速い傾向にありますが、それはおまとめローンでも同じです。

また審査が早い理由として、銀行と比べて審査が易しいことが挙げられます。

ただし金利は銀行より高めですが、借りやすいおまとめローンを探しているなら消費者金融のおまとめローンがおすすめです。

銀行のおまとめローンの特徴

銀行のおまとめローンは、消費者金融のおまとめローンよりも金利が低い代わりに審査が厳しいのが特徴です。

逆に、審査が厳しいからこそ、低金利な貸し付けが可能とも言えます。

ただ消費者金融と比べると、銀行の方が借入限度額は高めです。

消費者金融のおまとめローンのメリット

消費者金融のおまとめローンのメリットは以下の通りです。

消費者金融のおまとめローンだからこその強みは何かをまとめていますので、銀行のおまとめローンと比べながら自分にとってメリットの大きいのはどちらか考えてみましょう。

銀行に比べて審査が易しい

消費者金融は銀行に比べると金利は高めですが、その分審査は銀行ほど厳しくありません。

一方、銀行カードローンの審査は平成29年9月から厳格化され、以下のように変化しました。

銀行のおまとめローンは消費者金融に比べて低金利ですが、上記にように審査は厳しめなので、信用情報に自信がない方は審査落ちしやすいです。

審査スピード・融資スピードが速い

平成29年9月から銀行カードローンの審査が厳格化され、即日融資停止となりました。

預金保険機構を通じて警視庁のデータベースに照会を行う必要がある等、実際に銀行カードローンの審査は厳格化されています。

そのため銀行のおまとめローンは審査に数日かかるのが一般的で、融資はどんなに早くても翌日になります。

一方消費者金融のおまとめローンは最短即日融資に対応していて、おまとめローンでもそれは同じです。

できるだけ早く複数社からの借入れをまとめたいという方は、消費者金融のおまとめローンがおすすめです。

おまとめできる対象商品が銀行より多め

銀行と消費者金融のおまとめローンだと、一般的には消費者金融の方がやや対象商品が広い傾向にあります。

おまとめローンの対象になる借金（実際は各銀行によって異なります）
借入先	銀行	消費者金融
銀行のカードローン	◯	△
消費者金融のカードローン	◯	◯
クレジットカードのキャッシング	◯	◯
クレジットカードのショッピングリボ	△	◯
使途限定ローン（マイカー、教育ローン等）	×	△
個人同士の貸し借り	×	×
闇金融、ヤミ金	×	×

ただしおまとめローンの対象商品は銀行や消費者金融によっても異なるので、事前に確認しておきましょう。

口座開設しなくても融資を受けられる

銀行のおまとめローン利用時には銀行の預金口座の開設が必要になるケースが多いです。

一方、消費者金融では口座開設の必要はありません。

ローン利用のためだけに口座開設する手間がかからないのはメリットといえます。

消費者金融のおまとめローンのデメリット

消費者金融のおまとめローンのメリットにつては解説しましたが、デメリットについても把握したうえで、自分に合うかどうか判断しましょう。

銀行のおまとめローンに比べて金利が高い

銀行のおまとめローンは上限金利が15.0％程度であることが多いですが、消費者金融のおまとめローンは、18.0％程度に設定されている場合が多いです。

そのため金利重視で選ぶ際には、銀行のおまとめローンの方が優れているといえます。

特に初めてローン商品を利用する際には、通常上限金利が適用されることが多いです。

そのため、長期的なコストを考慮すると銀行のおまとめローンの方が経済的です。

銀行のカードローンはおまとめできないことが多い

消費者金融のおまとめローンでは、多くの場合銀行系カードローンはおまとめ対象外です。

例としてアコムやプロミスのおまとめ対象商品には、銀行からの借入れは含まれていません。

ただし、大手消費者金融アイフルのおまとめローンでは銀行ローンも対象とされていますので、絶対に銀行ローンがおまとめできないわけではありません。

銀行ローン込みでおまとめしたい場合は、消費者金融のおまとめローンだと選択肢がかなり限られてしまうことは把握しておきましょう。

銀行と比べると貸付上限額が低くなることが多い

消費者金融のおまとめローンは、貸付上限額が高くとも800万円程度です。

一方銀行のおまとめローンは上限が1,000万円のものもあります。

担保が用意できれば1,000万円以上の借入れに対応している場合もあるため、大口の貸付を希望するなら銀行の方が向いています。

消費者金融のおまとめローンが向いている人の特徴

消費者金融のおまとめローンが向いている人の特徴を紹介します。

ご自身のニーズとあっているか照らし合わせながら、自分に向いているか判断していきましょう。

即日融資してもらいたい人

急ぎで資金が必要な場合、消費者金融のおまとめローンが特に適しています。

申し込みから融資までが速く、最短で即日融資が可能な消費者金融も多いです。

銀行のおまとめローンは即日融資に対応していないため、早急におまとめしたい方は消費者金融のおまとめローンを選びましょう。

信用情報に自信がない人

消費者金融の審査基準は銀行に比べて易しい傾向にあります。

過去にカード支払いの延滞や利用停止など、信用情報に傷がついている人は、、消費者金融のおまとめローンの方が融資を受けやすいでしょう。

ただし、審査が易しめである代わりに、金利は銀行のおまとめローンより高くなることが多いので注意しましょう。

誰にもバレずに契約したい人

消費者金融は電話による在籍確認なしで審査してくれるところも多いです。

職場への電話は変則行わず、書類提出での確認のみで済ませられる場合があります。

特に借入金額が50万円以下の場合は書類のみでの確認となることが多く、職場バレの心配を軽減できます。

一方銀行のおまとめローンは、お伝えしたように審査が厳しいため、電話での在籍確認を省略することが難しいです。

消費者金融のおまとめローンおすすめ3選

おまとめローンは消費者金融だけでなく銀行も提供していますが、銀行のおまとめローンはほとんどが即日融資に対応していません。

消費者金融のおまとめローンは即日融資対応、銀行と比べて審査が易しい、電話での在籍確認なしでバレにくいなど、様々なメリットがあります。

プロミスおまとめローン

プロミスおまとめローン概要
金利	年6.3%〜17.8%
限度額	1万円～300万円まで
申込条件	年齢20歳以上65歳のご本人に安定した収入がある方
無利息期間	なし
遅延損害金	20.0％

プロミスのおまとめローンは最短即日融資に対応していて、パートやアルバイトの人でも安定した収入があれば申し込みができます。

原則電話での在籍確認を行いませんので、周りにもバレにくいです。

またカードローンなどの上限金利は18.0～20.0％であることが多いですが、プロミスのおまとめローンは上限金利17.8%と低めに設定されています。

消費者金融での借入が多い方は、おまとめすることで返済総額を減額できる可能性が高いです。

返済期間最長10年で、上限300万円まで借り入れ可能です。

郵送での手続きは時間がかかるため、即日融資を希望する方には自動契約機での契約がおすすめです。

アイフルおまとめMAX・かりかえMAX

アイフル「おまとめMAX」概要
商品名	アイフル「おまとめMAX」
利用限度額	1万円～800万円
金利	3.0%～17.5%（実質年率）
担保・保証人	不要
遅延損害金	20.0％（実質年率)

アイフルのおまとめローンは、契約手続きをWeb完結できる上にカードレス利用に対応しています。

カードレスなのでカードを郵送で受け取る必要もなく、スピーディーに利用開始できるのが強みです。

大手消費者金融の中でも銀行ローンを対象としたおまとめローンを提供している事業者は貴重なので、銀行ローン込みでおまとめしたい方はアイフルを候補にしてみてください。

返済期間は最長10年までとなっており、借入上限金額も800万円のため、借入総額が高額になっている方にもおすすめです。

SMBCモビットおまとめローン

SMBCモビットのおまとめローン概要
金利	年3.0%〜18.0%
限度額	1万円～800万円
申込条件	満年齢20歳〜65歳の安定した収入がある方
無利息期間	なし

SMBCモビットのおまとめローンは融資上限が800万円と、消費者金融の中では高額融資が可能なので、借入総額が多い方のおまとめに向いています。

他社からの借入額が高額な人ほど金利が低くなるシステムを採用しているので、他社借り入れ総額が大きい方ほど総返済額を軽減しやすいでしょう。

Ｗebですべての手続きが完了するため、なかなか来店する時間をとれない人にもおすすめです。

14:50までの手続き完了で、即日融資も可能です。

消費者金融のおまとめローンは借りやすくて融資が早い

消費者金融のおまとめローンのメリットや、銀行おまとめローンとの違い、消費者金融が提供するおすすめのおまとめローンについて解説しました。

おまとめローンには消費者金融が提供するものと銀行が提供するものがあります。

消費者金融のおまとめローンは審査・融資までのスピードが速いこと、銀行より審査が易しい傾向にあり借りやすいことなどが大きなメリットです。

一方、銀行おまとめローンにも、貸付上限額が多いなどの強みがありますので、自分が何を重視したいかで選んでみてください。